原初

羅列 回帰



―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2007年06月30日(土)
青いバン、たこ焼きとままごと。


なんだか何回も同じ事を繰り返し言っているだけの気がする。だけど思い返す度に少しずつでも自分の見方が変わるのなら、取り戻すかのようにして何度も何度も、繰り返していたいだけの気もする。

人に課せられた欲求にして最大のものが二つ、同時に押し寄せてきたら。どうすればいいというんだろう。
順にこなせばいいという正論。だけどそのどちらも、行なってはならないものだとしたら。少なくとも許されないと思い込んでいたのだとしたら。
一つは食欲。胃が乾涸びそうになり自ら出した液で悲鳴を上げているような、空腹よりは倦怠感と吐き気を催す程に到り。四肢から力を奪っていく。抗い難い、忘れ去れるように抗い難い眠りへと付こうとする。
その意に反する、一つは尿意。これでもその耐久力には自信があったのだけれど、それでも耐え切れ無い程に、切羽詰って。
密室、今は居間においてある骨が硬い車のソファに寝そべって、ただただひたすらに、時間が過ぎるのだけを待った。身を縮こませ、息を潜め、自分の中の欲を刺激し無いようにけれど眠って抑制は無くさないように、じっと待ち続け。
別に誘拐された訳でも無し、監禁という訳でもなく、見慣れた青いバンでお留守番しているだけ。なのだからいつだって自分で飛び出せたのに。
待っててね。
そう言って、頭を撫でていった。意気揚々戦場に赴く様は、ひたすら帰りの戦果を祈らずにはいられなかった。穏やかさを保っていられるなら、莫迦みたいな事だって簡単に出来たんだ。
但しこうして自分が追い詰められているのも大人の勝手な都合というやつで、駐車場に停める金は無い、さりとて駐禁を取られたくは無い、だから生贄代わりに連れてこられるのだし、熟知していた。
共にいる時間が少なくても、お出掛け、出来て、嬉しかったんだ。
過ごし易いようにと冷暖房の為に鍵は差したまま、とすれば尚更その場を動く訳には行かない。喉がひりつく程餓えているのに、排出したいと体が訴えているのに、暇で無益な時間でしかないのに、それでも。
待っててね。
そう言って託されたのだから、待っていなくちゃいけない。若しもその間に帰って来たのなら、これっぽちの約束も守れないと落胆されてしまうかもしれない。
行こうか行くまいか迷い躊躇っていた時間、結局来なかったのだから行けばよかったと後悔しても、同じ思いを繰り返すかもしれなくても、それでもその間の悪いタイミングは訪れるものだから。
離れられなくて、苦しくて悶えて、だけどそうして待っている大人達が何をしているかといえば隣の煩い小屋の中で遊戯に耽っているだけ。遊んでいる人達に何をそこまで気遣うのだろう。
だけど、約束、したんだ。

堂々巡りを繰り返して何日も何年も経った気がする。当たり前だけどそんな事は無くて、ひょっこりと気安く現れた大人達は、何食わぬ顔で帰宅を促がす。やっと帰ってきてくれた、もう動いても大丈夫、万感の思いで打ち明ければ、さっさと行けばよかったのに、なんて当たり前な事を言ったりする。
そりゃそうだ。何を依怙地に馬鹿みたいに粘ってるんだ。だけど、若しもその間に車がどうにかなってしまったら、約束を守れなかったのなら、ひたすらそれだけで待ち続けていたんだ。
それこそ子供っぽい事だ。ちょっと考えれば普通に判るのに。勝手に自分で思い詰めて、勝手に自分で自分の首絞めて、そして勝手に発言に傷付いたりする。
どれだけの思いで待っていたのかも、どれだけの気持ちでいつも付いてきているのかを、打ち明けた事なんて無いのだから知る由も無い人達に、勝手に期待を裏切られたような、そんな気持ちになるなんて。何処までも自分勝手で、そうして落胆、する様も薄情だ。
一つの欲望を達成すると、もう一つが又も容易く満たされた。何処ぞで購入したのだかあったかいけれど真ん中が冷たい出来合いのたこ焼き。そんな簡単に、こなされていく。魔法みたいに、簡単に。
だけどそれで動く心は、靄が掛かって、ぼうっとした、かなしい、訳じゃないんだけど、きっと、甚く冷たい感情。



2007年06月29日(金)
紅生姜の彩り。


しがないコンビニ店員事情。
御好評頂きまして記念すべき第59回目は暴かれしオーナーの本性を綴りたいと思います。
間違い探しとしては
1.別に特に好評と言う訳ではない。
2.59回もやっていない………筈。自信持てやそこくらいはぁあ!
3.本性なんてそんなもんおれが知りたい(面白そうだから)。
4.でもそんなもの知ってしまったら悪即斬で滅されているんじゃなかろうか(用途が違います)。

そんなこんなで何回目かはいざ知らず(数える価値も無い)上がり作業について。
相変わらず別店舗や他店ではどうなんだか知りませんので説明から。シフトを終える際の清掃チェック、例えば店内外のゴミ箱の様子やトイレの掃除、備品整理なんかが該当します。
基本といえばそうなんですが昼間に一人社員の方が加わってからより細かく、より厳しくチェックされる事になり、自分としては割と当たり前の事しかその方は言っていないのでなんとも思っていないのですが主婦の方々からは色々文句も言われている可哀想なお方です。
そりゃどちらかといえばきっちりはっきりここからここまでびしっ! というよりも何処となくそれとなくなぁなぁ、な方がやり易いですし実際コンビニの作業なんて其々を完璧にやるよりも両立してそれなりに出来ていた方がいいので多少の矛盾は生じているんですが。
さて自分のシフトというのは少し特殊みたいで、勿論個々のプライベートがありますから折り合いを持ってシフトは組まれているんですがそれでもこう、9時くらいから午前中の部の方が、13時くらいから午後の部の方が、そういう主な流れがありまして、その中にあって代打を頼まれたり延長を頼まれたりしていなくとも10時や11時に終えるというのが、ちょっとはみ出している。
いやそこはちゃんとオーナーに頼まれたからでありますが。曜日によって人数やいる人の仕事具合や仕事の量も多少ありますし、終わっていて欲しい仕事が残っている時に突然当日10時まで頼まれたりも多々。出来る範囲で請け負います。
しかしそうなると、上がり作業はいつやったらいいのだろうか。基本的には朝の部は9時まで、という区切りがありますからそこでやるべきなのか、しかし上がり作業なんだから上がる時にやるべきなのか、さる11時までの日悩み同じシフトのKさんに尋ねてみたところ後者の説に支持を持たれたので9時にやりませんでした。実際あまりゴミが溜まっていなかったのもあります。
しかしいざ11時になってみると後二時間で同じ作業をやる訳ですからトイレや備品整理は兎も角としてもゴミ捨てに関しては、寧ろ袋の無駄遣いにならないだろうか。相変わらず量は大して増えていません。
再び悩み今度は別の方に聞いてみたところ、どうせすぐやるんだからいいよと言われる。
んだけどどっちもやらないというのはまずいんじゃないだろうか? 今更9時に戻る事はドラえもんいないので出来ませんがどうなんだ?
悶々としていたらその社員に昇格した方からお叱りを受けてしまいました。どちらかでやっておかないと後のシフトの人に迷惑が掛かるだろうと。
大変御尤もであります。だから悩んでいたんですから。です、が。
なんかちょっと、自分不服なんですねー。筋違いではありませんが、忘れた訳でも丸投げした訳でも無いのに頭からその態で言われると思わず反発したくなります。過失は過失なので黙って聞いていますが。
多分、聞いた人が悪かったんだろう。いえパートの方々は全く悪くなく、この場合はクリンリネスに重点を置く社員本人に聞くべきだったと。でも若いあんちゃんなので無理(個人的理由か)。
矢張り個人レベルではなく全体を鑑みて9時にやるべきなんだろうか? いまいち答えが出ないので明日辺り少しは話し易い社員にでも聞いてみようと思います。今日はどうしたんだ。今日は忘れたんだよ。



2007年06月28日(木)
カピバラかカワウソか。


ハハハハ、ハマーが危なくなってきてるよぅ!
なんて思っていたら怒涛の回想シーンで目くるめく進んでいくDISC2。ゼノギアスの話です。
あっさり可愛くなったリニューアルハマーを自爆前にやって終わりでしたが、以後のリコぴんがなんか泣けてくる。もうちょっと、二人の絡みも見ていたかったなぁ。

