ことば探し
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2002年05月31日(金) 目標がはっきりと一つに絞り込まれてないと、機会を喪失することが大変多い。

目標がはっきりと一つに絞り込まれてないと、
機会を喪失することが大変多い。


 「1分間コミュニケーション」 M.O.フランク著



最近、同じ仕事内容なのに、立場によって目標がバラバラな仕事が多い。
今までバラバラにやっていた仕事を、効率化するために
似たような仕事は集めて一つにまとめようと
する傾向があるからだ。

しかし、今までやってきたプライドもあるし、やり方も違う。
立場によってかなりの温度差もある。

大きな目的は、その会社のファンを作ることであっても、
その立場によっては、違う視点の目標がある。
それは、成果の出し方によって違うようだ。

それを、一つにまとめることが、単に効率化と言えるかどうか、
会社のためにいいのか、時々考える。
そのために、決定に時間がかかり、調整することが
仕事のようになってしまうからだ。






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2002年05月30日(木) より深い感情を見つけたとき、人は以前の感情から自由になれる。

より深い感情を見つけたとき、人は以前の感情から自由になれる。


              「人は変われる」 高橋 和己著



深いところの感情が動いたとき、感じたとき、
見つけたとき、
多分…
いつも自分が感じている感情を
超えることが出来るのだと思う。
ああ、そうかと深い感銘を受けたとき、
ああ、そうだったのか…と深層を見たとき、
心の中で何かが動く。
そして、今までの感情から自由になれるのだと思う。
違う発想も生まれるのだと思う。
そういうことに出会えることは…幸いなことだと思う。


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2002年05月29日(水) 日本人的対人関係や、日本人的方法が常に悪いと言ってのではない。

日本の「大将」は判断力や決断力を欠いてる代わりに、
失敗した後をうやむやにする才能のある人が多いのである。

           (略)

日本人的対人関係や、日本人的方法が常に悪いと言ってるのではない。
問題は、これから生じてくる危機が、
日本的方法では対処出来ないものが多くなるとの
認識が必要なのである。


         「日本人の心のゆくえ」 河合 隼雄著




最近の政治家を見てると
危機感がないなぁと感じることが多い。
日本には(自分たちには)危機なんて来ないと思ってるかのようだ。
選挙の時と、経済的な危機ばかりと思ってるいるかのようだ。

また、仕事をしていて、日本の会社に経営者と言えるような人は
いったい何人くらいいるんだろうかと思う。
決断が遅く、事なかれ主義で、危機感がないと感じる。

自分(達)のことを守ることで精一杯で、
日本という国のゆくえを考えてはいないような感じを受ける。

そうかと言って自分が何かをしているかと言えば、
こんな中にどっぷりと浸かってしまっている自分がいて、
日本の国のために何もしていないし、
危機管理も出来ていない…
ある意味のマインドコントロールされている気がする…
これが、日本の教育のたまものなのか…














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2002年05月28日(火) 人間関係において期待があるところには、必ず不満がつきまとう

人間関係において期待があるところには、必ず不満がつきまとうと
言ってまちがいないでしょう。
特に、親しい関係においては相手に寄せる期待も
大きくなるものです。
ということは、それだけ不満も多くなる可能性が高まるのです。

「愛してるから言うのよ!」
「あなたのために言ってるのよ!」
といった言葉がよく子供や、結婚の相手に吐かれるのは、
相手に対して期待を強く寄せていることから、
そこに生ずる大きな不満があるからでしょう。


               「ふれあい療法」 近藤 裕著



人に期待する…よくある。
そして、その期待がはずれ、不満やら、怒りやら、
やっぱり駄目な人だと判断したりする。
自分の期待したとおりに行かないと、
どうしてもそういう思いを抱きがちだ。

変な期待をするのはよそう…とここ何年も思ってきている。
人に期待して、はずれたときの気持ちの収拾が難しいからだ。
その人をそうしてくれなかったからという理由で、
判断してしまうのも怖いからだ。

