愛より淡く
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2003年03月31日(月) 哀愁のバンザイ? 飽きるということ

3月も今日でおしまいなんですね。

おとといくらいから、耳から離れない曲があります。

それは、

ばんざーい♪君に会えてよかった。らららら♪(←歌詞ど忘れ)ずっとずっと死ぬまでハッピイ♪という曲。たしかウルフルズの「バンザイ」だったと思うのですが。

その昔、予備校を舞台にしたドラマの主題歌にもなっていた曲です。

この曲を聴くとなぜか条件反射的に胸がきゅんとなって泣きそうになるのです。よい曲です。

今、携帯電話のCMかなにかで一瞬かかっていると思うのですが。かかったとたんに鳥たちが一斉に飛び立ってしまうのです。

「桃色吐息」で舞い戻ってくるのですがね。

だけどその曲、サワリのところしか知らないのでした。

ゆえに私の頭の中では、ばんざーい♪君を好きでよかった♪らららら♪ずっとずっと のフレーズのところだけオールリピート流れているのでした。


それにしてもそれにしても、妙に切ないこの季節、うぅぅぅぅぅぅぅ

なんかわけもなく感傷的です。よよよよよよよ。

明日から4月ですね。

「4月になれば彼女は」という曲をご存知ですか?

歌っているのは、S&G(サイモン&ガーファンクル)なのですが。

中学時代の友人に熱狂的なファンがいましてね。歳の離れたお兄さんの影響だったそうですが。よい歌です。

職場に行く時に、いにしえのカセットを聴きながら行くのですが

(うおーーおーーおーーおーふぉーざろんげすたいむ♪)などのね。

その昔ものすごく気に入った曲があって、カセットのA面B面全部にその曲ばっか録音して車の中でずっと聴いていたことがありました。

職場の行き帰り毎日毎日そのカセットばかり聴いていました。そんなことが数ヶ月続いたある日、突然、もうええわ〜と拒否反応を起こしてしまうことになったのです。

さすがに飽きてしまったのでしょう。

ど〜んなに強く心惹かれた曲でも、やはりあまりに聴きすぎると飽きるものだと知ったあの日もあまりに遠い。

曲に限らず、人にも同じことがいえるのかもしれません(意味深?むふふ)







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2003年03月26日(水) 性に目覚める頃に起きたとある事件

とある中学校の信じられない話を夫から聞いて唖然としてしまった。夫が在校中は、そこの中学も全然問題なくごくごく普通の中学校だったらしい。

夫が卒業して数年後事件は起こった。そしてその事件はその町中の噂としてもちきりになり、夫の耳にも入ってきたのだった。

事件が事件なだけに、大変な騒ぎになってしまったようだ。

ことの発端は、ひとりの女子生徒が都会から転校してきたことだったそうだ。

その女子生徒は、やけに大人びていて次から次へと、男子生徒をたぶらかして、いろいろといけないことをして遊んでいたということだ。

その女子生徒に感化されたまわりの女子生徒もみんなその女子生徒の真似をして、男子生徒たちをたぶらかすようになり、いけない遊びを覚えてしまったということだった。

「ああいうのって、ああっというまに連鎖して広がるんだ。まるで伝染病並みだったなあ」

と淡々と夫が続けた。

そのいけないことのつけがまわってしまったのだろうか?ある日、その生徒が身ごもってしまった。そういうことも連鎖してしまったようで次から次へと大量に女子生徒たちが身ごもってしまったということだ。

ひえーーーーー

と、最初は、とても信じられなくて、夫がオーバーに言っているのだと思ったが、どうやら本当にものすごいことになっていたらしい。

その学校の父兄も先生も、なんとかその現象?を食い止めようと必死になって立ち上がったらしい。

そのかいあったのかして、そのうち騒ぎは徐々に沈静化していったようだ。

今では、ごくごく普通の中学校に戻っているということだ。


中学生といえば、そろそろ性に目覚める頃でもあるのでしょうねえ。







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2003年03月18日(火) 長い24時間短い24時間

ここの日付けは18日ですが、今日は3月27日。

ずいぶんとここにも来なかったようです。

先週から、実生活で心配事が起こったり、体調を崩したり、いろんな行事が重なってしまったり、ネットの接続の調子がよくなかったりで、ずっと日記から遠ざかってしまっていました。

