原案帳#20(since 1973-) by会津里花
★表紙へ戻る★  ★#22★  ★#26★  ★セクマイ★  ≪前   次≫   ▲目次▲

2001年11月30日(金) George Harrison 死去 / 『アルプスの牛』

★1・自堕落な一日
★2・風邪引いた……
★3・George Harrison 死去
★4・ちょっと息つき気味?
★5・『アルプスの牛』12/01追記アリ



★1・自堕落な一日

今日は、実は朝から今まで、ほとんど何も食べずにベッドの中でネットの亜空間をさまよっています。

でも、そういう過ごし方、今の私にとって「正しい」ことだと思う。
だって、昨日は怖かったんだもん。
その上、おかしなウィルスメールがたくさん来るし。(合計4通ぐらい)

(ここでもいちおう紹介:Outlook Expressを使っている人、「プレビューウィンドウ」を「表示」から「非表示」にしてね!
そこが「ワームホール」なんだって!
ちなみに、私は感染してなかったらしいです。まだ油断はできないけど……
それとも、時間が経過してからじゃないと動かないウィルス、とか?
そこまではわかんない……)

神経質になっていたのは確か。
ウィルスの名前も「BAD_TRANS」とか言うし(-_-; もうっ。

あと、弟は改名について「うん」とは言ってくれなかった。
ただ黙っているだけ。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・風邪引いた……

↑なんでそんなふうにしてるかというと、もう一つ理由があった。
風邪を引いてしまった……

今ちょっとテレビを見たら、インフルエンザが流行っているのだそうだ。
正直、辛い。

今、ようやくご飯を炊き始めた。
かろうじて、世界が彩色を始める……

この記事のトップへ
ページのトップへ



★3・George Harrison 死去

以下引用--------------------------

末期がんのため余命1週間足らずとされていた元ビートルズのジョージ・
ハリスン氏(58)が29日午後1時30分(日本時間30日午前6時30分)、
ロサンゼルスにある古くからの友人宅で死亡した。
この友人がAP通信に明らかにした。友人によるとハリスン氏は、
妻のオリビアさんと24歳になる息子のダニーさんに看取られて静かに
息を引き取ったという。
ハリスン氏は97年にこう頭がん、今年初めには肺がんの手術を受け、
今年7月にはスイスの病院で脳腫瘍の治療を受けた。その後、
米ニューヨークの病院で放射線治療を受けたが、過激な放射線照射が失敗。
今月22日にカリフォルニア大学ロサンゼル校(UCLA)医療センターで
薬剤治療に切り替えていた。

以上引用--------------------------

なんだか、この記事を受け止められずに、漠とした気持ちでいる。
そうか、ジョージ、とうとう死んじゃったんだ……

この記事のトップへ
ページのトップへ



★4・ちょっと息つき気味?

このところ、悩んでいることがあります。
それは、「メールが出せない/返事できない」ということです。
この間……そう、ここ1週間〜10日くらいの間に、何人もの人からメールをもらいました。
それはとても嬉しいんですけど……
困ったことに、お返事ができません。

なぜなんだろう?
自分でも原因がわからず、でもお返事できないものはできない、という二進も三進もいかない状態。
……悲しいです。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★5・『アルプスの牛』

本当は「お知らせ」のコーナーに書くべきだったのに、
どういうわけか忘れていました。
明日(っていうかこれを書いている今、もう日付が変わって午前3時だよぉ)、

『アルプスの牛』

というお芝居を観に行きます。
(たまたまヒマ、という人、お芝居に興味がある人→詳細はこちらから)

座付き作家の佐藤さんとは、実は学生時代からのお知り合いで、
彼のセンスは私、好きですよ

っていうか、彼のセンスはとても良さそうだなー、となんとなく感じるところは大学在学中からあったのに、
なぜか彼の主宰する「伽藍博物堂」のお芝居を観る機会がなかなかなくて、
ようやく観に行けた、という感じなんです。
身体表現としてダンスや演劇に強い興味を持つようになったのはかなり昔からだけど、
ちょっとエグいけど私は「(自分が)男の体をしているのにお芝居をやるなんて、みっともない」と、
今思えば当然というかミョーなというか自分に規制をかけていたのでした。

12月1日・追記:この記事の中で、微妙だけど重大な間違いを犯していました。
訂正してお詫びします。
『アルプスの牛』というお芝居そのものは、「伽藍博物堂」が上演するのではなく、
「静岡総演劇化計画」という劇団のお芝居なのでした。
(HPがあったらリンク張らせていただきますm(__)m)

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月29日(木) 「産めないくせに」 / 悪意

★1・「産めないくせに」
★2・悪意


★1・「産めないくせに」

タイトルの言葉で、罵倒された。
でも、それで、私はなんだか醒めてしまった。
なーんだ、これ、「オカマと喧嘩する時の常套句」じゃん。
この女、あの連中と喧嘩したことがあるか、さもなければ喧嘩するのを見たことがあるか、どっちかだ。
その程度か。
……私はそう思ってしまったのだった。

でも、言われた瞬間は、ちょっと腹が立ったし、
それで憎しみの言葉が私の中であふれてきてしまったので、
それをここで吐き出してしまおうと思う。

**以下、汚い言葉を書きますけれど、それはこの文章を読んでいるあなたのことではありません**

ちょっと、このメスガキ!
産めるからなんだってえの?!
悪いけどね、こっちはそれも悩みぬいた上でこういう生き方を選んだんだよ!!
あんた妊娠中だかなんだか知らないけど、それをひけらかして勝ち誇ったつもりになってるんでしょうけど、
底が浅すぎるよ!
そんな言葉で私が傷つくとでも思っているの?
産むだけだったら犬猫でも産むよ!
人のこと「中途半端」って言う前に、身の程知らずにそんな言葉で私を責めようとする、
自分の浅はかさを振り返ったらどう?
自分が産むことのできる性だっていうことを大切にしたらどう?
それを私に対する「武器」なんかにするって、あまりにもバカすぎない?
そんな女が、自分の子1人育てるのに、知らないうちに子どもを自分の「道具」にしちまうんだよ!!
あんたなんか、私を罵倒するのに子どもをだしに使うなんて最低じゃないか!!

とてもひどい言葉を書いてしまったので、ちょっと言い訳しておきます。
詳しいことを書くと相手の名誉を傷つけることになるので書きませんけれど、
ある男性がちょっと困ったところがあって、それをわかってくれないと思ったので電話でお話していたのね。
そしたら、突然後ろから怒鳴り始めたのよ、その女。電話の向こう側で。
一瞬、何が起きているのかわからなかった。
どうやらスピーカーフォンか何かで聞いていたらしいのね。
よくよく思い出してみると、
私が「ちょっと、私の言葉をよく聞いて」なんて言ってしまったら、その直後に怒鳴り始めたのだった。
ああ、この言い方、誰かさんと同じ言い方だった。
理解した後は、正直、すごく怖かった。
言葉を暴力として使おうとしているのがわかった。
でも、やっちゃいけないところに簡単に踏み込んでしまうその女は、
はっきり言ってとても哀れに思えた。
(私はもう二度とその女とも、その女の旦那である男性とも、
関わり合いになりたくないです)

賢い男もバカな男もいるように、賢い女もいるけれど、どうしようもなくバカな女もいる。
私は、人間として賢くなければ、と思ってしまう。
決してどこのガッコを出たとか、そういう表面的なことじゃなくて。
肝心なことを見出し、そして、忘れないでいられるような、そんな賢さ。

私は、上に書いた言葉を直接相手にぶつけなくて良かったと思っている。
上にも書いたように、妊娠中の女(? あの女は実は違うかも?)には、何があっても罵倒し返したりしちゃいけないと思うし。
それに、バカなのは、実は私も同じだ。
だって、私自身が自分の子を中途半端に育てかけて、
途中で放り出してしまった女じゃないか。

私は、現実に「母親」になることはできない。
その女が頭おかしくなって怒鳴ったのは無意味だけど、
言葉そのものは確かに私を傷つけるのに十分だと思う。

言葉は女の武器。
それもまた、正しい。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・悪意

悪意がなくても人を傷つけてしまうことは、誰にだってある。
大切なのは、そのことに気づくことではないか。

もしかしたら、あんがい多くの人が、私のことをけっきょく「中途半端なオカマ」と思って
低く見ているのかもしれない。
――え? 「今ごろ気づいたのか」って?
気づいていたら、ここまで来ないよ。

そっか、せめて他のいろんなことがらについて、中途半端でいるのを止めないと。
「性同一性障害」と「中途半端な生き方」を、ごっちゃにされたらたまんない。
他の当事者にも迷惑だ!
人に侮られるような生き方をするのは。

……それにしても、世の中には
「こちらには悪意がなかったんだから、それを誤解して悪意あるもののようにとるそちらが悪い。
でも、許してあげる」
という人がいる。っていうか、多いし、もしかしたらそれが「常識」なのかも。
自分の心を守るための「常識」……っていう言葉、私はあまり良い意味で考えてないんだけど。

でも、それを言うなら私だって悪意はなかったのに元パを傷つけてしまったことがある。
彼女はそれを許してくれようとしても私に対する恐怖とか不信とかは払拭できないだろうし、
何よりも私自身が自分のことを許せない。
いくら悪意がなかったからって、相手に拭い去れない恐怖を植え付けるなんて、最低。
(って、私はあまりにも自罰的にものごとを捉えすぎるし、そういうことを臆面もなくこういうところに書きすぎる。
きっと、「私はそんなことゼッタイにしない!」と勝ち誇ったように思う、気が付いていないだけの人がいっぱいいるんだろーな。
「おまえと一緒にするな」と思っている人、要注意だよ)
実際は、たぶんそれに等しいか、満たないにしてもそれに近いほどの代償を、私は払っていると思う。
代償はあくまで代償でしかないけど……
だからこそ許せないとしか思えないんだけど……

人は誰でも、自分に対してどうしても許せないことの一つや二つや三つや四つや……数限りなくあるはずだ。
きれい事で生きるわけにはいかない。

ただ、きっと、もう一つ大切なのは、「罪を憎んで人=自分!を憎まず」なんだろうな。
私にはまだ、できないけど。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月28日(水) 明日のバイト / 戸籍の性別変更

★1・明日は朝7時からバイト!
★2・戸籍の性別(続柄)変更について



★1・明日は朝7時からバイト!

明日は、朝の7時からバイトだ。
店長さんが気を使ってくれたのだ。
「どうしても朝、起きられないのなら、起きててそのままバイトに来て、終わってから帰ればいいじゃん」
……し、しまった。
そんなの、無理だよー。
私が朝の9時に起きられない、っていうのを聞いて気を使ってくれたのだとしても。

でも、「朝の7時」って、他にも意味がありそうだし……

うう(-_-;

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・戸籍の性別(続柄)変更について

ううーん、どうしても気になる。
あとで誰かに聞いてみよう。
現行法では

戸籍の性別変更=戸籍上の続柄変更(これに基づいて住民票などの「性別欄」の記載が決定される)

ということになると思うんだけど、そうしたら当然、自分に兄弟姉妹がいる場合、
自分だけじゃなくて兄弟姉妹の続柄も変わることがあるのよね。
特に、自分より年長ではなく、年少の弟・妹がいた場合。
これって、とても偏ったことになってしまうのでは????

たとえば、私の場合、兄や姉はほとんど実害を被ることがないのに、
(特に兄も姉も母が異なり、戸籍謄本なり抄本なりに私の名が出てくることはまずないと思う)
私の弟は、現在「次男」なのに「長男」と「変更」されてしまう。
それも、本人の意思に関わらず。
……あ。彼の意思は当然確認されるんだわ。

どーも私には、現行法での戸籍の性別変更は、認められることがないように思われてならない。
だって、影響とかがあまりにもちぐはぐで、「現実」……つまり実生活とは本来何の関係もないようなことで
利害関係が発生してしまうんだもん。

ううーーーーん……
はっ、そうだ!
大島俊之『性同一性障害と法律』だったかな? あの本に何か書いてあるかも!

明日、読もう。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月27日(火) ばりゅちゃ〜〜ん…… / 道路に舞う落ち葉

★1・ばりゅちゃ〜〜ん……
★2・道路に舞う落ち葉



★1・ばりゅちゃ〜〜ん……

ばりゅちゃん(Valuestar)せっかく450MHzで2GBで64MBなのに、すぐにUSB接続のことを忘れちゃうんじゃ、
しょうがないじゃ〜〜〜ん(/_;)。
いくら言っても頑なに悪い癖を改めようとしないのは、持ち主に似たつもりなのかもしれないけどさー……(自分で言うなよぉ(-_-;)
そんなわけで、オンラインはもっぱら
ばいおくん(VAIO)266MHzだし1GBで32MB(らしい;詳しい仕様はよく見てない……)にお願いしまーす_(_^_)_

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・道路に舞う落ち葉

今日は風の強い日だった。
バイトに行く途中、昔大学だった公園の横をいつも通る。
そこを通るとき、道路の上をたくさんの落ち葉がくるくるとつむじ風のように舞っているのを見た。
からっとした感じのよく晴れた空は、この地方の「冬」に特有の光景だ。

季節が巡っていく。
また、冬が近づいてきた。
多くのことを考えてしまう、冬が……

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月26日(月) やれやれ。 / 菊池桃子と工藤静香

★1・断片集;やれやれ。まだおきてる
★2・断片集その2



★1・断片集;やれやれ。まだおきてる

眠れない理由
けっきょく、Uくんにお誕生日買ってあげてないのが、眠れない+お風呂入って清潔にすることができない+外に出られない の原因なのよね。

Fくん、バンドのセッションから帰ってきて
弟とイケナいカンケイになるつもりはないけど、
いつもは「巨大な羊」か「クマのぬいぐるみ」としか思えないFくんが、
久しぶりに友達に呼ばれてセッションに行って帰ってくると、
ちょっとだけ「野獣」みたいな雰囲気を漂わせてるのが、ちょっと素敵。
彼と私は「ベースとドラムの関係」なのよ〜……って、だからどーした?

ウチナーグチ
私にとって、外国語というか方言というかのぎりぎりのところにあるような言語。
でも、フランス人にとってのスペイン語とさして変わりはない。
ウチナーグチ、覚えたいな。
ちゅらさー、って言ってもらえたら嬉しいかも。

萩尾望都『この娘うります!』
2ch見てたら話題になってて、思わず読み返してしまった。
お金がないときは「再読」に限る。
……で。
この作品、ゼッタイ永井豪とか手塚治虫とかの「性教育もの」に影響受けてる、と思った。
今でこそ「女装」なんて目くじら立てるようなことじゃないけど、
1975年には十分すぎるほど刺激的だったと思う。
そうして、「男か女かわからないキャラ」が、ジェンダーの隙間を橋渡しするのだ。

萩尾望都『みつくにの娘』と『マージナル』
キラが氷漬けになっているシーンの原形は『みつくに』で女の子が地下水脈の中を漂っているシーンに描かれている。
『みつくにの娘』は、手塚(『どろろ』かな?)とか白戸三平、更に太宰治まで思い出させられて(『魚腹記』)、感慨深い作品なのに、けっこう忘れてしまっていた。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・断片集その2

書いた時間帯がぜんぜん違うので、別のタイトルで書いたけど、
なんかあんまりかわりばえしないなあ。


炬燵を出した。
食材を来てくれるサービスのひとが、実はバンドでボーカルをやっているのだそうだ。
わあ、びっくり! という感じ。
けっこう多いのよね。
私もやりたい……かなあ。

ご飯を炊いたらJanet Jacksonを借りに弟と一緒に外に出ようかな……なんて思ったけど、
寒いし、ひっきー癖がついちゃってるので
けっきょく外出はしないんだろうな。

お芝居のお稽古、覗きに行きたいんだけど。
それもままならない。

あっ。そういえば、昨夜、お薬飲んでない。
どおりで、体がいくぶん軽い感じもするけど、
その一方ですぐに眠くなっちゃったり、体を動かす気になれなかったり
するわけだ。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★3・菊池桃子と工藤静香

菊池桃子と工藤静香の出ているドラマ(再放送)を見た。
いつ頃の作品なんだろう?
やや古め。
私はここ20年ぐらい、あんまりドラマとか見てない。
元パがいくつか見ていたけど、私はそれどころではなかった。
……くすんっ。
ああ、それはともかく、菊池桃子と工藤静香の組み合わせって、
私にはとっても興味ある。まあ、ちょっとくだらないことだけど。
ぱっと見、すごく似てるように見えたのね。
二人の顔というか印象というか。
で、気が付いた。
ああ、そうか。
二人とも、B型じゃん。
お話そのものは、姉と妹の「共依存」そのまんま、って感じだった。
最近だったら、きっとかなり多くの視聴者から
「なんであの姉は妹にあれほどべたべたと介入しなくちゃいけないの?」
と突っ込まれるだろう。
男の姿が、あまりにも弱々しく、因習に縛られて、惨めったらしかった。
つい5年か10年ほど前までは、ああいうタイプの男がかっこよかったのか。
それやこれやのことで、このドラマは「古い」と思ったし、
だから私は「男であろうとする」ことに見切りをつけたんだし、
最近菊池桃子って見ないけどどうしたんだろう、とか、
ちょっと興味を持って見てしまったのだった。

なんにも知らないのはみっともないと思って
菊池桃子さんを検索してみた。
公式HP、めっけ。
PARFIT PRODUCTION - 菊池桃子
……なあんだ、この子もお母さんになったんじゃないの。
おめでとう
工藤静香も菊池桃子も、「理解できる」という点で嫌いじゃない。っていうか、割と好き。

工藤静香さんは絵を描いたりキムタクと結婚したりお母さんになったり……
なんだか、割とチェックしてるな。私。
ついでにこの人のHPも探してみようか。
工藤静香
あらっ、おニャン子とかのファンのHPとかばっかりみたい……
まあいいや、彼女の絵についてのHPもあるみたいだから、あとで見てみよう。
(歌もまあ良かったけれど、私は彼女が絵を描くことのほうにより興味がある)