しかし、そう分かっていても、期待してしまう。
そうして、がっくりと来たりするのだ。












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2002年05月27日(月) ひと言の重さ

ひと言の重さ

「あのひと言」で泣いた
「あのひと言」で腹が立った
「あのひと言」が許せない
「あのひと言」でやる気をなくした

「あのひと言」が嬉しくて泣いた
「あのひと言」で安心した
「あのひと言」で許せた
「あのひと言」でやる気になった

 他人からの「あのひと言」
 私の「あのひと言」
 私が私に贈る「ひと言」

 たった「ひと言」だけど
「ひと言」の重さが心にしみる


           近藤 裕氏の詩より



「ひと言」の重さ…
感じるこの頃である。
無防備に使いすぎてる「ひと言」がある。
気をつけよう。
そう思うのだけれど…






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2002年05月26日(日) あなた自身をあなたの人生という漫画の主人公として眺めることです。

あなた自身をあなたの人生という漫画の主人公として眺めることです。
そして、自分が何かをうまく行ったときには拍手喝采を送り、
へまをしでかしたときには、そんな自分を腹を抱えて笑いましょう。


     「生きる不安への答え」 レバナ・シェル・ブドラ著




自分の人生を笑いとばせるようになったら
どんなにいいんだろうと思う。

少なくても、
しかめっ面をして、自分の人生を語りたくはない。


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2002年05月25日(土) 自分が最もパワフルであるのは、自分自身でいるときである。

自分が最もパワフルであるのは、自分自身でいるときである。


    「生きる不安への答え」  レバナ・シェル・ブドラ著




自分自身を出すのは、なかなか難題だと思う。
見栄を張ってみたり、萎縮したり、
どう思われるか気になって、他人になってみたり…
あげくに自分でどうしていいかわからなかったり…
思うように自分でいられない。

だから、このことばを前に考えてしまう…
きっとそうなんだろうが…と。


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2002年05月24日(金) 人生を最大限生きるために、

人生を最大限生きるために、
傷ついたり、恥をかいたりするリスクを冒そう。

小さな傷…それが想像上のものでも現実のものでも…は
辞さないという態度でなければ、自分の本当の
可能性を知ることも、人生を最大限生きることも出来ない。


「誰でもできるけれど、ごくわずかの人しか実行していない成功の法則」

                     ジム・ドノヴァン著





いっぱい傷もあり、山のような恥をかき、
あまり堪えなくなって来たような気もするが、
(それはそれで、まずいかもしれないが)
かといって、そのリスクを背負えるかどうか…
やっぱり傷は痛いし、
恥は…かなり辛いからだ。
けれど、そんなことを怖れてばかりいては
何も出来ない気はする。
一歩踏み出すには、そういうものも受け入れて、
多分、踏み出すしかないのだと思う。







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2002年05月23日(木) 自分の人生を軽く扱ってはいけない。

自分の人生を軽く扱ってはいけない。
この瞬間を、きちんと生きなくては!

前からスカイダイビングをやりたかった?
エジプトのピラミッドを訪ねたかった?
イルカと泳ぎたかった?
ナイヤガラの滝を見たかった?
やりたいけれど先延ばしにしてきたことが何であれ、
今、それをやる決心をしよう。
そのための計画を立てる。
必要なものを調べる。
費用はいくらかかるか計算する。
とにかく、行動を起こすことだ。


「誰でもができるけれど、ごくわずか人しか実行していない成功の法則」 
                  ジム・ドノヴァン著




「やってみればいいじゃないか」…誰かのそういう
後押しを期待してる自分がいる。
本当は自分自身で言わないといけないのだな。
誰も言ってはくれないのだから。

「やりさない」はよく言われてきたが、
「やってみればいいじゃないか」はあまり聞いたことがない。
そういうことばに左右されることなく、
自分で行動することだな。





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2002年05月22日(水) 私たちのハートは決して空っぽではない。

私たちのハートは決して空っぽではない。


        ヘンリー・ランドワースのことば




今日のこころにしみたことばである。
そうだ、空っぽではない…
決して空っぽではない…
ちょっぴり風は吹いているが…


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2002年05月21日(火) 本当の愛は紐付きではありません。