空白の日付けを埋めるべく、またボチボチ書いてゆこうと思います。

もうすぐ4月なのですね。早いなあ。

大人になると、幼い子供の時のように目新しいことに触れる機会も少なくなり、日々見るもの聞くものが新鮮な驚きの連続だった子供の頃と違い、毎日が単調なので、単調に過ごした時間というのは、後で振り返ると非常に短いものであったように感じるそうです。大人になると新しいことを覚えようと脳ががんばることが少なくなるから、そういうことは短時間に起こった出来事として処理されて記憶されるからだとかなんとか。


そういえば私にとって小学校の6年間は、本当に長い長い時間だったような気がします。

あの頃の24時間と今の24時間が同じ長さだなんて信じられないです。



小学生のある時期私は、寝る前に真剣に神様にお祈りしたものです。

今日一日無事に過ごせた事を感謝した後必ずお願いしたことがあるのです。


奇しくもうちの父も、小学生の時、同じ事をお祈りしていたそうです。

やはり親子なのでしょうか?考えることが似ていたのかもしれません。


その願いとは






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2003年03月16日(日) 悪女聖書的小説

「あの時、僕は君を抱きたいと思った。一年近くも女にふれていなかったから。そこへ君が来た。女房が死んだ直後だっていうのに、僕もいい加減な男だろ?」

これは昨日読んだ小説の中で、妻に鉄道自殺されてしまった男が、妻のその現場に偶然居合わせてしまったことがもとで知り合いになった主人公に向かって放った言葉。

男は、女を抱きたいと思うと強烈な吐き気に襲われるという病気を持っていた。自殺した妻との関係もそのせいでぎくしゃくしてしまい、最悪の夫婦仲へと進展してしまう。


男の妻が自殺した原因は、男へのはらいせのようだった。

なぜなら男は、列車の事故処理係(列車の人身事故によってあっちこっちに散らばった肉片などを拾い集めたりする仕事)に従事していたのだ。


主人公は巧みにその男を誘惑してなんとしてでも思いを遂げようとする。

「抱きながら吐けばいいのよ、私のからだの上に吐いたってかまわないわよ」

「思いきって吐きなさい。そうしてくれないと困るのよ。自分の都合であなたが欲しいのだから。」

そんなふうに主人公が男を挑発?する場面が、ぞくぞくっとするくらい官能的だった。


彼女の目的は、妊娠することだった。しかし最初から






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その昔よく美容室の待合室で読んでいた女性週刊誌の漫画「悪女聖書」を思い出してしまったのでした。





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2003年03月15日(土) 官能的なあまりに官能的な・・・

女の母親は、彼女が高校生の時に自殺した。女は、自分が母を責め殺したのだと思い苦しんでいる。

男の父親は、男が小学生の時に、浮気相手と心中した。

そんなふたりがひょんなことから出会い、やがて深い仲になる。

初めて女の独り暮らしの部屋を訪れた時、男はそのあまりの殺風景さに驚く。

そこは、寝具だけが置かれているだけの、あまりにも何もない部屋、がらんどうの部屋だった。


まるで、男と逢引きするためだけにあるような部屋だなあと男が言うと、

まあ、そうかもしれない。ただ寝に帰ってくるためのだけの部屋だし。と

女は冷めた調子で答えるのだった。


女は、毎夜午前2時ごろになると、隣室に住む若い女性の呻き声を聞くことが密かな楽しみになっている。


それは、日中顔をあわせる時には屈託のない明るい笑顔であいさつする女性からは想像もできないほど、実に暗くて悲愴な泣き声だった。


とまあ、これは昨夜読んだ、とある女流作家の小説のあらすじである。


今日読んだのは、


男の寝室のベッドの上で絡み合っているその場面を、こともあろうに、五目寿司を持ってきた男の母親に目撃されてしまうという女の話。

彼女はそのあと男の母親から部屋から叩き出されてしまい、偶然、ある人妻が電車に飛び込む瞬間を目撃してしまう。


女は、結局その人妻の夫とも関係も結んでしまうことになる。


とまあ、そんな感じでぐいぐい引き込まれるように読んでしまった。

どちらもすでにもう絶版になってしまった短編集の中に収められている。

小説の中には、いくつか官能的な描写が出てくるのだけれど

露骨な表現は全くなく、しかしその分想像が膨らみ、読んでいるうちに、だんだんと






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2003年03月14日(金) ピンクのうさぎ 性力大増強食の謎

