一陽来復 *

2002年08月08日(木) 香港その2

もうひとつ香港で感じたこと。
現地係員の人の言葉から、
香港の人は、
いっぱいお金を稼いで、豊かになることは、善いこと!
と思っているのかなーと感じました。
例えば、
「この人は頭がいいです。だから大もうけしました。」
「運ちゃん(運転手)日本語分からない。だから運転手しかやれないね。」
云々。

香港には、すごい豪邸もありました。
ボロボロで、きれいとはいえないアパートが並ぶエリアもありました。
日本って、みんな中流で、
あんまり経済格差みたいなものはないような気がします。
(少なくとも私は。)
でも香港は、上を見ても下を見ても限りないのではないでしょうか。
日本に対する憧れのようなものも、あるような気がしました。
(ムーミンがテレビで広東語しゃべってました。
 nonnoも売ってました。)
お金をいっぱい稼いで、広い家に住む、という夢が、
香港では今も、夢として存在しているように思いました。
だから、日本にはないパワーがありました。



2002年08月07日(水) 不完全燃焼香港

10日ほど前に香港に行ってきたのですが、
いろいろと思うところがありました。
思ったのは、まず
もっと香港らしい香港にふれたかったということ。
もちろん地元の人がいっぱいの金魚屋が連なっている通りとか、
ペットとしての鳥を売ってる(食用じゃなく(^_^.))バードガーデンとかにも
行ったんだけど(鳥の餌のバッタか何かで満杯の網はすごかった…)。

香港の人は、日本語のわかる人が多いと思いました。
それはとりもなおさず、
日本人が観光客としてお金を落としていくからだし、
わたしがそういう観光地に行ったからでしょう。
広東語とはいわないけど、せめて英語ができたら、
言葉の壁を恐れずに、観光客向けじゃないとこに行けたのかなー。
(私の性格上、もともと無理なのかもしれないけど…。)

あるいはもっと私が大人でお金があったら、
自分は観光客だと割り切って、
グルメとかエステとかショッピングとかを楽しめたと思うけど。

香港で、自分は日本人だということを実感させられました。
私は、香港で、
観光客にもなりきれなかったし、
地元の人に混じる勇気もなかった、
なんだかよく分からない外人だったのでした。

日本って、いいよな〜。日本語だし(笑)。


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