本当の愛は紐付きではありません。
期待せずに与える愛だけが本当の愛なのです。


        レオ・バスカリアのことば




こうしてくれたら愛するのになぁとか、
こう変わってくれたら、愛せるのになぁとか、
こうだったらもっと優しくしてあげるのに…とかとか
ついつい思ってしまうなぁ。

自分のことは紐付きでなく、今の自分をそのまま
愛してほしい…と思う。
けれど、他人にはついつい期待して
私の思い通りにしてくれたらと思ってしまう…
勝手なものだなぁ…


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2002年05月20日(月) 私たちは、自分がよろこぶことを知った上で、自分の体を、そして魂を、

私たちは、自分がよろこぶことを知った上で、
自分の体を、そして魂をよろこばせることを
学べるのではないか。

さらに、自分以外の世界の人を、他人を、
他の生命体を、どうにかしてよろこばせることが
できたらどんなにいいだろうと思わずにはいられません。



          「生きるヒント」 五木 寛之著




自分がよろこぶこと…
どんなことがあるだろう…
たぶん、そういうよろこびとは、
毎日のささやかなことなのかもしれない。
どうもささやかなよろこびより、
大きなよろこびを求めがちだが…

欲張りなので、大きなよろこびも
ささやかなよろこびもあればいいなぁと思う。
そうしたら、他の人にもっと
優しくなれるかも…などと、勝手なことを思う。



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2002年05月19日(日) 勇気ある人は、つねに自分を励まして完全に誠実であろうとしなければならないが、

勇気ある人は、つねに自分を励まして完全に
誠実であろうとしなければならないが、
場合に応じて、真実をすべて胸に秘めておくことも
出来ねばならない。

自由な人間であるためにには、
自分の責任をすべて引き受けると共に、
本当に自分のものでない責任は拒否することが
出来なければならない。



      「愛と心理療法」 M・スコット・ペック著



つまり、バランスが大事だと著書は言っている。
バランス…
仕事でも、毎日の生活でも、
バランスを取ることは大事だと思う。
どっちかを大事にしすぎると、偏ってしまう。

自分にとって、楽な方、あるいは、流れやすい方に
重きを置きがちだが、少なくても、
もう一方を忘れてはならないと思う。

バランスを取ること…なかなかに難しい。





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2002年05月18日(土) 自分の行為に責任を取るのが難しいのは、

自分の行為に責任を取るのが難しいのは、
結果に伴う苦痛を避けたいからである。


   「愛と心理療法」 M・スコット・ペック著




仕事でミスを犯してしまった。
気が重いが、責任は取らねばならない。
完全に私の判断ミスだから。

最近、ちょっと気持ちに甘さが出てるのかもしれない。
なぜ、こんな判断ミスをしてしまうのか…
自分が悔しい。


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2002年05月16日(木) ■プランの出し方の秘訣

■プランの出し方の秘訣

1)それは、ほかに使い途がないか
2)それは、応用できないか
3)それは、修正できないか
4)それは、拡大できないか
5)それは、縮小できないか
6)それは、代用できないか
7)それは、アレンジできないか
8)それは、逆にできないか
9)それは、組み合わせできないか


     著書不明



プランを出すときだけでなくて、いろんなことに
役に立ちそうな秘訣だと思う。
考え方が狭くなっているなぁと感じてるので、
応用したいと思う。
特に逆にできないか…は大事なような気がする。


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2002年05月15日(水) ついぞ大きな苦痛を知らず、自分の自我の大敗北を体験したことがなく

ついぞ大きな苦痛を知らず、自分の自我の大敗北を体験したことがなく
失意のどん底に沈んだことのない者は、ものの役に立たない。


              「幸福論」 ヒルティのことば




うーん…
その通りだと思う。


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2002年05月14日(火) 孤独や悲しみばかりが「現実」ではない。

孤独や悲しみばかりが「現実」ではない。


  「今の自分を抱きしめていますか」 レオ・バスカリア著                  




孤独、悲しみ、苦しみ、つらさ、悪いことなど、
そういうものだけが、現実と思い込みがちだ。

いいこと、ありがたいこと、うれしいこと、
楽しいことは、現実ではないと考えがちだ。

そして未来は、どちらかというと、
孤独、悲しみ、苦しみ、つらさなどの
悪いことの延長にあるようについつい考えがちだ。
それが「現実的な考え方」と思い込みがちだし。