まあ、B型の女の子って、感覚的に近いものを感じるから、
ついつい「あんなふうになりたいな」と思いやすいのかもしれない。
私は、でも、かなりタイプの違う女なので、あのとおりになりたいとはもう思わない。

人と比べてどうというのではなく、自分らしい自分を、これからも目指したいな。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月25日(日) 「特集・私のSEX」 他

★1・「特集・私のSEX」
★2・嬉しいメール
★3・自信〜先へ進めそうだ



★1・「特集・私のSEX」

あーあ、もうっ。
原稿用紙に20枚分くらいは書いたのに。
気に入らないからぜんぶ消しちゃった。
だって、長ったらしいんだもん。
まとめると、これだけ↓なのに:

今日は午前中から『YOUNG YOU』と『別冊YOUNG YOU』を読んでいる。

絵柄がどうのこうの(これが長かった(;_;))

岩館真理子の作品と再会して嬉しかった。

『別冊』で「特集・私のSEX」というのを組んでいて、それがとても面白かったし、共感できた。


もちろん、タイトルからもわかると思うけれど、いちばん書きたかったのは四つめので、
キム・ミョンガンという「性人類学者」(ってあんまり聞いたことない肩書きだけど今の時代はアリなのよね、きっと)のエッセイも入っている
ものだった。

とりあえず、男のセックスが「ペニス」中心で、「ヤリたい」「イク、出ル」をターゲットとして成立しているのが基本で、
女のセックスは行為と関係性中心で、決して自分の体がどうこうっていうのがターゲットにはなっていない、
ということを再確認できた。

でも、それ、一つ補足したい。かなり嫌〜な補足だけど。

生まれたときから心の性が、なんていう人がいるけれど、
「心の性」なんて内外性器が胎児の第何週だかまでは決まっていないのと同じで、
「生まれつき」はせいぜい素質があるくらいで、決まった「性自認」なんてないと思う。
むしろ、身体的な第二次性徴が心にフィードバックすることによって性自認が形成されていき、
一般的には体に合った性自認が成立するのだと思う。
そのフィードバック機構は、ちょうど心と体の中継地点ともいえる、
「視床下部」「脳下垂体」のところで機能しているのだろう。

それが、私なんかも含めて「捩(ねじ)れる」のは、
フィードバック機構を阻害する何らかの要因があるからだろう。
その要因は、もしかしたら内的要因(一方の性としての第二次性徴が弱すぎる、とか)だったり、
あるいは外的要因(母性や父性を著しく損なった家族環境、とか)だったりするのだろう。

私は、自分が「男として十分社会適応できるだけの体」を持っていたことを自覚している。
心については、だいぶ無理はあったけど、常に外界と心の中を「翻訳」しながらやっていくことで、
どうにかできていた。
かなりゆがんでいたと思うけど……

耐えられなくなったのは、
私のホルモンバランスが私を犯す
ことに対してだった。
そう感じてしまったのは、もしかしたら先天的な「体の感じ方」のせいかもしれないし、
子どもの頃に受けたらしい(?)性的虐待のせいかもしれない。
あるいはそれとも、少ーし危ういところはあったけれどなんとかもっていたのに、
それを決壊させたのは、けっきょくは結婚生活の崩壊だったのかもしれない。

書いてて、だんだんむなしくなってきた。
だって、これ、何度もおんなじこと書いてるのに。
これじゃまるで「ネタ」じゃん。

まだ読んでない作品、読んでしまおう。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・嬉しいメール

最近知り合いになったある人から、かなり嬉しいメールをもらった。
許可などもらってないのでそのまま引用するのは避けるけど、
ひとことで言えば

何も言われなければフツウの女性だと思ってた!

という内容だった。

以前、自分でこんなことを書いていたのを思い出す。

パス、リードを考えるとき、いちばん最後にパスする相手は『自分』だろう

もしかしたら、確かにそのとおりかもしれない。

……それにしても、私はもしかしたら男だった頃と同じ過ちを繰り返そうとしているのかもしれない。

私は、(後から思い出すんだけど)実はけっこう「カッコイイ男」で、まわりの女の子たちからモテていたらしい。
そう言われてみれば、そういうフンイキがまわりにちらほらとあったかも……と思うのだけど、
もともと「男である」ということを自分で認めていなかったのだから、
「男として女の子にモテる」なんて、正直鬱陶しくて仕方なかったし、
たぶんそういう気持ちから、そういうフンイキを「気のせい」とか「なかったこと」にしていたみたいなのだ。
あと、私のことを「カッコイイ」とか言う相手に対しては、それでデレデレした顔をする私を見て
「ホラ、こいつバカだよー、真に受けてやがる」
とバカにするつもりだろう、とか思っていた。
(だって、いちおう誉め言葉だというのはわかっていたから
誉められたら喜んでやらなくちゃいけない、とかおかしな捉え方はするのだけれど、
どう喜んだらいいのかわからず、中途半端にデレデレした顔するしかなかったんだもん(/_;))


でもまあ、「男がわかる女」は、私がどこか「男ではない」のを見抜いていたようで、
私が憧れるようなタイプの女の子、というより女の「人」からは、私は相手にされていなかった。
私はそこだけはしっかり認識していて、
「やっぱり男としてはダメなんだ」
と思っていた。

ううーん、でも、別に、憧れる女性っていっても、付き合いたいとか思わなかったし。
強いて言えば、やっぱり「あんなふうになりたい」っていうのが正直な気持ちだったっけ……
しかも、そのすぐ裏側のあたりに、「でもオマエ(=自分)、どうせ体は男じゃん」とかいう皮肉たっぷりの付箋が
べたーっと張り付いていたんだけどね。

あの頃の過ちと今とで、たった一つだけ違うところがある。

「フツウの女性だと思っていた」という言葉を、今の私は決して「なかったこと」にはしない。

(あーよかった。今度の記事はまとまりがいいや)

この記事のトップへ
ページのトップへ



★3・自信〜先へ進めそうだ

上の記事のつづき。

私、自信を持てそうだ。
要するに、女の立場から小説書けばいいんじゃん。
「元オトコ」とか「だからいやらしい」とか考えずにさ。
まあ、周りから見たら「(?_?) なんでそんな拘り方する??」と思うだろうけど。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月24日(土) 「土曜日」ということ / むかついた理由

★1・「土曜日」ということ
★2・むかついた理由



★1・「土曜日」ということ

過去に関する原案帳に、
1992年11月21日(土) 愛してる。
という記事をUPした。

実は、書き込む前に書き込み欄を開いてみたら、曜日が「土曜日」になっていて、
とてもびっくりしてしまったのだった。

なんという偶然!
私のお誕生日も、同じ「土曜日」だ。

はっきり言って、「あーわかったわかった(つきあってらんねーよ)」という感じのことがらだけど、
今の私は、そんなささいなことでも、とてもほっとしてしまうんです。



あと、私はよく「世代論」みたいなのに拘るけれど、
父:1910年生まれ
(10歳差)
母:1920年生まれ
(40歳差)
私:1961年生まれ
(31歳差)
子:1992年生まれ
と、(実は少しずつずれているけれど)だいたい「〜十歳離れている」と見てしまうことのできる年齢差なのだ。

Uくんが生まれたとき、父は生きていれば82歳だったことになるし、
生きていた母は72歳だった。
母は、自分の血のつながった孫がそんな高齢でようやく授かったことを、とても喜んでいた。
(彼女は自らの戦争体験から自分が「生きている」だけでもとても感謝し、
さらに私や弟という自分の「子」が高齢出産ながら授かったことにもとても感謝していた。
感謝だけで全てが終わってしまってもいいほど、感謝していた。
それはほんのちょっと羨ましい気もする。
でも、実は母は「感謝」にすがりついていたのだ、ということを、
今は少し醒めた目で思い起こしている……)



そうそう、この日記の機能を使って、父と母の生まれた「曜日」を出してみた。
あんな昔のことなのに、わかるのかしら……??

あ。出た。
父は「日曜日」、母は「木曜日」の生まれだった。

元パの「誕生曜日」は、調べなくてもわかっている。
「日曜日」だ。
だって、私と8日しかお誕生日、違わないもん!
1週間は7日で、私が「土曜日」なんだから、彼女は「日曜日」よ。



私と元パは、とても似たところと、とても違っているところがあった。
でも、全体的には、かなり似ていると思う。
だからこそ惹きあって結婚までしたのだろう。
でも、「似て非なるもの」は、「水と油」よりも難しい面があるのかもしれない。

私が心の中で、自分でもほとんど気がつかないくらいに思っていたとおり、
最初から同性だったら、適度な距離がとれて良いお友達になれたかもしれないのに。

……ああ、そうだった。過去は「変えられないもの」の世界に属するんだっけ。

いつまで引きずるつもりだろう。
足にまとわりついて、すっかり前へ向かって歩けなくなっちゃったじゃないの。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・むかついた理由

今、ソリティアやってたら、気が付いた。
そっか、やっぱり「アンチ萩尾望都スレッド」なんて見たから、
自分の気持ちにあんまり素直じゃない、っていうか、
まだはっきりと「萩尾批判」したり聞いたりするのに慣れてないから、
それで落ち込んだ気分になっちゃったんだ。
もうバレてるかもしれないけれど書き込みもしたし。
しかも、自分で自分の足にけつまづくようなことしてるし。
バカみたい。

なんにも食べてないなあ……
なんか、他の掲示板とかでも、ちょっとヘンなこと書いてとまっちゃってるみたいだし。
私のせいだけじゃないんだろうけど。

ああ、なんか私、今、やっぱ、おかしいよ。
文章も、おかしな倒置とかばっかりして、文法壊れたり捩れたりしてるし。

今日、土曜日だよね。
ああ、そうか、それは上にも書いたっけ。

さっき、ばりゅちゃん、私が何にもしてないのに突然「再起動」した。
とってもコワカタ。

2ch文法。
だいぶ慣れてきた。
でも、それ自体、まだまだ怖い。

化石になってるような気分。

お金がない。

なのに新設した「お知らせですよ〜」のコーナーにはあちこちに出かけることなんて書いてるし。
こういう私のちぐはぐさに、憤りを感じる人も多いだろう。
自分でも、また自分が許せないような気になってくる。

……でも、でもさ。
塞ぎこんでても仕方ないじゃない。
前にも書いたけど、……っていうか、前は書かなかったことまで書くけど、
私にとって「秋」は鬱に入りやすい怖ーい季節でもあるけれど、
同時に何か新しいことに取り組み始める季節でもあるの。
そうして、意図があってもなくても、私が秋に始めたことは、
いずれにせよ私自身の価値観にそったことばかりなのだ。

実は、私は「自分の思ったとおりに生きている」。

そういえば、テロ戦争以来の世界の情勢も、
私がテロ直後に「私の思いとはかけ離れてしまった」などと書いたけれど、
なんだかんだいってほぼ私の思ったとおりに収束しつつあるようだし。
ただ、アメリカが介入しないで現地の民族が互いに納得できるまで、
なんていったら、下手をするといつまでたっても終わらない「血で血を洗う争い」
になってしまうのだ、という現実も、はっきり見せられた。
イギリスのIRA闘争なんかがあれほど熾烈で陰惨だったのは、
強力に介入する第三国がなかったからかもしれないし。
今はだいぶ、様子が変わってきたけど。

でも、それでも当人たちが納得できるのであれば、
悲しいけれどまだましなのかもしれない。
少なくとも、(もちろん私もそうだけれど)イスラムのことなんか
これっぽっちもわかっていない(たとえば「ラマダン中も戦闘を継続する!」と叫ぶ大統領を戴くような)「強い国」が
強制的に民族の抱える矛盾を「なかったことにして」
「平和」を押し付けるよりは。

それでは、弱者が真っ先に滅ぼされていくじゃないか、というのは
言われれば返す言葉がない……
私は「偽り」であろうと「戦闘状態」よりも「平和」が好き……
戦争は、マッチョだったり空間把握に長けたりして戦闘能力がより勝る、
「オトコ」のためのものだから。
いくらオトコばっかり生き残っても、人類は生き残れはしないから。

あーあ、けっきょく自縄自縛。
二つのことをいっぺんに言って、それがまるで正反対なんだもん。

なんなのよっ。>自分

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月23日(金) 「過去に関する原案帳」 / ねむい。

★1・「過去に関する原案帳」
★2・ねむい。



★1・「過去に関する原案帳」

この新しい「原案帳#20」には、
過去の日付の日記を新規に書き込む
という、とってもありがたいような、余計なことしたくなるのでありがたくないような?!
機能がある。

で、ここを始めてしばらくしてから、自分の生まれた日付の曜日を確かめたくて
(いちおう「土曜日」ということは知っていたけど)
その日に書き込んでみたら、なんだかそれから過去の主だったイベントをどんどん書き込んでいってしまった。

でも、新しい記事を主体にするつもりの「原案帳#20」にとって、目次の下のほうに私の生年月日がいつも出ているのは
正直なところ、恥ずかしいっていうか、みっともないっていうか。

なので、新しくもう1冊、「原案帳」を作ってしまいました。
題して
過去に関する原案帳

↑ここからも行けるけれど、「10月30日」のところに「過去への扉」というタイトルの記事を設けたので、そこからもとべます。
っていうか、こっちにはそれ以前の記事は書き込んだり転載したりしないぞ、という意味もこめて。
(でないと勝手に「過去を改竄」してしまいそうで、コワイのよー(;_;))

……というわけで、今日は意味のあることができたので、お風呂に入って寝ます。
(久しぶりにお風呂を沸かしたの)

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・ねむい。

ねむくてたまらない。
今日は寝よう。

本当は、いろんな人とお話したいのだけれど、
ちょっと、もう、むり。
だって、「昼型」の生活と「夜型」の生活を、
両方とも無理してやっているみたいなんだもーん。

*注:日付はもう変わってしまったけど。
で、私、多くの友人ができつつあることに感謝しつつ。


あっ、そうそう、「お知らせですよ〜〜〜♪」というページをつくったので、それだけは告知。

お知らせですよ〜〜〜(^O^)-

よろしくねっ

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月22日(木) 手紙 / 赤ちゃん / The Rose on Air

12月15日に新宿にライブを見に行きます♪
よかったら一緒に行かない?


★1・手紙
★2・赤ちゃん
★3・The Rose on Air
* 地の文 *



★1・手紙

以前の同僚に、こんな手紙を出した。

-----------------------

じゃっきーです。 
大変なことになってしまったんですね。 
私、やさしくて正義感のあるRちゃんは大好き。 
でも、暴力に走ってしまうRちゃんは、どうしても好きになれません。 
でもでも、何が正しくて何が間違っているかを冷静に区別して判断できるRちゃんは、大好き。 
好きのほうがポイント高いから、Rちゃん好き♪ 
(以下略)
じゃっきー w/love

-----------------------


本当のことを言うと、もっと強い調子で言ってしまいたかった。

「どんなにあなたの意図が正しかったとしても、
暴力をふるってしまうことは絶対に間違っています。
あなたの正しかったはずの意図までが、間違っていると決め付けられてしまうからです。
そうしてそれは、元に戻すことはできないし、
後から「あれでよかった」と訂正してもらえることもないでしょう。
それはあなた自身の責任で償い、できれば今後二度とあのような暴力を使わない、
と誓ってもらいたいほどです。
もっと言えば、暴力に訴える前に、それを避けて言葉や頭でどうにかすることを
必ず優先する、ということをこれからは身に付けてもらいたいです。
それができないあなたではないのだから。……(以下、言っちゃえばまだまだあるだろうけど、きりがないから略)


でも、こんなしつこいことをごちゃごちゃ言ってしまっても、
むしろ相手には伝わるはずがないと思って、やめた。
頭の中にたまっちゃったので、ここに吐き出します。

元気でいてほしい。
とても良い人なのはわかっている。
夢をかなえてほしい。
……

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・赤ちゃん

#そういえば、お店のママの名前って、
# もしも私に二人目の子供ができたらつけたい名前そのものだった。
# でも、実際は、二人目の子供は流産してしまったのだった……
# そういうことが、パートナーをいたわることではなく、
# 自分が自分のことだけ考えて自分勝手にトランスする、という
# 「逃げ」にしかつながらなかったことが、悲しい。

# でも、白状するけれど、私は自分がそうでありたかったような「性」を持つ子が
# ほしかったのだった。
# 妊娠初期にテストステロンの働きを阻害する薬をパートナーに飲ませてでも……
# もちろんそんなこと「バカな空想」だけで終わるに決まっていたけど、
# そんなことを考えてしまう自分が恐ろしかった。
# あの頃は、ひたすら「自分がトランスする」なんてことは空想や犯罪以上に
# 不可能なことと考えていたし、何よりも
# 「いーじゃん。いちおう男としてパスしてるんだから、死ぬまで我慢すりゃいいじゃん」
# としか思っていなかったのだった。

# まるでそんな犯罪的な空想を見透かすかのように、
# 2番目の子は「死んで生まれた」。あるいは「生まれたときにはもう死んでいた」
# 確か私の冷酷な態度が原因だったはずだ。
# 少なくとも、彼女は私に言った。「あなたが殺したのよ
# そこまで言われる筋合いはない、と私は心が凍りつく感じを味わいながら、思った。

# でも、その一方で、私は奇妙に冷静に、おかしな理屈をでっちあげていた。
# 「この子は音楽から生まれたわけじゃない」
# 「仕事を一生懸命やっていくということで、私は男になれる(かもしれない)」
# と思ってできた子だったと思う。
# それなら、不本意ではあるけれど、子どもに対して「父」であることができるかもしれない、
# そう思ったのだろう。
# それは所詮、自分をないがしろにする、甘えた妥協でしかなかったのだろう。