愛するもやしもんを買いました。えぇ、愛していますとも。主にA.オリゼーを。
珍しく出掛けたのでいつもは立ち寄らない(というより存在に気付いていない)本屋で購入。
その後別の本屋をはしごしたところおまけ付きがあって愕然としました。なんだよまじかよ。
いや寧ろこれは読みきれなかった自分のせいです。更に袋もレシートも何も頂かなかったので今し方といえども返本出来るだろうか。此方の本屋も初めてに近いのに悩む悩むその姿は間違いなく不審者。
ストラップの色違いなら仕方が無い、これも又運命なのだと諦めるも、あー。やっぱり欲しかったなぁ。
るろ剣新装版はコンプリ精神とやらで馬鹿みたいな事してますが、るろうに短信欲しいが為に三巻探してます。しかしこの三巻とやらが曲者で何処に行っても見つからない。だ、誰だ三巻買い占めたの……!
話は戻ってもやしもんに関しては、既に何巻のかの特典を逃しているのでもう魂が抜けている訳です。なんか本当、如何にもって感じのコレクターみたいですが。いやいや本場は地の果てまで探すさ。他にももやしもんフェアに出会った事が無く悉く見逃しているのも理由かもしれません。何処かでは盛り上がっているのかと思うと歯痒くて歯痒くて。意地汚いな。
お楽しみ欄外コメントで帯び付きじゃなかったら編集部に言ってね、という一文がとても優しく、嗚呼自分みたいに欲しがる奴もいるんだなと。付いてたので言いませんが。そうだよ、欲しい帯もあるんだよ。まるでいらないのもあるけれど。
オリゼーオリゼー、きっとナマはなんにも感じないのだろうけどもやしもんのせいで、おかげで?
少し気になる存在に。
……嗚呼、今からでも交換まからんだろうか。まからんだろうな。二冊買うべきか? 今回のようにおまけがつくからじゃなく凡ミスで、いや凡ミスはこれも同じか、何度も同じの買う事なんて頻繁なんだから。
あまつきはどちらにすべきか大いに悩んで、その悩む点はつまり表紙が違うからなんですが、こういうの困るよね両方欲しくなるよね、つまりそういう戦略なんですよね。
……おまけよりもおまけ頁が気になるんだよなぁ。本編そっちのけ!
そういえばアニメ化らしいです。菌どうするんだ……



2007年06月27日(水)
夢を夢のまま忘れてはくれないか。


エヴァの11巻。を読みました。
漫画版シンジは露骨な愛情表現は一切しないしそれどころかずっと渚と呼んでいて、苗字での呼びは普通の筈なのになんだか冷たく感じて、これでシンジが下の名前で呼び捨てるのはアスカだけなのかと思うといっそう寂しくて、さみしくて。
おかしな話ですが、当たり前の話。自分はカヲル君がすきです。しょうがないのでこれは認める。認めないと話が進まないので認めます。なんだそのいやいや。
彼は死にます。ゼーレによって始めから定められていたように、彼が知っていたように、アニメでそうだったように、シンジとの接し方や性格に違いのある彼も又カヲルであるが故、死にます。
つまり読めば現れた次に死がある事をわかっている上で、読みます。初めて読む、漫画だけのカヲルも又、死ぬとわかっているのに、普通に。
別の漫画を読んだ際死の続きを生者が考えられない事は、事が、一般的には辛いのかもしれないと言ったけれど、だからってかなしい訳でも無くて、言葉通りの絶対的な死だから諸手を挙げて受け入れる訳でもなくて、それが用意された筋書きだと知っていながら、読んでいく。
いやでもわるいでもなく、不思議だなって。すきな人が死ぬ事を何故受け入れるのだろう。普通はもっと喚くもんなんじゃなかろうか。自分でも、それとも自分が変だからその程度なんだろうか。
アニメのように思い切り言い寄ってはいなかったけれど、アニメのようにシンジに、シンジから、好意を寄せられている描写はあまり無かったけれど、アニメよりも不器用に無邪気に残酷なまでに率直な、渚カヲルは、矢張り死んだ。
裏切ったと咆哮する事も無く、一度もすきだという事は無く、けれどきらいだともいう事も無く、選ばされる形は同じだけれどタイミングを異なって碇シンジは渚カヲルをその掌に熱く焼き付けた。
あの世界での存命を望んでも、なんだかそれはカヲル君ではないのかもしれない。
足掻くのがみっともない訳では無いしみっともなかったらカヲルで無いという事ではないし、愛し愛されなければカヲルで無い訳ではない。
子猫を殺すだけが優しさではないし、殺す事が優しさで無いのかと言ったらそれも違う。
でも、初号機の手で握殺されなければ渚カヲルで無いのかと問えば、少し、考えてしまう。
訪れる死は当然の事であり、若い内である事だけが悲嘆に暮れる理由ならば、あまりに、なんてくだらない。生物である以上、避けられないそれを、彼も又享受しただけの事。
きらいじゃないって。よかったね。興味を持った、碇シンジが。



2007年06月26日(火)
懐かしい匂いのするあの、家へ。


果たして実践でどれだけ役立つのかとても怪しいものですが、次のシフトの方に渡す防犯グッズがあります。グッズて。他になんか言い方無かったのか。ないんだよ。ちゃちいから(酷)。
店の情報というのは何処まで言っていいのか悪いのか、始めの契約書にも外に情報を洩らしてはいけないとか書いてありましたがどの程度なのか常日頃悩むのですが、それは差し迫った悩みではなくいつも通り興味本位程度なんですが。
グッズぐらいならいいんじゃないかなと防衛に走ってみるテストです。

持ち運べる手軽サイズでないと危急の際に意味を成しませんので掌大なんですが、この為しょっちゅう渡した渡してない忘れた何処のシフトからだのオンパレードで、斯く言う自分も記憶力には誇るものがありますから(逆説的にな)(忘れっぽさを誇るなよ)二度三度ではありません。
そんな事情からいつしか紐が付けられ首から掛けるよう布令、大半はぐるぐる巻きにしてインザ胸ポケット、改善したんだかしてないんだか間違いなく後者ですが、少なくとも自分は忘れる事に関して絶対の自信があるので(何故そこばかり強調する)(一種の自傷行為だw)邪魔だ邪魔だと思いつつも首から提げて、しかし矢張り邪魔なので先端はインザ胸ポケットですが。要するに首筋に違和感がある事で忘れないだろうという目的だからいいんじゃないかな。ポジティブシンキン(違うと思う)。
お蔭様自分にとっては効果覿面のアイディアたるチョーカーですが、今日はすっかり緩みきったそんな日常が揺るがされる事に。
品出ししている時もそうなんですが職業柄何がなんでもお客様最優先になりますので、渡そうと思った人が丁度その時にレジを任される事も度々、実行に多少間が開くのも屡、そんな時は手伝ったりして時間を巻いていくんですが、その通り行動していたらはて、防犯グッズが無い。
若しかして貰い忘れただろうか。いやいやそんな事は無いついさっきまで邪魔だなーこれのせいで肩こり度アップしてるんじゃなかろうかと考えていた筈だ、そんなところまであやふやになってくる始末。既に受け取った事実もふやけてます。
取り敢えず前提は押し通して、どっかに放置してしまったのだろうと探しているとオーナーやオーナーの息子にどうかしたのか問い掛けられるので状況そのまま

氷室 「今まさに無くしたんです。」
二人 「……へぇ、今。」

なんだよ二人共さては信じていないな!? そういう心構えだと部下の信用失うぞ!
勿論脳内会話です。正味自分でも段々自信が無くなってきます。付近を見渡しても来た道を引き返しても何処にも無い。
まさかの思いで渡そうとしていた方に聞いてみたところさくっと、

Oさん 「今貰いましたよ、ほら。」
氷室 「…………あー、そう、それはよかったです。」
Oさん 「やだなぁ、まさかそんなついさっきの事忘れちゃったんですか?」
氷室 「そんな、まさか、そんな。」

そのまさかですが何か。己は何処の鶏かー! 自問自答が自嘲を呼び自分自身を見失います。
あんまり居た堪れなくって事後報告をオーナー達にしませんでしたが不味かっただろうか。いやそれよりも心の平静を保つ方が大事である!(そんな事はない)
の、脳トレをしなければ……!



2007年06月25日(月)
君の背中を傷つけた奴。


どんだけー!

どんだけー!
どんだけー!
どんだけー!
どんだけー!
一生分言い果たした気分です。もういい。暫くいい。
そんな感じでどんだけー! が合言葉と化していたプロポーズ大作戦も最終回。また言ってるぞお前。
即行ネタバレなので毎度の自分が如く録画されている方は放置してもナイスです。言葉変だよ。あ、いつもか。

うじうじっぷりもキャラかと受け入れられた岩瀬健を始め妖精さんも矢張り可哀想だった多田さんもいいんですが、お前、そこで、ラストってありかよと。
いや、表現としてはありだと思います。また、今において彼等が生き行動しているという最後の答えからして、答えを見せるのではなくまさに今此処から、というテイストも理解出来ます。これから、という納得。
しかしドラマとしては、皆さんの御想像にお任せします的な、二人がどうなっていくか後は各々の中に的な、少なくともメインである二人をそうするのが、なんというかのめり込んでいた分感情がうんと頷けない。
申し分ない状況証拠、戻っていた呼び名等々そりゃ妄想はお得意の分野ですが、でもそうじゃなくて、そこは、プロポーズ大作戦の最後を飾るものとして見たかったんだよ。
実は礼がスライド写真を見つめている時から今度はこっちが過去に戻る番なのか、だけど健が今で未来に向かおうとしたのは礼の姿勢ありきであって、彼女は後悔しても今にて取り返すべきなのではないか、故にハレルヤチャンスを見れなかったのは残念ですが、そもそも写真無いじゃんとか言っちゃいけない。
でも、ぶち壊すのかと思いきや案外良かった演説でも、出来レースの賭けで押された背中でも、礼が、健が、何を言い、この二人を見たい者として望む結果に到るのか、そここそ、知りたかったのになと主観。
懸命に十五分拡大を唱えていましたがあのワンシーンだけだった事がより、より一層、それでだから、二人の会話をと! 望んでしまう。より一層。
悶えてしまう最後より多田さんを傷つけてまでこじつけた最後がいいのかと聞かれたら、婚約者になった辺りで、いやもっと前から不憫だ不憫だとは思っていたのだから、二人だけ倖せというのはいけない事かもしれない。
都合よくお互い気持ちが通じ合いましたじゃ、いけないと、思う。故に最後が非常に気掛かりでしたし、一番の被害者である多田さんが許したからと言っても今すぐどうこうなる二人じゃないと思う。それでも、それでもさぁ。
つまり駄々です。頭と感情って違うよね。先読みと納得って違うんだ。
台無しにした訳でも無い、御都合主義な訳でも無い、んでも物足りないっていうか、そこで終わり!? と叫びたくなってしまう。
終わりじゃない、二人はこれからだと言われても、もう少し先行公開して欲しかった。
あー、どんだけー!