今日は、久しぶりに、まるまる一日休みの日。

うれしくてうれしくて、心ゆくまで眠った。

妙な夢を見た。ピンクパンサーのようなピンクのウサギのぬいぐるみが山ほど積まれていたファンシーショップのようなところにいた。

その店を出て、階段を上っていると、ちょうど俳優の陣内○則さんが、女の子からそのピンクのウサギを受け取る場面に遭遇した。

「あ、あの人クミちゃんの彼氏や!!」

と、陣内さんに向かって叫んでいた。そしたら、近くにいた女の子につつかれて、

「ちがうで、あの人は、クミちゃんの前の彼氏で、今の彼と違うで」

と言われた。

「あ、そうなん?いつのまに別れたん、そしたらクミちゃんの今の彼氏は誰やのん?誰やのん?だれやのーーーん?」


と悩んでいるところで、目が覚めた。


それよりも、なによりも、夢に名前だけ出て来た

クミちゃんって、クミちゃんって、いったい誰やねん?全然知らん。


あーーけったいな夢だった。


それから、起き出して、テーブルで、ぼーっとしながら新聞を読んでいると。

健康情報誌「壮快」の広告が目に入った。

私は、新聞のこの手の雑誌の広告を読むのが大好き^^。

ちなみに幸運グッズの広告を読むのも好き。


そしてこの目に飛び込んできたのは、

こんなに効いてよいのかしら?「性力大増強食」ついに発見!!

という見出し。

性力って、精力の間違いとちがうん?

なんて思ったけど、そう書いてあった。やはりインパクトを狙ったのだろか?なぞ。

そいでもって、そのにおいを嗅ぐと「性欲がわく」という食べ物のことが書いてあった。しかも男の人がムラムラくるものと、女の人がムラムラくるのは違っていた。男女によって違いがあるようだ。


ということは、男の人は、かぼちゃのにおいを嗅ぐとムラムラくるの?

うっそーーーなんでまた?

でも、ほんま?どないですか?


女の人の方も、そのにおいを嗅ぐと、ほんまにムラムラくるのかな?

少なくとも私は、そのにおいを嗅いでも、絶対絶対ムラムラ来ない。

だって、それは、よりにもよって、私がこの世でいちばん嫌いな食べ物のにおいなのだ。

この世でいちばん嫌いなにおいでもある。げーーーーーーー。


ちなみにその食べ物とは






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2003年03月13日(木) 夫を洗脳してどうするつもりだったの?

昨日は、めまぐるしく忙しい一日だった。

上司からめんどうなことを頼まれてしまい、そのためにあっちこっち奔走していた。

「頼みますよ、私のクビがかかっているんですから、くれぐれもどうのこのうどうのこうの・・・」

なんてオドかされてしまった。責任重大やん!!

でもまあ、そのおかげで、いかにも仕事がデキルという感じの青年に出会えた。

テキパキとしていて、臨機応変で、言葉遣いも正しく非常にさわやかな青年だった。厄介な依頼にもかかわらず

「かしこまりました。わたくし、○○が承りました。」

と、快諾してくれた。好感度抜群♪だった。

あの年代で

「かしこまりした」

が、あんなに自然にすんなり出てくる青年をあんなに間近で見たのは、本当に久しぶりだった。

その昔、新人社員研修の時に、「わかりました」は、顧客に対して絶対使ってはいけない言葉である、と教え込まれていたことを思い出した。

きっとこの人も、そういう教えを守っていはるんだなあ。

なんて思った。


後から、夫にそのことを話すと

「ああ、あそこの会社は社員教育が徹底してるからなあ。接客に対しては、ものすごくキチッとしているんだ。洗脳されてしまっていると言ってもいいくらいだなあ」

とかなんとか言っていた。


ふうん、洗脳ねえ。


洗脳といえば、以前ここの日記にもちらっと書いたことがあったけど、その昔、夫も洗脳されかかったことがある。


とある自己啓発セミナーに参加するはめになってしまった時のことだ。

ある日夫は、その啓発セミナーのパンフレッドを私に見せて、こう言った。

「なんか知らねえけどさ。えらく気に入られちまってさあ。○○くん(夫の名)には、どんなことがあっても参加してほしい。人生変わるから。絶対、参加してよかったって、思うから、私が保証するから云々なんて言われてさ、まいったよ」


夫をえらく気に入った人というのが、当時、同じ職場にいた年上の女性だった。



しかも驚いたことに参加費用の全額を






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2003年03月12日(水) 3月は私ら家族にとって災いの月?

