ことば探し
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]
 

2003年04月30日(水) よくこんなことを言う人がいる。

よくこんなことを言う人がいる。
「お客様は神様だ」って。
はっきりと言わせていただくが、この標語は無意味だ。
神様なんかじゃない。
お客さんというのは、悪魔のような人種なのだ。


       「バカ売れ」の法則より  原崎祐三著




はい、私もそう思います。
でも、時々神様になってくれる。


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2003年04月29日(火) とても重要なものもあれば、全く重要でないものもある。

とても重要なものもあれば、全く重要でないものもある。
その違いを知るために、わたしたちには人生が与えられている。


                 アンナ・F・トレヴィザン



まだ、とても重要なものと全く重要でないものの
区別がつかない。違いもよくわからない。
いつか、それがわかるときがくるだろうか…

それか、もしかして…
本当はもうわかっているのに、
それを気付かないふりをしてるだけだろうか。
重要なこと…うーん、確かにありそうだ。



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2003年04月27日(日) ランプの火を燃やし続けるには、

ランプの火を燃やし続けるには、
油を注ぎ続けなければならない。


           マザー・テレサ



継続は力だなと感じることが多い。
継続してやってきたことは、知らない間に力となっている。
やれること、やりたいこと、継続してみよう…これからも。


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2003年04月26日(土) 物事を成就させるために欠かすことができないのは、

物事を成就させるために欠かすことができないのは、
決してへこたれない忍耐力であり、
それはわかりやすく言えば、
「失敗に強くなること」といえます。


  「できるできる、あなたにもきっとできる」より
                   越智宏倫著



新しいことに挑戦しようとして、
失敗することばかりを考えると、
とても一歩が踏み出せない。

一歩踏み出すには、踏み出す勇気がいる。
失敗を乗り越える、失敗を怖がらない決心がいる。
転んでもただじゃ起きないという気持ちがいる。
自分には「できる」という強い気持ちがいる。
なにより、自分の力を信じる勇気がいる。

新しい一歩を踏み出そうとして…
自分に言い聞かせているところである。




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2003年04月25日(金) 心配してもあしたの悲しみは消えないが、

心配してもあしたの悲しみは消えないが、
きょうのよろこびは消えてしまう。


                著者不明




心配するより、大切なことは、
それが、心配するだけの価値があることなのかどうか、
心配することによって、よくなることであるかどうか、
じたばたせずに、状況を見わたすことだと思う。
独りよがりな心配をよくしていることが多いからだ。
余計なお世話の心配が多いからだ。
心配が心配を生んでいることが多いからだ。

他人の事を、勝手に先回りして心配しても仕方ないし、
自分のことなら、心配するより行動を起こした方がいい。
自分でちゃんと考えた方がいい。
どちらにしても、
ただ単に、心配しても何もはじまらない。
心配して不安になっても、状況は変わらない。








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2003年04月24日(木) 背に腹はかえられぬ

背に腹はかえられぬ

小さな苦痛を我慢して、大きな苦痛を免れようとすることをいう。
                   「ことわざ辞典」より



今、仕事場では、
客先も、勤めている会社でも、多くの社員が
「今はこれでいいんだ、今はこれしか出来ないんだ、
 ちょっとおかしいとわかっているけど…」と言い訳しながら、
目の前の仕事をこなしている。
未来を見ての仕事が出来ないのが現状である。
半年先を見てやるのがせいぜいである。

本当にこのままでいいのかと…思う。
そう思っているのは私だけではないだろう。
けれど、やっぱりみな「背に腹はかえられぬ」のだ。
おかしいと思いつつ、やっているのだ。
「背に腹はかえられぬ」と思ってやっているのだ。
しかし…本当にこのままでいいのか…

客先の大手メーカーに勤めている48才の男性は、
「俺が定年退職するまで、せめてもってくれ」と
そう願っていると言っていた。
複雑な思いで、そのことばを聞いていた。



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2003年04月23日(水) すばらしい場所へと続いているのは、必ずらせん階段だ。