2007年06月24日(日)
出逢ったのは、子供の頃の幻。


暇な時に付き合って増す日曜ロードショー(違うかもしれない)ダイ・ハード。
はっきり言って兄上様が面白いとは言っていたものの対してアクションものに興味がないというかきらいじゃないんですがそこに力注ぎ込まれても感心も感動もしないんですがじゃあ何処にならと聞かれても困るのですが(丸投げか)。
そういう心構えであったからなのかはいざ知らず結構面白かったです。太っちょ警官、いいなぁ。小悪党の扱い方も王道行ってました。
主人公はただの警官という事らしいですが果たしてただの警官がこれだけの大騒動をどうにか出来るのか疑問。更に所轄外でテロリストといえど威嚇射撃無しに殺しまくってていいのかも疑問。テレビ局側の強引さに対する映画内での答えが鉄拳一発でいいのかも疑問。敵側に関して言えばお前弟そんなに好きだったのかよと疑問。
ですが面白かったですよ?(嘘吐け)

反感を懐いたのは、哀れみに対してだったのかもしれない。勝手に不幸せと決め付ける偏見に喧嘩を売りたかった。だけどしあわせが何かなんて人生何十年生きたって見つけられるか否か、人其々のもので、誇らしく胸を張れるものなんてなかった。
でも、倖せだったのかな。誰の目にどう映ってても、それなりに与えられた時間と場所が、自分には申し分なく、或いは不服なんて無くて、誰かにとってはあまりに貧しい色々でも、自分にとっては満たされていたのだと。
伝わらないなら伝えなくていい、だけど好き勝手耳に届く言葉がもどかしくて、それが反感に見えただけなのかも。
廃れたから届かないのではなく、悟ったからといえば偉そうで、けれどもう、諦めてしまったのだろうか。あの頃欲しがっていたものをそれと素直に認めるのは屈辱で、だけど若しそうであるのだとしたらあんまりだ。
だって今ではもう、きっと感じる事は出来ない。判断は下せても深くは染み入らない。納得か理解かしてももう一方が追い付かない。態勢ではなく、そういう風に、出来てしまったのだからして。
だからこそ、若しも話でも昔の答えを見つけた風に気取れるのかもしれなくても。



2007年06月23日(土)
正直者も嘘は吐く。


だってなんだかんだいいながら秋山の行動に顔を輝かせる直は、=信じて無いって事にならないか?
ライアーゲームについてこっちで何か言っていたのか微妙に忘れがちですが、多分発言は殆どみくちぃの方なんじゃなかろうか。
そういう訳でドラマ効果か最新刊が手に入らない噂のライアーライアー。怒涛の三時間スペシャル見て参りましたが。
あーうんまぁこういうのにありがちといいますか大方予想通りとも言えるんでしょうが普通に十一時から見ていて全然問題が無かったというかこれまで真面目に視聴してきた人を馬鹿にしているんじゃないだろうかと半笑い。いやこの条は父君様談ですが。毎朝早いのに眠い目こすって見てたのにそりゃ無いよと。
但しいきなり九時から流れてもその時間帯のお客にはちんぷんかんぷんでしょうからまぁ詮無いだろうなと。自分は納得済みだったのでちらほら鏤められる他キャラのシーンが楽しかったです。
正直言えば、喰いタン最終回録画せず見ればよかったというのが本音ですが。土曜九時の4chは未だ外せない妙な拘り。

名前が原作と違うところもあるので省きつ、確かモヒカンピアスだったと記憶している彼がそれなりに落ち着いていてよかったなと。キャラ付けとしてはいいと思うんですがなんかこう、矢張り賑やかしとして見てしまうというか、嗚呼そしたらショーターはどうするんだ。……いいや、途中でスキンヘッドになったから(そういう問題か)。
レロニラ……じゃなかったかなぁ、結局彼のポジションに理解が苦しみますが。
見てはいなかったシチューなる一族(ベタ過ぎる)でも壮絶なる最後を遂げたという欣也さんが一応主催者となっていますが立場的にはどうにもレロニラのが上のような発言ですし、嘗てから行なわれていたのだろうライアーゲームですが欣也氏にとっては死が近付いてきて、という事からそんなに古い間ずっと主催者であったとも見えない。
ライアーゲーム事務局という存在があって、主催者という人がやりたいと働き掛けた時初めて機能するような感じなんだろうか。二時間近く回想シーンだったので嗚呼こりゃ決勝はやらないのだろうと思いつも、些かもう少し今回の本編に回して欲しかったよなぁという感は否めず。
まぁドラマはワンクールが基本ですし原作自体も発刊数から考えて、終わりがどの辺りかは同じく愛読者兄上様と目処をつけてはいましたが(やな奴等)。
二人共、ストーリーは勿論ですがどうしても絵にも目が行ってしまうので始めて買ってきた時は微妙そうな顔されましたが(暴言)(味があっていいと思うのだけど)今ではすっかりのめり込んでいるので矢張り彼も同じ穴の狢なんでしょう。オタク遍歴はかなり自分とダブる訳ですから。ヤンキー漫画を除けば全て同じ蓄積というのも微妙といっちゃ微妙ですが。

いいんです、ハッスルしているフクナガが予想通り寝返り返りしてくれたしヨコヤの結末も脳内と同じ感じですし、こう言ってるとしまった先に想像を載せておけばよかったと思う程思った通りに進まれるとそこはほらライアーなんだからもう一回二回裏切ってくれよとも思いつついいんです、アッキー可愛かったから。
そこか。よりによってそこか。ちなみに結末予想で直に寄せる思いを強くして原作でいうモヒカンが登場すると大穴を狙ったら兄上様に鼻で笑われましたが。そんなんばっかかよとか。いいじゃないか片恋は偉大だ!
花男辺りからいつも悩むんですが多分好きな方です。パーペキな美男子よりこういう方が多分惹かれるんだろうな。うわぁい凄い失礼な発言出たよ!



2007年06月22日(金)
半分くらいはマイペース。


実家に眠るファミコンソフトの数々を、めたくたに埃被っておまけにヤニだらけで掃除に手間取りつつお持ち帰り。
最近ちょっと忘れかけていましたが秘境より発見した、ゲーセンでキャッチしたファミコンソフトが出来るゲームで又ちょっと遊ぼうぜ、と。
その筋の量産品宜しく九百九十九万九千九百九十九ゲームがあるとの事ですがまぁ内容はだだ被り、絞りに絞れば二桁も種類は無いんですがまぁ、そこはいいんですよ。
ソフトの電池寿命よりも接触率によるみたいで結局持って帰ってきたゲームの半分くらいが70%の確率で出来ます。なんだこの指数と笑われますがあながち外れてもいないのがミソですな。
ドラえもんは出来ませんでしたが懐かしのマリオブラザーズ(ひたすら下から敵叩く奴)と愛するスーパーマリオ3が出来るので言う事無しです。も一つシューティングが復活しましたがインベーダー世代父君様がこよなく愛しているので自分は手出ししないでしょう。苦手なんだよなー、シューティング。も、ですね、はい。格闘もアクションも苦手ですしシュミレーションは途中で飽きます。お前なんのゲームなら出来ると。
人が一面に十機は費やしてクリアするところを颯爽と兄上様が隠し面やらアイテムやら取りまくりつつ軽々十分もしないでクリアされると感動通り越して腹が立ってきますね。見ている自分の合言葉は専ら落ちろ、それから(敵に)当たれです。なんいやな子! これまで数々無駄に命を落としてきたマリオ達から呪いが来そうです。

>聞いた事があるような無いような。
個人的に天地創造を聞いた事があるだけで仲間対象にしてしまいたいですが何か。ああああ厚かましい!!
素晴らしい予想通り実家に眠っているといいですね。若しもあったらば是非やって下さい。そしてエルを、願わくば地裏の方に存分愛を傾けて下されば!(強要しない)



2007年06月21日(木)
大宇宙を感じてみたいものだ。


うっかり打ち込んだ誤字変換。直そうと思い読みに戻したところ青銅がブロンズなのがデフォルメでびびった。うちのパソコンすげぇ。そういや自分で単語入力した覚えもあるなぁ(笑)。

なんかもうすっかり忘れていたバトンが彼方此方から出て来たので暇潰しにやっていこうと思います。
自分、日記というのは一旦メモ帳に打ち込んでからやってるんですが半ネタ帳と化しているのですぐどっか遠くへ諸々が飛んで行ってしまう難点。
一体これいつのなんだろうか……

●自分を色で例えると?
粘着質で触り心地も見た感じも悪いねっとり黒。純黒じゃない。

●自分を動物で例えると?
ん、あれ、動物占いなんだったっけ。ポピュラーに猫で。猫に失礼!

