鼓動が届かなくなったあの人は 死んでしまったのと同じ
あの人の人生から消えた瞬間 私が死んでしまったのかもしれない
それほどあの人じゃなきゃだめでした
いつもとなりのあのこがうらやましかった。 それとおなじに、となりのあのこにもそうおもってほしかった。
「なんで」とか「でも」とかいいわけしていきていくの?
今は、誰かの人生を かっこいいだなんて、簡単には言えない。
となりのあのことわたし 同じ場所にいたことなんてない。 学校や仕事、趣味の教室 同じ場所でも、ふたりは違う。
やさしいあのこが 涙を隠したことも、悩んだことも、戦ったことも、 知ってしまったから。
わたし は この「狭間」に触れよう、もっと。
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