すばらしい場所へと続いているのは、必ずらせん階段だ。


             フランシス・ベーコン



らせん階段か…

らせん階段の屋上に、
ステキなことが待っているといいなぁ。


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2003年04月22日(火) 自分の内側と他人の外側を比較するから、やっかいなことになる。

自分の内側と他人の外側を比較するから、やっかいなことになる。


                    ジョアン・ロード


他人の内側は見えないから、比較出来ない。
本当はみんな、自分の内側と同じように、
悩みや、苦しみや、葛藤があるのだろうな。
自分よりもっと、すごい何かを抱えてる人も
いっぱいいるだろう。
外側ばかり見ていると、だまされてしまうな。
けれど、見えるのは…外側ばかりだ。


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2003年04月21日(月) 誰でもときにはものごとを先送りする。

誰でもときにはものごとを先送りする。
だがなにより不幸なのは、幸せを先送りすることだ。


              モーリーン・ミューラー




幸せな気持ちの時には、幸せだって感じたい。
ああよかったなと思うときには、素直にそう思いたい。
楽しいなぁと思うときには、その楽しさを存分に味わいたい。
感動したら、その感動に浸りたい。
嬉しいと思ったら、その嬉しさを表現したい。

それでこそ、生きていると言えるのではないか。


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2003年04月20日(日) 汝を知れだと?自分のことがわかったら、

汝を知れだと?自分のことがわかったら、
きっと逃げ出してしまう。


             ヨハンフォン・ゲーテ




思わず、笑ってしまうことばだなぁ。
うーん、案外そうかも知れないなぁ。
自分自身を知ることが、大事なのは
ものすごくよく頭ではわかっているけど、
本当に知ることは…実はとっても苦しいから。


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2003年04月19日(土) 信じているものと行動とのあいだにずれがあれば、

信じているものと行動とのあいだにずれがあれば、
幸せになれるはずがない。


             フレイア・スターク



信じていることをしてこそ、出来てこそ、
心からの満足が得られるのではないかと思う。
少なくても、そうしてこそ、
自分の人生に責任を持てるような気がする。
「これは、私がそう信じて、こうした」と
言えたら、自分で責任がとれる。
言い訳せず、他人のせいにせず。
その方が、私としては生きやすいように思う。
そして、幸せを実感できるように思う。


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2003年04月17日(木) 風向きばかり見ている人は、

風向きばかり見ている人は、
蒔くことも刈ることもしない。


                西諺



久しぶりに、女友達3人と飲んで話しまくった。
女が3人も集まると、話題にはことかかない。

会社の話しになって、人物評価の話しになった。
一人の友人が、
徹底して上を見て仕事をしている同僚のことを話した。
お客の方をみたりはせず、会社の上を見て仕事をするために、
細かい仕事は部下や、業者に全部まかせ時間を作り、
空いた時間は上司の仕事を手伝い、口はうまく、
大きな仕事しかやらず、部下の成果は自分のものとし、
経費削減で払わねばならない料金は値切り、
あるいは払わず、業者を泣かせ、節約したと上司に報告する。
そんな同僚は、出世頭だと言う…

そんなことがあるのかと思うが、あるらしい。
なぜか…
その上司もまた、同じようして出世してきたらしい。

何だか、切ない話しであった。





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2003年04月16日(水) 美しい笑いは家の中の太陽である。

美しい笑いは家の中の太陽である。


             サッカレー




こうありたいものだと思う…
本当に、こうありたいものだと思う。

笑顔が自然な人は美しい。
優しい微笑みを持つ人は美しい。
そういう人を見かけると、
「羨ましい」と思ってしまう…


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2003年04月15日(火) 自信をもって扱える道具をひとつあげてください。

自信をもって扱える道具をひとつあげてください。


        「谷川俊太郎の33の質問」より 



谷川さんの33の質問の中にこんな質問がある。

私が自信をもって扱える道具…なんだろう。
包丁か…うーん、違うなぁ、
パソコン?違うなぁ、
ある偏った分野の本かしら…うーん。
考えた結果、オーブンレンジかもしれないと思った。
料理を道具とみれば、料理と言えないこともないが。
思った以上に、考え込んでしまった…


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2003年04月14日(月) 酷なようですが、はっきり言って