●自分を好きなキャラで例えると?
前回答者綵花嬢もお悩みでしたこれ。真面目にむつかしい。なんでって例えられたキャラクタがかわいそうだろこれぇぇえっ!
一見無関心っぽくてそうでもないところがキノっぽいとか。身体能力最低ランクですが。

●自分を食べ物で例えると?
先の感触からすると泥団子とか(何処が食いものか)。ままごとの定番料理でしょうよ!

●次に回す人を色で例えると?
虹色に輝き陽光に煌くそんな人大募集。名乗り上げたらこれ即ナルシストじゃないか。



2007年06月20日(水)
えいさっさーのよいさっさー。


水が不味い。きっとこれは致命的で、成分がどうとか色々問題があろうが結局原点に戻れば水だけでもあれば暫くは生きられる、そう囁かれるくらいに生き者にとって不必要な、それにさえ不味いと言う酷評が下されるのは、もう本当に致命的なんじゃないかと。
かといってミネラルウォーター買ったりする程馬鹿でも無いので、というと買っていらっしゃる方が馬鹿にされてると誤解されてしまいますので(誤解って以外に何を思えってんだお前)、芸術的なお菓子やそうでなくとも日常の御飯に気を遣いたい方、美容の関係、その人にとっての意味があるならお金を掛けて水を得る事もまた有りかと。
水道代だって、買ってるようなもんさ。飲み水以外に用途があるので食に関する水を購入なされる方でも使う事は全然使うんだと思いますが。嗚呼又前置きが長く。
味覚なんかとっくにいかれてるんだから水分として必要を求めればいいのだけれど、冷蔵庫でキンキンにでも冷やさなければ飲めないようなそんな水を、ええそんな水を、日常的に飲む事は自分の中で却下されました。それぐらい不味いようちの水。浄水器無し!!
飲料水は以前までDAKARAを箱買いしていたりもしたのですが、近年はそれも無くなり近場の99円ショップでジュースを購入する日々です。嗚呼愛しのリンゴ果汁30%。
そして、悪夢は訪れた。ある日、音も無く突然に。いえ、どことなく兆候あったりもしつつ。
売り場からえぇ綺麗さっぱりリンゴさんが削り取られていましたのよ。嗚呼愛しのマイハニー!!(煩い)
数日前、100%のリンゴジュースが出現した時から、こりゃ敗けだろと判っていた勝負。
何処の誰だリンゴを100%にしくさったのは! イチゴだけで充分だ!!(えー)
果汁100%を飲むと喉が痛くなるんですひりひりっとな。そんな幼少期の、思い出。
それが枷となって敵視さえしてきた奴が、嗚呼しかし市場を独占してしまっては、なんかみょうちくりんなアップルレモンを買ってみても後味微妙だったり、マイハニーに兎に角勝る事が出来ませんでした。そして覚悟を決め、いよいよこの時が。
ちなみにオレンジジュースは普通ので苦手です。理由は同じく。さらっとしぼったオレンジだけ好き。
リンゴジュースが好きだった事然り、やむを得ない事情で消えてしまった30%然り、残された手立てはそれに縋るしか、私には無かった。憎んでいた、あの100%。
しかし飲んでみたら意外と全然普通でした。あらやだ意外ー。
そんなにあっさり流す方があらやだー。こんだけ前置き長くしといてよ貴様はこんちくしょう。
始めは水で薄めて30%にしてやろうかと余程思っていましたが半分以上不味い水だよそれ。
飲まず嫌いと言うには過去の起因が納得いかず、まぁでもきっとなんか粗悪品だったのでしょう、プラス誰かの入れ知恵でも加味したのかしら。あっさりは大切な要素ですよ皆さん(黙れ)。
そんな訳で個人が毎日三本買い込んでいたのに人気が無かったのか消えてしまった30%に代わって、これからは果汁100%を愛でる事にしたいと思います。愛ラブリンゴジュース!!
でも基本飲めればそれでいいので、格が違う高級アップルジュースだろうがなんだろうが毎日買うには安物だろうがなんだろうがおけおけ。愛せればそれでよし!(愛の威厳が薄れていく)



2007年06月19日(火)
少しずつずれてくるタイミング。



なんだか最近目がちくちく痛い。針で刺されたか棘が刺さっているかの感触が、正確には瞼というか目頭? の辺りに。
おまけに喉も痛いです。関連性は無いですが。此方は風邪っぽい感じの違和感程度。
梅雨の晴れ間というより晴れの梅雨間な天候のせいやもしれません。すぐ左右される弱い体調。
慢性的に首と肩と腰と足が痛いのはこの際放っておくとして(何処のじじばばだ)。

こっそり見ているプロポーズ大作戦。実は隠れ山ピーファンです。なんださっきから全体的忍ぶテイスト。
妖精や幹雄にもかなり引っ張られますがギャグ面の可愛らしさでやっぱり、ねぇ。ところで山ピーという呼称は柿ピーなんだか放送禁止用語なんだかで本当はきらいだったりします(じゃあ使うなよ)。使いたくないものをこそ敢て使う、それも又天邪鬼道なり(どうでもいいよ)。
岩瀬健としては正直お前ワンクールって使い過ぎだろと思うばかりなんですが。多田さんが思いを募らせる段階でも可哀想なのに結婚がここまで具体的になった今彼が成功しちゃっても後味悪いよなぁって。



2007年06月18日(月)
楽しみのワルツ。


映画好きの兄上様に付き合わされて見た日曜ロードショー猿の惑星。新しいやつだそう。
しかしまぁ正直全っ然期待していなかった訳ですよ(ひどい)。もうまるでね!
ところがどっこいラストが素敵過ぎる。御存知の方は多分自分が物凄い好みだと判って頂ける(笑)。
若干辛辣な事を言っている気もするので純粋にファンの方はこの先見ない方が良いと思われます。


個人的に、そも現状の地球における人類の対他種族への扱いからして憎々しく思っているので立場が猿に変わろうがいらっとしたのはしたんですが、でも結局そんな事言っても何処かで他種族を下に思い猿も同様に下等と見做しているから腹が立つのかもしれない。所詮か弱い人間ですもの。

そんで主人公、レオ? 呼ばれる事もあまりなく且つ自分としては魅力的でもなかったので名前すら覚えていませんが(酷)、兎に角この方少しも主人公らしくない。
着地の仕方が下手とかそういう次元ではなく(だったらいやだよ)、例えば自らが助かる為に簡単に人質を取ってみたり(ダークヒーローじゃ無いんならタブーじゃないか?)(恰好よさを伴うなら兎も角もひたすら助かりたい一心でというのが、本能だろうけど主役としてどうかな)、自分の科学力が優れていると判るとどうもこの星の人類を下に見ている気がするし(見方の問題もあるでしょうが使役する態度が)、辿り着いた地で現状をすぐ理解出来る対応力はお見事ですが、事実に落ち込む気持ちも判りますが、結局自分が望む帰還が果たせない事が一番のネックだったんじゃなかろうか。
これは難癖付ける見方ですが、多人数での脱走というリスクの高い事をしたのも、一緒に居た人達を牢に閉じ込めて置いたり或いは勝手に逃がしたら余計な騒ぎが大きくなると踏んだから渋々連れて行ったんじゃないかとか。
勘繰りはさて措いても自分の育てていた猿が終わりのきっかけになるや手懐けて自らの優位性を見せつけてみたり、と思えばその猿が乗ってきた船に二人は乗れなかったのか搭乗者を星に押し付けて乗り込み、しかもその際ヒロイン的立場なんだろう二人共を垂らし込んでいるのはこれ、どうなんだ。
確かにどちらが明確にその位置付けなのか見ていて判りませんでしたが、一夫多妻制じゃない国に生まれた自分にとってはちょっと両ともいくのはなぁ、とか。
別に俺は両方愛してるんだ! ってのなら構いませんがあの人絶対二人共大して好きじゃない(惹かれてても種族生存本能とかで、じゃないか)、少なくとも猿のお姉ちゃんの方はあっちが熱烈に好意を示しているからだと思ってみたり。
彼からの口付けは彼女に送られたけれど挨拶程度の意味合いじゃないか? パツキンねーちゃんとの方が熱烈っぽかった。
しかしだ、それも全ては吹っ飛ぶ。さっさと帰ってきてみた地球では自分が宇宙船の操縦席の方に閉じこめた筈の、つまりそれが最大の過失となり猿の惑星で事を収められた最大の理由である科学力も敵方が身につけているとあっては太刀打ちの仕様が無い。
その最後、いいなぁ。

