放浪カモメはどこまでも |
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::: log in ::: | 2006年01月15日(日) |
レイタ ●○● ● ● ● ● 日常ノート ● 新年のごあいさつ 御無沙汰していますー。去年はシーユーレイターといいながら フェードアウトしてすみませんでした。。。(どんだけレイターなんだよと...) 昨年はうき島マニーにおこし頂きありがとうございました。 ほとんど動いてないサイトに、感想とかリアクションをくださった方々どうもありがとうございました! 言葉は力だなあと思うのはそういうお言葉などを読むときすごく感じる事でした。(一瞬で気分が変わったりします) というか、そういうものをくださる気持ちの力なのかもしれないですが... どうもありがとうございました* どんどこ遅筆になっていますが、(年々時間がなくなっていってるのかも) 今年ものったりと、書いていけたらいいなとおもいます。 おお、真面目なことを書いているとまゆげがかゆくなるのはなぜでしょう。 (でも本気です) 突然、すっごい昔の質問とか、お礼を今さらするコーナー。 ☆ミラージュのコピー本を通販してますか? >答えはノン…!です。表紙のデータがどっかいっちゃってまして、 …申し訳ないです。全国で持っている人の方がめずらしいですごめんなさい。(当たり前) ☆コンテンツのレイアウトが改行されているような? >ありがとうございます某さん!また改行サイトになってました(....) ナオエの呪いなのかな....無駄な力を発揮する男だ... あ、もう思い出せない...(ひー)今日はこんな感じで。 ● 更新ノート ☆去年、青舟さんのサイトのクリスマス企画にHoney lemon poolの連作を 書かせて頂きました。すごく久しぶりで2年半ぶりでした。(笑) (感想をくださった方、どうもありがとうございました...! 時間ギリギリで自分の限界に向き合って嫌な感じでもあったのですが、 ちょっと救われました...ふふふへへへ...) 青舟さんにはお手数と共にタイトル悩ませてしまってすみませんでした。 企画と、綺麗なレイアウト他たくさんどうもありがとうございました...*! と、ここで言うなという感じなのですが。 書いてしまったものに言う事はホントは何もないんですが、 今回の話を書いてちょっと気がついたことがありまして、 そこが自分でも不思議でした。 あれなんです、ミラ40巻後から私が書いてきたことっていつも 一緒で、それは「また出会う」っていうことでした。 恋の片道切符から今まで書いたものが全部そこに集中してて、わたしもしつこいわーと思いながらも、そうかそうかと納得するところもありました。 読む前には絶対戻れないけど、そうやって自分でしつこく攻防してたんだなあとか思って、それに気がついたってのは、ようやく浄化したっていうことなのかなあとか思ったり、 .......いやー、どうなのかなあ.....どうでしょうか。(人に聞かない) もう絡み付いた糸はそのままでもいいけども。 今度は何か別の方向で書くのもいいかもなあ、それともやっぱりもうずっと変わらないかもとか思ったりしました。 わけわからん文章ですいません。 バッテリの方は、すっごい自分でも書きたいことが丸見え。(笑) わかりやすいっす。ボボボボーイミーツボーイ!(.....) 何でもありです。それがあれば。 (ぜったいそんだけじゃないよ...) ☆あと、2月のバッテリオンリーにサークル参加します。うっわ.....! そのインフォメを更新しました。随時確定したもので更新していきます。 ホントは余裕をもって細かく内容をお知らせしたかったのですが..... なんでこんなに時間ないんだろう。 (こちらもさらにぎりぎり) まだ2本しか書いてないのよーん… いたい。ホントにやばい。 **** 去年やったマニー賞は今年もやりたいのですが、 時間がないのでまた時間ができた時に書きたいと思います。 しんせんぐみの特番合わせで更新もしたかったのに、全然夢のママでおわります... ● ● ● |
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続/幕末冗談蜃気楼! |