# それに、生まれてから名づけようとしても、また彼女の実家(姑)から
# 私の「常識」ではとうてい考えられないような妨害を加えられ、
# 私は今まで以上にあの「家」に取り込まれていって、
# 自分が「譲れない」と思っているような価値観をどんどん手放していくことになるんだ、
# そうやって自分はどんどん「自分ではないもの」になっていく、と思ったら……

# あれは、1995年だったか、1996年だったか。
# 私がまだ、予備校の小中学部にいて、いつもいつもなぜか明け方ごろまで
# 教室や本部に残って「予習」だの「採点」だのしなくてはならなかった、
# そんな頃だったのではないか。
# 業績は上がらず、パートナーからは業績と収入の少なさを責められ、
# 私は追い詰められていた。

# そうして、その年(かその次の年)の春か秋ぐらいに、
# 暴れる上司を取り押さえようとして殴られ
# 「おまえはオレの女房と同い年なんだな」と言われ、
# その人の「男のにおい」にくらくらしそうになっていた私を
# 目覚めさせてしまったのだった。

# 私は自分が自分でないものになってしまうのを食い止めなくてはいけないんだ。
# そのためには、隠しとおして生きようと思ってきた「本当の自分」を、
# 何らかのかたちで外に出してやらなければいけないんだ。
# と……


子どもにつけたかった名前は、ジョン・レノンの言葉にちなんで
自由の「」をつけた名前
平和の「」をつけた名前
の「」をつけた名前
3人そろえばいいなあ、と思っていた。

私の遺伝子は、最初の一文字にだけ受け継がれた。
彼は理由もわからなくなっているのにそれでもまだ人を縛り付けている、
なんだかよくわからない価値観から「自由」であってほしい、と思った。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★3・The Rose on Air

昨日……日付では一昨日……の火曜日、たまたま見たドラマで、
私の大好きな「The Rose」をパンパイプの演奏でBGMに使っていた。
私は「へ〜」と思った。
もちろん、この曲はアニメ『おもひでぽろぽろ』のエンディングで都はるみが歌ったバージョンもあるし、
むしろそちらのほうが有名だし、
まさか私宛のメッセージなどであるはずがない。
でも…… お店にいたおかげで、実は有名な人がこっそりお客さんとして見えていたこともあったから、
もしかしたらそういう人たちの口伝で、「The Rose」という曲への思い入れが
伝わっていったのかもしれない。
私の思い入れなんか知らない人がたくさん聞くのでも、いい。
私は、この曲が多くの人の耳に入ることを、誇りとさえ思う。
なぜなら……
私とパートナーが、1981年、82年、88年、そうして90年代にもう一度、
全部で4回「出会いなおす」ときに流れていた曲だから。

私は、愛が「薔薇の花」であり、あなた(私)が「一粒の種」であることを、

信じます。

この記事のトップへ
ページのトップへ


* 地の文 *
ここまでの記事は、
私の子のお誕生日である「11月21日」のために書きました。
きっと本人がもう少し大人になってから読んだら、
いろいろとショックを受けるようなことも書いていると思うけれど、
私は彼が自分のこと、自分の父親でありながら女性でもある私のこと、
いつか必ず理解し、彼自身の存在に自信を持ってくれるであろうことを、
信じています。

もちろん、私のことを知れば知るほど、憤るかもしれない。
彼の周囲で私のことを「とんでもないやつだ」という人が多くて、
彼も私をそのように見てしまうかもしれない。
それに対して、私は最低限の支えにさえなれないし、反論もできません。
でも、彼はきっとそれらの壁を乗り越えて、
安心して世界と関わりをもつことができるような人間へと育ってくれると
信じているのです。
なぜなら…… 私の子だから(子宝)。

私は彼の人生に多く干渉してはいけないと思っています。
私が彼が進もうとする手前に立ちはだかって、あれこれコントロールするのは
あまりにも危険だと思うからです。
でも、私の生来の素質と元パの厳しい躾によって、彼はつかんでくれるでしょう。
変えられないものを受け入れる落ち着き と
変えられるものを変える勇気 と
両者を見分ける賢さ を。


ページのトップへ

2001年11月21日(水) 罪悪感

★1・罪悪感
★2・Affirmation



★1・罪悪感

また、人を傷つけてしまった。と、思う。たぶん、きっと、そうだろう。
(詳しいことはここでは書かないけれど)

自分を客観視できていないから、自分がどういうことで過敏に反応しているか見えなくて、
突然自分が傷ついてしまうことに、びっくりしてしまうのだった。
そうして、私は取り乱した反応をして、こんどは相手を傷つける。

今日はメールも電話もない。
私が拒絶しているようなところがあったからだけど……

誰も声をかけてくれないと、さびしい。

傷つけあっている人との人間関係を、どうすればいいのか、考えないと。
でも、今は考えたくない。
考えられない。

『赤毛のアン』を読みながら、あるいは『COMIC YOU』を読みながら、
心を落ち着けて寝てしまいましょう……
デパスでも飲んで。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・Affirmation

『今日一日のアファメーション』(西尾和美・著、ヘルスワーク協会)より

以下引用--------------------------

自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。


11月21日 心の痛みや傷を受け続ける必要はない

 自分が心の痛みを感じたときや、心の傷を受けたとき、少ししりぞいて自分を見なおしていますか。これ以上痛みを受け続ける必要があるかどうか再考していますか。

「ああ、もうこんなにいやな気分になるのはイヤだ、傷を受け続けるのはやめよう」と、健康な人は痛みのメッセージを受け取り、行動を変えていきます。共依存の人や、愛しすぎる男や女は「ああ、いやな気分だ、疲れてしまった。でも、何とかもっと努力すれば大丈夫かもしれない」と、ますます努力を増して痛みに向かって突進していきます。そうするともちろん、ますます心の傷は大きくなり痛みも度を増します。こうして続けるうちに感覚がマヒして、いったい誰の感情か感覚かわからなくなってしまいます。あるいは異常に敏感になって、ちょっとしたことでも大きく反応し、いつもビクピクして暮らすことになってしまいます。

 心の傷や痛みを感じたときは、早めに一歩しりぞいて、自分を見つめなおしましょう。これ以上痛み続ける必要はありません。

以上引用--------------------------

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月20日(火) Affirmation / 相対音感 / 音楽2題

★1・Affirmation
★2・相対音感
★3・「キリンジ」
★4・ラヴェルは「T's」?!



★1・Affirmation
『今日一日のアファメーション』(西尾和美・著、ヘルスワーク協会)より

以下引用--------------------------

自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。


11月20日 過去のつらい経験から学ぶ

 共依存の人やACの人の中には、ハラハラする生活や人間から少し離れると、心の痛みやつらかったことなどをすぐ忘れてしまう人がいます。あれほどなぐられたり怒鳴られたりして、みじめな生活をしていたのに、楽しかったことや相手の良い点ばかりが思い出されます。

 このような人たちは、相手が少しやさしくしてくると、あわれんで過去のひどい言動をすぐ許してしまいます。何度も許して、また一緒にくっついたりしますが、その都度同じ虐待や、みじめな人間関係を繰り返します。過去のつらい経験から学ぷことができず、違った行動ができないのです。

 過去の経験から学ぷために、ジャーナル(日記)をつけて、相手のひどい言動や、そのときの悲しさなど自分の心の動きを記録にとっておくとよいでしょう。相手にまた、ひきつけられそうになったら、このジャーナルを取り出して読み返してみましょう。

以上引用--------------------------


この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・相対音感

私「絶対音感」あるかも。
ううん、ないけど、二つの音があれば必ず、
その二つの音の関係=和音(度数)はわかります。
だから、私も「二つ以上の音楽をいっぺんに聞かされる」のはダメ。
だって、それぞれに音楽としての秩序ある和音(他にリズムとかメロディーとか)で
成り立っているのに、二つが混ざり合ったら、新しい、しかも無秩序な……というより
「無数の秩序がある」音になってしまって、
とっても大変なんだもん。
和音、っていうか二つの音を「度数」という関係性でいつも捉えてしまうことなく、
それぞれの音をそこにあるがままに受け止めることができれば……

って、↑これ、「音」を「心」や「人格」に置き換えたら、
まるで人間関係についてのお話みたい。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★3・「キリンジ」

NHKのポップス番組で「キリンジ」というバンドを紹介していた。
なんとなく聞くともなく音を聞くと、昔……25年ほど前かな?……
私がよく聞いていた「ティン・パン・アレイ」というのを思い出した。
その時代には、一部では割と話題になっていた……
「はっぴいえんど」のメンバーだった細野晴臣(タイタニックに唯一乗船していた日本人の孫)とか鈴木茂とか、
あとユーミン(旧姓・荒井由美)のダンナさんのマンタこと松任谷正隆とか、
80年代にアレンジや作曲で有名になったベーシスト・後藤次利とか、
ボーカルに南佳孝とか……
なんかすごいメンバーだったのだ。
音楽性は、「歌謡曲」「フォーク」「ロック」ぐらいしかなかったジャンルに合わない、
まさしく「ポップス」だった。
あの頃は、今思うと不思議といえば不思議だけれど、「ふつうのポップス」は「少数派」だった。

「キリンジ」、ああ、なんだか懐かしい音。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★4・ラヴェルは「T's」?!

また「NHK−FM」ネタ。
番組の名前がわからない(←って調べりゃいいじゃん(^^;)けれど、
さっきからずうっと、作曲家ラヴェルの曲を紹介している。
けれど、ラヴェルの人となりを紹介している出演者が言うには……
「ラヴェルって背が小さかったらしいし、服装にも拘っていて、
アメリカ公演の時にはパジャマを20着ぐらい持っていったらしいし……」
他、なんかお人形さんを集めるのが好きだったとか(?)、ちょっと覚えてないけど
そんなことを言っていた。

……って、じゃあ、ラヴェルって……「T's」傾向があったの?

わあ、わかるぅ…… ぜんぜん唐突に聞こえないよ、そういうのって……

だって、ラヴェルの曲から聞こえてくる世界って、
まるで少女漫画みたいにキラキラしてるんだもん。

よく「音楽家はT'sがかっている人が多い」みたいなことを言われるけれど……
あ、違うな、「男性音楽家は女性的な人が多い」って言われるんだ……
女性音楽家が男性的、ってあんまり聞いたことない……
職業として「男性」音楽家が多いのは、「職業」だからだよね……

それに、私じゃなくても「T'sの感性」を音楽に託そうとする「男性」って
多いと思う……

あらら、ダメだ、番組の中でおしゃべりしている解説が、
みんなT'sと絡めて聞こえてしまう……

(あらら、文体がほとんど「……」で終わる文になってしまっているわ)

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月19日(月) このところ。 / 鬱だ…… / ホワイトノイズ

★1・このところ。
★2・鬱だ……
★3・ホワイトノイズ



★1・このところ。

ここ2日ほど、原案帳の新規記事の更新がない。
(↑「? 昨日の記事はあるのに?」と言われそうだけど、
書き込みの時間は「16日のつづき」という感じ)

決して何もなかったわけではない。

・お友達と会いました。
(メンタル系で知り合った若い子たち)
で、NH系の先輩のお店に行って、朝まで飲んでおしゃべりしていました。
七間町『プチきの娘(こ)』、静蚊ママがオトナの味を出していて、安心して楽しめるお店です。

・お芝居を見に行きました。
(伽藍博物堂『月夜の晩にあなたはいない』)
とっっってもよかった!

と、さまざまあって、とても面白かったのだ。

……ところが、オフが充実してしまうと、ついついこちらのほうが疎かになる……
というのは、仕方ないとはいえ、ちょっと罪悪感が。
(1人で楽しんでていいのか? みたいな。
でも、義務でHPやってるわけじゃないし、気にすることないのに)

先週、じゃなくて先々週末にはお友達と一緒に名古屋のT's Barへ行き、
更にzenithでドラァグ・クイーンのショーもあるMix Nightも経験したし、
日曜日にはつっちーさんが主催する「Tt's Bar(どうやら『つっちーず・ばー』と読むのが正解みたいね(^^; 詳細はT's BarのHP参照のこと♪)」に参加して、
実は今まで私がなかなかお目にかかることのなかった純女のレズの人たちとお会いしたりもした。
*会ったことがない(会っていてもカムアウトされてなければわかりはしない)のでは、
いくらわかったようなつもりになっていても理解はできない、と思う。
もうこの言葉も使われなくなっちゃった?定着しちゃった?「Visibility(視覚化すること)」というのを思い出す。
あるいは、最近の言い方だと「オフラインの重要性」かしら。

自分の中でいくら「わかる!」とか思っていても、私の現実は残念なことに、
「男になりたいから女の子を愛する」
というようなおかしな定義をしなければならない、ということでしかなかったし。
実際にレズコミュニティとか、レズコミュニケーションとか、私が自覚的にしたことはないし。

上にまとめて書いちゃったけれど、そこで出会った人たちは、一人一人が個性的で魅力的な人たちばかり。
「みんな」とまとめて書きたくない、なんて思っていると、まとめて「書かない」ことになってしまうので、
できれば鮮度が落ちないうちに
突撃 野良猫じゃっきーの夜遊び・観劇体験記
とか(どーでもいーけど、ヘンなバラエティ番組か、地元の夜遊びミニコミ誌の特集みたい(-_-;)書かなきゃいけないなあ。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・鬱だ……

投稿。

----------------------------------

しし座流星群、見なかった。
今日は何もしていない。
ううん、寝床に持ってきたばいおくんで、ずうっとあっちこっちの掲示板に
わけのわかんないこと書きなぐっていた。

理由は……
やだなあ。

実は、うちの子、あさってがお誕生日なの。
それなのに、せめて何かお祝いを、と思っても、お金がないの。
ぜんぜん。
バッカみたい。

そう思うと、炊事する気にもなれず、
昨夜(ちょうど流星群の頃に)のろのろとやっていたお洗濯(近所迷惑!)を
干す気にもなれず、
ただ寝床の中でごろごろとネットをいじくるばかり。

あー、みじめ。
バッカみたい。
何も食べてないや。

心に溜まってたこと、吐き出したらおなかがすいてきた。

そうだそうだ、Uくんに何か贈り物したら、迷惑だよ、かえって。きっと。
もうやめよう……それを気にするのは……

って書いたら、泣きたくなっちゃった。




……今『サン・トワ・マミー』聞いています。
ばいおくんの小さなスピーカーからの音でも、
私の涙を搾り出すのに十分です。

(中略)

迷惑……とか、あんまり考えなくてよかったんですよね。
何度も言われるのに、なかなかわかってくれません、私の心がなかなか……

----------------------------------

この記事のトップへ
ページのトップへ



★3・ホワイトノイズ

知ってる?
猫って、ホワイトノイズとかピンクノイズとか、大っ嫌いなんだよ?
だって、野生の頃に天敵だった、ヘビの威嚇音ととてもよく似ているから。
(友達の家に「4チャンネルステレオ」が置いてあって、
4つのスピーカーの間にその家で飼っていた猫を置いて、
友達がFMのノイズだけのところを、チャンネルを変えながら
瞬間的に音量を上げて聞かせたんです。
そうしたら、「そんなことで?」と思うほど、猫は総毛立って恐れていました。
そこにハンディモップを放り込んだだけで、必死で飛び退るのです。
なんてかわいそうなことを、と思ったけれど、
今はその時以上に猫の気持ちがわかります)
私も猫なのかなあ……
このノイズ。たまらない。
私がどんどん暗闇に落ちていった、3年前〜一昨年を思い出してしまう……
(実は私の初代ノートパソコン「えいるくん」が、
やっぱりノイズの大きい子だったのでした……)

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月17日(土) 「がんばってるね」 / インナーチャイルド

★1・「がんばってるね」
★2・インナーチャイルド



★1・「がんばってるね」

>最近、「がんばってね」じゃなくて「がんばってるね」と誉められたい。

というような言葉を、某掲示板の某スレッド(←通称「スレ」)で見かけた。
私はその言葉を書いた人とは、ぜんぜん立場も状況も違うので、
引用元を明らかにしたらどう考えても申し訳ないのでしないけれど、
なぜだか共感してしまった。
私が「がんばれている」とは、必ずしも思えないのだけれど。

この記事のトップへ
ページのトップへ




★2・インナーチャイルド
(あるところへの書き込みです)

私は、3年くらい前に「単身赴任」したときに、どうやらその「インナーチャイルド」らしき子どもと出会いました。
それが女の子で、「里花」だったんです。
その子は、なんだか暗い地下の座敷牢みたいなところに閉じ込められて、まわりの世界とは一切関わることを許されていませんでした。
自分でも「会津里花」というペンネームを使っているので、なのになんでこんなことになってしまったんだろう、と思ったら、私自身はもう30代後半なのに、「里花」は12歳ぐらいで年齢が止まってしまっているのです。
そうなってしまったのは、当然のこと。
私はすぐに思い当たりました。
だって、私が男子校に入ったときから、「絶対にお前は外に出て誰かと関わってはいけない!」と閉じ込めてしまったのだから。

今でも掲示板とか実際の会話なんかで、ひどく子供っぽい振る舞いをする私ですけれど、ある意味仕方がないのかな、と思います。
だって、あれから3年たったのだとしても、人と関わりながらちゃんと生きている「里花」は、まだ「15歳」にしかなっていないのです。
それを外から冷たく眺める、もう1人の自分がもちろんいます。
「あんた、そういうの、人から見たら気持ち悪いよ」
「よしなさい、みっともない」
でも、私はどういう根拠があってかわからないけれど、里花を表に出して育ててやらないと、人間としてはもう生きていけないだろう、と思ってしまったんです。

……だから、女として生まれ直しました。
「里花」が自分の本当の姿なのか、それとも仕事にも家族にも追い詰められた男の見苦しい「逃げ道」だったのか、今となってはよくわかりません。
でも、私の中に、間違いなく「里花」はいます。
そうして、私は、生きています。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月16日(金) 「...phobia」 / 「Dialogos」 / 「櫛形」

★1・「ホモフォビア」
★2・「Dialogos」
★3・「櫛形」



★1・「ホモフォビア」

とあるところに書き込みました。

----------------------------------

「ホモフォビア」 投稿者:じゃっきー@ばいお  投稿日:11月16日(金)02時26分29秒

(直接のレス略)

私、実は「男同士でくっつく」っていうの、けっこう引いてしまうんです。
「オマエモナー」って思いっきり言われそうなんですけれど、
自分では自分のことを「女」だと思っているので、
多少なりとも女らしい姿でないと、自分でも男の人とキスしたりするの、
耐えられません。
(なんか、めちゃくちゃ勝手な言い分でゴメン)
私のこのような感覚にはちゃんと名前がつけられていて、
「ホモフォビア」というのだそうです。
(ホモ恐怖症)

……
でも、最近慣れてきました。
そういう世界もあるんだ、あっていいんだ、って思えるようになってきました。
……

って、こういうことを私が言うのは、絶対に許されないことだ、と
ずっと思ってきました。
でも、このさい、カムアウト。
たぶん、慣れて平気になってきたからでしょう。

(中略)

「あぶないルージュマジック」、うわあー、なつかし。
坂本龍一は、けっこう尊敬してます。
彼のローディーやらないか、という話が来たことがあったけど、
キーボード弾けなきゃいけない、というので諦めました。
自己流でしかやったことないので。
(ホンネ……あんなカッコイイ人と一緒に過ごすことになったら、
自分が抑えられない!! おい待て、オマエ(>自分)、オトコの姿してるぞ、今!!
だったらやめとけーーー!!)
↑というような言い訳しているうちに、音楽に対してはけっきょく
「本気になりきれないオトコ(でも本人は自分のこと『女』だと思ってる)」
になってました。
バッカみたい。あはは。
というより、意味わかんなーい<書いてる本人さえも。
(以下略)


----------------------------------


……ということなんですけど、いかがでしょうσ(^^;?