けれど、いいこと、嬉しいこと、楽しいことも現実で、
それらを「現実的な考え方」の中に入れないと
どうも、かなり偏った一方的な気がする。
明るくて、楽しい未来も描きたいものだ。









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2002年05月13日(月) 他の人を「直そう」とすることは、たとえ建設的な批判を述べる場合でも、

ほかの人を「直そう」とすることは、
たとえ建設的な批判を述べる場合でも、
相手の間違いと自分の正しさを示すことによって、
実際は攻撃してることにほかなりません。

まず、自分の動機は何か、
今一度確かめてみるのがよいでしょう。
愛の表現になっているだろうか、
それとも攻撃しているのだろうか、と。


「愛は怖れをサバ折りにする」 ジェラルド・G・ポルスキー著




母はいつも、父の行動を直そうと躍起になっている。
ことあるごとに父の考え方が間違っていることを
言い続けている。

しかし…父の行動は直らない。
直す気もないらしい。

母にしたら愛かもしれないが、
端から見てると攻撃にしか見えない…
そうして、どんどん、二人のこころが離れていく…

こころが離れても「直す」ことが大事なのだろうかと
娘は疑問に思うのだ。





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2002年05月12日(日) 自由はちょうどダイナマイトのように、効果的であるが危険な道具なのだ。

自由はちょうどダイナマイトのように、
効果的であるが危険な道具なのだ。

われわれはその正しい取り扱い方を学ばなければならないが、
それには知性と意志を必要とする。

誰でも知っていることだが、許されることと
禁じられることとの境は目に見えないのだ。


         「人生の考察」   アレキシス・カレル著




自由って何だろうって、時々考える。
あまり自由を意識することのない私は…
たぶん幸せなのだろう。
もちろん、この自由に責任がついて回ることは
実感している。

私にとって、自由は「選択の自由」という感じが強い。
生命が危険にさらされる人とは、違う自由なのかもしれない。
今、日本で、自由がないという人は、どんな「自由」を
求めているんだろう。
気持ちの中の自由だろうか…






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2002年05月11日(土) ある問題を解決しようとするとき、どうしたら最も賢明な策であるかを問うかわりに

ある問題を解決しようとするとき、
どうしたら最も賢明な策であるかを問うかわりに、
どうしたら最も愛がこもったやりかたになるかを
問うのが良策である。


                    ヒルティのことば



問題の解決はいつもなかなか、手間がかかる。
いつも自分を守ることが中心になりがちで、
損得ばかりに目が行ってしまうが、
時々は「愛」を中心に考えてもいいのかもしれない。
本当は時々ではないのだろうが、凡人だから
いつもはとても出来ないが……


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2002年05月10日(金) 人間は一生のうちに逢うべき人には必ず会える。

人間は一生のうちに逢うべき人には必ず会える。
しかも一瞬も早すぎず、一瞬も遅すぎない時に。


         哲学者 森田信三氏のことば




こんなふうに思えたら、その人は幸せだと思う。
こんなふうに信じられたら、人生は恐れることはないと
思える気がする。


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2002年05月09日(木) 人々は病める仕方で行動するがゆえに、病むのである。

人々は病める仕方で行動するがゆえに、病むのである。



       「透明なる自己」 S.M.ジェラード著




病める仕方で行動をしてないか、自分を点検してみよう。
いつも、ぶつくさ言っていないか、
いつも、人の欠点ばかりを見ていないか、
自分をいたずらに排除していないか、
そんなことも合わせて…


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2002年05月08日(水) 無用の苦しみというものがあることに、われわれは気づくべきである。