映画としては民主性が勝った方がメッセージとしてエンターテイメントとしていいんですしょうが惑星における終戦も相手側が神秘性を信じていたからであり、彼の功績、というのも疑問であって。
ですからこのまま彼が自分の家に帰りまったりするというのも頂けなかったですから、この最後によっていい映画だったと思えます。
数千年時間の過ぎた惑星に行けたからといって同じ場所を通れば元の場所に戻れるというのは、理論上の可能性はあっても成功の確率としてちょっと都合良過ぎるんじゃないの? とも思っていたのでそういう意味でも実に大団円(違うと思う)。
いや、それともあれか。時間軸的にはあってるんだけどレオ? が過去を書き換えたからその歪みとして現在が出たのか。
設定やストーリーとしては自分は好みだけどキャラ的に愛せなかったかな、と。それは結構致命的。
唯一好意的なのは猿のお姉ちゃんの従者です。いいよな、軍人崩れで実直なタイプって。

なんて頂けない事ばかり言ってますが終わりよければ全てよし、始めの渋々見ていた気持ちはすっかり覚めて一気にこれだけ綴るくらいには楽しかったですよ。
せめてもう少しでも主人公が魅力的だったら良かったんじゃないかなぁと主観。



2007年06月17日(日)
協力して驚愕。


ぬ〜べ〜のゆきめ消滅辺りがやたらと記憶に残ってます。
すきな場面だからまぁいいだろう。しかし随分ギャグ面ばかり多く、そこぐらいシリアスになってもいいのに。なんて。
兄上様の知り合いから又貸しに近い感じで読んでいますが、なんか、こう、始めは律子先生だったんだろうなぁ、作者がすきだからゆきめに流れてったんだろうなぁ、とか思っちゃ駄目ですか(笑)。
その後新ゆきめが出てくるまでの間、ぬ〜べ〜の中でちゃんと残ってるのが嬉しかったりも。ゆきめが出る回だけ実はこう悲しんでた、と言われるよりも余程伝わる。
嗚呼、いいよなぁゆきめいいよなぁ。当時の自分の中ではトップアイドルでした。あの髪型とか、雪女衣装とか、若干ヒステリックなところはあいたたたなんですが。そこは昔から変わらないらしい。
やばいな、今更ぬ〜べ〜vゆきめにときめいても遅過ぎるんだけどな(笑)。


>やっと出て来たお医者さんと一緒にお腹ハァハァ
まだツェンバーの髪色直してませんが。なんかもうさぁ、メイドの時は妄想にも耐えられないってオーリィ化したんだと思えばいいんだよ(丸投げしない)。
一弾目の四駒では一切出番のなかったお医者さんがここぞとばかりハッスルしていますが、まぁほら相変わらず一人で浮いてるから一緒に出された人が不憫になってしまうんですよ。あれ、エレナどうしよう。
ていうかツェンバーはいいのか。いいんだ。いいんだよ。



2007年06月16日(土)
流れるのは時か人かものか。


紅の豚は見逃しましたがラピュタはようやっと見れました。最近ね、本当に不本意な時にばかり眠ってしまってぷっすま始まりから終わりまで寝るとかばかり繰り返していて地団駄踏みまくりです。努力の甲斐あってラピュタに辿り着けたよ!
ときめいたのは海賊団ですが。いいなぁ、あの家族いいなぁ……
後勿論おっきな兵隊さん! 嗚呼もう、一家に一台! 一家に一台! 我が家での合言葉です。

実はこっそりとジャンヌの完全版も集めたいとか思っている始末・です。
なんというか、遊び心、作者が手を加えてくれる+αの方を楽しみにするタイプなので(いや勿論本編も大事なんだけどもさ)そういうフリがあると何だかもう気にかかって気にかかって。
ちなみにるろ剣の二巻は帯び有りを買い直しました。でもって正直果たして千円払える帯だったかというと沈黙沈黙又沈黙では御座いますが。
しかし一巻と三巻の初版がいまいち見当たらないので(わざわざ本屋さんに頼んでビニール開けてまで確認してる)(そこまで来るともう狂気だ)三巻に到ってはそれ自体が無かったりしますが、ぼちぼち地元の書店も巡ってみようかと。あっちならある気がするんだ。
やっぱり短信は欲しい訳ですよ!



2007年06月14日(木)
成長させる為の痛みはなく。


のんびりと、したい事だけをして過ごしている。それはとても気ままで、齷齪働く人から見ればなんと堕落し且つ羨ましいものだろう。メリハリの無さに衰えてみても汗水垂らしている時だって自分で見つけなきゃそんなもんない。
そうして然して忙しくも無い日々を送っていても、苦しかったものは苦しい。
少し前、沢山の人と知り合った。入口となってくれた方の人好きというのもあるし、苦手としていても人間と生まれたからには多少の繋がりや付き合いは心得たもの。
なんていうと素直じゃないけど、楽しかった、のだと思う。こんな自分でも、人見知りばかりで怯えてばかりで人間不信が鎧着てる自分でも、人様との交流に足ると思えていたのだから、楽しいだろう。
其々素敵な理念や思いをお持ちの方で、思想を発表する場所も各自。創作を始め日記やら何やら、悉く目を通したいのは単なる自分の気性。まだ知らない世界を貪欲に求め、新しい刺激に身を震わせた。
だけど許容量ってもんがある。限界値を自分では掴み損ねたけれど、沢山の、人と知り合った。自分なんかと言葉を交わしてくれるような尊い存在が、そこに到るまでを知りたくなったのだ。
何かの奇縁で巡りあった、きっかけ一つで近付けるならばただ貪欲に、そう、ただ貪欲に、今出来る手段の中で出来得る限りを手中に収めたいと。そんなところでまでコレクター気質を持ち込まなくたって。
多量の娯楽をこなしてきた時間の殆どを費やし私生活をとことんまで削って少しでも話についていけるよう、遅れて出逢った自分でもその場に当たり前のように居られたらと、嗚呼、こういうのが思春期特有の話題掻き集めに発展するのかもしれない。
斯くて費やした時間分さんざ積み上げた漫画やビデオ、それでもまだこなしきれない量。人一人を知るのさえ大変なのに、限られた情報といえど、幾つもの幾つもの存在を知ろうなんて、はなから無理だったんだ。
それも好ましく思ったからじゃない、そうじゃなくて、自分の保身だとか、その場に居る切符のような意味合いで、求めていたんだから、芳しく無い進行状況も又一つ。
結局対処しきれない事実が現実に及ぼすまでの間で、驚く程疲弊していた。それは単純に自分のペース配分ミスでしか無いのだけれど、無理なのだと悟った瞬間、じゃあ、此処にはいられない、と。
全てを知らなきゃいる資格が無いとか、そうじゃない。個々との触れ合いは有意義だったと今でも思う。だけど、そうじゃないんだ。
そういう風にしか思えない段階で、もっと単純に楽しいとかもっと話したいとかじゃなく、情報収集の目的で、側にいる事の浅はかさ、浅ましさ。その人に対して失礼だし、創作や考え事を義務でこなされたって誰も何も得なんて無い。自分にしても、ちっぽけな自己満足に、過ぎないのだからして。
丁度時期的に、抜け易い状態が作られたというのも後押しして、一身上の都合で勝手に窶れ一身上の都合で勝手に離れた。使われた形になってしまった謀反は、それが故に、行なうまでに葛藤した本人や周囲、つまり元々の入口さえぶち壊してしまったけれど、それだけが理由では無いんだろうけど、保っていた筈の殆どを失ったけれど、後に残った現実の処理すべき、というと容赦なく誤解が生まれるな、こなしたい物事ばかり山積しているけれど、悪くない。
痩せ我慢一つ、現状もあのままだったとしたらより一層の負荷が迫っていたのだと考えれば、ましだとは思える。
根本的に、無理な事だってあるんだ。先ずその性根がどうにかならなくちゃどうにもならない事だってあるんだ。無理してどうこうしようとか、あわせてついていこうとか、慣れない事ばかりするから問題ばかりが積みあがっていく。
それは、沢山を傷つけたのかもしれない。懇意にしてくれた人も、近しいと感じていた人も、これからお近付きになる人も、可能性ごと丸ごとぶち壊して台無しにしたのかもしれない。
だけどそんな風にしかなれないのなら、それしか、なかったのなら、きっとどうあがいても、そうにしかならなかった。仕方が、無かったのだと。諦めるのは容易くて、だから物凄く悔しくて、むかついて、一番は、自分に。
尻拭いも、出来やしないよ。そんな、難しい事。その後も絶えず人を傷つけてばかりのくせに。



2007年06月13日(水)
愛して、いらっしゃる?