昨日のつづきを夜にでもゆっくり記そうと思ったら、

昼間、実生活で大変なことが起こってしまって、それどころではなくなった。

動揺して、まともに、仕事ができなかった。って、いつもたいしてできないのですがね^^。


そういえば、昨年も、夫の実家が全焼するという、とんでもない災難が起こってしまったっけなあ。


なんか3月は、災いの月なのだろうか?くはばらくはばら。


大きなトラブルから小さなトラブルまで、なんか、こういうのって、いっきに押し寄せてくるものなのかもしれない。



どうすればいいのかわからない。

だけど、今の私にできることは、祈ることしかない。


祈りの力を信じるしかない。


ああ、混乱している。







2003年03月11日(火) ストレスピーク?ムラムラエロエロモード全開

日中の仕事が終わって慌しく戻り、束の間ぼーっとしてから、すぐさま夕食の支度にかかり、ダダダっと食べ子供たちにもダダダっと食べさせ、それからもういっこの仕事に出かけ、その仕事が終わってから、翌日の夕食の材料を買いに職場の近くにあるスーパーに寄って帰る。

と、まあこれが普段の私の判で押したような毎日。

かなり慣れたとはいえ、私にとっては、まだまだキツイ。体調もいまひとつすぐれないせいもあるからかもしれない。おまけに生理前だったし。


家に着くと、夫の方は先に戻っていてソファーに横になってテレビを見ていた。子供たちは、二階で寝ていた。


いつも夫に言われることなのだけど、私は仕事から帰ってくると、ぴりぴりして妙に攻撃的になるらしい。ところかまわず、当たり散らしてしまうらしい。(本人自覚なし。反省)

確かに疲れていると、ふだんぜんぜん気にならないことが、いちいち気になってイライラしてしまう。生理前は、なおさらのこと。


昨日は、テーブルに封を開けたまま放ったらかしにされて、封の開いたところから中身がはみ出て、そこらじゅうに散らばっていた小さな緑色のツブツブを見て非常に不愉快になったのだった。

「なんやのんこれ?」

と思ってパッケージを見てみると、


畑のキャビア、とあった。

たしかに、カタチはキャビアっぽいけど、私には、それがなんとも哀れに見えた。

ほんまもんのキャビアとはえらい違いや。どうせ200円もしない代物だろう。畑のキャビアなんて名づけられて、この緑色の物体もさぞ肩身の狭い思いをしているのに違いない。おそれおおい、おそれおおい、なんて思っているかもしれない。な、わけないか^^。


それはいいとしても。そのツブツブをふきんで拭こうとしたら、フキンの圧力で一個ずつぶれて、べちゃーとテーブルの上にペーストされたみたいになって、なかなかとれなくて、とれなくて、

なんで私がこんなことせなあかんねん!


と、ぶち切れてしまったのだった。


と、いうわけで、今回の八つ当たりの標的は







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私の異変を察知した夫は、いつも楽しみにしいるドラマ「僕の生きる道」も見ずに、そそくさと自分の部屋に消えたのだった。


さわらぬ神にたたりなし。君子危うきに近寄らず。てか?



それから12時半くらいまで、ひとりで、うだうだと過ごして、寝た。


またもや象徴的な夢を見た。

とある部屋で、夫といかがわしい?ムードになっていた。

私は、ムラムラエロエロモード全開だった。


しかし、いまひとつ満たされず

「こんな中途半端なんは欲求不満になるからあかん

お願い、もっとどうのこうのどうのこうの」

と訴えていた。

あ、時間がない。


続きは、今晩にでも♪


ではでは、よい一日を!!