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・「Dialogos」

弟と対話した。
話した内容は、かなりまじめなこと。
でも、きちんと対話できて、とても嬉しかった。

ページのトップへ



★3・「櫛形」

千と千尋の神隠し』の評価が
「おもしろかった」
    vs
「つまらなかった」or「物足りなかった」or「わからなかった」
に大きく分かれる原因……については、よく言われているのが
「劇的な結末(ドラマチックなエンディング、でもいいけど)を持たないから」
ということなんだけど、
私はそれとは別の原因を思いついてしまった。
もちろん、これが「本当の」「唯一の」原因だ、などとは言わない。
もしかしたら、こんな要素もあるのかなー、というくらいだ。
そう思いたいだけなのかもしれない。

なんとなくだけれど、私のまわりで
千尋』(『千と千尋の神隠し』のこと、以下同じ)が「おもしろい」という人たちと、
「おもしろくない」という人たちの「世代」に、やや複雑なパターンを持った傾向があるような気がするのだ。

たとえば、こんな感じ:
0歳:??
5歳:おもしろいかも……
10歳:おもしろーーーーーーーい!!!!
15歳:おもしろいかも……
20歳:わからん
25歳:つまらん
30歳:おもしろいかも……
35歳:おもしろーーーーーーーい!!!!
40歳:おもしろーーーーーーーい!!!!
45歳:おもしろいかも……
50歳:おもしろいかも……
   (つまらん)
55歳:おもしろいかも……
   (つまらん)
60歳:おもしろいかも……
   (つまらん)
   (おもしろーーーーーーーい!!!!)
70歳:おもしろいかも……
   (つまらん)
80歳:おもしろいかも……
   (つまらん)

つまり、10代終わりから20代にかけて、特にウケが悪いのでは、という気がするのだ。
で、逆に言えば「おもしろーーーーーーーい!!!!」と特にウケる世代が、
なんとなく「10歳」、「30代から40代」、それからもしかしたら「60代」に偏っているような気がする。

それほど大した根拠があるわけではないので、
「またバカなことを」
と無視してくれていい。

ただ、次のことは言えるなあ、と:

10歳の子 → 親はだいたい30歳〜50歳ぐらい(これで8割ぐらいはカヴァーしてるのでは?)
 *中心になるのはだいたい35〜40歳ぐらい
→ その祖父母が50〜80歳ぐらい
 *中心になるのは55〜70歳ぐらい
 (ひとつ世代が上がると幅が広がるのは仕方がないっていうか当然っていうか)
20歳の「子」(って、本人は「青年」だけど) → 親はだいたい40歳〜60歳ぐらい( 〃 )
 *中心になるのはだいたい45〜50歳ぐらい
→ その祖父母が60〜90歳ぐらい
 *中心になるのは65〜80歳ぐらい

「10歳の子」の親にあたる世代の上限「50歳」がそのまま祖父母の世代の下限になってしまうけれど、
はっきり言ってかなり少数派になるだろうし、
「20歳の子」の親世代に対する親世代の上限「60歳」もまたそうだろう。
もっとはっきりした言い方をしてしまえば、「10歳の子」に対して「50歳の親」は少ないだろうし、
「20歳の子」に対して「60歳の親」というのもまた、だいぶ少ないように思う。

そうして、『千尋』の作者である宮崎駿は、だいたい60歳ぐらいなのだ。

世代間で伝えられていく「文化」(←広い意味での行動様式や価値観)というもの、
櫛形状」に交互に入れ替わる何かがあるのではないだろうか。

(うまく書ききれていないけれど、なんだか今日は忙しい……
編集も中途半端だけれど、今日はこのまま投稿(^^;)

2001年11月14日(水) 歴史の中の人生 / ジェンダーと「シュミ」 / 他

★1・歴史の中の人生……
(★2は「略」なので本文なし)
★3・男の「シュミ」に女の子を付き合わせる、ということ
★4・私が全て悪い。
★5・レポートは早めに。



★1・歴史の中の人生……

「とあるところ」への書き込みより……
(レスになっているところは加工)

----------------------------------

(レス略)

>西暦で観なければ、歴史の中の親の人生も見えてきませんよね。

うう、私それ実感(^_-;
何度も書いてるけれど、父「明治43年」母「大正9年」私「昭和36年」では
何歳離れているかもわからないんですよね(^^;
(レス略)

たとえば「1910年生まれ」の私の父の人生を歴史に重ねて追ってみると、

0歳(1910):韓国併合
2歳(1912):「明治」から「大正」に改元
2〜16歳(1912-1926)「大正デモクラシー」の中で少年期を過ごす
(この間、父が10歳のときに母が生まれる)
13歳(1923):関東大震災(ただし、当日父がどこにいたかは聞いていない)
16歳(1926):「大正」から「昭和」に改元
徐々に軍国化していく時代の中で思春期を迎える
21歳(1931):満州事変勃発〜満州国成立
23歳(1933):日本、国際連盟脱退
大学卒業するが、すぐには就職できなかったらしい
(「『アラスカ』というレストランでアルバイトした」とか言ってたし??)
25歳(1935):最初の結婚
26歳(1936):2・26事件
長子(=私にとってはいちばん上の兄)誕生
27歳(1937):日中戦争起こる
28歳(1938)、第2子(=次兄)誕生
31歳(1941):真珠湾攻撃〜太平洋戦争勃発
32歳(1942)、第3子(=姉)誕生
35歳(1945):広島・長崎に原爆投下、太平洋戦争終結
地元都市への空襲の中で妻が行方不明になり、
父(=私の祖父)と母(=祖母)を喪う
男やもめのように、残された3人の子を育てながら働く
いったんは行方不明になった妻を死んだものとして葬儀を出す
(その後、確か1950年代の初め頃に妻が実は生きていて、
遠い親戚の家に身を寄せていることが判明。←正確な事実はよく知りません
このとき正式に離婚)
(「妻」=私の兄や姉のお母さんは、実は空襲のどさくさにまぎれて
父の「暴力」から逃げ出したらしいです)
……
48歳(1958)、再婚
51歳(1961):日米安全保障条約(新条約)発効
第4子(=私)誕生
翌年、第5子(=弟)誕生
……
(きりがないのでやめます)

私が過ぎている年齢のことを思うとき、
父が私のその年齢だった頃にはどんなことがあって、
そのとき父はどんなふうに感じたんだろうなあ、などと
よく空想します。
「歴史は繰り返す」ので、よく似た事件が50年の時を経て
まるでトラウマの再演でもあるかのように起きますけれど、
(例:韓国併合と安保条約更新、とか)
ちょっとずつ違うのが「面白い」です。
(例:太平洋戦争とオウム=思想統制事件+阪神大震災=大災害など)
むしろ、違う事件であっても、それを受け止める世代がたまたま「同じ」であれば、
感じ取るものごともまた似ていたのではないでしょうか……

多くの人にとっては、こんな「牽強付会」は「絵空事」にしか思えないでしょう。

でも、私は、私の「初恋の人」、父への思いを、
こんなふうに重ねようとしているのでした。
父の思いを思いたい、という気持ちによって……
歴史への理解なしには父の思いも理解できないなんて、
なんだかちょっとさびしいし、もどかしい気もするのだけれど。

(以下略)

----------------------------------


この記事のトップへ
ページのトップへ




★2

略(このページが存在することを旧「原案帳」で告知しただけ)




★3・男の「シュミ」に女の子を付き合わせる、ということ

とあるところへの書き込み:

----------------------------------

それにしても、「過去のこと」にしてしまいたいけれど、
「ボクのシュミを理解してくれるっ!! =『ナカマ』だっ!!!!」
という思い込み、すっごく恥ずかしい。

「この子は私の音楽を理解し、共感してくれる!
もしかしたら一生、私と一緒に音楽を続けてくれるかもしれない!
この子と結婚しよう!
(そうすれば私の『性』は永遠に音楽に『翻訳』されつづけるから、
女の子どうしだなんてバレはしない!!!! やったあー♪)」

あーあ、もう……(#-_-#;;;
(禁断のタグ↑……って誰も禁止しちゃいないけど、自戒を込めて……
使いたくなるほどハズカシイ)
こういう勘違い、今までに2度もしてしまいましたよ。
そのうちの1度は、なんと籍まで入れちゃいましたよー……

もちろん、私にとって「音楽」は、
男とか女とかいうこととは関係なく成立するものになっていたし、
だからこそ、私は音楽活動をいちばん盛んにやっているさなかに
「男になる」ことができて、まさにその頂点ともいえるときに
子供をもうけることまでできたんだし……

そりゃいいんだけどさ。
相手にとっては音楽はやっぱり二の次だったわけで。
っていうか、ふつう
「息をするのと同じくらい音楽がないと生きていけない」
なんてこと、ないんですよね。
……まあ、生まれて間もない子供連れてライブとか見に来てくれてたほどだから、
精一杯つきあってはくれたけど。
彼女は私ほど「音楽ではなくなっていた」。

……

あれれ、また自分の愚痴になっちゃった。

しかも、けっきょく懲りてないんじゃないの。
ああ。
「業」だわね。

----------------------------------


男と女の、「シュミ」についての捉え方の違い。
(こういう「違い」をあれこれするのは止めた方がいい、という気がとても強くするのだけれど、
面白いし、なんだか自分の立場からだと見えやすいのかも、とか
思ってしまうので……危険な思い込みだけど(-_-;)

男の捉え方:
「シュミ」は社会とつながるためのツール。
自分が社会性を獲得するためには必須かも。

女の捉え方:
「シュミ」は自己表現のためのツール。
社会性を獲得するのはあくまで自分。

いきなり社会性獲得のツールになってしまうか(=男)、
「自己」というフィルターを通して社会化するか(=女)、
という違いがあるように思えて仕方ありませぬ。

もちろん、女の子にしたって、同じ漫画で盛り上がることができれば
「この人は自分をわかってくれる」
と思うのだし、
男の子だって「シュミ=自己表現のツール」という要素は強いと思う。

ただ、人とつながるのに「シュミ」、それも他の人にはあまりわからない趣味だけでつながろうとするのは、
女の子にはあんまり見られないような気が。
いくら趣味性の強い表現の仕方をしていても、
あくまで表現主体の「自己」のほうに重きをおいているような気がする。

あと、男の子が「レアなシュミ」で人とつながろうとするとき、
なぜか「強引」な感じがして、引いてしまうことが、……
私は、多い。
相手が見えなくなって、「自分の感覚」だけで相手に押し付けてしまう。

そう言っている私も、ときどき、ううん、しばしば、
自分のシュミを人に押し付けているような気がする。
自分のそういう部分が出てくると、なぜか
「おいおい、なんだかテス(トステロン)でラリってるみたいだゼ?!」
と、自分で揶揄したくなってしまうのである。

(あと、けっこう疲れてしまうのであんまり行かないけれど、
「2ch」なんかで書き手が男っぽいタイプか女っぽいタイプかを見分けるのに、
なんとなく上の基準がつかえるような気がする。
女の子が多い「板」は荒んだけなしあいになることが少ないような気がする……
幻想かな、やっぱ?
でも、女の子って、相手が動物的な威嚇を始めた時に、
反撃するよりも回避する傾向が強いのでは?
男がそういう状態に陥ってしまったら、逃げる以外に対処のしようがないじゃん。
とりあえず、男の「怯え」が収まるまで、遠巻きにして眺めるしかないんだもん)


この記事のトップへ
ページのトップへ




★4・私が全て悪い。

オフラインの人間関係が、ことごとくつまづこうとしている。
(ええ、ええ、こうやって「括る」のはヲヤヂの性よっ。
なんとでも言えばいーじゃないの。)

「女としてセンパイ」だからって、嫁いびりみたいなことしてるんじゃないわよ、
あのババア。

「男、女じゃなくて人間として」
なんてカッコいいこと言いながら、
けっきょく「女だから」って、何よ!
「他人」だから、たまたま訪れたよその家の
あらがよく見えるんじゃないの。

でも、そのように仕向けているのは、ぜんぶ私。

もう、知らない。


私のことを噂している。
私がどれほど惨めで情けないか、お喋りしてる。

「○外」とか言われるんだ。

ほんのちょっと、治療によくないことをしているだけなのに。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★5・レポートは早めに。

先週末のレポート、まだ仕上がってなーい!!
とっても貴重な濃い体験をしたというのに。

なんとかしなくっちゃ。

こういう女に、仕事は来ない。

だははははは。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月13日(火) C o s m o s / 偏見じゃん、それ。 / 他

★1・C o s m o s
★2・偏見じゃん、それ。
★3・こっちに移行しよう……



★1・C o s m o s

い つ の ま に か

コ ス モ ス の

季節 だ と い う こ と を

わ す れ て い ま し た。


繊細な顔をして寄り添うように咲いているコスモスは、
その中に宇宙が潜んでいるなんて、
とても思えないのです。

(こういうところに「コスモスの画像」とか貼り付けることができれば、
綺麗なのになあ……

こんなことを考えるなんて、
私も贅沢になったなあ……

なんて思う私って、
まだまだオトコみたいだなあ……

お花の絵や写真を探すことを
「贅沢」なんて考えるの、
はっきり言って
ヲヤヂ
だけだよ!)

探してみよっと


この記事のトップへ
ページのトップへ




★2・偏見じゃん、それ。

>お花の絵や写真を探すことを
>「贅沢」なんて考えるの、
>はっきり言って
>「ヲヤヂ
>だけだよ!


って、偏見じゃん、それ。
私の心が「そんなのヲヤヂだけ」って思い込みたかったんだ。

もーそろそろ、ヲヤヂ差別やめないと。
いくら「他人がヲヤヂなのはかまわないけど自分はイヤ」とか注釈つけても、
「ああ、そんなにこのヒト、ヲヤヂになりかけててそれがイヤなのね」
と思われるだけ。

(「やっと気が付いたか」と思われたそこのあなた、
ホントにありがとう!
ようやくここまで来ることができました)

調子に乗って、画像を2枚ほど……って、だいじょうぶかな?(>表示/著作権?)

Cosmos北房町
「ようこそコスモスの町 北房町」より、無断借用(^^;

bigflower図鑑
こっちはビックフラワー花図鑑No.2より。



どちらも、リンクがたくさん張ってあればあるほど嬉しいのでは……というHPだからだいじょうぶなのでは。


コスモスは、月並みだけれどやっぱり街道沿いにいっぱいに咲いているのが好き。

今年の旬もとっくに終わっちゃったし。
うう、残念。
季節感をほとんど完全に失っている自分にも、ちょっと愕然。



逝く秋を惜しみつつ……





この記事のトップへ
ページのトップへ




★3・こっちに移行しよう……

ためしに「エンピツ」の日記を借りてみた。
タグや壁紙が使える一方、「もくじ」は勝手に作ってくれる(理屈は知らん(^^;)

ところで、もしかしたら「タイトル」は必ず「日付単位」なのかな?

だったら、たとえば

2001.11.13-0

とかにしておけばいいのかな?

うーん、でも、トップのタイトルが全て『断片集』になってしまいそうな気が……。

いろいろまだわかんないことがあるけれど、とりあえず始動。
日記タイトルの「#20」は「20冊目」という意味。
だって、通算するとその冊数になるんだもん<なんと全部残してあるヤツ
……それほどまで拘るような財産なのか?

----------------------------------

2001.11.13-4・実験してみたら……

……やっぱり、「修正・追加」画面になってしまった。

PNGだとなぜか出にくいような?
↑この画像、出るかな、ちゃんと?

フォントの雰囲気がなんか違う。少しやりにくい(^^;(-_-;(;_;)(^^)/~~~

……とりあえず、こんなところかな。

「2001.11.13-0」へ
「2001.11.13-4」へ
戻れるか?

