愛より淡く
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2001年11月30日(金) 誰よりも哀しい女?

「恋するカレン」

という歌の歌詞をふと思い出す。


カレンに片思いをしている男の人の失恋ソングだ。


気持ちはわかる。


もちろんカレンじゃないよ。片思いをしている男の人の方だよ。


「おおカレン、誰より君を愛していた心を知りながら捨てる

おおカレン、フラれたぼくより哀しい、そうさ哀しい女だね君は」


という、負け惜しみともとれる、捨て台詞めいた歌詞で終わる。



「自分のことを一番愛しているのはほかならぬこの僕であるということをわかっていながら君は僕を捨てるとは、なんて哀しい女なんだ君は!!」

という意味だと解釈していたのだけど。

違うのかな?


そいでも、誰よりも自分のことを一番愛してくれている人のことを必ずしも愛せるとは限らないのが、世の常というもんさ。


そいでもって、どれだけめいっぱい、せいいっぱい愛したところで

単に「ありがた迷惑」にしかならないのが、片思いさ。



経験済み。


全て何もかもわかっていながら。


それでも、なおかつ、


そんなどうしようもない思いにさっさと見切りをつけられないのは


いったいどうしてなのだろう?


永遠の謎だ。


私の心は謎だらけだ。



どうでもいいが、このタイトル

「カレンに恋する」の方がよいんじゃないのだろうか?


そいでも、やっぱり、語呂がいいので、「恋するカレン」なのかな?





2001年11月29日(木) 片思い体質?

私のように、かくも長きに渡って片思いを続けていると、片思い体質みたくなってしまっているようです。

片思い体質? なんやそれ?って、


さあ、自分でもいまひとつようわかりません。


ようするに自己完結してしまうのでしょうね。まあ、片思いだし。


偶像崇拝みたいなものかもしれません。


って、たまにこんな感じでつきつめて、分析めいたことをやってみるのですが、うまくいきません。


途中で混乱してきてわけがわからなくなるのです。



だいたいですが、


どうして、どうして、その人ばかりに


これほどまで執着してしまうのか、それ自体がさっぱりわかりません


いったい、その人のどこが、どこが、この私をこれほどまでに惹き付けて離さないのでしょう?


全くわかりません。


分析すればするほどわからなくなるのです。


不思議で不思議でしょうがありません。


私にとり「謎の生命体」としかいいようがありません。



もしかしたら、最初の出会いの時に、


キューピッドの放った矢が、何かの手違いで、


この私にだけ、


何本もよけいにささってしまったのかもしれません。





メルヘンすぎ?



2001年11月23日(金) 魔法使いになりたい。


私の気持はコロコロ変わります。
自分でもついてゆくのがしんどくなる時があります。

すっげーー気まぐれ。感情の波も激しいし。
喜怒哀楽がすぐに顔に出るらしいです。
自分ではそうは思わないのですが。

ちょっと困っています。

それってもうずっと前から小学生の頃からの傾向のような気もします。

へんてこりんな子供ではありましたね。

魔法使いにどうしてもなりたくて、独自のカリキュラム?を作って
実行したりしていました。今となっては全くのなぞ。


1、勉強をがんばる。

2、弟をいじめない。

3、腕立てふせと鉄棒を毎日する。

4、近所を走る。

5、みんなに親切にする。

6、お父さんお母さんの言うことをよく聞く

7、お手伝いのふきそうじをサボらない

8、約束ときまりは守る。


9、寝る前に神様に毎日お願いをする。

とまあこんな感じのことをらくがき帳か何かに
書いて、毎日ひたすら実行していました。

とくに気合をいれて実行したのは9番ですね。

寝る前に必死にお願いしてから眠りました。

「神様!!今日も私は約束を守るよい子でした。
自分が書いて決めたことは全部しっかりできました。
だから私を魔法使いにしてください。
よろしくお願いします。明日もがんばります。
おやすみなさい」


それさえ守ればいつかきっと魔法使いになれるなんて
本気で思っていたのですから、わけわからない子供でしたね。


自分で魔法使いになれるクスリとかも
作ってみたりしました。

いやん。ますますわけわかんなーーい?
お恥ずかしい限りです。




2001年11月20日(火) ぶろおくんはあと

毎日少しずつ忘れてゆこう





少しずつ少しずつ





忘れてゆこう





思い出しそうになったら、









ぶるんぶるんと




頭を振って




頭の中から追い払おう





最初は無理してでも




少しずつ少しずつ





忘れてゆこう





だけど涙は無理せずに






自然に流そう





すべて水に流すつもりで




思いっきり流そう












毎日少しずつ




忘れてゆこう





少しずつ少しずつ





忘れてゆこう










。。。


2001年11月19日(月) ブルーマンデー?いいえブルーオールデー

また月曜日が始まる。
今日は私が生まれてから
いったい何度目の月曜日なのだろう?

気が遠くなる。

そして私はこれからあと
何度この月曜日を迎えなければならないのだろう?

なんかうんざりする。


でも今日という日の月曜日はたった一度っきりの
月曜日なのだ。もう二度と訪れることのない月曜日なのだ。

そんなふうに考えると
どうってことのない月曜日がちょっとイトオシクなる。

なにもそれは月曜日に限ったことじゃないけど。


もっと細かくして考えれば

今この瞬間だって二度と訪れることのない瞬間なのだ。


あたりまえだけど、そんなふうに考えると
今のこのひとときひとときを大切にせねばなあ
慈(いつく)しまねばなあ
なんて一瞬思う。

けれどすぐに忘れる。

ふう、それにしても
なんとなく気がすすマンデー(べたべた)

月曜日がうれしかった頃
月曜日が待ち遠しかった頃

それは
学校に好きな人がいた頃。
会社に好きな人がいた頃。

かな?