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2003年03月10日(月) その時私に憑依した?大喜劇役者の霊

その個室の中で、本当に、信じられないような目にたくさん遭った。


数々のバラエティに富んだ霊に憑依された、


なんでまた?と


首をかしげたくなるような霊にばかり憑依された。


記憶のある限りで、いちばん、強烈に印象に残っている霊は


そう、やはりあの超有名な喜劇役者さんの霊だろう。


なにしろ私は、その個室で、生前のその人の台本丸々1本分のセリフを

しゃべり続けたのだから


その人独特のセリフ回しでしゃべっていた


我ながら実におかしかった


物まねどころのレベルではなかった


その人そのものだった


憑依していたのだから、まあ、あたりまえといえばあたりまえだろう。


か?


しかし


なにゆえに、その人が私に憑依してしまったのか


全くわからない




最後に私は、舞台あいさつまで、やってのけてしまった


誰もいない個室でひとり床に正座して


舞台から客席に向かって話すように


「どうかどうかこれからは私の娘を、ひとえにひとえにごひいきのほどよろしくお願いいたします」


と、頭を深々と下げていたのだ。


ああ、できれば、忘れてしまいたい記憶のひとつだ。

でもはっきり覚えている。


あの時の、セリフ回し、立ち居振る舞いの数々。





ちなみにその人の娘さんも役者(女優)さんだ。



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2003年03月09日(日) ジレンマ?

真っ白いロングブーツを履いて

歩こうとしているのに、

一歩も前に進めない

どんなにがんばっても足が動かない

時計を見ると午後10時半で、

遅れる、遅れる、もう間に合わない、

と、やけにあせっているのに、全然足が動かない


自分がいったいどこに行こうとしているのか


さっぱりわからないのに


必死に足を動かし

行かなくては、行かなくては、

と、あせっていた


でも、動かない

動かなかった

動かせなかった




歩くことが、あんなに大変なことだったなんて


その夢の中で初めて思い知らされたような気がした。


それでも、とにかく、なんとかして、一歩を踏み出さなければ


永遠に前には進めないのだ。










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2003年03月08日(土) 一緒に寝てくれる人が欲しい

昨夜は、子供たちが近所のおばあちゃんのところにお泊りでいなかった。

夫も、歓送迎会で遅くなった。ひとりで、ぼんやりテレビなどを見ていた。


仕事から帰ってきた時、子供たちの「おかえりー」がなかったので、妙にさみしかった。


残り物で適当に晩ご飯を食べようと思ったら、げ、炊飯器のスイッチが入ってなかった。ま、私ひとりだったので、よかった。よかった。


しばらくすると、電話が鳴った。下の子からだった。

「おかあさん、テレビ見てる?何見てる?」

「これこれこんなの見てるよ」と言うと

「あ、おんなじだ。あははは。今、これこれこんなことしたでしょ?」

「うんうん、した」

「あ、おんなじだ。こっちもしたよ、あははは」

って、あたりまえなんだけど^^。やけににひとりで喜んでいる下の子。


それからまたしばらくして、今度は、上の子から

「おかあさん、今、何見てる?万引きのとか見てる?」

「見てないよ、そんなの嫌いだから見ないよ。おたまじゃくしが瞬間移動したの見てるよ」

「ふうん、じゃあ、ボクもそれ見てみるね。」

「あんたいつも思うけど、電話の声ものすごく可愛いね」

と思わず言った。そうなのだ。上の子の声は、電話だとものすごく
愛らしい声なのだ。思わず頭をなでなでしてやりたくなるような声なのだった。←単なる親ばか?


そんな感じで何度か電話があって、最後は10時ごろに、これから寝るねコールがあって、それで終わり。


そのあと、夫が帰ってくるまで、ひとりで、マイケルの真実を見たりして、ぼーーーーーっとすごす。
途中から見たので、よくわからなかったけど、マイケルが、ダンスはフィーリングで踊るのさ、リズムをカウントしているうちは、まだまだだ。などというようなことを言っていたのが印象に残った。

それから、11時ごろ、夫が疲れた顔をして帰ってきた。


中略


「なんか子供らがいないと、一人で二階で寝るのさみしいわ。というより怖いわ。いっしょに寝てくれへん?」


と言ってみた。


あっさり断わられた。


私は、なんもなしで、ただ、ただいっしょに並んで寝たかっただけなのに。


冷たく突き放されてしまった?


