原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2000年04月27日(木) 返信 「個人情報」のこと

★1・返信
★2・返信(2) + 「個人情報」のこと



★1・返信

at 2000 04/27 11:36 編集

(ノートになったら、つなげにくかったり開きにくかったり、障害が多くなって、かえって「メールまめ」になってしまいました。
それに、ここにも書くことが増えてきてしまった……
別に、今がとっても危機的な状況、というわけではないのだけれど……)

☆メールでのやりとりの中で「人間関係が育っていく」という経験、私は今まであんまりしたことがなかったので、この間いろんな人とお話しているうちに、それまであんまり意思の疎通ができていなかった人たちと少しずつ分かり合えるようになってきたことが、新鮮な驚きであり、また、とっても嬉しいことです。
なんか、「じんっ」としてしまうの。

みなさん、ありがとう……♪

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★2・返信(2) + 「個人情報」のこと

at 2000 04/27 12:01 編集

ある人への返信の一部を、そのまま(個人名はさすがに伏せますね(^^;)転載。
なぜこんなことをするのかというと、直接これを送った人以外の人たちにも、ちょっと考えてもらえたら嬉しいなあ、と思ったから。

--------------(以下転載)------------

Aさんが言っていたように、私は自分の「○○」という名前の響きも「女性名」として捉えているから。
(そりゃそうですよね、現実の私は「○○」なんだし、私は自分のこと「女」だと思ってきたんだから。
そういう意味では、本当は「改名」ってぴんと来ないところがあるんです、まだ。
ただ、強いて言うなら、「周囲からどう思われるか」ということのために「改名」を言い始めた、ということかもしれません……)

αK vs βK! これが「α=理K」だったら、「β<文章」なので、「文系 vs 理系」なのでした(^^;
人間誰しも「文系的要素」と「理系的要素」を兼ね備えているものです。
あんまり無理やり「自分は文系(or理系)!!」って割り切らないほうがいいのかも。
ちょうど、無理やり「自分は男(or女)!」って割り切ってしまうのが、案外危険なことであるのと同じように。
あっ、そうだ、母につけてもらおうかなー♪ ……まだそれは止めておきます(きっと、また混乱させちゃうから(;_;))

--------------(以上転載)------------

うーん、実名が絡んだ論理展開なので、これではほとんどの人にバレバレですよね、私の名前。
でも、個人情報については、慎重にならなくては、ね。

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2000年04月23日(日)

★1・悲しきこと―その3
★2・Re:「04.23・悲しきこと―その3」



★1・悲しきこと―その3

at 2000 04/23 06:58 編集

(まだ続くのか? これはたいへん!)

「拒食症」。
数ヶ月前にもそんな気がしていたけど、どうも本当にそうみたい。
昨日も1食しかしてない。
私の場合、「ほら、食べないの?」「ううん、いらない……」っていうやりとりがなく、ただ「食べるのを忘れる」っていう感じでしかないので、「拒食症」とは思えないし、巷で(っていうかIFFなんかで)聞く「原因」みたいなのも自分には当てはまらない、って思っていたから、
「どうも自分は拒食(症)ぎみ」っていうのが、あんまり現実的な響きを持たないの。
でも、「食べるのが怖い」って思っているみたいな気がするし、……

ああもう、はっきり言って「他の症状」は出したくないのにぃ……(;_q)グスン

さぁてと、お腹が空いたから、ちょっとお食事しましょうかね。
……20時間ぶりに。
だぁいじょうぶよ、私、本物の「拒食症」なんかじゃないから。と、思うよ……

太宰治「女生徒」

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★2・Re:「04.23・悲しきこと―その3」

at 2000 04/26 08:29 編集

……どこが「拒食」じゃ?!
体重増えてるじゃないの!
1ヶ月前=約61〜62kg
今さっき測ったら:63kg超えてる!! (がーん)Σ( ̄ロ ̄lll)
騒いでいたのは、たまたま「ほぼまる1日食べなかった」ということが、1、2回あったから。
それだけじゃん!!

ちょっとのことで大騒ぎする……これはいったいどういう「症状」なのかな?(^^;
(確かに、私にはそういうところがあります……)

ご心配下さったみなさん、ホントにごめんなさい!!
こういうわけですから、ゼッタイ「栄養不足で倒れる」なんてことはありません!!

