一陽来復 *

2005年06月30日(木) 保健所勤務のおはなし

薬物乱用防止のことを、隣の課では、
「ヤクランボウ」と略していました。

ヤクランボウ将軍みたいな。

ヤクランボウ君、乱暴!みたいな。

ヤクランボウ君、ヤク乱用!みたいな。

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2005年06月28日(火) 34℃。殺す気か

「毎日を丁寧に生きよう」と考えられるときもあれば、
理由もないのにイラついて、全てが腹立たしく感じられ、
何をどうすればいいのかも分からず、
自分がここにこの状態でいること自体が不快というときもある。
たぶん人の情緒なんて、不快指数とかホルモンとか脳内物質とかに、
いともたやすく左右されてしまうのだ。

とりあえず暑すぎてもういやです。

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2005年06月13日(月) 聴くということの難しさ

日記に誕生日のことを書くとけっこう反応があってうれしいものです。
毎月書くか。嘘だけど。

口にした言葉というものは意外と伝わらないという話。
こちらの言葉に対する反応が速いし、会話も途切れない、
気まずさがないから大したことでなくても安心して話ができる、という人がいる。
多分こういう人たちは、相手の言葉そのものではなく、
口調、雰囲気、大まかな内容から、
脊髄反射で反応を返しているのだ。
この脊髄反射は、いくつかあるパターン(はげます、ウケる、自分話にもちこむ etc.)から感覚的に反応を選ぶというものらしい。
別にこれは悪いことだとは思わないし、社交的な人にはこういうタイプが多い気がする。
けれども、ときどき思ってしまう。
別に沈黙は怖くないから、言葉の意味をとってほしい、と。
じゃあお前はできてるのかと訊かれると、自信がないけれども。

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2005年06月09日(木) 6月9日

何の変哲もない、一年前のこの日のことを、
私は意外とよく覚えている。
3日前に梅雨入りして曇りがちで、
けれど天気など関係なく、一日中大学の図書室にこもって試験勉強をしていた。
ベランダの近くだけれど薄暗い席で、
興味のもてない勉強に眠くなりそうになりながら、
律儀な友人からのメールに、ニヤリと笑った記憶があるのだった。

二年前のこの日のことは、この日記に時間単位で詳細に綴ってある。

三年前のこの日は、たしかワールドカップにわき返っていた頃、
日本対ロシア戦が行われる日で、
たまたま私はブルーの服を着ていたから、
「ロシア戦だからね」などと言って、優しい人に笑ってもらった。
気弱な私は、自分の誕生日など言い出せなかったに違いない。

来年のこの日は、またワールドカップがめぐってくるらしい。
気弱な私は、自分の誕生日など言い出せないに違いない。
どうでもいいふりをして、淡々と仕事をこなしつつ、
どれくらいメールがくるかを気にしているに違いない。
状況は変わっても、自分の基本線は変わることなく、先に向かって続いていく。
今年も律儀な友人からのメールに、ニヤリと笑ったのでした。

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