無用の苦しみというものがあることに、われわれは気づくべきである。

苦しむことによって精神は鍛えられる。
しかし、苦しみが強すぎるとき、
精神は破壊されることもあるのではないだうか…


        「人生学」ことはじめ  河合 隼雄著



時間があって、一人でいると、どうしても
「無用の苦しみ」を生み出す考えが浮かんでくる。
だいたいそれは、よくない考えとか、不安な考えとかで、
根拠のありそうでいて、ないような考えが多い。
そして、その考えによって、苦しむことになったりする。
まずいことに、このときに考えたことが事実のように
思えてくるから、始末におえない。
そして、さらに苦しむ…

たぶん、こういう時の考えは「無用の苦しみ」を
生み出す原動力だと思う。
せめて「無用の楽しみ」にしたいものだ。




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2002年05月07日(火) 人間は天使になろうとすると悪魔になる。

人間は天使になろうとすると悪魔になる。


             パスカルのことば




何となく、奥深くてこころに残ることばだ。、
天使になろうとすると、どこかに、しわ寄せがいく。
無理をするからだ…
人は天使になれないと私は思う。




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2002年05月06日(月) 香りのあるうちに花を贈ろう。

香りのあるうちに花を贈ろう。

ある夜、彼女は夫にたずねた。

「ねぇ、ピーター、もしわたしが死んでしまったりしたら
 きっとたくさんのお金で花を買ってくださるわね?」
「もちろんだよ、マーサ、どうしてそんなことを聞くのかね?」

「その時には、20ドルの花輪も、わたしにとっては、
 何もならないんじゃないかと、今思ってたのよ。
 でも、わたしの生きてる間に、ときどき一輪の小さな
 花をくだされば、それはとても大きなことだわ」


          「人間の魅力」 ボブ・コンクリン著



時々、こんなことを私も同じように感じる。
まとめての立派でどかんとしたことより、
日々のささやかな生活の感謝のことば、
ちょっとした思いやりがほしいと思う。





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2002年05月04日(土) 一つの考え方にとらわれている限り、人生は変わらない。

一つの考え方にとらわれている限り、人生は変わらない。


     「ゆっくり生きよう!」 リチャード・カールソン著




自分の考え方というのは、強いものだと実感する。
その自分の考え方で、苦しんだり、楽になったりもする…

自分の考え方にこだわるというのも大事だと思うけれど、
違う考えを受け入れるのも大事ではないと思う。
その方が、楽になるときにはなおさらだ…

しかし、自分の考え方は…身に染みついていて
そうわかっていても、なかなか…素直に受け入れられない。
自分の考え方を変えるのは、それだけ、強いと思う…


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2002年05月03日(金) 人生の多くの事には相対立する原理や考え方が、

人生の多くの事には相対立する原理や考え方が、
必ずと言ってよいほど存在しており、どちらが正しいと簡単に
断定し難いように思われる。

どちらの考えが正しいのか、というよりは、
どちらの考えが自分にとってどのような意味を持つかと
考えてみた方が得策であるように思われる。


        「働きざかりの心理学」  河合 隼雄著    




正しい事を選びたがる人が多いように感じるが、
どちらの考えが自分に意味があるか、合っているのか、
ぴったりくるのか、そういう観点から考えてみることが
必要と思う。
何が正しいのか、正しくないのか、実は曖昧なものだと
思うから…



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2002年05月01日(水) 万物はすべて相対的な存在に過ぎない。

万物はすべて相対的な存在に過ぎない。
したがって、ふだん無価値だと思われているものに価値があり、
無意味だと思われているものにも、意味がある。

「有」と「無」についても同様なことが言える。
われわれはとかく「有」の価値にのみ目を奪われがちであるが、
「無」には「無」の価値があることを忘れてはならない。
いや、それどころか、「有」が「有」として成り立つには、
「無」のはたらきを必要とする。
「無」がなかったら「有」もないのだ。


            守屋 洋著   新釈「老子」より



いつも無価値感に襲われるが、
このことばのように思えれば、救われる。
無価値にも価値があり、
無意味にも意味がある。

本当は、価値があることを知っている。
意味があることも知っている。
けれど、「有」の価値のみに目を奪われるので、
確かに、「無」の価値、意味がないような気になる。

もっと「無」価値を分かった方が、認めた方が
生きやすい気がする。
そして、その方が生きていく上で、自然な気がする。






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