わかりません。ですが、構いません。

確か、そんなような事。ダンバインで、マーベルが敵の手に落ちた際の、作戦に関する発言。
彼女を死に至らしめるかもしれない懸念からエレだっけ誰だっけ、兎に角ショウに問い掛け、そして答え。
なんだか妙に印象に残っていて、言葉の運びとか、声の感じとか、息遣い、全部が凄いすきだった。いや現在進行形ですが。
正直言って二人の仲の発展度からすれば、先の問い掛けも納得。とは言いつつも答え如何によって作戦の変更が考えられたのかは疑問ですが。幾ら優秀な戦士といえど一人と引き換えには、ねぇ。
対するショウの、なんと情けない事。だってこいつわかんないとか言っちゃってるぜ。でも、その、苦渋の表情。敬語は(一応)忘れてない、だけど搾り出すような、構いませんって、構いませんってなんだよ。
仲間として? 戦士として? 一人の女性として? 失いたくない大切なパートナーであったのは事実。しかし彼も又そして彼女も又オーラバトラーである事は事実。戦渦の中でやがて互い終わるであろう事も理解しての参戦なのだから、少なくともこの時点では。だから、意義を唱える選択権なんて始めから無かったのかもしれない。
それでも問われた言葉に、曖昧にして真実を繰り出すそこには、確かな思いと深さを感じたような。勝手に。
此処でそんな風に濁したツケなのか、結局マーベルが一番傍に居て欲しい時には表面だけの言葉を受け取り戦いの只中へ舞い戻るショウだけど、なんだかそこも切なかったけど、戦闘中に傍にいたらそれはそれで、ショウらしくも無いんじゃないかと。
結構この二人、すきだったんだけどなぁ。序でに言えばニーはキーンとの方が好みです。



2007年06月12日(火)
でたらめ、だけど嘘じゃない事。


つい先日生きてても死んでても、なんて言ったけれど、やっぱり死んだら何も無いんだなと。いきなり前言撤回しましたよ何考えてんだ。
少なくとも死後の世界や霊的存在に触れた事の無い自分としては、あるかもしれないその世界を見る事も出来ていないのだから矢張り現時点ではそれは終わりになってしまう。
結構好きな読みきり短編シリーズの漫画がありまして、三作目の本を読んでいたところ一冊目の話と繋がっている話が入っていて、そこでいきなり死んでいた。
読み進める度嘘や夢やひっくり返る展開があればと祈る気持ちは、単純に自分がそのキャラクタをすきだった事もある。現にその話の中で、同じ巻に収められていた別の話の一人が死んでいて、そもそもこの三冊目は読みきりシリーズとはいっても色々とリンクしている話だったんですが、何故だろう、彼はその流れが必然だったからだろうか、飲み込めた。逆を言えば死に衝撃を受けた人は関わりが無く突然死だったとも言える。
結局のところその人は生きていたしほっとした。でも、やっぱりそうか。とも。身勝手ですが。
その人が死んだ時、もう彼の話は生前という過去の形でしか語られない事が哀しかった。彼の為に奮闘している彼女との絡みも全ては嘗てあった事で終わってしまうのだと。でもそれは杞憂で今はまだ幾らでも彼と彼女の続きを想像出来て、でも何処かで彼だけは蘇るなんて御都合主義と言えるのかなと。別にきらいじゃないですが御都合主義。寧ろすきかもしれない。
多分それが物語のキーワードだったり始めから或いは途中から患っていたり何かしら兆候が有り何れ訪れるだろうものだったのなら、よかったんだろう。自殺他殺病死その他。
丁度その話を読むちょっと前考えていた事で、話に全く関係なく人が死んだら、それも思いが絡む事無く理由が不注意からしか来ないような、事故死とかしたらどうなるのだろう、と。全くもって事故によって変化のあった方への注意を払わない言動ですすみません。多分自分にとって、身近かもしれないけれど未だ降りかかっていないから空想の域として語れるんだろう。そういう中でしか生きられないんで見逃して下さい。
その死によって何かが動き出す訳でも核が見えてくるでもなく、本当に現実で訪れるような、悲しみや空白や喪失感だけを伴わせる、死という答えだけ。
尤もそれらの感情を与えられる人がいるという事はそれだけその人が認知され若しかしたら愛されていた証拠だからまだいい方なのかもしれない。残した者への未練が残せるなら、それでも。
考えたいのはそこではなくて、いやそれもそうなんだけれど、そうなった、場合。考えたら胸糞悪くなりましたね(爆)。しょっちゅうそこいらである事なのに、でも、きっかけでもなくて悟れるだけの兆候や何かも無かったのにそんなとこだけ現実に焦点あわせても、誰も何も得しないじゃないか。
得だけが全てな訳でも無いけれど、人の思惑や目的が絡む事によって動き出す創作の中にあって、そのメインの人がいうなれば賑やかしの一つとして死を迎えるのは、話としての面白味は其々なんで判りませんが多分面白くない。
それに傷付いた人がどうにかする話だとか、起こった事に対する贖罪でもなくて、ただそれだけ、というのが現状ではただの軽はずみにしか思えない。中心人物で無ければよいのかと問われると、実は迷う。
まだ上手く表せないけれど、少なくとも主だった人が過去にも未来にも繋がらず無意味のように死を遂げるのは、ただ目減りさせているとしか思えなくて。
話は戻ってその三冊目は結構面白かったですし全然OKだし、そこでそのまま彼が死んでいたら奇妙な空白を悶々と抱えていたんだろうからいいんだけれど、生きている事に対しても微妙に途惑う気持ち。
きっかけにならない死は受け入れられないくせに、どうしてそういう思いを懐くんだろう。多分現実で誰かが死んでも、きっかけになる事なんて稀だろうし、なっても気にも留めないか、なるかもしれなくても気にも留めないか、それでも話に求めるのは、そこにしか、生きられないからだろうか。自分が。



2007年06月11日(月)
後回しにしていい事もなし。


衝撃の事実に今気付く。四駒でツェンバーの髪色が一定してない。うはw
気が向いたら直しますが(今すぐ直せや)取り敢えず明るいオレンジなので白黒なら白が基本。な筈。自信なさげ!

久々ゼノギ談義、シェバトでの対アハツェン戦、チュチュがめたくたに恰好よくてもう惚れてまうやろがー!
街に入ってからもうずっと早くチュチュおっきくならないかなとはうざったいくらい口にしていたんですが実際なる段はもう、音楽も相俟って素敵過ぎる! いいよな、スローテンポなのもノリノリなのもこの曲がだいすきなんです。ゼノギはうん、曲が愛し過ぎる。
その分、マリアの足踏みがじれったくも感じるけれど、仕方が無いよな、まだ十三歳だもんな。確か。戦いに赴く事も街の防戦の要である事も重荷であるだろうに、親の乗ったと思しき兄弟機との戦闘を躊躇っても、仕方が無い、のかなぁ(疑問系かよ)。
しかしなんといってもバルト様でしょう! 碧玉要塞での大活躍っぷりときたら、ダンジョンとしてはいらっとしましたが(やってるのは自分じゃないけども)マルーとのラブラブっぷりとかシグルドとのラブラブっぷりとか大砲へのラブラブっぷりとか、いいよね! もう、若大好きだ!
ニサンの民に対しどうして王子と言い出せなかったのか、判るような判らないような、でも、あそこはあれで正解のような、いや言って欲しかったような、なんだか複雑。
まぁなんにせよ共和制を口にしておきながら指導者として手を振りながら結局戦いに参加しまくる殿下にメロメロなのはもう変わらないけどね! いいよなぁ、兄弟揃って長髪……(どのみちそこかい)



2007年06月10日(日)
4 倖せだったらもっと素敵。


さてるろ剣語りの締めくくりとして、いや諸々取りこぼしている感はありますが或いは取捨選択間違っていないかでも。ま、いいじゃないですか。取り敢えず今言いたい事は大体言った気がするので。
締めくくりとしては生と死、ハッピーエンドがエンターテイメントの基本を。
そうして挙げておきながら後者から語るというのも中々の暴挙ですが其処はほら、天邪鬼精神というので一つ(で大抵の事はどうにかなると思っている)。
個人的な意見としては、ヒューマニズムを尊んだり御都合主義につまらなくなってしまうよりは、自然の流れでのバッドエンドも大いに結構だと思います。この言い方だと武装錬金に(ライナーノートで御都合主義に触れる一文があったので)喧嘩売っているみたいですがそんな事は決して無く、要は物語を誰よりも知り尽くし誰よりも愛している作者の手で、満足の行く最後を遂げたかどうか。
作者によっては愛もまちまちでしょうが(不粋な茶々入れない)。愛していると、願っていますが。そりゃ読者も大事だけど出来れば当たり前のように一番は作者であって欲しくもあり。ね。
打ち切りとかであっても、せめて此処までは持ち込むとか、そういう気迫が感じられれば多分一応の区切りは各々付けられるのだろう。あからさま心残り、やり残し大量、何より不本意な結末だとファンに悟られてしまうようなものは、打ち切りであっても仕方無しと全編捉えられてしまうし、打ち切りという前提があったからそうなのだと言われても、嗚呼打ち切りかと単行本読者にも悟らせるような終わりはあまりにナンセンス。ナンセンスです。別に特定した何かを言っている訳ではありませんよあれとかそれとかどれとかこれとか(言ってる言ってる)。
でもこれまた個人的な見解を出せば、死や不幸や狂気による結末もいい、いいけれど、何かしら幸せが感じられるような、誰かの立場だけの笑顔であっても、あればいいとは思う。そりゃそうでしょう。狂っていない者の本音です。……まだ狂ってないといいんですが(不穏)。
それこそ志々雄が如く地獄を手に入れるとか程天晴な道行きならば、死を迎えていてもバッドではないし、寧ろ生きて明治を手に入れられても飽きはまだまだ尽きないのではないか。何処までも果てなく渇かない飢えを引き摺るよりも、抜刀斎を越えた剣心の手で葬られる方がよっぽど答えだと。いや最後自爆ですが(暴言)。
その結末を迎える者の信念にあっているか、心意気にあっているか、所詮それに全ては尽きてしまうと。
故に生であってもバッドエンドは有るし、死におけるハッピーも存在する。