酷なようですが、はっきり言って
あなたがいてもいなくても
「それでも地球は回っている」のです。


   「累積疲労」より   堀史朗著



隣人は、自分がいなくては、仕事が回らないと言って
(あるいは思い込みながらか、言い聞かせながらか)
毎日、体も精神も酷使して働いている。
傍らにいる方がはらはらするが、本人はそうしなければ
ならないと思っているようだ。
時々そんな隣人に、言ってやりたくなることばだ。
そういうことを忘れているように思うからだ。
仕事(会社)との距離がとれないように思うからだ。

少しは休むことをしてほしい、
ちゃんと寝て欲しい、
体のことを考えて欲しい、
そう思うのだが…





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2003年04月13日(日) どんなことをしていようとも、

どんなことをしていようとも、
そうしている自分をそのまま丸ごと、
愛してあげてください。


  「なまけ者のさとり方」より  タデウス・ゴラス著



これからのことをあれこれと迷い、気持ちが揺れて、
行きつ戻りつの思考を繰り返し、不安に思っているのも、
そう思いながら何も出来ないでいるもの、
全部丸ごと…そっくりそのまま、受け入れて、
こんな自分を丸ごと愛せたらいいなと思う。


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2003年04月12日(土) 成功とは、成功するまでやり続けることだ。

成功とは、成功するまでやり続けることだ。
こう思うと、苦境もまた楽しい!


              一経営者



何でも、自分の考え方一つだなぁと思う。





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2003年04月11日(金) 痛みの役割は、隠された感情を表現することではなく、

「痛みの役割は、隠された感情を表現することではなく、
その感情が意識に浮上してくるのを防ぐことではないだろうか。
精神分析ではこれを「防衛」と呼んでいる」(スタンリー・コーエン博士談)
(略)
背中や腰、首、肩の痛みがこの30年間で全国に蔓延したのは、
抑圧された感情に対する防衛手段としてこの部位が
選ばれるようになったからである。


     「ヒーリング・バックペイン」より  ジョン・サーノ著



このところ坐骨神経痛に悩まさせている。
病院に行ったら、腰痛から来るものだと診断された。
このところ急な腰痛もないし、まさかと思ったが
レントゲンにはしっかりと、すり切れつつある背骨が写っていた。


サーノ博士は、この腰、首、肩、臀部に生じる痛みを
長年研究してきた方だが、博士は、
「このありふれた痛みの原因は、ある特定の筋肉や神経、
腱、靱帯に生じた生理的変化、すなわち緊張性筋炎症候群
(通称TMS)で、これは、身体には無害だが、強い痛みを
伴うことのある、あるありふれた心理状態から生じる疾患ではないか」と
言っている。

うーん、そうなのか…
これは、抑圧された感情からの症状の一つなのかと…
自分の抑圧されているだろう感情を見直している。
抑圧された感情を解放すれば…この坐骨神経痛は
軽くなるか、痛くなくなるか…チャレンジしてみよう。


  
  


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2003年04月10日(木) 他人のために時間を使うということは、

他人のために時間を使うということは、
自分の時間を使ってその人の目標達成を手伝うことにほかならない。
物質的な報酬がいくら大きくても、
それで心が完全に満たされることはないだろう。
持って生まれた本質的な意志を育まず、他人のために時間を使ってしまうのだ。
今ある肉体で過ごせる時間には限りがある。
時間は、自分が持って生まれた意志のために使ってこそ
最大の価値を発揮するといえよう。
時間ほど、貴重なものはないのである。

人は、一刻も早く自分の真の姿を見つけ、
持って生まれた意志を実現するよう努めるべきではなかろうか。

   
   「シンクロニシティ」より フランク・ジョセフ著



他人のために時間を使っているとは思っていないけれど、
かといって自分のために時間を使っているとも言えない気がする。
まだ自分の真の姿を見つけきれてないし、
自分の意志を通せるだけの勇気もない。
要するに…そう半端なのだ…。

そして、この半端さに自分自身がいらついている。
よくわかっているが、なかなか前に進めない。
勇気がないのかなぁ…私。







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2003年04月09日(水) 私たちは生まれた日に誕生日のお祝いにこの世界をプレゼントされたのだ、