……ちょっと「ルボックス」(←昨日の早寝用)の作用もあるのか、言い方がふだんとちょっと違う……

どちらにしても、栄養バランスには充分注意しなくちゃ。
自炊もまだ、ロクにやってないし。
(引っ越してから、まだ「自分の台所」が確立してないの。
女にとって、「台所」のあり方ってとっても重要だと思うのに……>当然、これが男にも浸透していくことが、これからの時代に要求されていること、という気もする;「オトコ」として育てられた私は、いまどき珍しいと思うけれど「男子厨房に入るべからず」と戒められてそだったのでした。ため息……)

だいじょうぶです(^^)

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2000年04月22日(土) 悲しきこと

★1・悲しきこと
★2・悲しきこと―その2



★1・悲しきこと

04.22・悲しきこと
at 2000 04/22 17:03 編集

悲しきこと。
クリスチャンに「オトコ扱い」されること。
偏狭な「男女二元論」に全ての人間を押し込めようとするのは、「戦争状態」の社会に相応しい。
いくら死んでも良いように、「産めよ、殖やせよ、地に満ちよ」。
地に満ち溢れてしまったら、限られた生存の可能性に「命をかけて」闘うしかなくなるじゃないか。
―他を滅ぼしてでも。

神さまは、またしても私に試練を与えていらっしゃるようだ。
「自分の在り方をはっきりさせなさい」と。
私にはまだ、そのための備えができていないのに……。

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★2・悲しきこと―その2

at 2000 04/22 17:01 編集

(あ、そうか……こういうタイトルがそのまま続くっていうことは、私のバイオリズムかなんかが壊れ気味なのね。
ふんっ、身体に定期的な現象がないから、普通の女の子だったら身体で気づくようなことが、まるで分かってないんだよーだ!
いつまでたっても「ふつう」になれない私……
どうせこれ読んで、純女さんたちは
「ああ、またこの人分かってない。生理にしょうもない幻想を抱いている」
って思うのよっ……
それがうざったい定めであっても、地球に寄り添って生きることができれば、どんなに安心か。
私は地球に受け入れられない存在なのでは?
そんな下らない疑問に慄く必要なんかないのに)

人間関係。
私はいつもこう。
出だし、好調! > 何かケチがつく > 調子が崩れる > 修復できない > 嫌われる
だから、就職とかではとっても有利なのよぉ〜。
でも、長続きしないのも、わかるでしょ?

どうにかしたいの。
私は、どんなにヒドい時でも、精一杯やっているつもりなの!
でも、いつか、人は離れ、私は一人ぼっち。
なぜ?
みんな、どうして私を遠ざけるの?
私の距離のとり方がいけないの?
それとも、私がいつまでたっても同じ過ちばっかり繰り返すからイヤになっちゃうの?

誰か、教えて。
いっしょうけんめい、なおすから。
私はもっといい子になりたいのに。

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2000年04月20日(木) 西行



★1・西行

at 2000 04/20 01:40 編集

願わくば 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ

父が生前にお気に入りだったらしい(?)歌です。
私もなぜか、この歌は「三夕の歌」とともにお気に入りなんですね。
(ただ、私は和歌全体にはそれほど詳しくありません。もしかしたら意外かもしれませんが、「古典・古文」はあんまり得意じゃなかったんですよ(^^; 専ら「近代文学」ばっかり……)
近頃岡野玲子(原作・夢枕獏)「陰陽師」を読みふけっているせいか、「符牒」が気になるのですが、この歌には本当に「なんでこんなに??」といいたくなるほど、父のこと、私のこと、双方に引っかかってくる「符牒」があって、びっくりしてしまいます。
もちろん、父の死は「4月=卯月」、旧暦に置き換えてもたぶんもう「弥生」になっている頃だったでしょうから、「如月(きさらぎ)=2月」ではありません。
(「きさらぎ」は「釈迦入滅」の頃なのだそうですね)
ただ、前の記事にも書いたように、私の父も、一人っきりではありましたけれど、ぽかぽかの陽光さす中に桜の咲く庭がよく見える窓辺で、穏やかに亡くなったのでした。
朝日新聞の日曜版か何かに「西行特集」があって、それを読んでいるうちにちょっと惹かれるものがあり、なんだかこのところずうっと気になっています。