今は何曜日も別にそんなにうれしくない。


まだしょうこりもなく心に想っている人はいるけれど

何曜日が来たってその人とは会えっこないのだし

時間も距離もあまりにも遠いし。


その人は、私の日常とははなはだ無縁な人だし

お互いに別の日常を生きている。

お互いの日常が交差することはありえないのだ。
たぶんよっぽどの奇跡でも起こらない限り。
そんな奇跡はたぶんもう起こらない


でも今思えば
あんな中途半端な奇跡なんて、いっそ

起こってくれない方がよかった。ずっとよかった。

そうしたらこんなにいたずらに心を乱されずにすんだものを。


恋を失ってしまった今

私は再び日常にしっかり目を向けなければいけないのだ。

わかっている。

幻想の中にもう逃げ込むことはできないのだ。

でも逃げ込みたい。

逃げ込みたくもなるよ。

グチりたくもなるよ。

今日は仕事だし、
年末調整に必要な書類をとりにいかなければ
ならない。生きていくってめんどくさい。

それでも生きていくしかないのだろうか?

ないのだろうね。


2001年11月17日(土) ☆新婚当初   

☆「新婚当初」

しょうこりもなく、新婚当初のことを思い出していた。

だって私の未来は薔薇色からはほど遠いものだと思うし
現在は、この通り「悶々(MONMON)」につきまとわれているようなありさま。
ゆえに、必然と私の思考は、過去へ過去へと向かってしまうのだった。

ちょうどあの童話の「マッチ売りの少女」が
あまりの寒さに耐えかねて思わずマッチを擦って、
マッチ1本分のぬくもりの中で
ほんの一瞬ではあるけれど楽しかった頃の思い出にひたるように

私もあまりのさみしさに耐えかねて
ついついあの蜜月の頃の思い出にひたってしまうようなのだった。

うぅぅぅぅ。むせび泣き。なんてね^^。

新婚当初も当初の思い出。

夫は私をひとりで家においておくのが心配だったようで
私は夫の会社に一緒に連れていかれた。

夫は営業で外回りだったので、私は車の中に隠れていて
ずっといっしょに営業に回っていた。

ランチタイムになると、夫がよく行く店に連れて行ってもらった。
ペンション風の定食屋だった。

そこで夫の取引先のメーカーの営業の人にばったり会ってしまって
ひやかされたものだ。

ひやかされても、デレデレしていた夫だった。

私はとってもよく覚えている。その時の自分の服装まで
覚えている。オレンジ色のふわふわっとした感じの
モヘア調のセーターを着ていたこととか。
髪型は肩くらいのストレートボブだった。
そいでもって定食のランチがクリームコロッケだったことも
覚えている。しかも味噌汁つき。

ね。すごい記憶力でしょう?

でね。今朝、夫に
「ねえねえあの時のことを覚えている?
ほらほら・・・・」

と↑の頃のことの話を持ち出したのだ。

「へーー知らん。そんなことあったんか?全然覚えてない」

ってぬかしおるのだ!!

「うそやろ!!ほんまは照れくさいんで覚えてへんふりしているだけで
実はしっかり覚えているんやろ?」

「いいや。そんな昔のことはもう忘れた」

そんなぁぁ。
カサブランカのハンフリーボガードのようなこと言わんとってんか!


哀しかった。うぅぅぅぅぅ。


洗濯物干そっと。


2001年11月15日(木) ☆ TOO SHY などなど




今日は夫は会社の忘年会で泊まりだった。
「○○温泉ホテル」というところに一泊するらしい。
特徴のある名前のホテルだと思った。

あまり気乗りはしないようだった。

そういえば昨年も

「気の合わない上司たちといっしょに
たいしてうまくもない鍋をつつくほど
おもしろくねえものはないぜ。」

と愚痴をこぼしていた。なるほどね。

毎年経費をケチっているから、たいした鍋は出ないらしいのだ。

しかも夫は酒があまり好きではないのだ。量は飲めるが
好んで飲まない。うちでもめったに飲まない。
たま〜に缶ビールを少々飲む程度だ。

私は、結婚前はお酒はそこそこイケル口だった。
でもビールは飲めなかった。日本酒と水割りはOK。
でも、もっぱら飲んでいたのは、カクテルかチューハイかな。

結婚後夫が実は飲まない人だと知ってそれに合わせるように
だんだん飲まなくなった。
私も飲まなければ飲まないで平気で特に飲みたくもなかった。

やっぱりお酒は雰囲気で飲むものだろうと思う。


夫も帰ってこないので待って起きている必要もないので
早く寝ればよいものを、いつものようにウダウダしてしまっていた。



☆「TOO SHY」

私はその昔今よりももっと恥ずかしがりやだった。
好きな人の名前を口に出すことはおろか
紙にすら記すことができなかった。

当時私は日記をつけていた。
誰も見るわけでもない日記にすら
その人の名前は書けなかった。今も書けません^^。

だってだって恥ずかしいんだもーん。意識しすぎ?

でもその人のことは書きたかったので
仮の名前をつけた。私だけが知っている暗号のような名前だ。


実は、その愛しの君の「ほんとうの名前」がやたら登場する日記を発見してしまったのだ。
ひんぱんに出てくる。
出てくる度に胸がキュンとなってしまっていた。
あほやろかわたし?

いまだにその人と同じ名前にすらこんなに反応してしまう自分が哀しい。


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