私たちは生まれた日に誕生日のお祝いにこの世界をプレゼントされたのだ、
と私は思いたい。
世界は豪華な箱に入って見事なリボンで飾られている。
ところが、一部の人たちは箱のふたをとるどころか、
リボンをはずすことさえしない。
人は、箱の中には美しいものや、すばらしいものだけが
入っていると思っている。
ところが、痛みや絶望も混じっていることがわかると驚いてしまう。
しかし、寂しさにしろ、迷いにしろ、人生の一部なのである。


                  レオ・バスカリア



そうか、この寂しさも、迷いも、人生の一部なんだな。
この不安も、不満も人生の一部なんだな。
そう思えば、ちょっとは気持ちが楽になる。
一部…そう一部なのだ、なんにせよ。


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2003年04月08日(火) 苦しみには共通の構造がある。

苦しみには共通の構造がある。
苦しみというのは「ある自分」を
維持しようとして始まることである。
自分を壊すまい、と必死に頑張ることが苦しみとなる。


        「生まれ変わる心」 高橋和己著



今「ある自分」の殻をやぶるのには、勇気がいる。
「ある自分」以外の自分を想像出来ないので、
どうなるかわからなくて不安だし、
周りの反応も気になるからだ。

しかし、苦しみがあるということは、
その「ある自分」との戦いが始まっているので、
変化の時を迎えつつあると言うことかも知れない。


高橋先生は、こうも言っている。
人が変わっていく時の心の共通構造とは、
古い自分を壊して、新しい自分を広げていくことである。
それは、自分の中の二つの自分の対立を
超えていくことである。




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2003年04月07日(月) 「やりたいこと見つけたいなら、やりたいことを見つけようとしてはいけません」

「やりたいこと見つけたいなら、
 やりたいことを見つけようとしてはいけません」
「やりたいことをみつけるなら、
 やりたくないことを見つけなさい」(略)

つまり、「やりたくないこと」を明確化することによって
本当にやりたいことが見つかる。
それは、あなたの潜在的に思っている願望を引き出してくれる。
世間体、家族からの期待、友人、知人の常識。
そんな手垢のついた「やりたいこと」ではなく、
あなたの心が求める、本当の「やりたいこと」に光を当てる(略)

「やりたくないこと」「やりたいこと」の明確化。
この作業を、これから先に進む前に、是非、あなたにもやってほしい。


          「非常識な成功法則」 神田昌典著



この作業をやってみた。
意外なことがわかった。

いくつも、やりたくないことがあったが、その中の
やりたくないことの一番は、
「やる気の出ない仕事・客先との仕事はしたくない」
ということだった。
今のこのどんよりとした仕事の倦怠感は、実はそこに
起因するのではないかと思った。
私にとって、「やる気」という気持ちは仕事をする上で、
相当大事なキーワードであるとわかった。

さて、その「やる気」をどう見つけていくのか…
これから、紙に書いてじっくりと取り組もう。












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2003年04月06日(日) もし、もう一度生涯をやりなおせるならば、このつぎは、

もし、もう一度生涯をやりなおせるならば、
このつぎはもっとたくさんの過ちを犯したい。
完全な人間になろうなどとはすまい。


   余命いくばくもないと知った85才のことば




人間として完全であろうなど、とうに無理と諦めてしまったが、
それでも、完全でありたい病の一部は残っている。
時々顔を出し、やり過ぎてしまったりしている。
自分の完全と、人が求めている完全と違っていることもある。
見栄もあるので、完全にしようと思って頑張ったりする。
しかし、いつも完全がいいとは限らないと感じる。

ただ、一つ、二つは自分の中に完全病が残っていても
それはそれでいいかと思ったりもしている。
自分の趣味なら、完全にしたいし、
完全にすることが楽しいからだ。
もっとも、完全の定義も自分で決めるわけだが…


そうそう、この方はまた、こうも言っている。
今度生まれ変わったら、現実のトラブルだけを問題にし、
絵空事を苦にするのはやめよう、と。


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2003年04月05日(土) すべては、自分からはじまる。

