Murmure du vent
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2004年02月29日(日) 侘助椿

初春の頃龍安寺を訪ね静かなひと時を
夕闇に浮かびあがる甘やかな想いで……


2004年02月28日(土) CLASKA

優麗にもてなしてくれるホテル
月満ちていく時に貴方とご一緒に


2004年02月27日(金) リュージュ

月が奏でる調べのように
優美な音色、私の宝物…


2004年02月21日(土) Fleur de Rocaille

夢の香り幻世に漂う儚い花たちの香り
遠い過去になった恋の苦さを想うとき・・・


2004年02月20日(金) 松涛美術館

深い静けさと水音の想いで
モネの睡蓮をもう一度貴方と・・・


2004年02月15日(日) POISON

官能的な月のようにあの方を虜にするために
美しく濃密な夜を毒という名の香りを纏って・・・


2004年02月14日(土) 沙棗(さそう) 

俯く貴女から仄かに香るのは沙棗の花
白い肌に漂う情熱を秘めた慎ましやかさ


2004年02月13日(金) JARDINS DE BAGATELLE 

白いブーケから零れ落ちる嫉妬の香り
優しく爪を磨ぐ牝猫お背中にご用心・・・


2004年02月11日(水) NARCISSE NOIR

仄かに漂う慎ましやかで淫らな色香
媚ない女の香り花言葉は自惚れ・・・


2004年02月08日(日)

男の方の爪をそっと盗み見るのが愉しみ
指先に潜む知性、肌すべりを想像する・・・


2004年02月07日(土) 百年の孤独

仄かな甘味を舌さきで弄びながら
孤独という密やかな愉しみを刻む夜


2004年02月05日(木) 落椿

白椿の花弁を肌に一片ずつ弄びながら
墨絵で描かれた椿蘇るあの方の指・・・


2004年02月03日(火) 水連洞

火の酒焼酎、命の水と呼ばれるらしい
奄美の黒唐焼酎笑みが零れる瞬間・・・


2004年02月02日(月) ジョアン・ジルベルト

ミッドナイトはいつも貴方と一緒
雨の夜は貴方のボサノバで過ごす・・


2004年02月01日(日) 羅臼の昆布

味わうほどにその深みに嵌っていく・・
そこはかとなく存在感のある人のように


lune |MAIL

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