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月12日(月) 「病み方」 / さびしい。 / アファメーション

★1・「病み方」
★2・さびしい。
★3・アファメーション



★1・「病み方」

はあ……

なんか、疲れてしまった。
なんだろう、これ。

とりあえず、おかしな言葉で逃げておこう。

「私が病んでいるのは、ちょうど社会が病んでいるようなかたちで病んでいるのです。
必ずしも、私一人が『おかしい』んじゃない」

AC再発見。はぁぁぁぁぁぁぁーーー……・・・・・・

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・さびしい。


すぐそばに 人はいるのに さびしくて

 掲示板を 渡り歩いてる




っていうか、「共依存」……

一人の人の問題は、他人が代わりに解決することはできない。

それを痛感していて、さびしいし、悲しい。

地域とか、受け入れられながら生きていける環境が、もっともっと整えば。

さびしい。
かなしい。





(楽しさのあとには 悲しみがやってくるものだ……

とか、確かヴェルレーヌだったっけ、歌ったよね、「ミラボー橋」で

♪ミラボー橋の下 セーヌは流れる……

今はその先を思い出せないや

♪日も暮れよ 鐘も鳴れ
 あなたは去って 私は残る

だったっけ。)


オンラインコミュニケーションにおけるオフ会の重要性を痛感。



なんやこれ、断片集みたいなもんじゃん。

ほげ。(←ついでに壊れてみたりして(^^;)

この記事のトップへ
ページのトップへ




★3・アファメーション

『今日一日のアファメーション』(西尾和美・著、ヘルスワーク協会)より

以下引用--------------------------

自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。


11月12日 文句を言うのをやめる

 文句を言えば相手が喜んで聞いて、態度、行動を改めると思うのはまちがいです。実際は、文句を言ったり、批判したり、相手の欠点を指摘したりすると、相手はよけいに態度をこわばらせ、同じ行動をますます続けることが多いものです。とくに、青年期の若者たちや、自尊心の低さをタフさで隠しているような人たちは、言われたこととまったく反対のことをやったりしたりします。相手を認めないという響きの声音や顔つきで文句を言えば、相手はそれを察して反射的に復讐をしてきます。

 自分の方から相手を尊重しているという意思表示をしたら、相手が行動を変えるかどうか、自分の言っていることを聞き入れてくれるかどうかは相手にまかせましょう。

 いつも他人の文句を言っている人はみにくいし、そのまわりにいると不愉決になります。ブツブツ文句をいうのはやめましょう。

以上引用--------------------------


さまざまな人を思い出しつつ。
また、自分自身をも思い返しつつ。

そうして、今回は、次の言葉も付け加えておこう。
忘れてしまわないために。
(蛇足だけど、この言葉になんど難局を救われたことか、という感想も付け加えます)


     神さま、私にお与え下さい
     変えられないものを受け入れる落ち着きを
     変えられるものを変える勇気を
     そして、この二つを見分ける賢さを

          (セレニティ・プレアー―平安の祈り―)


この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月09日(金) これもトラウマ(小学1年生) / 弟のHN、「たま」 / アファメーション

★1・これもトラウマ(小学1年生)
★2・断片集(弟のHN、「たま」)
★3・アファメーション



★1・これもトラウマ(小学1年生)



(とあるところへの書き込みです;でも、書き込み先とかも、もう、いいや)

小学校1年の頃のこと。

私の父は私にやたらとムズカシイことを教え込むのが好きだったようです。

あるとき、父は私にこんなことを教えてくれました。
<<<<
人間の体は「有機物」でできている。
「有機物」は「無機物」と違って云々……(このへん、どういう言い方だったか覚えてない)……
(とにかく「高分子」で複雑なんだ、というような意味だったような記憶があるけど)
……ところで、プラスチックも高分子であり、「有機物」なのだ。
……(以下、もう忘れました)……
>>>>

で、私、朝、学校に出かける道すがら、そのことを友達(?)に言ったのね。
そしたら、その子は突然(と私には思えた)
「それじゃー、人間の体はプラスチックでできてるのかよ!
おめーのケツもプラスチックか?
やーいやーい、おめーのケツはプラスチック!」
とはやしたてて、私にそれ以上しゃべらせないで離れていってしまったのでした。

それだけのことです。
今書くと、ぜんぜん他愛のないこととしか思えないけれど、……
でも、私には決定的でした。
このときから、私は父から教わることは同級生たちには言ってはいけない、と心に誓ったのです。
同時に、父に対して強い不信感を持つようになりました。

その後、まあ、一度読んでいた本のことかなんかで
(っていうか、本当の理由はさっぱりわからないけど?)
寝がけにいきなり布団をはがれて何度も蹴飛ばされたことがあって、
不信感は恐怖と憎悪に変わってしまいましたけれど、
……

なぜか、そのことは今まで忘れたことがありません。


この記事のトップへ
ページのトップへ




★2・断片集(弟のHN、「たま」)



弟のHN
……これを私が勝手に決めてしまうのが、けっこう顕著な「共依存」の現れかも。
でも、いいや。私がオンラインで彼のことを話題にするときは、
Bぐま」くん、って呼ぶことにしようっと。
気に入っちゃったんだもん♪

「たま」
ひょんなことから、10年ぐらい前に流行ったバンド(っていうのかな?)
たま
の公式HPを見つけてしまった。
(Harrisさん、さんくす! ところで、あなたのHP、リンク張ってもいい??)
もう少し正確に言うと、
・Harrisさんが出品している、東京西荻窪の「ニヒル牛」というお店のHP↓に行ってみたら
石川浩司のひとりでアッハッハー
http://members.tripod.co.jp/ukyup/

(注:「リンクフリー」とはっきり書いてあったので、無断でどんどんURLも載せちゃう)
というタイトルで、
「アレッ、石川浩司って、どっかで聞いたことあるぞ????」
と思ったら、しゃ、写真が……
あの「たま」の「太鼓叩いてるランニング」だったのだ。

うっわーーーー!!

「たま」の公式HPも見つけた。↓
公式たまホームページ
http://members.tripod.co.jp/ukyup/t.html

石川さんのHPに先に入ったので、とりあえずゲストブックに書き込み始めたら、
こんなエピソードが出てきた(←書き始めたら思い出したのだ)。
以下、それを抜粋:
---------------------------------

とあるお友達がニヒル牛に出品していて、石川さんのHPにリンクしていたので、ついクリック!しちゃったのが運の尽き……。
ああ、懐かしいなあ。
友達が結婚して、そのお祝いにってカラオケに行き、フライングキッズを歌おうとしたら番号間違えて「さよなら人類」入れちゃって、まあいいやってそのまま最後まで歌っちゃった……
タイトル、もしかしたら縁起悪くない? というような顔が、新郎新婦の二人を中心にかなり幅広く見られました。

その友達の新郎さんだったほうも、今は故人です……

---------------------------------


もしかしたら覚えている人もいるかも。
2年前、「年なし、性別なし」に書いたと思うけど、
地元の公園通りに出かけて、その、故人になってしまった友人のために浜田省吾を歌ったのだった。
アレ? 「たま」じゃないのね。
まあ、その友人とは、↑に挙げたエピソード以外は「たま」でつながっている部分はなかったから。

……東京からUターンして帰郷して、結婚した頃にちょうど「イカ天」をやっていた。
新居に必要といって買い揃えたテレビ(ビデオも衛星チューナーもついてた!)で、
毎週土曜日は元パなんかそっちのけでテレビを見ていた。
かわいそうな元パ=彼女のHNも決めなくちゃ。
いつまでも何かのイニシャルじゃ、彼女のプライヴァシーに踏み込みかねないし。
……
暴力夫にも、言い分はある。
ただ、その言い分が、許されるものではないだけだ。
(これは「暴力」というタイトルで別に書く。
そこでは、ちょっと自分のことは棚上げして書くつもり。
そのほうが書きやすいから!)

あらら、また話が逸れた。

いずれにせよ、「たま」は懐かしい、それが言いたいだけ。


この記事のトップへ
ページのトップへ




★3・アファメーション



『今日一日のアファメーション』(西尾和美・著、ヘルスワーク協会)より

以下引用--------------------------

自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。


11月9日 助けることで本人をダメにするのをやめる

 他人を助けることで、その人をダメにしてしまうことがわかっているのに助けてしまうのは、自分勝手な行動です。たとえば、酔っぱらい運転で逮捕された人を、かわいそうだ、助けてあげなくては、と保釈金を調達したり、弁解して救い出すのは、良いことに見えるかもしれませんが、長い目で見てみると害になる行動です。

 夫にぶたれたり蹴られたりして傷を受けているのに、医師などには、夫をかばって「自分が階段から落ちた」などと嘘をつき、その場を逃れたりするのも長い目で見ると役に立たない言動です。こうして相手をかばってしまうと、本人は自分の行動に責任を持たなくてよくなってしまいます。本人は不健全な行動をし続け、結局、本人自身、家族、まわりの人全部を、ぐちゃぐちゃにしてしまいます。

 先行き害になることがわかっているのに、その場の不快さを払い除けるため、いらない罪の意識に押されて、相手を助けてしまう身勝手な行動はやめましょう。

以上引用--------------------------

これは、「序章」です。


この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月08日(木) Time flies 

★1・Time flies (like an arrow)
★2・ま、まだやってる……
★3・起きたっス。



★1・Time flies (like an arrow)



えーーーーっ、もう「午前3時」??!!

「日付が変わってから2、3時間」が、
今の私には毎日、信じられないほどのスピードで
過ぎてゆく。

もう、寝なくちゃ。
寝なくちゃ……
(昼間寝るのはやめれ;血液検査の結果ももらて来れないじゃんか!)


この記事のトップへ
ページのトップへ




★2・ま、まだやってる……



@トリコ(from 寝床より寝言を込めて(^^;)

……って、ずるずる起きてるのも定番だよね。
でも(お気に入りの)デパス飲んだから、
じき眠れるでしょう。

隣りには「りょうべい」くん。
「抱っこ」がこんなに気持ちいいなんて。
オトコやってた頃は、テスのやつに邪魔されて、
こういう感覚を味わう暇もなく、おかしな衝動に連れて行かれてたからなあ……

(私、テス嫌い。他人を暴走させるテスも、
最近はがっかり……)

眠りにおちてしまうまで、
つかのま
『赤毛のアン』の世界を想像していましょう……

良い夢を。


この記事のトップへ
ページのトップへ




★3・起きたっス。



@トリコ 
*すみません、「夢の内容」が「18禁」っぽいので
ご注意ください。


今日はバイト、行けそうっス。

でも、こんどは昨日あたりから胃が痛いのが辛いっス。

--------------------------

なんか、ものすごく、えっちな夢見たっス。
とっても「いいひと。(by高〇しん?)」なのに、
「たのむ、オレのを〇〇〇てくれ」と懇願されて……

こんなに純朴でお人好しな人でも、オトコはオトコなんだ、
と思うしかないのが、悲しくて、やるせなくて……
私はお口にその人の〇〇を〇〇〇りながら、
(口で、というのはやっぱり不快です)
吐き気と一緒に悲しみをこらえていたのでした……

(追記:この記事は11/8の11時半ぐらいに書いたものです)


この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月07日(水) 尊敬していた音楽家のWeb上での再発見 他

★1・尊敬していた音楽家のWeb上での再発見
★2・断片集(学校へ行こう・炭疽菌etc)
★3・こういうの「カムアウト」って言う?
★4・「MtFが男としてパスする」ということ(?!)



★1・尊敬していた音楽家のWeb上での再発見

「性転換した有名人の目録」、めっけ。
Metamorphosis Male to Female
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/4349/index2.html

の中の
人名録
http://isweb27.infoseek.co.jp/photo/metamo21/db/dbname.html
というコーナーだ。

中でもびっくりしたのが
ウェンディ・カルロス(http://isweb27.infoseek.co.jp/photo/metamo21/db/wendy.html)
という人で、これはそのままここに引用しちゃう:

以下引用--------------------------

ウェンディ・カルロス
本名:ウォルターカルロス。1939年生まれ
ムーグ・シンセサイザーの共同開発者として有名なカルロスは、1960年代後半に初めてのアルバム、「スイッチド・オン・バッハ」を出して、これがミリオンセラーとなった。
仕事は成功したものの、私生活では男の肉体を持って生まれた悩みのため修羅場に等しかった。
1969年5月、とうとう彼は、女として生きる決心をし、1970年のディック・キャヴェット・ショーの出演を最後に、ウォルターの名前で公衆の前に出るのをやめた。
1971年に、スタンリー・キューブリックの映画「時計じかけのオレンジ」の音楽制作をつとえめたあと、姿を消し、その翌年、1972年に性転換手術を受けた。
それから7年間は事実上の隠遁生活をしていたが、1979年のヴァレンタイン・デーに正式にウェンディという名に変えた。
そして同年5月のプレイボーイ誌で、生まれ変わった彼女が紹介され、センセーショナルな話題となった。

以上引用--------------------------


うわあ……知ってるも何も、『スイッチト・オン・バッハ』は
富田勲『月の光』とともに中学に入っていちばん最初の音楽の授業で聞いて、
その後の私の音楽活動を方向付けることになったと言っても過言ではないほどのショックと感銘を受けた、
私にとっては記念碑的な作品なのよーーー!!!!

こんなこと言ったらメイワクかもしれないけれど、思わず頭に思い浮かんでしまった言葉は、

なかま

だった。
「ウォルター・カルロス」時代はしっかり「男としてパス」してるし。

「音」の世界への感性が、心の中に秘めていた「女性としての自分」を目覚めさせてしまうことも、あるのだ……

「女は機械が苦手」というのは大嘘だということも、改めて思い知った。
ただ単に「機械のための機械の話」が苦手なだけだろう。
ムーグの音作りは、そういえばなんだかお菓子を作るのに似ているような気もするし。
それとも、ハーブかな。
編物かな。
……
想像すると、楽しいな。
そういえば、私も先輩の家でシンセサイザーをあれこれいじらせてもらったことがあったっけ。
なんだか、甘い思い出だな……
劇音楽を作ったり、とか。

おりしも、耳元のラジオでバッハがかかっている。
(……って書いたら、あ、終わっちゃった。次はパガニーニだわ)

むせ返るようなお茶畑の、淡い緑色の香りとともに、私の思春期を迎えてくれた音楽……
それがバッハであり、富田勲であり、ジャズだったりビートルズだったりした。
それらはみな、私が男でなくてはいけない、なんて一言も言わなかった。

ウォルター・カルロス改めウェンディ・カルロス――
再会できて、とても嬉しい。
公式HPもあるし、よろしければ一度、おいでませ↓
Official Wendy Carlos Online Information Source
http://www.wendycarlos.com/


この記事のトップへ
ページのトップへ
★2・断片集(学校へ行こう・炭疽菌etc) (冒頭に追記ですけど……後半、政治の話がすごく「くどい」です。どんどん逸れてくし(-_-;
めんどくさいから推敲しないけど、読まなくていいです。
いつもの「繰言」だから……。
ったく、ババアは困るぜ!>自分)



学校へ行こう!
みのりかわ乙女団」といい「小学生の主張」といい、
なんてジェンダーフリーな状況なんだろう?!
特に、神奈川県のなんとかいう小学校を今回の舞台とした「小学生の主張」は、スゴかった!!
将来はジャニーズ事務所に入りたい、って言ったら、お母さんにあなたはぜったいダメ、って言われましたあー!
だって、ボク、……女の子だァ〜〜〜!!

あ、唖然('o';;
と思ったら、
ワタシの好きな人は、森田さんデス……
最近髪の毛が伸びてきて、シャンプーに時間がかかるのが悩みデス……
でも、ワタシ、……(この辺どういう言い方したか覚えてない)
……実は男の子だァ〜〜〜〜〜!!

Σ( ̄口 ̄;ひええぇ〜〜〜〜〜。
いっぺんに二人も出てくるとは!
しかも「男女1人ずつ」って、それ、もしかしたら
「男女平等」?!
ちょっとヘンかも……
でも、面白かったぁ(^^;
二人ともかわいかったし、健気でいじらしいとも思ったし、
何よりも健康的だった。
じめじめしていなかったのが、よかった!

みのりかわ乙女団」では、「今野くん」に「告白」された「スーさん」が、
なんだか口を利かないと思ってたら、
椅子取りゲームでは優勝しちゃうし、
即興劇では男言葉!!
ゼッタイあれ、意識してるよー>告白 (-_-;

私が小中学生の頃、あんなに自由に自分の「性」について表明できるチャンスがあっただろうか?
もしもあったら、こんなにごつくなる前にさっさとトランスしていたかも。
それとも、ファンタジーをカムアウトすることで、
逆に男のアイデンティティへと矯正されてしまったかしら?
もちろん、過去に「if」は禁物だけど。
(だからこそ英語の「仮定法」はわざわざ現在に対して「過去形」を用いる、とか?)
私が唯一覚えている「性教育」といえば、
定番「女子だけ体育館に集められて生理のお話」、
それを「なんでそんな不平等が許されるんだ!」と憤慨している自分、それだけ。
……そうそう、仕方ないから自分で調べたんだっけ。
もっとも、それで「自分にはそういうものはゼッタイに来ない」ということも
はっきりとわかってしまい、
ほっとするやら悔しいやら、でした。
中学からは「性教育の代わりに受験勉強」という学校に入ってしまったので、
そういうタイプの教育は全く受けた覚えがない。
家庭でなど、もちろんありえなかった。
父なんかは「遊び」に詳しかったみたいなのに、
性についての話題なんてお茶の間では口にしなかった……って、
そりゃ当たり前か。
母も、私のことを「男の子」だと思っていたから、
そういうことについては戸惑うだけで、
何も教えてはくれなかった。
今思うと、母には弟もたくさんいたのだし、そのおむつを換えたりもしていたのだから、
自分のことじゃなくても、せめて「対処」ぐらい知っていそうなものなのに。
……でも、母が私を「自分(母)とは違う性」と見ていたかどうか、
なんとなくはっきりしていなかったような気がする。
なんでやねん??!!


