裏返した肉片...意澄

 

 

昔の詩 - 2002年03月31日(日)

ガラスみたいに尖った僕に
触れたら全部千切れちゃうよ

ねぇ、僕は何処に居るの?
僕を取り戻してよ

自閉的な僕の全部全部
救ってくれるのは誰だろう、君?

僕を探して 僕を戻して 僕を殺して
どうしても君がみつからないんだ

僕の中で回る、首が踊る 誰も居ない部屋で

僕は何処に居るの?僕は消えていない?
僕を壊してくれるならどうぞ。

早く殺してください。

是も8年ほど前の詩です。
相変わらず暗くて意味不明です。恥ずかしいです。


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昔の詩シリーズ2 狂人 - 2002年03月30日(土)

下らない事育て上げた、笑う君に永遠をあげよう。
映し出す被害妄想 手首千切って染め上げよう

深紅の中哀しめる蜻蛉
描き出す水面上 浮かぶ深紅の涙

狂った夢の中で 貴方を殺した
月明かりの中で 貴方に夢見た。

例えば貴方と私だけ 苦しみの中で愛し合い
狂人のように哀しめる 二人きり。

壊れていく 狂人だけの楽園
 二人烙印を押される それは狂気の美徳。
壊れていく 二人だけの楽園
 殺意だけの世界、破壊されていく毒。

憂鬱な廃人、幻想の楽園で二人うたを歌う


13歳の頃に書いた詩です。はずかしや。
この頃から自傷癖が現われ始めていました。
うふふふふふふふ。


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8年前の詩。黒系。 - 2002年03月29日(金)

錆びた口唇 こぼれるものはもう何もない
遠くて まだ遠すぎて 指先も届かない
嘘の破片だけ 拾い集めた 傷だらけの指で
壊れかけた自分を パズルのように当て嵌めてみる

壊したのは 何もかも 全て失ってしまえば きっと
弱すぎる 自分忘れて 消えられると思った

伝えたかったあの言葉
いつのまにか忘れていた 温かな言葉を

消えていく私の声はもう誰にも届く筈はない

言葉の破片繋ぎ合わせた 一人きり
粉々の自分の事 探してる

否定したのは 何もかも 全て壊してしまえば いつか
叶わない夢だけが 残ると信じていた

遺しておきたかったこの言葉
いつのまにか消えていた 自分の中から。

否定と肯定の狭間で 自分に過去を映して

壊しても否定しても意味もなくて
私が消えることはないのです


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拘束デカダンス - 2002年03月28日(木)

あなたの腕で縛って
薔薇の花びらに埋もれたい
十字架とゴシックな鏡の中
拘束されるまま
アルコールに浸して

麻酔的 麻薬的快楽に溺れる

腕を縛って針を奥まで刺して
血液に塗れて デカダンス
薔薇色に染まったあたしの心は もう届かない

あなたの腕で縛り上げて
薔薇の花束を傾けて
十字架と悪魔のたゆたう真っ暗な部屋の中
拘束されるまま

あなたの空気に浸して


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意澄過去暴露シリーズ - 2002年03月27日(水)

綺麗で取り留めのない悪夢
いつまでも燻っている目覚め
致死量には足りないだけの毒の入ったパンドラボックス

首が取れた人形の踊る夢
乱れた白昼夢と常闇の毒
痛いだけの癒えない傷

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い・・・・・

8年前の詩ノートを発見、露悪シリーズ。


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星になった日 - 2002年03月25日(月)

空の遠さに眩暈を起こして

僕は今日 星になる

星になるよ

鬱蒼と茂った暗いここから

飛び出すよ

僕は今日 星になる

そして君を見守って

君の夢を叶えてあげよう

ダイスキだよ。

だから星になるんだ。


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葬列 - 2002年03月17日(日)

それは儀式

ゆっくりと歩いていく

二度と会う事のないあなたへ

綺麗に着飾ってあげて

最後のキス

捧げるのは白い花

あなたに似合う白い花

笑顔のまま逝ったあなたへ


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整列 - 2002年03月16日(土)

全員、整列

何言ってんだか

くだらない話

楽しくない日常


私のいとおしい空気は未だ遠い。


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焦り - 2002年03月13日(水)

眠れない眠れない

明日はあの人に会えるのに。

どうしたらいい?

大好きなのに

傷ばっかだよ

痕ばっかだよ

笑顔で会う自信、ある?





大好きなんだよ。


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切断パズル - 2002年03月10日(日)

永劫

未来

走馬灯

スライド

意次元みたいな空間

最後最後

鳴ってるように思える電話。


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SMILE - 2002年03月08日(金)

きみの えがおだけが

ぼくの だいすきな瞬間


ねぇ、大好きだよ。

その笑顔だけが

ぼくの 宝物


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35度8分平熱 - 2002年03月06日(水)

痛む

痛む

目の前に拡がった等身大

アスピリンを放り込んで

しばしの空白

反転していく。


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朝の空 - 2002年03月05日(火)

朝は似合わないと思っていた。

爽やかで 明るくて 透明で

大きい時計は手首に合わず

暖かい日差しと朝の目覚めで

春の訪れを知った

敏感な手首はそれも知らずに虚ろなままだった


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体温 - 2002年03月01日(金)

指が軽く触れた

体温があなたに伝わっていく

もう触れられないのに。

すきだって言いたかったのに。

離れたくないのに。

早く会いに行かなきゃいけないのに。

体温が下がっていく


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