不思議だなあ。

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2000年04月19日(水) 母のこと、父のこと



★1・母のこと、父のこと

at 2000 04/19 05:58 編集

(みのりさんに送ったメールからの抜粋+α)

☆今日、母といっぱいお話しました。
(実は、11時半ごろから4時半ごろまで(^^; 母は高齢なのに、よく付き合ってくれた……というより、お互いに止まらなくなっちゃったみたいなのだけれど)
その中で、母がこう言ったんです。
「あなたの気持ちを変えることはできないでしょう。
でも、このままだと、私がヘンになってしまうと思ったから、今はこう思うことにしたの。
あなたのお姉ちゃんが『男の子でなければ面倒みないっ!』と言っていたでしょう?
あなたは、本当は女の子として私が身ごもったのだけれど、
お姉ちゃんの言葉で、途中から男の子になっちゃったのよ。
あなたはお腹の中でとてもおとなしかったから、お産婆さんも『女の子ですよ』って言っていたし、
おばあさんは赤いお布団を用意してくれたのよ。
あなたは、生まれてからしばらく、女の子のお布団で寝ていたの」
優しくて、甘くて、かわいそうな母。
母の心の傷のせいで、私は彼女の「友だち」に育ってしまった。
でも、苦しい思いの中、私の気持ちをとうとう認めてくれたこと、本当に嬉しかった……!!


☆ついこの間、父の命日でした。
父は一人っきりで息を引き取ったのでした。
まるで、父が気に入っていた西行の歌「願わくば 花の下にて春死なん……」のように、
陽光の柔らかな、桜の木が見える窓辺で。

父のことも、母といろいろ話しました。
母と私は、父を巡る「恋敵」だったのですね。
母が「私が看取った」と言うとき、私は苛立ちとも焦りともとれるような気持ちになってしまっていました。
この気持ち、実は「嫉妬」だったんですね。
私は辛うじて「実は一人っきりで死んだんじゃないか」と思って溜飲を下げていました。
けれど、父の死の直前まで面倒を見ていたのは、母。それが真実。
最期は、私が東京に飛び出していて、それって母に勝ちを譲ったことになるのでした。
……
私は、母のためにそうしたのでした。
私が父と母の間にいると、必ず二人の諍いが始まるんだもん。

前は、父だけを恨んでいました。
「私をこんなに抑圧して!!」って。
でも、私を抑圧していたのは、私のような人間の存在を「許さない」かのように見えた、社会そのもの。
実は、社会はそれほど「本当の」私を排除していなかった。
(そりゃ障害は多いけれど、「絶対に存在を許さない」ほどではないんです)
それに、「恨む」っていうなら、弱い立場を演じながら、実は巧みに私をコントロールしていた母のことも「恨む」べき。

今は、二人とも恨んではいません。
母とは、良いお友だちになりつつある(=父を巡って仲直りしている)
父には、霊前(仏壇なんですよ(^^;)でこう言いました。
「お父さん……<そっち>に行ったら、私のこと『ぎゅっ』てしてくださいね」―娘の私を。
母は、「いいよ。それくらいなら、許してあげる」という顔をしていました。


ありがとう。


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2000年04月14日(金) の毛づくろいと文字の関係(^^;



★1・サルの毛づくろいと文字の関係(^^;

at 2000 04/14 13:05 編集

下らないことだけど、思いついたので書いちゃおうっと♪
(といっても、自分のオリジナルなのか、誰かから聞いた話を思い出したのか、定かではありません。たぶん後者でしょう……?)