炭疽菌
そういえば、「テロ」というより「テロ報復戦争」(それにしても「不名誉」だよねー……)のことはよく書くけど、
「炭疽菌」のことは書いていないなあ。
で、つい今さっきニュースを聞いてたら、
炭疽菌テロに対しては出どころについての手がかりさえろくろくつかんではいない、
とかいうことを報じていた。
これが「アメリカ」??
私のある友人は、「アメリカは自由な国だからセキュリティは甘くなる」と言っていたけれど、
世界中を自分の意のままに操ろうとしている国家が
「情報戦」をそんなに軽んじているとは考えにくい気がする。
こりゃあ、やっぱりCIAかな。
CIAは真相を知っていてもFBIに渡さないことがある、って
確かウォーターゲート事件か何かの時に聞いたことがある。

「真実の独占」なんて、旧ソ連並みじゃん。
10年古いよ。
もしかしたら、「アメリカ帝国の崩壊」は、思ったよりずっと早いのかもしれない。
もともと、50個以上の国があれほど強くまとまっていられるのがどうかしていたんだから。

あと、「ラマダンに入ってからも戦争を続ける」みたいな宣言をしていたのは、
早いところ撤回しなくちゃ。
(行き違いゴメン……もしももう撤回していたらこれ、ナシにしてね(^^;)
そこまで言うと、連邦政府がいかにも「キリスト教原理主義国家」に見えてくるよ。
タリバンどころか、イラクもイランも責められないじゃん、それじゃあ。

まあ、いずれの宗教に対しても「原理主義」に染まることのないラッキーな日本人は、
仲間に引き入れられるのを避けていればだいじょうぶ……
のはずなんだけど、なぜか神道が大好きなはずの政党が
キリスト教原理主義と仲がいいんだよね……
冷戦はとっくに終わってるのに。

ま、私はどこが替わりになってもいいから、
冷戦構造の落とし子・自民党を、政権から早く降ろしてあげようね。
「替わりがいない」じゃ済まされないよ。
世界の流れに置いてかれちゃうじゃん。

世界情勢がいちばん「まとも」に見えてるのは共産党なので、
私としては共産党政権希望。
でも、そこまでやったら反共アレルギーのアメリカあたりが
武力攻撃しかけてくるかな。
それともCIAの工作員を送り込んできて、
国内の治安や経済を混乱に陥れるかな。
それが典型的なやり口だからね……

あっ、そうか、だからてきとうにあたりさわりのない
「カンバン」
を掲げているところにとりあえずやらせたらいいのか。
「民主党」なんて、アメリカ人にはわかりやすくていいよね。
おんなじ名前の政党、あるし。

ついでに「共和党」も作ったら?
あ、そりゃムリか。
だって「共和制」にしちゃったら、天皇制は廃止、だもんね(^^;

なんだ、日本では「共和党」=「憲法違反」なのか。
「日本国憲法はアメリカからの押し付け!」って
今でもぐちぐち言う人、なんていうかな。
そんなこと、もうどうでもいいじゃん。
バカみたい、拘るの。

先進国で最も理想的な憲法(=途上国では類似の憲法を持った国があんがいたくさんある)を、
この際、誇ろうよ。
日本語そのものと同じように、エスニック、辺境の国家として、
たとえば「発展途上国」と呼ばれているような国ぐにの
力になろうよ。

……って、なんだか創価学会あたりが言いそうなこと言ってるね、私。
別に私、仏教徒でもないんだけど。
(っていうか残念ながら仏教徒にはなれない。
だって、キリスト教の洗礼受けたし、神さまがいらっしゃるの知ってるし。
仏教から学ぶところはたくさんあるし、
「あっちはマチガっている」とかおろかなこと、
ゼッタイ言わないけれどね。
それじゃ「ラマダンを無視して戦争続行」って言うのと、まるで同じじゃん!)

……

終わらないからこのくらいにします。
なんかミョーに政治の好きな、ババアの独り言。
男性ホルモンの影響が強く残ってるから、癖が抜けないのよ。

政治的に人や社会を「括って」まとめようとするのは、とても男性的。
女は、常に自分が現実的・具体的に「今、ここで持っている」人間関係の中から人や社会とつながっていこうとする。
どちらが良い悪いでも、勝る劣るでも、ない。
ただ単に「違っている」だけ。

実は私も、ぶつぶつつぶやく以外は「政治的」に人や世の中を動かすことなんか、これっぽっちもできない。
それくらい、わかってるもん。
したくもないし。


予告編(?!)
次は「MtFが男としてパスする」ということについて書く……かもしれない。
気が変わらなければ。


この記事のトップへ
ページのトップへ


★3・こういうの「カムアウト」って言う?

本文へジャンプ(^^;

ページのトップへ



★4・「MtFが男としてパスする」ということ(?!)

本文へジャンプ(^^;

ページのトップへ

2001年11月06日(火) 断片集(生活+萩尾望都) / 夢に出てきた父 / 他

★1・断片集(生活+萩尾望都)
★2・隣の芝生
★3・運勢(^^;本文は字数制限により割愛(^^;
★4・@ケータイ(起きれない
★5・夢に出てきた父
★6・自己肯定……



★1・断片集(生活+萩尾望都)

ねえみんな、聞いて聞いて!!

なんだ、なんだ??……って別にたいした話じゃないじゃん。

「10月の原案帳」の「もくじ」
原案帳・2001年10月Index(お試し版)
(↓のURLも同じ)
*10月に私が書いた戯言が、書いた順番に素直に並んでいます!
*タイトルをクリックすれば、目指す記事までひとっ飛び! じゃんぷ、じゃあーんぷ!
 (手作業で作った……ああ、疲れた……)

自分では気に入ってるんだけど(^^;

……で、なんか実はまるで意味ないことやってるんだけど、ミョーに達成感があったから、いったいどういうことなんだろう、って昼間寝て夕方起きて考えたの!
(……そんなことより、まともな生活、早くなんとかしろよ(-_-;>自分) ま、まあ、それはおいといて(^^;

そしたらね、わかったわよ!!

「10月の自分」を見直したかったのよね!

……
って、「日記を整理する」っていえば、ふつうそういう意味なのでは?
ナニを当たり前のことを……??σ(-.-;?

まあ、そういわないで。
例年、私にとって「10月」っていうのはけっこうタイヘンな月なので、今年はどういうことになっちゃったんだろう、という気がしていたんだわ。
なんだか、今年の10月は、ぐだぐだしながらも乗り切れたみたい。

「月」のことを書いていたら、こんな発見を思い出した。
『赤毛のアン』に、アンが養母のマリラに向かって
ああ、マリラ。この世に十月というものがあって、ほんとに嬉しいわ。
もし九月から、いきなり十一月になったら、とんでもないことだわ。
……」
と語る場面がある(第16章)。
この本の邦訳をした松本侑子さんが出している「幸せになる『赤毛のアン』の言葉」というMLを出していて、その中でも取り上げられていたから知っている人も多いかも。
(興味のある方は「赤毛のアン電子図書館」をご参照ください)
で、↑の言い方、「どっかで見たことある」と感じる人、
私のHPを見ている人にはあんがい多いのでは?

そう!
ニュアンスは全く変わってしまっているけれど、
萩尾望都『11月のギムナジウム』
の中に、ほとんど同じ言い回しが出てくるのだ!
お話のほとんど終盤、
エーリクとトーマがそっくりだという不可解な事実の陰に何かある、
ということがわかりかけた折、トーマが病死してしまい、
「委員長」(ユーリじゃなくて「フリーデル」という名前で、このお話では脇役)が
エーリクに真相を打ち明けようとする……
という、ちょうどクライマックスのさなかに、そのせりふは出てくる。
フリーデル「おはよう エーリク」
エーリク「おはよう フリーデル 
 この寒いのに どうしたんだい」
フ「十一月が おわるなって 考えてたんだ
 そしたら 十二月が来るな

エ「そりゃ そうだろ 飛んで 一月は 来ないよ
……
いわゆる「二十四年組」と呼ばれる漫画家の先生方は、
多くが幼少の頃には「文学少女」だったのであろう。
萩尾望都の作品にも、あっちこっちに、いかにも「少年少女名作図書館」からもらいました、
というような描写が顔を出す。
(某数字のつく名前の掲示板で「日本を書かないで西洋ばっかり書くのはおかしい」とか書かれていたけど、
確かにそうだなとも思いつつ、別にそれでもいいと思う。
だって、文化的に「日本」はとても作品の「文化的背景」にはなりえなかったのだろうから、
「少女漫画」という媒体で表したいと思うものの)

今、『赤毛のアン』を読みながら、いろんなことを考えてはくすくすっ、と笑ってしまう。

一つは、私にとってとても馴染みのある描写のほとんどを、
私は実は原典となる作品――『赤毛のアン』のほかに『若草物語』とか『小公女』など……――からではなく、
いわばその「二次創作」とでもいう側面を持つ、「少女漫画」から知ったということ、
あと一つは、「私にとって馴染み深い」というのは、
もしかしたら訳者の松本侑子さん自身が、私と同じように
「二十四年組」の漫画作品をたくさん読んでいて、
文体とか表現とか雰囲気とかにその影響がいろいろ出ているのかな、
ということだった。

いろいろ調べながら書いていたら、
ちょっとずつ書き込もうとした最初の気分とは変化してきてしまったけど、
今日は私、とてもご機嫌がいいのだ。

理由は他愛のないこと。
一つ。夕方まで割とよく寝て、すっきりしている。
一つ。起きてから、お湯も浴びたし、洗濯もしたし、
「生活ができている」という感じがする。
一つ。竹内まりや『Bon Apetit』を、ずっと聞いている。
かなり気に入った。

毎〜日ーがイエスタデイ〜……
ち、違うって(-_-;

でも、『毎日がスペシャル』の「スペシャル」を、あれこれ変えて歌ったら面白いだろうな。

毎〜日ーがprecious……
私、最初に聞いたとき、なんとなく「元はこの単語だったのでは?」と思ってしまった。
響きが合ってるんだもん。

毎〜日ーがdelicious……
過食?(念のため「過食」は決して「おいしく食べてシアワセ」というのとは違いますので、誤解なきよう(^^;)

毎〜日ーがquestion……
わからないコトだらけ。

毎〜日ーがふえっくしょん!
そりゃ風邪だよ。お大事にね(-_-;

毎〜日ーが……
みなさんも、考えてみてくださいね(^^)/

一つ。この家ではたぶん何年かぶりに、「とりめし」を炊いた。
まあ、材料だけ用意して一から作る、なんてのじゃなくて、
スーパーで「鳥飯の素」を買ってきて、それをいれてご飯を炊いただけなんだけど。
うちの風習ではたいてい「おひたし」を付け合せていたけど、
それも面倒なので冷凍のほうれん草を買ってきて((^^;ユルシテッ)、
おひたしの代わりにベーコンと一緒に炒めた。
3合炊いたけど、私も弟も、二人ともおかわりして、あと1杯分くらいしか残ってない。
なんか、久しぶりに「団欒」が帰ってきたみたいで、
嬉しかった。

一つ。ニッセンで買った赤いタートルネックのセーターデニムのジャンパースカートが、
思いの外似合う(ような気が自分ではする)ので、
それが嬉しい。

お友達からも何人か、電話をもらったりした。

今の私は、同性か異性かを問わず「友人」はほしいけど、
「彼氏」はいらないような気がする。
「彼女」……??
もう懲りた。ぜったい、イヤ。

あ、女の子でも、私を女だと認めて、
はっきりと「レズ」というかたちで愛してくれるのなら、
いいかもしれない。
まだ慣れてないから、ヘンなことをあれこれ気にしたりするかもしれないけど。

でも、私に「男役」を無理強いする女は、ごめんだ。
(極端なことを言えば、それ以外だったら誰でもいいかも?!) ムセッソー!

あ…… は、話がずれた。
いずれにしても、私は「恋愛関係」には疲れた。

特に、なんで私に言い寄ってくる「オトコ」って、
けっきょく「自分が性的に満足する」ことしか考えてないんだろう??
とっても優しい人でも、けっきょくそう。
頭の良さそうな人でも、そう。
すごくがっかりした。

自分も男性ホルモンに支配されていた頃はあんなもんだったのか?
なんて、ふと思ってしまうと、いても立ってもいられないような羞恥心、
というより屈辱感とか罪悪感とかに近いような気持ちになってしまう……

ま、でも、私が「ヤリたい女(orおかま、NH)」を演出していたから、
オトコもそれにふさわしいアプローチをするしかなかった、とか。
そうじゃないところも見せようとしたんだけどなあ……

それとも、私ってけっきょくその程度の女(orおかま、NH)?


……なんか、クラいぞ。
過ぎてしまったことにいつまでもこだわるのはよそう。

そんなことより、心を開いて話せるお友達が、ほしい……
ああ、「ほしい」というより、いっぱいいるじゃん!
もちろん「いっぱい」って言っても、数人だと思うけど……
一人一人があんまり大切なので、
ついつい「いっぱい」いるような気がしちゃうの……

っていうか「数える対象」だとは思えない、
大切なお友達は一人一人が一人一人でしかないのだから。
「1」の次は、やっぱり「1」だわ。

やだ、みんなの顔が思い浮かんでくるよ……

会いたいなっ
心から。

(^^)/~~~

ためしに「ブックマーク」のれんしゅう。→この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・隣の芝生

(オハヨー…… 徹夜しちゃった、また。
今日は午後からバイトだから、そろそろ寝なくちゃ。
でも、一つだけ)


3日前の記事「2001.11.03-1・はー、すっきりした(笑)」(ホントのタイトルは「オトコのニオイ」(^^;)に書いたこと、

男は、扱いにくいオプション

ということに関連して、男=オプションをコントロールすることは「父親」から教えられなければならず、

>もしかしたら「母親」からでは教わりにくいのかもしれない。
>母親の属する「女性」には、そんなわけのわからない「コントロール」を必要とするような
>「オプション」
>がないから。
>自分の内面的な体験とかでは、決して語れないことだから。


と書いたけれど、もしかしたらこれ、誤解を受けそうなので、しつこいけれど補足。
(その後に薄い色で注をつけたけれど、なんだかそこでもまだおかしな書き方しているような気がする、自分でも(-_-;)

女には男というオプションはわからない、と言ったけれどそんなことはなくて、
きっと「想像力」で補うことができるのだろうと思う。
もしも絶対にできないのだとしたら、
女に対して心からの思いやりを持つことのできる男、というのも
この世には存在しないことになってしまう。
その逆もまた同じように不可能、ということか。
男の気持ちがわかる女なんてこの世にいないのか。

男と女の間には、「深くて暗い河がある」というけれど、
決して渡れないことはないと思う。

私なんか、もしかしたら中州(なかす)かなんかにいるのかも?
流れが変わると水没しちゃったりして……

な、なはは(;_;)(泣笑)

そうそう、言い忘れちゃった。
↑で言及した「想像力」のことを、もしかしたら
ファンタジー(=性欲)
と、いうのかも。
そういう意味の「性欲」には、期待したくなってしまう。
決して「イッて出てオワリ」とかじゃなくて。
(↑ちょっとため息……かも…………)

この記事のトップへ戻る
ページのトップへ



★3・運勢

勝手にコピペ。
しかも、私、2時間後には起きてコンビニのバイト行かなくちゃならないっていうのに。
何やってんのよ?! もうっ。
(*(^^;……この日記、「1日分原稿用紙20枚」という規制があって入りきらず、以下一部割愛……(^^;*)

---------------------------------

明日(2001年11月06日 Tuesday)のあなた(1961年03月18日生まれ女性)の運勢は

●総合運 69点
(略)

●恋愛運 98点
(略)

●仕事運 88点
(略)

---------------------------------

作っただけ。
例のHTML、今は面倒くさいからやんない。
(1件作ったら全部で3枚のHTMLをいじらなくちゃならないんだもん)
ちょっとコワい電話がかかってきて、気が立ってるの。

それにしても――
本人が「恋人いらない」とか言ってるのに、恋愛運が「98%」なんて。
しかも、総合運めちゃくちゃ悪いし。

……何よりも、いつのまにかけっこう信じちゃってるし。
あーあ。まったく。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★4・@ケータイ(起きれない)

@ケータイ

バカな私。
これじゃ、バイトできないじゃないの。

ネットにハマっているんだ、これ。
理屈じゃないって。
やばいんだって。

(「バーチャルな世界にハマってて、よくないなー」
と、ある人に言われたけど、
まるでその人の言葉を裏づけるみたいなことして。
強い調子で言われたから、「従わなくちゃいけない」
とでも思ったのか?>自分)

これはかなりやばい。
また穴をあけてしまう……

この記事のトップへ
ページのトップへ



★5・夢に出てきた父

@ケータイ(寝床の中)

寒い。
身体が震える。

本当に、バカだった。
風邪だったんだ。
あの、不安な気持ちの正体は。

ちょうど、バイトに行かなければならない、まさにその時間に、私は寝入ってしまった。
このことについては、しっかり罪悪感を持つべきだ。
「自分を責めない」じゃない。
店長さんに申し訳が立たない。

と思ったら、また泣けてきた。

つい今、私は泣きながら目を覚ましたところだった。

夢。

早く書き止めないと、忘れてしまう。

「時」はめちゃくちゃだった。
今朝、私が「これじゃバイトに行けない」と焦りながら、それでもぱそにかじりついて、手作りのHTMLを手直ししている時だった。
でも、父は口がきけた。
私は、「ダンボ」の物語レコードを聞きながら、父に
「ありがとう」と言ったのだった。
「ダンボ」の物語レコード、というのは、確か私が生まれて初めて父から買ってもらったレコードだった。
(夢の中では、少なくともそういうことになっていた)

ああ、夢に出てきた父の詳細が、霞んでしまう…
いそがなくちゃ。
(つづく)

@ケータイ(寝床の中)
つづき

「ダンボ」があまりに面白かったので、私はそのことで父に
「ありがとう」と感謝した。
……たぶん、このあたりで半分くらい目が覚めてきたのだろうと思う。
「『ダンボ』の物語レコードを買ってもらったのは、2歳か3歳の時のことだった」とか、ヘンな分析を始めてしまったから。