さて此処で生と死。所詮は心のありようであり、それで何事も話とは語られ、そこにしか帰結出来ない。
いきなり自分の創作について話しますがあんまり脱線し過ぎると怒られるかも知れない(誰にさね)。
一度でも物語を構想した方には共通する、その物語の顛末。終わりと決めた場所。主人公やその横に連ねる者達の答え。
果たして自分はどうして其処まで天邪鬼なのか、此処で終わりと決めたところは実は大体一区切りに過ぎず、終わりにて死を迎えた者は実は生きていて、生の僖びに涙する結末ならば死を持って決着となす。癖みたいなのが、ね。なんかね。あるんですよ。
それはそこまでで固まってしまったものを覆す為の定石とも言えるし、単なる反発精神とも言えよう。
本当にそれでいいのか。甘んじているのではないか。平定したのちに起こる事こそこれからが示されるのではないか。自分の想像から起こした創造といえど命を分け与え果ては勝手に独立し生きていくそれらが、自分のちゃちい了見で定められたところで留まっていいのか。自分にさえ反抗しろと、自分の一部に天邪鬼精神を植え付けてる訳です。なんかそこまで行くと尊敬の域ダナー(他人事)。
故に数多有る自分の中の誰彼達は何某かを見出した筈の終幕を勝手に一区切りとされまだじたばた足掻かなくてはならなくなりやってられかっと自暴自棄気味に本当に自分からも離れていく。なんだ結局お前が人付き合い駄目なせいじゃんかどれもこれもorz

で、あれ。なんだっけ。何かしら纏めに入りそうな流れだけど特に纏めるつもりが無かったので今更困ってみるテスト。つくづく駄目ダナー。
生も死も、幸福も不幸も、よろこびもかなしみも、受ける人其々、十人十色、答えが違わなければ意味が無い。だからこそ似た者や共感する者に出逢えての一体感、相対する者との激論、交えての共鳴が行なえる訳だから。
尤も作り手が納得しても受け手が納得しない、或いは逆も、同じ理窟で道理なのだけれど。願わくば、創作者の与えた結末に、何かしらを感じ取れればきっと、それだけでも。
だけど悲しみや憤怒や恨み辛み、それらの賛同や助長や反発よりは、それでも無いよりかある方が、いいけれど。
なんでもいいけれど、感じて貰えれば幸福で。だけど感動や僖び、倖せだったらもっと素敵。そうでしょう?



2007年06月09日(土)
3 京都、葵屋。


操について、かなりの誤解ありでした。先ず神谷道場に入り浸っている一人であるという間違い、剣心に思いを寄せているという誤認識、多々ありましたがこの二つが特に強烈に刷り込まれていた。
意外にもキャラ薄出番薄、なんか肩透かし食らった気分です。思い込みって怖いなぁ。しかも設定資料によるとごちゃごちゃしないよう剣心フラグを立てなかったとか。
立っていた一人、恵の存在なんかすっかり忘れていたのだけど(言葉を選べ)その分の穴埋めが操の捏造として自分の頭にあったのか。いやこれはとんだ失礼を。
蒼紫様一途なのにねー。でも葵屋自体は覚えていたのでこれはもうなんか悪質な意思が自分の中にあったとしか思えません。ってなくらいに操を勘違いしておりました。土下座もんです。
志々雄一派との戦いによる半壊、京都民からの人気度、活動拠点となる理由、諸々頭から抜け落ちていてどうやら自分の中で志々雄編は哀しいくらいに志々雄様しかピックアップされていなかった模様。むーん。
正直言えば蒼紫も覚えていなかった口でして、故に操の気持ちの所在を失っていても仕方ないんでしょうが、でもなんとなく、御庭番衆ってイメージだけはあって、読み進めていく内あれ、これ、操どうなるんだろう。お庭番衆じゃなかったっけ? 部署違いとかかなぁ。そも記憶違いかなぁ。徐々に徐々に不安の色も濃くなっていったんですがそこだけは無事ってお前それもどうなんだお前。勢い余って二回も言っちまったよお前。
剣心の不殺が、妙に此処で、よかったなと、思った。操のように幼くそして強く彼等を想う存在にとって、自分にとって悪だったからとて斬り捨てていたのなら二人は仲良くならなかったし、だからこそ蒼紫を守るという彼等らしい末路だったんだし。

話は飛んで薫殺害の編において、弥彦の代わりにと元気に振舞い、夜に泣くその姿にときめいてしまったり。他では巴くらいにしか女子のトキメキポイント無かったんですが(和月作品にそこいら求めていないんだろう多分)(でも結構女の子好きだから、だからこそ妙に厳しかったりもする視点)(お前何様)、こういうところと蒼紫のワンカットが一緒にあると、嗚呼、だから蒼紫は少しずつでも京都で心を癒していけたんだなとか。
それでも超人バトルについていけなくて後半は恵との援護射撃くらいしか成り立ちませんでしたが、パワーバランスってほんに難しいんだなぁ。御庭番衆を名乗るのならばもっと今後も成長していって欲しいと願う一人です。

な、なんか殆ど操の話になってますけど!? そんなにベタ惚れしてたかなぁ。はてな。



2007年06月08日(金)
2 悪役語り。


斉藤一。正直覚えてなかったんですが(わ)、いや見たら一発で思い出しましたが読む前に思い出してこそってのもあるでしょう。
しかし断トツの強さと申しましょうか、たった一つの技だけで本当にやりきっている姿とか、無論掲げる悪即斬とか、ピカレスクにして微妙な位置付けとか、もうもうもう、和月作品のダークヒーローを愛しているとか言いようがないんじゃなかろうか。パッピーも、蝶人としても愛でているけれど攻爵としても尊敬してるよな、びりっと電流くる感じ。
新撰組情報はかなり疎めですが、なんかもう別の斉藤見ても駄目なんじゃないかなってくらい強烈に植え付けられてます。ギャグ面でも冷徹にこなすところとか素敵だなぁ。

斉藤賛美は措いておきまして、悪役といえば志々雄真実。この人、この人もいいなぁ。総じて十本刀も結構愛すべき面々が多いですし、御庭番衆四人組も。操達がもっと先に構想されていたら死ななかったのかなと思いつ、彼等は彼等でとても愛すべき。
逆に縁組の弱さが浮き彫りになります。力としても役としても。後半は初回本ばっちりだったので付録も読み耽ったのですが、そこに作者自ら記されていた通り、過去に背負う者でなく戦いを好むものとして恰好よくある事のなんと難しい事か。
正直言えばどいつもこいつも薄味でなんだかなぁ、これあくまで個人的見解ですから気分害されたら申し訳ないですが。でも正味入れ込めなかったのだからして。詮無き事です人其々ありますから。キャッチフレーズかってくらい言ってるな。
戦いに生き闘いに死ぬ者として入れ込めたといえば刀衛ぐらいのもんでしょうか。あの人も壮絶だった。二巻表紙には驚いたけどこうして振り返るとなんだか納得(笑)。

志々雄組としては瀬田君、沖田宗次郎じゃなかったのか事件。あっさり騙されました。記憶喪失でもなんでもいいけど兎に角彼は沖田なんだと最後まで信じて疑わなかった。や、子供時代を見て流石に時間軸合わないなぁと思い直しましたが。
これといって沖田に思い込みある訳じゃないんですが、なんたって銀魂の沖田くらいしか。だって回想で出て来た顔と殆ど似たようなもんだったじゃないか! こういう純粋に近い(そうか?)叫びこそが時として誰かを傷つける刃と化しますが、いらぬ波紋を呼び起こしますが、感じたんだから仕方がないと。お前これから全部それで片していく気なのか。これもキャッチフレーズ軍に入れておこう(やめておけ)。
其々の意思と理念を貫いて、正義を持ってして生き抜いた、幕末浪漫ならではの深み有る悪役はどいつもこいつも素晴らしいピカレスクばかりです。
ま、自分が敵キャラスキーというのも否定はしませんが。傾倒まではしませんよ。すきになったら、はまったら何処の立場だっていいよ。



2007年06月07日(木)
1 幕末浪漫語り。


久々にお腹が空くのも放置し読み耽っていると第二段階、空腹忘れ、第三段階腹痛にまで到りました馬鹿め。いやだって、続き見たかってんもん!
取り敢えず言いたい内容を時系列順に並べるとして、一番初めにこれをいうのはどうなのよと自身ですら微妙に躊躇いますが故に日記タイトルにはちょっと出来ないよなぁとかまぁいいや出しちゃえ。