サルは他者(他サル?)とのコミュニケイションの手段として「毛づくろい」をやります。
両眼視できる目を使って、相手の毛を細かく調べ、中についている虫とかを器用に摘み出し、食べてしまいます。

人間は他者とのコミュニケイションの手段として「文字」を使います。
発達した神経系を使って、相手の書いている文字を細かく解析して、中に込められている意味とか感情とかを器用に読み取り、理解してしまいます。

ねっ、こうやって同じ言い方で表してみると、似ていると思いませんか?
まあ、それまでは全くできもしなかったことを、「サル」から「ヒト」になった途端にまるで神さまから都合よく授かったかのように「できるようになる」はずはないんですよね。
きっと、体毛がなくなってきて「毛づくろい」ができないから、寂しくて「ことば」を発達させたのが人間、なのでしょう。

なお、念のため。
上の文中、「神さま」について触れていますが、私は神さまを冒涜するつもりはこれっぽっちもありません。
私の気持ちは、きっと神さまも分かってくださっていると思いますよ。
ただ、進化論を否定したり、「聖書の言葉どおり」といって2000年以上前の「常識」に現代人を押し込めようとしたりする「原理主義」に陥りたいとも思いませんけど。
神さまが人間に授けられたものを人間が「これがそうだ」といって勝手に推測することの方が、よっぽど「冒涜」と呼ばれる行為なのでは?
だからといって神さまに対する「不可知論」の立場もとりたくはないんですが……
(本当は、これ以上深く考えてはいなかったりする(^^;)

何か肝心なことを書き忘れている……
あ、わかった。

神さまは、「都合よく授けてくれる」存在ではないということ。

(それにしても、神さまについて「人間」が語ると、なぜか「争い」が起きる……
神さまはお一人のはずだし、みんなお互いの思いを大切にし合って生きていきたい、と思っているはずなのに……
だから「集団」や「組織」で成立している「宗教団体」に対して、私は(特に)今、とても懐疑的です)

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2000年04月13日(木) 「陰陽師」を読み始めました



★1・「陰陽師」を読み始めました

……で、感想は、たったこれだけ。

ひろくん、かわいいっ♪♪♪♪♪

(おおっ、「♪」マークが5個もついた!!)

「たったこれだけ」では分からないとクレームがつきそうなので、ちょっとだけ解説。
(たぶん「ちょっとだけ」なんかで終わらないだろうけど(^^;)
*「ひろくん」=源博雅、主人公=安倍晴明=「陰陽師」の親友。
念のため、この呼び方は萩尾望都さんがNHKの番組で「陰陽師」の特集をやったときに出演されていて、その場で博雅を呼ぶのに連発していたとか(伝聞です(^^;)。
自分で見てないんだから、よく知らないのにマネしちゃダメじゃん、とお怒りの方もいるかもしれません(いらっしゃったらメール下さい;たぶん反省しますから(^^;)が、……
こんなこと言ったらおこがましいかなあ。
でも、もう25年近くファンなんだから、許してくれないかなあ。

萩尾望都が源博雅を「ひろくん」(たぶん、語尾には「はあとまあく」がついてるぞ)って呼ぶ気持ち、「陰陽師」を読めば読むほど分かるような気がして、仕方がないのよ!!
ヘタするとミズキさん並みの「妖怪もの」なのに、笑える、笑える。
ひろくんの「天然」なところと、それを許容している晴明のやさしさ(っていうか「やわらかさ」「さわやかさ」??……こちらは曰く言い難い感じだなァ(^^;)。

こんなに「漢(おとこ)」がかわいいなんて。

ううっ、ひろくん、ぎゅっとしてあげたい!

よろしければみなさんも「陰陽師」、いかが?
(白泉社で現在9巻まで発売中;私、おカネないのに9冊ぜんぶいっぺんに買っちゃった(^^;)
(なお、現在は白泉社の雑誌「メロディ」連載中だそうです;12巻完結予定)

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2000年04月11日(火) 笑顔


★1・笑顔

(付:4/12に読み返したら、文章がヘン!! 直しました(^^;)

このところ、自分の姿が「どっちに見えるか?」が急速に気になってきています。
あ、「どっち」って、男か女か、ということですよ。
決して「右翼か左翼か」とか「仏教徒かクリスチャンか」とかいうことではありませんから。

私、なんだかずるいところがあって、本当は
「……になればいいのにな〜」
と思っていることでも、自信がないと、人から何か言われる前に
「……になれるハズがないのは自分で分かってるから」
とか、自分の希望には実現可能性がないっていうことを「前提」にして、「そんなことは分かっている」というフリをしてしまいます。
そうして、自分の希望に「フタをする」のが、私の長年の癖になってしまっているのでした……。