でも、そんなこと、どうでもいい。

夢の中の父は笑っていた。
屈託なく、にこにこしていた。
夢だろうとなんだろうと、父の笑顔なんて、もうどのくらい見ていないだろう?
まして、私に向けられた笑顔なんて……

嬉しかった。
もう覚えていないけれど、夢の中の父は私に何か語りかけてくれたような気がする。
声は思い出せない、たぶん夢の中でも。
それは、私に与えられた「罰」だ。

夢と知りせば 覚めざらましを……

父がにこにこしながら語りかけてくれる姿を留めようとして、私は寝たまま、もう少し「目を覚まさないでいよう」とした。

ところが、目の前でにこにこして、しかも私に話しかけてくれる父の姿があんまり嬉しくて、私は泣きだしてしまったのだった。

半分目が覚めていたので、本当に声を出して泣いてしまった。

@ケータイ(寝床の中)
これで最後、あとちょっとだけ。

私は、泣いている自分にびっくりして、いっそう泣いてしまったのだった。

そうして、本当に目が覚めた。
それから先が、この文章の冒頭になる。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★6・自己肯定……

(^^;字数制限により、本文は別のページへ(^^;
(わざわざリンク先まで飛んで読むような内容じゃないかも……)


「自己肯定……」本文へ

破綻。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月05日(月) I N D E X



★1・I N D E X

「原案帳」のページトップ↑にも入れたけど、
こんなものを作ってみた。

2001年10月の原案帳Index(お試し版)

10月の原案帳を全て写し取って新たにHTMLを作り、
一つ一つの記事にブックマークを埋め込んでジャンプできるようにしたのだ。
写し取って作ったHTMLは全部で5枚になってしまった(^^;

2001.10.01-07(20件)
2001.10.08-14(19件)
2001.10.15-21(17件)
2001.10.22-26(24件)
2001.10.27-31(18件)

合計なんと98件も書いたのだった。

……うう、もったいない。
これだけの文章、お金になるかたちで書いたら、
私の労力はどれほど報われるだろう……。

私は自分の持てる能力を、すっかり自分が回復するためだけに使っているようだ。

おかげさまで、体のほうはほとんど「回復」したと言えるだろう。
(まあ、だいぶガタが来ちゃったけど(-_-;)

心については、厄介なところはあるけれど、どうにか付き合えそうになってきた。

あとは、……お金、お金よ。
稼ぐことができるようになって、自分の力で自分を養ってやるぐらいには……
できることなら、……(もうあまり繰り返したくはないけれど)するべき支払いもしたい。

そんなことを考えながら、でもこの手は、一晩中不毛な「作品」を作り上げていたのだった。

(これは短めなので別のページにしない……
っていうか、もう精根尽きたよ〜〜)

この記事のトップへ
ページのトップへ

2001年11月04日(日) Autogynephilia

(実を言うと、約2年半ぶりに「Transsexual Forum Japan(通称TSFJ)」に
書き込みしようとしたけど、やっぱりちょっと怖いから止めたのでした。
ホント、私ってヘンに臆病(-_-;)

以下引用のそのまた引用……

IJT Volume 5
Number 3, July - September 2001

Transgendering, Migrating and Love of Oneself as a Woman: A Contribution to a Sociology of Autogynephilia
Richard Ekins and
Dave King
Fulltext

Effects of Cross-Sex Hormone Treatment on Emotionality in Transsexuals
Ditte Slabbekoorn, Stephanie H.M. Van Goozen, Louis
J.G. Gooren and Peggy T. Cohen-Kettenis
Fulltext

Case Report: Autoimmune Hepatitis in a Male-to-Female Transsexual Treated with Conjugated Estrogens
V. Tangpricha, N.H. Afdhal and
S.R. Chipkin
Fulltext

Mak Nyahs (Male Transsexuals) in Malaysia: The Influence of Culture and Religion on their Identity
Yik Koon Teh
Fulltext

以上引用のそのまた引用…… 

で、その中の一番目の文章が、「Autogynephilia(AG、日本語への訳語はない?強いて訳せば『自己女性化愛好症』とでも?)」に関するものである、ということを、森下azamiさんが紹介してくれている。

http://www2.realint.com/cgi-bin/tarticles.cgi?hina4130+98

(勝手にリンクしてしまったら怒られてしまうかしら……)
詳しいことは↑のリンクを辿ってもらえれば、と思うけれど、このAGというのはあまり人気のある仮説ではない。
それは、azamiさんもおっしゃっているように、これが一種の「paraphilia(性欲倒錯症)」である、とされるところだ。
本当にそうだったとしても、「男性的な性欲がイヤだ!!」と主張している当事者にとって、言ってみれば
「あなたは自分の性欲(=ファンタジー)で『女になりたい』と思っているのだ」
と決め付けられてしまうことになるのだから、とても認めたい気になれるものではない。
でも、Anne Lawrence, M.D.というアメリカの学者によれば、「自分の性はそれでしっかり説明がつく」と言っている人もいるそうなので、そのあたりは「自由」の違いなのかもしれない。

あと、ハワイ大学のMilton Diamond博士が唱える
「トランスセクシャルはインターセクシャルの一形態といえる」
という説に代表されるような、「TSの起源は器質だ(だから絶対変えようがない)」という主張と対比してみると、AGは「性欲=ファンタジー」という精神的なことがらを原因として捉えているので、とても対照的なのかもしれない。

私自身はいったいどうなんだろう?
「性欲」という言葉に、日本人はどうしてもマイナスイメージを持ちがちだと思うし、恣意的な「趣味」と捉えられたら、
「くだらない趣味に7桁(=百万円台)ものお金をかけるなんて、バカじゃないか」
というような批判も簡単にされてしまうだろうし、イヤといえばイヤだ。

でも、こんなふうにも思う。
たとえば、私の心の中で、自分が女性である、というファンタジーを抱くとする。
それは、決して「男の性欲」なんかじゃなくて、むしろ女性が自分の理想的な姿を思うのと似ているのかもしれないではないか。
たまたま、男の体とかホルモンバランスとかで、そのファンタジーが男性的な性欲に連れて行かれてしまうとしても、その同じ気持ちが女の体であれば正常な女性のファンタジーとどこが違っていただろう、という気がする。
その意味では、「男性の性欲倒錯症」と捉えてしまうのは、ちょっと短絡的な「男女分離主義」(←今考えたネーミングだ。強いて説明すれば、ちょっと原理主義的なほどの「性別男女二元論」とでもいったところか)のようにも思える。

なぜなら、私自身の体が、その感覚が、しっかり証明しているから。
この、自分に対する感情や感覚は、決して「男性的な性欲」なんかじゃない、って。
もしも男性の性欲だったら、女性の体になって満足してしまったら、いったいその後どうやって「満足」を求めるというのか。

なんだか、そうやって考えてみると、「AG説」の真偽はともかくとして、もしも私がそのAGであったとしても、少なくとも「男性の性欲倒錯症」という言葉の「男性の」というところだけは外さなければいけない、と思う。

ふつうの女性のファンタジーだったはずの欲求が、男性の体に閉じ込められて歪んでしまっただけだと思う。
それさえなくて「男性的な性欲は一切感じたこともない」という「(よく『真の』という言葉が冠せられるけど)TS」の人は、それこそ器質的な障害を伴って性自認にも影響があるタイプ、と考えるべきなのかもしれない。

なんだか、それはそれで新たなカテゴライズをもたらしそうで、コワいけど……

うーん……
書式に気をとられて、内容にまで気が回らない。
この書式はやっぱりちょっと、今の私には辛いかも。

あるいは、最近記事が多すぎたから、こういう「書き込みが面倒くさい状況」をわざと作って書き込みの量を減らそう、ということかもしれない。
もちろん、私自身の知らないところで、誰かがそんなことを企んでいるのだ。
誰かって……
それは、私よ。

記事のトップへ

2001年11月03日(土) はー、すっきりした(笑)

揉め事、自分の中では「一件落着」。
現実はそんなに甘いもんではなからうけれど……。
(ちょっと事情があってはっきりした書き方ができないけれど、
以下の記事は自分の身辺で起きたある出来事に絡んで
書きたくなっちゃったこと、です)

本当のタイトル↓
「オトコのニオイ」
注1:ヘンケンだらけです。
注2:でも「元オトコ」の立場で「こんなに変わった」というのも実感しているので、
もしかしたら参考になるかも。
注3:性的に露骨なことを書いているので、
いわゆる「18禁」的なものがイヤな人は読まないでください。


前にもちょっと書いたこと。+気をつけないと誤解が生じる。
でも、私がとっても感じること。

オトコには、オトコ自身が絶対気づかない(ことが多い)=オンナだけが気づく(ことになりがちな)、
「ニオイ」
がある。
注4:( )がうざいけど、「誰でもみんな、必ず」という決め付けをしたくないので。
それは、読む人自身も「うざい」だろうけれど気をつけて。
物事を何とか単純化して理解しようとすると、ついつい
「all or nothing(いつでも、どこでも、みんな、絶対〜ある/ない)」
になってしまうのもまた、よくあることなのでは。

私は前に、それを「男性ホルモン」と結びつけて書いた。

また、別の機会に「男はオプション」とも書いた。
書いた頃にはうまい書き方を思いつかなかったけれど、今はそれを
男は、扱いにくいオプション
と言うとニュアンスが伝わりやすいかな、という気がする。

この「男はオプション」という言い方は、ちょっと馴染みの薄い人もいるかも(ここの常連読者さま以外はm(._.)m)
「人間の体は女が基本形」っていう、アレ。
SRY因子だか(最近は違うものも言われてるみたい?)によって精巣が形成され、
そこから男性器が形成されたり、
男性ホルモンの分泌によって全身の表現形が
「男性」と呼ばれる方向に向かう。
でも、それは人間のあり方としては
(っていってもこれ↑が何を意味するのかは言ってる本人も曖昧だけど(-_-;)
「標準」である「女」に対して
男性機能は「オプション」である

というのが、「男はオプション」の基本的な考え方。

で、「扱いにくいオプション」っていうのは、
中でも主に男性ホルモンの機能によって性格とか心の動きとか、
そういうメンタル的なもの(←これも定義は曖昧なまま;スマソ)が、
案外本人が自覚している以上に規定されてしまっていて、
それが女性には理解不能な「攻撃性」とか
TPOを全く弁えない「常時(セックス)ヤラセろ」とかをもたらしていて、
しかも無自覚なのでたちが悪い、というようなことをさす。
注5:「無自覚」ということについて、あとで問題にするので、
反論のある人、ちょっと待ってね(^^;


つい最近まで、私はそういう「男性(性)」に対して物凄い嫌悪感を持っていて、
なんだかことあるごとにここで攻撃しまくっていた。
(ちなみに、そういう「攻撃」が悪い意味で「オトコ」そのものであることには、
本人=私は全く「無自覚」←ちょーバカ(自嘲笑;))

曰「オトコは攻撃的なヤバン人で暴力とセックスしか眼中にない」
↑今見ると、なんちゅー幼稚な決め付け(-_-;

でも、実は「決め付け」って、決め付けてる本人に何か感情的な問題があることが多いのよね。
私は、いろんなことをごっちゃにして「決め付け」していた。
ちゃんと識別できるかな……?
ちょっとやってみますね。

私の「男性性嫌悪」総括(案)
なんじゃそりゃ(-_-;その1↑
1)自分自身の(過去の)「男性性」に対する嫌悪
「オトコはみんな」と言わずに、「私は」って言えよな! って感じ。
私は、追い詰められたような感情に急き立てられて
元パに対して暴力をふるってしまったことがある。
(↑ほんとのこと言うと、
こんなこと書いただけで私のこと嫌いになっちゃう人が
たくさんいるかもしれないから書かないほうがいいんだろうけど)

肉体的な暴力をふるったことは「ない」つもりだったけれど、
後から思い出すと相手=「純女(じゅんめ)」にとっては「暴力でしかない」ようなことを、
私はしていた。
今はわかるけれど、その頃は全く理解していなかった。
無自覚だったのでああするしかなかったけど
---------------------------------
私が言うことをどうしてもわかってくれなかったから、
私はついに耐えかねて彼女を床に組み伏せ、
動けない状態にして、あることないことを怒鳴りつけ続けた!
……これが暴力じゃなきゃ、いったいなんだってえの?!

---------------------------------
無自覚なら許されるというのなら、
たとえば核ミサイルのボタンを「知らないで押す」のも許されるのか。

私は、自分が何かわからない衝動に駆られて、
女性に対して暴力をふるってしまったことを
強く、強く嫌悪する。
いくら反省しても、反省しきれない。
だって、時間は元には戻らないから。
死ぬまで反省し続けろってえの。
死んでからも、反省してていいよ。
この世が終わってしまったとしても、絶対許さない。>自分

言葉による暴力だって、同じこと。
たまたま物理的な力じゃないだけで、相手を抑圧し、服従を強いるような言い方は、
もう立派な「暴力」だ。
それに、男の「声」には、女より肺活量もあるし、声帯周辺の骨格もとても頑丈に発達するので
「吠える」
機能があると思う。
「吠える」のは、どんな動物とも同じ、「攻撃・威嚇」の一形態だ。
それ以外の何でもないし、もう言い逃れはやめろ、っていう感じ。

2)自分が受けた暴力・圧迫に対する嫌悪
「みんな」とは言わないけれど、私自身、他の男性から暴力や暴力的な態度を受けて
強い恐怖に打ちひしがれたことは何度もある。
っていうか、つい最近もそういう話を聞いて
うんざりしたところだ。
(危うく現場に居合わせて間接的な「被害者」になるところだった……
想像するだけでも震えがくるぞ)


たまたま私が高身長(っていっても175cmだけどさ)だから、
自分より背の低い人からだと「暴力」と感じないのか。
……なんて、私は「高身長コンプレックス」があるのでついついヘンなこと言っちゃうけれど、
そんなことあるわけない。
だって、自分より背の低い男から暴力的な扱いを受けてビビりまくったこと、あるもん。
何度も。


女性から強く抑圧された経験ももちろんあるけど(それが元パ、ほかにも少しはあるけど)
それは明らかに男性からの直線的で破壊力の強い「暴力」とは雰囲気の違うものだった。

それで私はいつのまにか
男性性=攻撃性、暴力
という決め付けの公式を頭の中に作ってしまっていたのだった。
そこには「自分」とか「たまたま自分が出会ってしまった人」とかいう識別はなく、
「いつでも誰でもどこでも絶対!!」
だったのだ。……おバカ。

3)男性的な性欲に対する嫌悪
これも本当は「自分」「他人」に分けて書かなくちゃいけないけど、
めんどくさいからまとめて。

はいはい。
私だって、若い頃にはそれこそ何やらわけのわからない衝動に駆られて
「毎日オナニー」してたことだってありますよ。
「それじゃおまえ、やっぱりオトコじゃん」
といわれれば、反論は山ほどあるけどここではめんどくさいから、もうパス。
何とでもとってください。
私の結論は、「それでも私は女だった」。それだけ。

ああ、そうか、「めんどうくさい」じゃ済まされないことが、一つだけ。
私は、自分が衝き動かされる男性的な性欲が、いつもいつも、イヤだった。
まるで、自分に犯されているみたいだった。
陵辱されているみたいだった。
自分自身が、自分自身からの性暴力の「被害者」。
とても歪んだ捉え方だと思うし、こんなの理解できない人が大半だろう。
(もしも「それ、わかる!」という人がいたら、
一度人格について診断を受けたほうがいいかも……
私は受けました;結論まともに聞かせてもらえなかったけど(苦笑;))

っていか、できるだけ理解しないでください。(←むしろ反論歓迎)

そうして、そんな自分と同じような「性衝動」を持っているらしい
他人の「男性的な性欲」も、私は「気持ち悪い」と思っていたのだった。
たまに何かで「比べっこ」だの「飛ばしっこ」だのという話を聞いたことがあるけれど、
私は決してそういうのに加わりたくない、と思ってしまっていた。
(今はたとえ望んでも加わることなんかできない体だけど)
何で自分がレイプされるところ、人に見せなくちゃならないのよ?