仕方ないので、ひとりで、二階に寝に行った。


子供たちの寝息の聞こえない部屋は、やけに、しん、としているように感じだ。


ふと、将来、自分を待ち受けているであろう孤独について思いめぐらせてみた。


でも、途中で恐ろしくなったので、考えるのをやめた。


けせらせら。










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2003年03月07日(金) 思い出す人、エピソード

ここの日記にも何度か登場したけれど、中3の時から高2の秋ごろまで、ものすごく好きだった男の子がいた。

ちょっとした手違いから、いっしょの高校に行けなかったけど、朝の通学電車では、よくいっしょだった。(ていうか、必死で合わせた^^)



友だちが言う。

「私、あんな変わった子見たことなかったわ。あんたら変人同士お似合いやったわ、あの子が世界中で一番好きな食べ物知ってるか?」


そうなのだ。彼は、冷蔵庫でギンギンに冷やしたカレーをあつあつのごはんにかけて食べるのが大好きだった。

限りなくミスマッチと思われる食品を組み合わせて試しに食べてみるのが好きな子でもあった。不味ければ不味いほどうれしいみたい^^。

「あんこマヨネーズ」とかね。なつかしいなあ。

何度かその子の高校に行って、クラブの練習を見せてもらったこともあった。


その子の学校の文化祭の時は、授業サボって彼の晴れ舞台?を見に行った。

ドラムを叩きながら、ボーカルしていた。しびれた〜〜♪

私が、こっそり見に来たことに気がついて、とっても喜んでくれて、学生食堂でバニラアイスをごちそうしてくれた。グリコのスカイバニラとかなんとかだった。

それから校庭の隅の鉄棒のところで、彼は鉄棒の上に腰掛けて、私はそのそばで、二人いっしょに空を見ていたんだ。



しあわせだったなあ。


彼のことを記した日記は、大学ノートに何十冊もある。彼に送った手紙も3年間で、200通以上あったのではないかしら?


私の書く手紙が面白くて楽しみだ。って言ってくれたので、調子に乗って送ってしまったのだ。手紙は、ほぼ日記めいた内容ばかり。


その間に彼がくれたのは、一通のみ。

だから、鮮明にその内容を覚えている。


短い手紙だったし。



ある曲の歌詞が記してあって



最後に


「この曲は、マイナー調なのですが、


この曲をマイナーからメジャー調にするのは、君次第です。


僕はそうなることを望んでいるのです。」



って、結んであった。


すっごい達筆で。







2003年03月06日(木) 真夜中にさみしくひとり・・・

結局、一日中雨だった。途中ほんのしばらく雪になった。

ボタン雪だった。でもすぐまた雨に変わった。



日本アカデミー賞を観た。

最優秀主演男優賞は、真田広之さんだった。


「この間、苦労したようねえ、この人の名前を思い出すのに」

と、画面の真田氏を見ながら言うと、夫もうなずいた。


その顛末は、「つぶやき」の「彼にだどりつくまでの夫婦の長い道のり」(だったかしら?)に記したこともある。


真田氏を見ながら夫が、言った。







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全然違った^^。元アクションスター事務所所属つながり?


今は、午前二時半過ぎ、かなり真夜中だ。

灯油も切れたし、もう寝ようっと。



ぐっどないと♪








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2003年03月05日(水) 気をつけないと。普通じゃない?

今、ぼんやりニュースを見ていたら、な、なんとあの美白成分の

コウジ酸が発ガンを誘発するかもしれないとかどうとか言っていた。

どうしよう、ずっと昔、美白に凝っていた頃、コウジ酸入り化粧品を通販

で買っていた。でもさっぱり効かないのでやめたんだ。


大丈夫だろうか?くはばらくはばら。









今朝は、雨だった。

昨日、うっかり洗濯物を取り込むのを忘れてそのまま眠ってしまった。

本当は、布団の中で気がついたのだけれど、くたびれていて、洗濯物を取り込む気力すら残っていなかった。


ま、ええわ。そのまま干しといたら、明日の昼過ぎにはすっかり乾いているやろう。

って、思って寝たのが、甘かった。雨やがな。とほほ。とほほ。

とほほ。
ってこんなことを書きにきたわけではなかった。

そうそう行方不明の友だちの話をしようと思ったのだった。

学生の時、ものすごいショッキングな失恋をしてしまってから、人が変わったようになってしまって、核廃絶運動にのめりこむようになってしまって、22歳の夏、実家の近所のマクドナルドでバナナシェイクを飲みながら語り合った夜を最後に、消息不明になってしまった友の話。