でも、きっと、心の奥底では
「そんなことないよ!! あなたはちゃんと……になれる!!」
って言ってもらうのを待ち望んでいるんですよね。
ただ、いざ本当にそう言われてしまうと、それに対してどういう反応をしたらいいのか、ていうことまでは考えてない(あんまり経験がない)ので、固まってしまったりするんですけど(^^;
それは、ふだんの私の人当たりの良さからするとちょっと不自然なので、きっとそう言ってくれた人は
「言っちゃいけなかったのかな?」
って思って、それ以後はもう言ってくれなくなっちゃう…… ああ、悲しき悪循環。

でも、近頃、何かが変わっています。
「ムリムリムリムリムリ〜〜〜!!」(<「無理」って言ってるの(^^;)
って思っても、なんか、ふと立ち直っているのね。
「あっ、そうだ、自分で『フタ』しちゃうこと、ないじゃん」って。

さて、今日のタイトル「笑顔」です。
私は、ふっと微笑んだとき、少し女性的な顔つきに見えるみたいです。
反対に、クラい顔をしているときって、かなり男っぽいように思います。
眉をしかめて「コワい顔」してれば、元のつくりはゴツいのだから、当たり前か……
話しが逸れ気味、いかんいかん。

私は笑顔を大切にしたいです。

<実は>
昨日東京に行ったのですが、駅のトイレ(まだ男子用を使用(^^;)に寄って、出ようとしたとき、入ってくるおじ(い)さんと出くわしたのね。ちょうど「(い)」とカッコに入れるくらいの年の人。
その人、私を見た瞬間、後ろを振り返って、そこが「男子トイレ」であることを確かめたの!!
……っていうことは、私はそのとき、ちゃんと「女性」に見えていたわけ?
(もちろん、その人の挙動を「おまえのようなオカマが正々堂々と男子トイレを使うのか?」という非難の表現、と悪意にとることもできますけど、あのときのタイミングはゼッタイそうじゃなかった!!)
正直、嬉しいです。

だから、この文章の前の方に書いたように「フタをする」のは、もうやめ。

「希望」は、捨てない。

えへ♪

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2000年04月09日(日) 「インナーチャイルド」とか「共依存」とか



★1・「インナーチャイルド」とか「共依存」とか

(これもやっぱり「家族機能研究所」に投稿したものです。最近、そればっか……)

☆「インナー・チャイルド」(だと思う)のこと
一昨年、偶然出会いました。(と思う)
そしたら、女の子だったの。
12歳までは、そのまま私のままでいたんだけれど、なんだかいろいろあって、
久しぶりに再会したら12歳のままで止まって、
真っ暗なところに閉じ込められてげっそり痩せてしまっていた。
周りの人と会話することもできなかった。
ううん、話はできるんだけれど、本当に12歳のままなのね。
いっぱい、恥ずかしいまねをしてくれた。オンラインで、外に向かって。
オフラインにまで出てきたとき、それは野放しに出てきたので、
なんと「退職」につながってしまった。
(うう、恥ずかしい)

☆キレイな共依存
「森脇真末味」っていう漫画家、ご存知ですか?
(なんだか、最近もレディースコミック書いてるみたいですね)
その人の最も初期の作品で『緑茶夢(グリーンティー・ドリーム)』というのがあります。
(私は『りょくちゃむ』と読んでましたが)
バンドのお話です。(だから『りょっくちゃむ』>『ロックジャム』……なぁんて)
その主人公(のうちの一人)の「弘」クン、とっても自己表現が下手くそで、
何かあると人を殴るか泣くかしかできないような、でもとても個性的で魅力的なボーカルの男の子です。
で、彼の所属するバンドのマネージャー(というか、事実上プロデュースしてる?)
「礼二」くんは、冷静なキレモノなのに、厄介者の弘(だから関わりあってもリスクの方が大きいのに)に
あれこれ世話焼いてしまう。
そんな二人が、こんな会話を交わします。