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::: log in ::: | 2006年01月01日(日) |
続/幕末冗談蜃気楼! 夜叉笑、人気者にならない テレッテレーテーテン これは幕末、お笑いにかけた熱い志士たちのくだらないお話の気まぐれな続きである。 ーー突然、とある国のとある幕末、京都。 その日直江信綱が長屋の戸を開くと、わっと中から歓声が湧いた。 「うわ、直江きたーーー」 「愛の武将きたーーー」 「抱かれても木偶の坊じゃない男きたーー」 しかしかけ声が浴びせられているのは、直江とは逆方向の四角い箱だった。 「またいい箱を観ているのか........」 直江はその無駄に男前な顔をげっそりさせて呟く。 そう、夜叉笑は今エレキ箱に夢中であった。 あれから相変わらず引きこもっている夜叉笑だったが、最近は流行りのエレキテルなるものを使った箱を、千秋なりに自作してしまったら一人で開国してしまい、怪電波漬けの日々を送っていた。 ちなみに怪電波は一応、主城からエレキテルで送られているがそれもお互いに人力がないと視聴不可能である。機材や人材がない人は、近くの芝居小屋で毎週上映されているので集まって観るしかない。 しかし開国した千秋のエレキ箱は、こちらで人力を使わなくても勝手に受信してしまう。ますます引きこもりを助長させるこの代物、作ったいい人から取って、いい箱と名付けられた。(千秋は最後まで全然いい箱じゃねえ!と憤慨していた) 「あー直江、はやくこいよー。今週の大河始まってるぞ」 おなじみのやさぐれ色男浪人千秋が、手招きをする。その無駄な才能はただただ無為に流されている。 「今日からやっと、直江信綱登場よお?」 筋骨隆々で中身乙女の柿崎晴家が、にやにやしながら呼んだ。 「..............そうか」 直江はひどく臓物まで啜りたい感じnow!、になったが、あいにく啜りたい相手の青年はここにはいなかった。 二人が今観ているのは、譲司亜・三木と箸田瓦斯子が大胆に脚色した大河お茶の間ドラマ「渡る天地は大回転!」という。昨今の有名な武将や家や有名なお家騒動を取り込んで、大衆食堂「攻落」で全く別の物語を構成していく形だ。つまり名前だけ借りた創作であるが、実は直江の代わりに直江家を継いだ直江兼続が主人公なのである。 「あ、お船がまた兼続に流し目をしてる〜」 「もう今日から信綱と結婚しちゃうのによお」 二人はばくばくとせんべいを食べながら、笑いあっている。 「本当に一途な人だな。ははっはははは」 (この雌狐ビッチ雌狐ビッチ雌狐ビッチ雌狐ビッチ雌狐ビッチ.........) 直江は笑いながら53回呪詛を吐いた。この直江信綱なる男、前職は坊主であった。しかしまたその前は、名門直江家の次期当主でもあった。 高耶に会う前にすでに男女関係なく遊び倒し、男まで孕ませたという噂が立つ頃には、すでに出家していたという馬鹿一代希代の遊び人である。養子で当主を継いだ兼継に感謝こそすれ、恨む筋合いはなかった.................許嫁が兼継に嫁ぐまではーーーー。 『ハハッ』 「直江ホントにきーーーーたーーーー!!!!!」 「..な、なお.....(笑)」 「かっこ笑いやめろ晴家.....」 いい箱の中についに第三の男直江信綱が登場した。さすがに長身でいい面構えをしているーー。しているが、何故か無駄に胸毛が胸元から見えているうえに、何故か日本人ではない。 『ハハッ』 (どう見ても、舶来モノの種馬系なんだが........何故ゆえーーー) 『何故私が結婚する相手は、あなたではないのでしょうか』 お船が逢い引きした兼継に問いかけている。 (まず何故信綱が日本人じゃないのか問いかけろよーーーさっきからハハッしか喋ってないじゃないかーーー) 直江はいい箱の中に映るお船をぎりりとねめつける。 この劇では妻お船と信綱は結婚して、兼継とはその前も後も愛し合っている感じでいくらしい。 つまり、完全に当て馬だ。 (なんたってこのドラマの煽りが「あなたに抱かれても木偶のよう」だからな....くっ、俺は木偶テクじゃない!) 『ハハッ』 直江は、ダンと床を叩いた。 (ーークッ、譲司亜めっ瓦斯子めーーーッ、ーーー!許しはしないッーー!) 「怒りなさんな、旦那」 「怒ってなど、いないッ!」 「いや今あきらかに許しはしないッやってただろ」 「いいじゃないの。同姓同名の別人なんだから。「攻落」での当て馬。ドラマを盛り上げる要素。大事な役よねえ。むしろ人気でるかも」 「そうそう。だいたい煽り文句からして、信綱と兼継とお船の三角関係がめいんって感じでずっと宣伝してたしな。お前、主役だよある意味〜このこの〜胸毛ツナツナノブノブちゃん!」 「のぶつなだ.......」 直江は、苦々しい顔をしながら壁に寄りかかる。いい箱にぐっと目を遣った。 男が怒りきれない理由はもう一つあった。当然、許嫁にも手を出していた直江だが(さすが最低)、出家する時ついでにもう1回と手を出そうとした許嫁のお船に、「腐って落ちろ!」と中心存在を切られそうになったのである。その後、返す刀で兼継と結婚したのだから、直江にとって初めての千切られ未遂寝取られ経験であった。 (あの女、絶対何かを漏らしている........この煽りあいつの提案じゃないのか?ちっ、あの雌豚 酢豚めすぶたすぶためすぶたスヌ....)←噛 「ただいま」 「おおおお誰もがああWOOOHHHHHHーーー?!俺だけの尼出臼.......ッ天使たっっっっっっっかやさんッッッ!!!!!」 「うわああーーーー!!??」 「あなたは雄天使で雌蟷螂な黒葡萄の雛うさぎですね....おお、極楽が見えてきた....あなたの中の極楽ダイビングスクール今すぐ入会します......おお、ごーまるさん......直江ウィン....ッ............アクセス.........っ」 「なんなの?!!顔どす黒いよお前!!!ちょ、止めッ....」 直江が高耶を押し倒して、舐め回しているのを、ひょいと晴家が助け出した。 「やめなさいよね。あたしの目が黒いうちは、景虎手出シユルサナイ.....オレオ前マルカジリ」 「やめとけやめとけ、直江。晴家が片言になっちゃってるだろ。怖いだろ」 我らが夜叉笑の大将ーー高耶は、舐められた所をげしげしぬぐいながらむっくり起き上がった。 「何だよ、直江。あのドラマに悩んでいるのか?」 さすが、働いてなくても夜叉笑のリーダーは一応相方の悩みに気がついた。 「はい。..............だって、最近町で『染みに負けるな☆!』みたいなのりで、『寝とられに負けるな☆!』とか声をかけられるんですよ。こんなので有名になってもーーー」 「でも、直江。名前が有名になったら仕事もくるし、ねただって増えるだろ?お前、すでに人気者じゃん」 「高耶さんそれは........] 「結局は別人だし。お前が木偶じゃないことはオレが一番よく知ってるぞ。つか何だ今の動きそして言動。木偶の坊に謝れ」 「わかりました。高耶さん.......とりあえずやらせてくださ」 「ふざけんな。お前はオレのためにぼけてりゃいいんだ」 「くっ、ひどい」 食い気味に断られ直江はしくしくと布を噛んだ。結構、高耶に一番砂をかけられている直江だったが、本人は好きでやっているのでほっといていいのかもしれない。 「だいたい、お前めいんなんだろ。今日から最終回あたりまで出るかもな!そしたらオレたちも、合わせて町に出てさ」 「はあ.......」 「お、景虎が部屋から出ようとしているぞ。だったら俺たちもやるか」 「いいわねーやっぱいい箱は芸人にとって美味しいわあ」 「そしたら、今度儲けであんみつ食べようぜ!」 「おお、あんみつ食いてえー」 「草団子!みたらし団子!桜団子!」 誰もいい箱を売り歩くとかそういう考えに至らないのが、夜叉笑である。 直江もまた高耶が嬉しそうに騒いでいるのを見て再び催し始めた。 その時。いい箱の中では、坊主頭のえなりがばたばたと戸を開けて入ってきてこう言った。 『大変だよ、姉さん!信綱兄さんが、ツナ缶を詰まらせて死んだよう!』 「なッーーーーッッ!!!???えなりめーーーッ!!!!!」 夜叉笑、人気者への道未だ見えず。 完! ハハッ ----------------------------- ごめん直江....高耶さんおめでとう! |
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