私が生まれて初めて自分から、「友だちになりたい」と強く思った相手。

定規を使わずいつもフリーハンドで線を引く、そういうラフなところが、たまらなく好きだった。


あの日、彼女は真剣なまなざしで私に言った。

「将来、核シェルターを持ってない人は、みんな滅びる。世界は、もう絶望的やねんで、なんとかせんとあかんねん、そのためにも、○○さんを市会議員に送りこまなあかんねん。頼むわ、協力して」


○○さんを市会議員にすることが、なんで核廃絶に結びつくのか、今ひとつわからなかった私だったけど、彼女のために、○○さんに1票を投じた。


失恋は、時に、女性を大きく変貌させるようだ。

本来恋愛に向けられるべきエネルギーを、彼女は全て核廃絶運動に費やすようになってしまったのかもしれない。


変貌を遂げる前の彼女が私に貸してくれたコミックス2巻が、まだ実家の本棚にある。

彼女がいたく感動して、私に貸してくれた本だった。


だけど私は、何度読んでも、特になにも感じなかった。

誰に感情移入してよいのかわからなかった。

しいてあげれば、「国分寺さん」だったかしら?

感動を共有することは、案外難しいものであるのだと知ったあの日は、あまりに遠い。



2003年03月04日(火) 愛情のカケラで

☆ 愛情のカケラで


愛情のカケラをジグソーパズルのように
つなぎ合わせて愛情のカタチを復元しようと
思いたった。

コナゴナになってはいるが
消失したカケラは一枚もないので

拾い集めて繋ぎ合わせてゆけば
元の愛情のカタチに復元されるはずだった。


しかし
物の見事にコナゴナなので
もしかしたらこれは
一万ピースのジグソーパスルを
完成させるより
難しい作業になるかもしれない。


でもやっぱり
今日は、とってもよい天気なので
そんな気の遠くなる作業は
後回しにして






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ありがとうございました






☆ 元美人妻A子の場合



その昔、まだ新婚だったA子は、近所でも評判の美人妻だった。

当時、彼女の夫は、昼間ひとりきりの妻を置いておくのが心配で、こっそり会社まで連れて行き、自分の社用車の中で待たせていた。

外回りの夫は、妻といっしょに営業に回った。毎日が夢ごこちだった。

たまに取引き先の営業マンや同僚に目撃された。

彼女の夫が、事情を説明するとみんなにひやかされた。というか、あきれられた。


光陰矢のごとし


あれから何年たったのだろう?


もはやA子に当時の面影はどこにもない。新妻だった頃の初々しさや愛らしさのかけらも、ない。

彼女がかつて巷で評判だった美人妻A子だったなんて、いったい誰が信じるだろう?


それくらい時が経ってしまった。ああ無常!!



さっき、夕飯の支度をしていたA子のところに電話があった。夫からだった。


「もしもし俺だ。今日、部下のMとKを家に連れてくるからおまえは、押入れに隠れておくように」

なんやねんそれ?どういう意味や?恥ずかしいて見せられへんてか?失礼なやっちゃ!!!!


ぶつぶつ言いながらも押入れに隠れる今も昔も、変わらずに、夫に従順なA子なのであった。



そこで一句


どこに出しても恥ずかしい妻(サラリーマンKさんの某雑誌川柳入選作)