(雨の中飛び出した弘を礼二がなんとかつかまえた翌日、弘はカゼをひいて熱出してる)
礼二(氷嚢を持ってきて)「おまえはバカだ うちにいたネコとおなじだ」
〃 「バカのくせに おれを召使いにする」
(礼二、氷嚢をガチャンと弘の頭にのっける)
弘「あいた」
礼二(タバコに点火しつつ)「おまえはおれの二匹目のネコだ」
弘(ニッとして)「ちがうよ おれは礼二のタバコさ」
〃 「やばいと思いつつ 離せないだろ」
(礼二、慌ててタバコをもみ消す)
<「きえない煙草」プチコミック、1980年>より

作品は20年前のものなので、ある意味「甘い」ようにも思います。
漫画や小説の多くは、このように「共依存」のような人間関係を美化して描いているものが
けっこう多いような気もします。
(現実は、殴ればちゃんと怪我して血が出て、病院へ行く……この作品は一応そこまで描いてますが)
他人だから美化しうる描き方ができる、家族ではそうはいかない、そんな気もします。

でも、私のお気に入りのこの作品(未だにフラワーコミックスの初版をとってある)、
否定できないのです。

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2000年04月05日(水) 4月4日は……?


★1・4月4日は……?

「4月4日」は……?

(ほぼ同じような内容の書き込みを「家族機能研究所」の掲示板にしました。これは転載+編集したものです)

☆みなさんにバラしてしまいますね。
私の名前は、本当は「やき」といいます。
(あっ、書き始めてから恥ずかしくなってきた(^^;)
もちろん、本名ではありませんが、自分にとって大切な時代、本当にそう呼ばれていた名前です。
(「えっ、あのヤキ(定)?!」とびっくりした人は、メールくださいね)
ただ、当時「ヤキ」では恥ずかしかったので、なんとかしてカッコいい名前にしたいと思って、
「ジャッキー」を流行らせようとして失敗して、けっきょく良くて「ヤキ」、
悪くて「焼定」(<「こっちの方が本物だ」と思ってくれてた人もいたみたいだし、「それがルール」という部分もあったのだけど(^^;)と呼ばれていました。
彼女からも「ヤキ」と呼ばれていたし、……婚家でもお姑さんから「ヤキ」って呼ばれてた!
だから、「本名」みたいなものです。……って、私はいったいいくつ「本名」があるんだろう(^^;
たぶん、アイデンティティが揺らいでいるせいでころころ変わるのだと思うので、おつきあいのほどを。
ただ、これからも、「じゃっきー」や「里花」で呼ばれればちゃんと振り向きます。
人の名前って、一度呼び始めた名前はなかなか変えられないものだから。
その人にとって、最も呼びなれた名前が、その人にとっての私の「本名」だから。

☆タイトル「4月4日」は……「トランスジェンダーの日」だって!
理由は「3月3日=女の子の日」「5月5日=男の子の日」で、そのちょうど中間に当たるから
だそうです。
(ちゃんと「記念日協会」に登録されている;だから詳しいカレンダーには載っているらしい)
ただ、それに対して強い不快感を持つ人も多いらしいです。
理由は「私は3月3日 or 5月5日の人間であって、4月4日ではない!」と思うからです。
確かに「4月4日」で止められてしまったら辛いなあ、という気もしますが、
私、だんだん「それでもいいや」という気がしてきてしまった(^^;
(身体だけはなんとかしなければ耐えられないのだけど……)

☆で、その4月4日。
実は、「産婦人科」に行ったのです。
「え?!」と思いますか? 「おいおい(-_-; それだけはヤメロ」とか思いますか?
えへへー、実は血液検査でした。
初めは「4月4日」のことに気がつかなくて、後から
「なんていう吉日に受診できたんだろう♪」
って、ちょっと足元が10cmぐらい浮かんでしまった(=浮かれてしまった)のですが。
私が現在受けているホルモン療法が質の悪い副作用を招いていないかどうか、調べてもらうためです。
もちろん、ほとんどの検査は「内科」でもできるのですが、性ホルモンに関わる部分もあって、
産婦人科が最適なのです。