で。
これで話が終わりだと、目新しいのは私の「暴力」や「性欲」についてのカムアウトだけで、
人にいっそう嫌われて終わりだけど、
私は人に嫌ってほしくてこんな長文をぐたぐた書いているわけじゃない。
むしろ、こうやって自分の「男性性嫌悪」について、ここまで正直に書くことができるのは、
私自身が
男性性と和解
してもいいのかな、と思うからだ。

私の「男性性との和解」方針(案)
なんじゃそりゃ(-_-;その2↑
注6:あ、でも、勘違いしないでほしいけれど、
だから私は「トランス」を諦めて元の男に戻ります、とかいうことじゃありませんよ!
私は自分の「男性性」という「事故」を、それで引き起こしてしまった過去の暴力とかは別として
「仕方のなかったこと」として受け入れようとしているだけです。
今さら「男に戻る」なんてできるはずないし、
戻れって言うのは死ねっていうのと同じことです、今でも、やっぱり!
私を殺さないでね!>「法律」さん)
注7:(も一つうざいけど、ごちゃごちゃと言い訳。
「男に戻る」ということに対しては、今でもまだびくびくしています、私。
だって、長いこと信じ込んで生きてきたから、全身に染み付いているもん、
おまえはこんな体に生まれてしまったんだから、女になることはできない
っていう思い込み)


和解の鍵、キーワードは、最初のほうに書いた

男は、扱いにくいオプション

という見方、ニュアンス、そんな感じ、だ。
とっても漠然としているけど。
まだ、うまく言葉にならないけど。
「扱いにくい」って言っても、「扱えない」ってわけじゃないでしょ?
私が「男性性嫌悪」とか言って攻撃していたのは、あたかも男性性というものが
「扱いようのない危険物(たとえば核兵器みたいな?!)
だ、という思い込みがあるからだ。
完全廃絶しなければ世界に平和は訪れない、みたいな(笑)

ええっと……
何から書こうかな……

そうそう、唐突だけど、私はNHのお店で働いて、とてもトクしたな、と思うことがある。
それは、「本当のタイトル」として挙げた
「オトコのニオイ」だ。
もちろん、お風呂に入ってないとかいうのは論外にクサいけど、
どうやら昨夜か今朝、ちゃんとお湯を浴びたんだな、というような人でも
「ああ、素敵 『匂の宮』かしら『薫の君』かしら♪♪♪
というような「男の匂い」を発する人が、たまーーーーにいるのだ。

念のため、香水の匂いとかじゃない。
強いて言えば「頭髪の臭い」に近いけれど、決してクサくないのだ。
ぐえええ、って感じの「Mr.アブラギッチ」もいるけれど、
それと似た感じの「男臭さ」なのに、とってもよく整った香りになってしまっている人。

これは、ホルモンバランスが変わって「オトコのニオイ」に敏感になっていた私にとって、
とても大きな発見であり、喜びだった。
(もしくは単なるヘンタイ、とも言うかも(-_-;)

まさか自分で自分の男臭さをコントロールできる人がいるとも思えない、
っていうか、コントロールするタイプのにおいじゃないと思うので(笑)、
(といっても、誓って言うけど、何か「えっち」なニオイのことじゃないからね!!)
そういう人の「香り」っていったいどういうことなのかな、と不思議ですらある。

そうやって、素敵な男の「匂い」を堪能していた私は、ふっと気が付いた。

もしかしたら、匂いだけじゃなくて、男性性に司られるほかのいろんなことも、
こんなふうに「整った状態」にできるのではないか。

たとえば「攻撃性」>良い意味での「積極性」とか。
たとえば「性欲」>「代償」か「昇華」かわかんないけど(by S.Freud)「創造性(想像性でも)」とか。

匂いについては、たぶん無自覚な男が多いのだろうけれど、
「暴力」とか「性欲」とかに対しては無自覚ではいられないだろう。
意識的にコントロールすること
なんとなくじゃなくて、はっきりと「男性性を上手に調整する」、というかたちで自覚的に取り組むこと。
それが、もしかしたら
男を磨く
ということなのかもしれない。
しっかり磨いた男に出会いたいな……♪♪♪♪♪

終わりに
……
なあんだ。
きわめてあったりまえの結論になってしまった。
でも、こうした「宿命」ともいえる「男性だからこそ意識的なコントロールが必要なこと」って、
もしかしたら「母親」からでは教わりにくいのかもしれない。
なぜなら、母親の属する「女性」には、そんなわけのわからない「コントロール」を必要とするような
「オプション」
がないから。
自分の内面的な体験とかでは、決して語れないことだから。
(これだけで終わると、純女さんやFtMから強烈な反論を浴びそうだし、書きながら気になっているので;
女性には「生理」「妊娠・出産」とか、女性特有の体形とか、更には「更年期障害」とか、
「オプション」ともいえる現象がいくらでもある。
でも、たぶん「更年期障害」以外は or それも含めて、そうした「現象」はそれが起きるだけで
「自覚的な対処」を必要とするだろう。
その対処作業や、その前段階の教育で、
「女性性」についての「コントロール」は内面的な部分に届くほど教えられるのでは?
それに比べて「男性性」については、あんがい「放置」されているような気がするのだ。
いろいろな面で、「男性」「女性」は「非対称」の存在だ。
それは、たとえば冗談でしか言われないけど
「男性にも生理休暇を!」という主張がいかにばかげているかを見れば明らかだ。
「生理休暇」って言うのなら、家で1日中オナニーしてるわけ?)


私はここから先はまだ不勉強なので、これ以上は立ち入ることをやめるけれど、
今言ったような場面で
「父親」
の存在が必要なのかもしれない。
ただし、これも念のため言っておくけれど、
「父親」は決して「遺伝子提供者」とか「法律上の配偶者」とかで
自動的に決まるのではないと思う。
しつこいようだけど、「自覚的・意識的」に「父親」またはそういう機能を果たす存在であろうとする、
そういう人でなければならないし、逆に実はそういう人なら誰でもいい。
男である必要すら、ないかもしれない。
「男」という、
扱いにくいオプション
について自覚的・意識的に取り組んでいる人であり、
男の子に「男性性」、もっと言えば「男を磨く」ことを教えようという責任感と意欲がある人なら、誰でもいいのだ。
女性でも。
あるいは、それ以外の性でも。

(私は降りた……っていうか、強制的に降ろされたけどね;これを「未練」という。
ふっ、おバカ……)


……やっぱ、わかりにくかった?
それ以前に、長すぎた?
まあ、これからもちょっとずつ、お勉強していきまーす。m(._.)m

(^^)/~~~

ページのトップへ

2001年11月02日(金) 寅午との戦い(?!)

2001.11.02-1・寅午詳細

10/31深夜、出先から帰る途中で突然思い立って、北ではなく南へと進路を変え、国道1号線に乗る。

沼津の先で、2年前には箱根を越えるのがすごく大変だったのを思い出し、
「御殿場から東名に入ろう」
と決める。
ところが、行けども行けども「東名御殿場」の表示はなく……
気が付けば、箱根超えの霧の中。
(こわかったよぉ)

なんとか小田原に降りる。
この町には仕事で来たことがあったので、ちょっと複雑な感慨に浸る。
でも、さっきの「御殿場」で、けっきょく2年前と変わらず苦労してしまったので、今度こそラクな道を走るぞ!(高速料金ぐらいは持ってるし……前回は所持金3000円しかなかったから、オール「一般道」だった……)
と一大決心をして、とにかく「ライトグリーンのカンバン(=有料道路の標識)」を探しながら走る。

やがて「西湘道路」という緑色の標識を見つける。
「おっ、これは!」
と思ったのに、つい右折の交差点を行き過ぎてしまうが、「しまったー」とか思っているうちにもうひとつ、おんなじような標識が。
「あれ?」

……東海道にありがちな「一般道と有料道路が並走」というパターンか?
と思いながらその標識もやり過ごすと、その次に、なんと
「東名厚木←・→西湘道路」
という、ありがたいような選択を迫るような標識が。
東名なら東京まで行き着くが、「西湘道路」ではどこまで行けるのかわからない。
じゃあ、東名だ!
ということで、左折♪

……大間違い。
厚木はどこ?
行けども行けども「厚木」どころか、だんだん道幅が狭くなっていく……
しかも、「左に2度曲がる」、その後ずうっと直進、……ということは。
いくら方向音痴の私でも、わかるぞーーー!!
「戻ってる」って!!
もう2度左折すれば、元の道じゃ(^^;

というわけで、元の道に。
……で、さっきの標識が見つかったところで、今度は「右折」。
(でも、なぜかそれ以前に見つかっていた残りのふたつの標識は見つからなかった……?? 
どういうことなのか、今でもわからない。
同じ道に戻ったはずなのに……????)

ひゅーー!!
気持ちいいなっ、有料道路は!
もう午前3時近いぞ。
誰もいないぞっ……なんかちょっと、さびしいな。
……いつしか、ラジオのチャンネルも「神奈川モード」に。
NHK「ラジオ深夜便」は、今は聞きたくないな。
だって、……しゅんとしちゃうんだもん。
さっき箱根を越えるときは「放送芸術祭参加作品」とかいうのを聞いて、市原悦子って語りに味わいあるなー、とか思っていたけど。
ここはもー、70年代〜80年代のポップスがばっちり!
青春だあ、いぇ〜〜い!!
……
と思ったら、西湘道路、終了。
ガソリン入れよっと。

ところで、次の有料道路は?
と思いながら走っていると、なぜか
「東名厚木←」……??!!
さっき行き損ねて、違う道をだいぶ走ったはずなのにいい。
……そっか。
西湘道路は、ただただ私に「誰もいない高速をすっ飛ばす」という「快楽」をもたらすためだけにあったのね。
ふええ。
ま、いいや。
ひたすら厚木インターを目指す。

東名に乗ってしまえばもう、こっちのものよ。
あるお友達とケータイメール交換しながら、ひたすら走る。
(*注:決して真似しないでください!!)
……もしかしたら、このとき私は
「死んでもいいや」
と思っていたのかもしれない。
「未必の故意」は故意のうち!
有罪の構成要件成立!!
(*注:これは過度の脚色を伴っているので、事実として道路交通法違反を問うことはできませんので、あしからずm(._.)m)

あ。
「環七」という標識が。
……懐かしい〜〜〜!!(はあと←このフォームでは表示できません(^^;)
ついつい、東名を降りてしまう……って、あれ??
私はいったいどこから降りたの??
このあたり、実は記憶が定かでない。

人気のない環状七号線を走る。
2年前は青梅街道だったけど、なぜか今回は甲州街道へ。
西へ……ああ、さびしい。
前回は田無のあたりまで行ったけど、今回は方南町あたりでリタイア。
……ちょ、ちょっと待て。
「方南町」は甲州街道じゃないぞ?!
(けっきょく迷子。なんだかなあ……)

それでも、どうにかこうにか新宿へたどり着く。
「目をつぶっても」というほどじゃないけど、新宿から西のわずかなあたりは、おかげさまでちょっとだけ「土地勘」がある。
ここでも「前回と同じように」、新宿2丁目あたりに車を停め、どこかお店でちょっと一休みしよっと。
(このあたり、完全に前回をなぞって行動している……)

午前4時という時間を考えると、やってそうなお店は……
(実は「嬢」に電話してみたらもっと早い時間に終わってしまっていたし、「Duo」は1度しか行ってないのでまだちょっと緊張してしまうし、という選択があって)
けっきょく「スワンの夢」へ。

晴美ママともう一人女の子(ごめん名前忘れた!!)がいたけど、さすがに平日のこんな時間はお客は一人もいない。
ちょっとおしゃべりして、5時すぎに、ちょっとそそくさと、おいとました。
(っていうか、実はタバコの煙にまいってしまっていた……
やっぱ私、そういう「お店」は向かないんだ。
つくづくそう思った。
だって、タバコがダメ、お酒もダメ、なんて、そんな女にいちいち「私の目の前でタバコを吸わないで」とか言われて、飲んでられる?
私も辛いし)

これで、私にとっての「イベント」は終了。
なぜか帰り道は「消化試合」みたいな感じで、はっきり言って詳しく書く気にもなれない。
大ざっぱにまとめて言えば、
「だらだらと何度も途中で休んだり車の中で寝たりしながら、
厚木まで一般道 〜 そこから東名 〜 沼津で降りて(沼津〜富士間が工事渋滞) 慣れ親しんだ国1で静岡まで」
というコースで帰ってきました、とさ。
途中、沼津インターを降りたところの通称「グルメ街道」沿いの「ジョナサン」(←場所は違うけどジョナサンというのも「前回と同じ」)でお昼を食べました。とさ。

というわけで、私は
「1999年11月」の「失踪事件」(この結果、私は失職した)の再演をしたのでした。
ほとんど、確信犯。
でも、今回は「無断欠勤」しなかったよ。

……

帰宅してみたら、……
(意外なことが起きたりもしていたけれど、
それはチャンスがあったら、また)

 


2001.11.02-2・寅午の背景……というより「前景」、かな?

『Lady’s Comic YOU』を読んでいたら、星崎真紀「秘密な奥さん」に出てくるエピソードをぜひじっくり読んでほしいと思わずにいられないような事件を耳にした。
「事件」といってもプライベートなことだし、私の知人の名誉とかプライヴァシーにも関わると思うので、ここには書かないけど……
お客様は「育てる」ものよ。せめて、それだけは。

昨夜の「失踪」というか「ひとり逃避行」(←なんか演歌みたい(^^;)というか、とにかく疲れきって夕方には寝てしまい、朝、すっきり目がさめた。
目覚めはやっぱりバロックがいいなあ。
それも、こてこての「グレゴリオ聖歌」かなんか。

……いつしか、私は夢うつつのまま、自分の体をもてあそんでいた。(……なんか恥ずかしいな、やっぱり……こういうこと書くの……)

私の胸は、とても敏感だ。
自分でいとおしくなってしまうほど、素直に反応する。
胸から始まって、たぶん、私は全身がとても敏感なのだろう。

……なのに、なんだか、涙が。

私はこんなに敏感なのよ。
なのに、いちばん愛するあなたは、私の体を愛してくれたことなんか、一度だってなかったのよ。
あなたはただ、待っていただけ。私のほうから尽くすのを。

こんな年齢になって初めて、こんなに自分の体の感覚がわかるなんて……
悔しいとも、悲しいともつかない、よくわからない感情に打たれて、私は泣いていた。
グレゴリオ聖歌は、いつしかクラシックギターの音に切り替わっていた。
その心地よい音の中、私はひとり、胸をもてあそびながら、泣いていた。

弟は、昨日と今日、出張でいない。

……

なんか、やーーね。中年の主婦の「こっそり打ち明けます・私の秘密手記」みたいで。
「女性セブン」とか「週刊女性」とか。
ま、しょうがないか。
立場も年齢も、似たようなもんだし。
人はね、自分で思っている以上に立場や環境に振り回されて自分の思考とか考えとかが決められてしまうものなのよ。

と、さらにひとりごちてしまうのでした。

弟いなくてさびしいやらほっとするやら。
なんで「ほっとする」のかしらね。
ま、離れて暮らした期間が長かったし、それ以前も通った学校とかぜんぜん違うし。
生活の仕方がとてもかけ離れていて、お互いにすごく気を使ってるのよね、ふだん。
っていうか、これ、けっこう大きな問題なのかも。
いつのまにか、ほとんど「民族が違う」のでは?! と言いたくなるほど違っちゃってるじゃん(-_-;
ううーーん……

(なんだかよくわからなくなりつつ、さらに思考は続く……)


そうそう、追記……:
もしかしたら未だにわかってない人もいるかもしれないので、念のため;
「寅午」=「トラウマ」です。
ここに書いていることの大半が、私の「トラウマ」に関わることだし、
そのトラウマから脱却できたり、
『残神』のジェルミみたいにトラウマと緩やかにお付き合いすることができるようになれば、
私はこうやっていつまでもぐだぐだと愚にもつかないことを書き散らす必要もなくなるかもしれないのです。

ただ、惜しむらくは、じょうずに扱えばお金になるのに、もったいないことしてるなあ、という気もします。

「人の不幸は蜜の味」っていうでしょ?
私の「不幸」を、たんと召し上がれ。うふふ……
(壊れた)


 


2001.11.02-3・Christianity

ブッシュがキリスト教徒なら、私は洗礼を捨てる。
殺すことをも赦すのがキリスト教か。
だったら、キリスト教なんて、いらない。
イスラム教と同じ穴の狢ではないか。
もしも一億人のアメリカ人に、この言葉を正しく訳して伝えたら、8800万人が
「それは違う。報復は正しい」
と答えるのか。
とてもそうは思えない。
「仕方がない」
と、大半の人が答えるのでは。

私に対して
「Transsexual is sin.」
と断言したアメリカ人は、
「Revenge war is sin too?」
と尋ねたら、なんて答えるだろう。
それは正義だから赦される、とでも?
正義のために人の命まで奪うことは、それこそ神にしか許されない行為なのではないのか。

今、おそらく多くのアメリカ人が、合衆国政府の起こしている「報復戦争」を「正しい行為」として認識しているであろうことを、私は強い恐怖とともに、危惧する。


こんなことを言う私が、けっきょくは「目糞、鼻糞を哄う」ということでしかない、というのも、いちおう踏まえている。
だから、私はこういうことを書いて自分を貶めてしまうのが、
たまらなく、恥ずかしい。
それでも書いて、できることなら私の目から見ると多くの人が錯覚に陥っているように思えて仕方がない、ということを伝えようとするのも、
実は「報復戦争」とそれほど違うとは思わない。
でも、だからといって、戦争を許す気には、とうていなれない。
戦争だけは。

だってさー、性転換で人命は奪われないじゃーーーーん。
人が生きていくチャンスを奪ったり、しないもーーーん。
戦争は、人を殺すっていうことは、殺した相手の人格の全てを、その後の人生のチャンスを、
有無を言わさず奪ってしまうことなのだ。
神さまから見れば「どう違うんだ」と言われそうだけど、卑小な人間の目で言わせてもらうわよ。

戦争よりも、性転換のほうが1億倍くらい、まし

それだけは、確かなこと。

 


2001.11.02-4・戦闘開始?!

こわい。
けれど、はじめなければ。

---------------------------------

明日(2001年11月02日 Friday)のあなた(1961年03月18日生まれ女性)の運勢は

●総合運 72点
心に潜む悪習慣や悪癖は思いきってやめてしまいましょう。そうすること
により、あなたの今後の生活にプラスアルファがでてくることになるでし
ょう。大きなアクションが近いうちにやってくる可能性があります。そう
した中で、今しかできないものが多くあるようです。あなたが自分のため
にやらなければいけないことをいまのうちにやってしまうように努めまし
ょう。きっとこの1日をつくったことによって、広がるなにかが出てきま
す。

●恋愛運 93点
あなたのチャンスは守護星の力によって運気が上昇してゆきます。思いが
けない出会いが巡ってきたり、楽しい1日を過ごすことができるでしょう
。また、周囲の人に驚かれるようなあなたの長所を見いだすことができる
でしょう。

●仕事運 85点
周囲のひとたちが、なにかあるときっと助けてくれるはずです。常日頃か
ら人間関係が円満であることは、あなたにとって有意義なことです。周囲
の人たちを喜ばせる何かを求めてみましょう。

---------------------------------

 

2001年11月01日(木) 寅午のScience




I’m home!!








★表紙へ戻る★  ★#22★  ★#26★  ★セクマイ★  ≪前   次≫   ▲目次▲