すべては、自分からはじまる。
あなたと他の誰かを結ぶ偉大な橋は
「あなたがかける橋」であり、
それはとても重要な橋なのである。


「自分らしさを愛せますか?」より  レオ・バスカリア著




すべては、自分からはじまる…その通りだな。
待ってばかりいては、はじまらない。


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2003年04月04日(金) 人はみな、自分で学ぶ

人はみな、自分で学ぶ

人が人にものを教えたなんてことを私が信じないのは、
君も知っての通りだ。
私は教えることの効力には疑問をもっている。
私にわかっているのは、学ぶ意志を持った者は学ぶ、と
いうことだけだ。


             カール・ロジャース



ついつい、教えようとしてことばが多くなる。
伝えようとして、ことばが多くなる。
教える方の満足のために、ことばが多くなる。
無理矢理、覚えさそうとことばが多くなる。

でもなぁ、確かに、
覚えてくれるか、わかってくれるかは、
相手側の意志が大きく影響すると思う。
覚えようとする人は、やっぱり吸収するし、
覚えようとしない人は、何を言っても結局は覚えない。

わかっていても、
ことば多くを費やして説明し、
わかってもらおうとやっきになる…
何だかなぁ…


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2003年04月03日(木) 現代における自己実現は、昔の価値観である「苦労、努力、我慢」だけでは困難になってきています。

現代における自己実現は、昔の価値観である
「苦労、努力、我慢」だけでは困難になってきています。
「好きだから楽しくて充実感あふれ、気が付けば時間が過ぎていた」
との価値観で達成する方向が自然な流れでしょう。

昔も今も、目標達成に多くのエネルギーをかけるのは同じです。
しかし、それを「苦労」と受け止めるか、
「好きで熱中している」と受け止めるかの差です。


       「セルフ・トレーニング術」より  佐田 弘幸 



今はまだ「苦労、努力、我慢」だが、
いずれ「好きで熱中している」にしていきたい。
その方が効率がいいし、自分で考えて乗り切れそうに思うからだ。
今は、ちょっと辛いことがあると、もうイヤだ、
やりたくない、会社に行きたくない、何とかしてくれと思う。
それに、楽しくない仕事は、何をやってもつまらない。
楽しくしようと思っても…気力がわき出てこない。
これでは、いかん、と思っても出てこない。

「好きで熱中できること」をしていきたい。
そのための一歩として、勉強をはじめることに決めた。
今までしようと思いながら、時間がないと自分で
言い訳をしてやってこなかったのだ。
今日、学校の申し込みをしてきた。
よおし、やるぞ!













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2003年04月02日(水) 希望をもつことはやがて失望することである。

希望をもつことはやがて失望することである。
だから、失望の苦しみを味わいたくはない者は
初めから希望を持たないのがよい、と言われる。

しかしながら、失われる希望というものは希望でなく、
却って期待という如きものである。
個々の内容の希望は失われることが多いであろう。
しかし、決して失われることのないものが本来の希望なのである。


           「人生論ノート」より  三木清著



「希望」を持つ勇気がほしいと思う。

でも、私の「希望」って…本当のところは何だろう…
もっと頭の中を整理せねば…



       


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2003年04月01日(火) すべては等しく、すべては等しくない。

すべては等しく、すべては等しくない。
すべては有益であり、かつ有害である。
すべては語ると同時に無言であり、
理性的であると同時に非理性的である。
そして、
人が個人の事柄について表白することはしばしば相矛盾する。


         「箴言と省察」より   ゲーテ




決算処理がほぼ終わり、やっとホッとした。
自分の成績の数字の前で、複雑な思いを持つ…
世の中、経済的に苦しくなってくると、
いろんな側面が見える。
今まで見えなかった人間性も見えてくる。
今期ほど、そんなことを肌で感じたことはなかった。

ただ、呆然と立ちつくしたこともあった。
あまりのことに…絶句したこともあった。
そんな中で、優しさに救われたこともあったし、
感謝でいっぱいになることもあった。

すべては等しく、すべては等しくない。
…何となく、そんな気持ちである。







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