私にとって、(元配偶者の妊娠〜出産の時以外、っていうか自分のために行ったのは)初めてのことだったので
ちょっと緊張してしまいました。
けれど、とてもよい経験ができたと思います。
面白かったのは、ちょうどお昼頃で、テレビで「笑っていいとも!」やっていて
松本明子がゲストだったんですけれど、妊娠8ヶ月なのね。
その彼女がいろいろおしゃべりするのを見たり聞いたりしているうちに、なんだかほんわかした気持ちになってしまいました。
また、第11週から始まって「胎児は今頃このくらいの大きさ」っていうキューピー人形が並んでおり、
(いちおう超音波なんかで「影」を見せてもらったことはあったけど)
はっきりしたかたちのものを見ることができて
……
ちょっと癒された思いでした。

それと、看護婦さんがとてもいきいきとしているの!!
そこの病院だけなのか、産婦人科ってどこでもそうなのか分からないけれど、
なんとなく看護婦さんの仕事に対する「プロのプライド」みたいなものを感じて、
カッコいいなあ、と思ってしまいました。
先生は男性だったんだけれど、もしかしたら専門家である先生を例外としてそれ以外の
男性が介在しない環境(?)
のおかげで、魅力がくっきり現われてきたのかな、なんてそんなことまで思っちゃった。
とにかく、とても印象的だったし、それに、優しく扱ってくれました。
自分としては(何せ外見はほとんど女性には見えないので(^^;)
「何しに来たの?」とか「あんたはムリよ」とかいう表情をされるのでは、と危惧していたので、
とっても嬉しかった……!!

☆就職、いったん決まりかけてそれからまた覆して、でも「やっぱり来てほしい」といわれたので、
服装のこと(ネクタイが着けられない(^^;)や不安定なところがあることなんかも話して、
「万が一のときは回りのスタッフがフォローできるから」ということで私も納得して、
決めました。
(ネクタイが着けられないのは、それこそ
「何を甘えているんだ?」と言われそうですが、
「男の制服」が息苦しくて仕方ないので…… 何度かやってはみたんですが、ダメでした……。)

☆それから、夕方の町を「RLT(?)」してました。
楽器屋さんで「電池式のアンプ」について問い合わせたり(道端でベース弾きたい!! でも、そのままだとほとんど音が聞こえない……)、
本屋さんでは自分が「タイムカプセル」にいるような気分になったり(注文したつもりだった本=上野千鶴子「発情装置」=が、実はなんにもしてなかった;ちゃんと店頭の書架にあった;店員のお兄さん、ごめんなさい! 決してあなたが優しそうで、ちょっと好みのタイプだったからじゃないのよ(^^;)、
「SUBWAY」でサラダとハーブティーをいただきながら
AERA MOOKの「哲学がわかる。」を読んだり(? それは「RLT」じゃあないだろー?!)、
……

☆で、けっこう疲れて家に帰ったのだけれど、パソコンを開けてオンラインにしたら、ゆりこさんがチャットにご招待してくれて、……
とっても楽しかった!!
チャットって、本当に楽しいね!
(なんか自分勝手に楽しみすぎかも(^^; 相変わらず一人でどんどん書いちゃうし(^^; 言葉を飲み込んでしまった人、本当にごめんなさいm(__)m)

-----------------------------

そういうわけで、状態がいい私でした。
(つい見せびらかすようになってしまったけれど、
「私はこんなにひどいのに!!」って落ち込んでしまう人がいたら、どうしよう……
そんなふうに感じてしまった人は、できたらこう思ってくださいね:
「じゃっきーだかやきだか知らないけど、この人は今『躁状態』なんだ。
後で辛いんだろうな……」
私自身、この幸福感が「束の間のもの」であるような気がして怖いです。
でも、だからこそよけいに、人に見せびらかしてでも浸っていたいんです……
ユルシテッ!!)

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2000年04月01日(土) レス


★1・掲示板に書き込めないので……

投稿タイトル:ただいまー!!

って、過剰に元気な私、つい今日、就職をけってしまいました(^^;
「なんでそんなことをする?!」と訝る方も多いかと思いますが、私にはまだ、自分の思ったとおりの姿で教壇に立って、生徒から違和感を持たれない自信がないのです……。

で、某コンビニの深夜のバイトも辞めてしまったので、ようやくここの書き込みをする余裕ができました。

☆綾さま……IDつきのレスしますね♪

☆アイスバーグさま……
うわあ、「イワン」なのね、やっぱり?
私は「アレクセイ」でありたい、と思っていたけれど、「イワン」なところもあったし、うーん、イヤだったけれど「ドミートリイ」と重なってしまう部分もあった。

じゃ、次。
(って、「テスト」かい、これ??)
「罪と罰」では?
ここでは、主人公のラスコーリニコフから、ドーニャ、スヴィドリガイロフ、ソーニャ、……ラズーミン、ロージンまで含め、全登場人物の中からご自分に最も合ったキャラはどれ?