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2003年03月03日(月) つかみどころのない喪失感

20畳のスペースで、8組の夫婦がいっしょに暮らす部屋の
管理を任されていた。


それぞれの夫婦はお互いに顔見知りではなくみんな知らない同志だった。


一世帯当たりニ畳ちょっとのスペースだ。


そこにはしきりもなにもなく、避難所生活を強いられているような感じだった。


プライバシーなんてものは、ぜんぜんない。


それでも二畳ちょっとのスペースに、それぞれの夫婦は、それぞれの布団を敷いて、それぞれの暖房器具を置いていた。


出口に一番近いところを陣取っていた夫婦のダンナさんは、

「自分は永世中立国であるスイスから
認可された寝たきり伯爵である」

というようなわけのわからないことをつぶやいて、1日中布団から出ようとしなかった。

その人の奥さんは

「そうなんです。ウチの人はあの永世中立国であるスイスから
認可された寝たきり伯爵なのであじの干物が必要なんです」

と言って笑っていた。


出口から一番遠いところに陣取っていた夫婦は

一日中ゴロゴロゴロゴロ畳の上をふたりして転がっていた。


その夫婦の隣にいた夫婦は、ひたすらカップラーメンを
食べていた。


そのまた隣の夫婦は

何もせず、ぼんやりと天井を見ていた。


さらにその隣の夫婦はケンカをしていて、お互いの髪の毛をひっぱり合っていた。


そのすぐ近くで二人が飼っているらしい犬が
二人に向かって

「くわん、くわん」と吠えていた。


夫婦ゲンカは犬も食わん。なんてね^^。


残りの夫婦は不在で、がらんとした畳二畳のスペースは、やけに広く感じた。


ふと私は、自分だけに夫がいない。ということに気がついた。



自分にもたしか夫がいたはずのような気もしたけれど


単なる気のせいのような気もした。



さて?どっちだったかな?


うだうだ考えているうちに、目が覚めた。


なるほど夢だったのか

どうりでわけがわからなかったはず。

と納得したことはしたのだけれど



それが夢だということがわかっても


自分に夫がいるのかどうかは







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ありがとうございました







2003年03月01日(土) ジェームズボンド効果?

その昔、高倉健さんの仁侠映画を観終わると、誰もが肩で風を切って、映画館から出て来たものだ。

というような話を子供の頃、誰かの漫才で聞いたことがある。

映画の世界の健さんに感情移入しているうちに、ついつい知らずに自分も健さんに成りきってしまうのだろう。か?


その昔映画「スーパーマン」の興奮さめやらぬままで、「ボクはスーパーマンだ!!」と叫びながら、本当にビルから飛び降りた人がいたとかいないとか。(これは私の実家の父から聞いた話だから、本当のところはどうだったのか、よくわからないのですが。)

うちの長男も、テレビのヒーローものなんかを見ていると、知らず知らずのうち、ついつい自分がそのヒーローになりきってしまう傾向があるようなのだ。

昨日も、先日録画しておいたジャッキーチェン主演の映画を観終わったあと、すっかりジャッキーチェン気どりで、二男にからかわれていた。

「兄ちゃん、ジャッキーチェンの真似してかっこつけてるんだ。おもしぃーーー」

なんだか、目つきとか振る舞いがジャッキーチェンなので、すぐにわかる。


そういうところは、おそらく父親似なのだなあ、と、昨夜の日曜洋画劇場「007」を観終わった夫を見てつくづくそう思った。

すっかり気分はジェームズボンドで、

なんか、めっちゃ、おかしかった。あははははは。単純♪(思い出し笑い)





☆ 「生ものですのでお早めにお読みください」



しまった!


昨夜あんなに情熱的に書き綴った

ハルオさん宛ての恋文が、

一夜明けたら

手の施しようのないものになっていた。


やはり冷蔵庫にしまっておくべきだったのかもしれない



「愛」や「恋」や「好き」の

文字のところから
 

すでに腐り始めていた。
  

もう3月だし、やはり生ものは傷みやすいようだ。

瑞々しければ瑞々しいほど、傷むのも早いようだ。

困った。

今日中に届けようと思ったのに。


仕方ないので、5年前に冷凍庫で凍らせておいたユキオさんあての恋文を






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ありがとうございました

























いつもと同じような朝に「妻の第6感」


今朝、妻が、
突然こんなことをつぶやいたのだ

何もない空間を見つめながら、さも
意味ありげに・・・。

「まあ、いくら好きなもんでも
毎日同じものばかり食べてたら
あきるしね。たまには
目新しいもん食べたいよね。
ぶつぶつぶつ」

どきっとした。

考え過ぎだろうか?
私に後ろめたい気持ちが
あるから、
妻の何気ない言葉に
ナーバスに
なってしまっているのだろうか?

だろうな。あの鈍感でお気楽で
ウルトラ脳天気の妻に
感づかれるほど、俺は、まぬけではない。

大丈夫大丈夫

と自分に言い聞かせ
出勤した。


「じゃあ行って来ます」

今日は、彼女と
逢う日なのだった。

「行ってらっしゃい」

妻は、にこっと笑って
手を振りながら








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テキスト庵さん