*あっ、これ、だんだん大島弓子の「ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ」と重なってきた。

この際、枠を広げて、こちらに来ているみなさんで「罪と罰」か「ロジオン……」、ああそうだ、手塚治虫の作品にもなっていましたね、どれでも結構です、読んだことある人、あなたがいちばん「自分に似ている」と思うキャラクターは?
書き込み、お待ちしてまーす。

☆tsao2さま
あら、お名前つけたのね?
樹 ゆかりさま
ちゃんとMSIMEにも登録しておいたからね!
(「tsao2」も「つぁお2」で変換する「名」にしてあったのよ(^^;)
ともあれ、おめでとうございます。
ゆかりさん。
ゆかりさん。
今、あなたとのコミュニケイションの思い出を、「ゆかりさん」のお名前で再登録しています…… そんな感じ。
あとは、お会いする機会を楽しみにするばかりですね!

「麻布系」、「AC」。ふぅーん、そういえば、そういう感じ方もありますよね。
もっといえば、そういう感じ方、忘れちゃいけないんですよね。

>萩尾望都全集の第1期と第2期、竹宮恵子全集は持ってます。

きゃあ!!
第1集は「赤本」?
竹宮さんは、ちょっと熱すぎて、当時の私には「ちょっとちょっとぉ〜……(*^^*;;」だったのです。

☆あこさーん!
お待ちしてました!!
こちらでも、よろしくお願いしまーす。
記憶だけが残っていて、今実物を見ようと思っても咲く品名とか目印になる詳細が分からなくて……っていう経験、私にもあります。
手塚治虫の「0次元の丘」がそうでした。
私のジェンダー観に多大な影響を与えている(と思う)のに、長いこと「灰色の丘(?)」と覚えていて、ようやく文庫本で買ったのは一昨年のことでした。
あと、今でも「くるしいおもい」なのが、(ちょっと外れるけれど)ジミ・ヘンドリックスの「Little Wing」。
スティングが最近(といっても何年か前ですが)カヴァーしていて、せめてそのときにCDでも買えば歌詞ぐらいついていただろうと思うのですが、あれほど惹かれる曲なのに、未だに歌詞を知らないのです。
歌ってみたい……!!

……と、話が逸れましたが、みなさん、あこさんのお探し物、ご存知の方がいらっしゃったらお知らせくださーい!

☆pherさん
返信しようとしたら、「このコミュニティにはいません」というメッセージが……。
「年なし、性別なし」を読んでいただいてありがとうございます。
ある意味、私にとっていちばんしんどい時の日記なので、今は読み返すのが辛くなってきてしまっていますが、何か感じていただけたら幸いです。また、内容にはかなり毒々しいところもあるのでは、と思いますので、影響されすぎないようにご注意下さいね(^^;

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今は、私は自分自身の力をつけることに専念しなければならない、と思います。
子どもと、ポケモンの「つうしんこうかん」もやっているし。(それとこれと、どういう関係があるんじゃい?!)
でも、だからこそ、こちらに来てくれるみなさんとのコミュニケイションも大切にしなくてはいけない、と思うのです。
こういう考えって、傲慢なのでしょうか?

まとまらなくなっちゃった。
でも、みなさん、また来て下さいね。
これからは、できるだけ早めにレスしたいですし。
(実は、書き込んでいただいてから割と早いうちに読んではいるんです。でも、へろへろになっていて、あんまりとんちんかんなお返事しても申し訳ないな、と思うような状態だったので、書き込んでもらった内容にとっても感謝しながら、ついついお返事しないで、ていうことは自分でROM?して、終わっていたのでした(^^;
「なんだ、返事くれないじゃん」とがっかりしていたみなさん、あなたの失望に心から申し訳ないと思っています。どうかお許しを……!!)

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