神谷薫の必要性。

必要性て、おまwwww
うっかり電波に走りましたが。いやこれも生来の気質でしょうか、メインヒロインにはやっぱりどうにも、食指が働かないみたいでして。なんか辛口、と表するのは気に入らないので(辛口コメントとか何様なんだろうと思ってしまう)冷たい事書いてありますから薫ファンは若しかしたら目にされない方がよいやも知れません。注意はしたぞおれ。
初めから剣心に惹かれている薫ではありますが、師範代として一般よりは遙かに強く、あくまで超人バトルを目にしている読者からしてみれば弱いだけの事であり、でもなんだろう、前向きは前向きなんだけど若干空回り気味というか、普通であるが故の剣心達からしての光、をいまいち感じさせなくて。武装錬金でいう日常の象徴や故の大切さに、どうにも自分の中では成り得ませんでした。
抜刀斎ではなく流浪人に居て欲しいという台詞こそ剣心に響いた節がありますが、他の面でそれ程までに強く、剣心がさよならを告げたい相手だったのか果たして、ていうかもっと言えば惹かれる要素があったのだろうかとか、やっぱ何様ですが思ってしまう。
でもこれは、再び引き合いに出すか武装錬金にも言える事で、何度か読み返せばカズキが斗貴子に惹かれていく過程も理解出来て、逆を言えば何度か読み返さなければ出来ていなかった訳で、更に言えば何度読み返してもまだ斗貴子がカズキにそんなに好意を寄せていく段階がわかっていなかったり。
根本的に恋愛感情に対して疎いというのもありますが(ここぞとばかりフラグ立ってんのも萎えますが)、若しかしたら和月さんとはそこの観点ずれてるじゃないかと。他はあっているのかと言われたら別にそんな事もないと思いますが。人其々、それなりに似通い相反する部分もあるさ。
そういう状態から、人誅編を読むにしても果たして剣心の薫への入れ込み具合がいまいち把握出来ていない訳ですからついていってるけど微妙にシンクロとかは出来ない。そんなにも、目の前で、自分のせいで奪われただけではなく、一番大切なものを失ったと。心壊す思いが、入れ込むよりは傍観者。
そも、大体自分そうだったりしますが。傍観者でもさ、ぐんぐん引き込まれて一緒に切なくなる事だってありますよ。
ちょっとずれますが、愛する天地創造では、地球が舞台といってもあくまでそれは、テレビという箱に繋がるゲームという更にちっさい箱の中の世界で、ネオトキオが出てもリアリティにときめく訳ではなく(身近に触れられて喜んだりはしますけど)、やっぱり自分はプレイヤー、操作しているとかじゃないけれど、彼等に関るべくしてそれを創った者から生まれたのでもなければあの中にいる訳でも無い、基本そういう姿勢です。
それでも、自然との現実に哀しくなったり選んだ答えに締め付けられたり最後の結末に呆然と、眺めて、泣いてはいないけれど、泣きはしないけれど、あれは多分、ないていたのだろう。
そんな感情に支配されるのは、それだけ入れ込んだから。自分なりに、触れた世界に共感し反発し全てはそれを自分の頭の中で自分のすきなようにだけれど、受け取れていたから。
ようやっと本筋に戻れますが、そういった事情から、把握はしたけれど理解が出来ずにいた為微妙な度合いでした。剣心復帰まで完全版でも三巻使うの長いよなとか、要はそんな事考えてられる余地がある訳です。志々雄編よりも入れ込めなかった理由としては別で語ろうとか考えてるので一旦置いておきますが、薫との仲も一つであるんだろう。
個人的に巴との方がすきなのは、過去編スキーとかキャラクタとしてとか抜きにしても、納得と理解と入れ込みが出来たからなんでしょう。

……ところで何処が時系列順なのでしょうか(笑)。笑いごっちゃねぇぞ嬢ちゃん。



2007年06月06日(水)
そして手と手あわせ、はじめよう。


サバイバル度鑑定。こういう系統は久々な感じ。
自分の中で微妙な設問の答えを変えたりした結果、〜63%まで行きましたがどっちみち低い方じゃないか。ま、全く構いませんが。なんか悔しい。なんか癪だ(笑)。いや高ければ高いで難癖つけますが。どうしろと。
そういう訳で始めの直感に従った方をば。

あなたは【57】パーセントです

●Cクラス
★運がよければ生き残れます
■刑事、スポーツ選手に向いています

積極的な行動力と耐久力にすぐれているあなた。ただ危険をかえりみない義侠心や助け合いの精神が、万一の時に足を引っ張ることになりがちです。判断を誤り「逃げ道はこっちだ」と人々を誘導した先が地獄の入り口だったということのないよう気をつけて下さい。人の屍は踏み越えず、情けは大切と考える優しいあなたに運命の女神が同情して味方をしてくれれば生き残れます。

おかしいなぁ、道徳的に点数の入りそうな設問は悉く否定の方だった気がするんですが。それでいて心根では正義を唱えているなら、成る程天邪鬼性質(本能にまで語りかけるか)。


>本職四駒師にでもなるつもりかあんた。
只今自身四コマブーム中でして故に変なコーナーが増えたりもしているのですが、四コマは描くのも見るのも結構好きです。すきですよ。
しかしだからといって別に本編を疎かにしていくとか、ならないよう、今後も、岩盤浴、元い頑張んなくちゃなぁ。現状疎かにしてるからなぁ(苦笑)。



2007年06月05日(火)
何れか去り行く夢の向こう側に。


相変わらず人がいないのに火曜日に歯医者を入れ続けています。別にコレといった意味も嫌がらせも含んでいませんが、頼まれてもいないのに何故予定を変更しなくちゃならないんだという反発精神くらいは一つ。口に出したら蔑まれそうだ。
サラリーマンなら兎も角として個々人の生活や用事からシフトを組み上げていくバイトやパートにおいて、店の状態を判っていてもその為に私生活を犠牲にするのは如何なもんだろうか。大した私生活でも無い上に愛着無いのかとがんがん叩かれそう。おまけにこれじゃバイトやパートの人にだから格下に見られたりするんだと抗議も来るやも。
愛着に関しては、人がいないといってもまだまだなんとかなる状態なんだし矢張り進言された訳では無いのだから一つ御勘弁を。偏見については仕事意識の差といいましょうか、プロフェッショナルを目指す気が無いので致し方ないのやもしれませんが、いややるからにはきっちりこなしていける分はやっていきますが、社員の方が平気で丸一日費やす姿勢を見ていると、差はありき、それも明確な。
あー、駄目だ。そもそも生死や生活が掛かっている事でも無いので、プラス別に自分の職場で現状それらが差別を受けている訳でも無いのでいまいち上手く表現出来ません。出来ない事は潔く諦めていつか出来るようになって思い出した時に取っておこう。
人間諦めが肝心です。一番諦めるべきものばかり、どうしても諦め切れなかったりもするけれど。

ハンカチだかハニカムだかハンディカムだか知りませんが、なんかもう、本気でああいうメディア戦力をぶっ潰す団体にでも属したいです。
別に本人がそれを歓んで受け入れ力になっているというのなら巨大なお世話でしょうが、見ているだけで胸がこう、むかむかとするんだ。
お馴染天邪鬼根性でより一層スポーツがきらいになりましたが踊らせ流行らせそして廃らせる使い捨て戦略は、真面目に抗議の一本でもしたいぐらい、むかむかするんです。傲慢甚だしいですが。
何れどやどや新世代が賑やかすようになったら、個別に取り上げる事もしないくせに。持て囃しておきながら失墜し始めたら一斉に叩き出すくせに。
そんなにいやなら朝昼夕夜通して大差ないニュースをいつまでも見ていなきゃいいだけの話なんですがこれがまた流しておくには最適なもので。何処までも傲慢だなお前。



2007年06月04日(月)
そしてみんなは二人は独りになり。


なんやかや考え込みましたがるろ剣新装版サクッと揃えて参りました。そういう行動だけはいやに早いな。
しかしもう、有○堂で頼むのはやめようかと思ったりも。幾つかに欠陥があったんです。でも気にする方がしているんじゃないかと、そんな些細である事も事実です。
でも悔しいので微妙な巻の分は他の書店で初回版探してこようと思います。明らかに無駄遣いだと思いますが、多分これも一つのコレクター根性なのだろう。これぐらいしか浪費の道が無いのだから許して欲しいところです。まぁ誰に請うものでもなく却下されても無視はしますが(いらない時だけ無駄にいい根性)。
然らば不要となる巻はブクオフにでも売り飛ばしますが、なんか釈然としないなぁ。いちゃもんつけて返品か取り替えかしてくれないかなぁ。でもそれを言い出すだけの度胸は無いんです。なんだそのバランス。
いいもん。既に買った巻二回買うとかざらだもん。今更だもん。ぐちぐち自分を慰めるの術。
そんな感じでるろ剣に関して感じた彼是をこれからちょいちょい出していきたいと思います。しかしぬ〜べ〜といいまた往年の、いやそう呼ぶに早いのか? 一時代のジャンプが身近にあって、嗚呼矢張り自分はこの時代のジャンプが一番強く残っているんだなと。なんでか読み返してしまうドラゴンボールとか、昔はちゃんとやっていたんだな幽白とか、なんか色々、思い返すと切なくなってきた。
色々思うのだから色々な意味合いと色々な理由があるんですが、せつなく、なるんだよ。しめつけられるような、もどかしい、苦しみでは無いけれど、確かに得られず、そして失ったもの、失う事すら出来なかったもの、そこから逃げ出そうと二次元に飛び立っていく、既に同世代から掛け離れているけれど、まだまだ幼い自分が。

勝手に勘違いされているみたいだから事実を正しに行ってもいいのだけど、これを機にと敢て断ち切られたものだとしたら、放っといた方が賢明なのだろう。
そう思うだけの事実が有り、そして相手も又今流れていた月日を鑑みて、いなかったとしてもノータッチであるというのが答えなら離れていくのも当たり前の道理。



2007年06月03日(日)
テンションのデフレーション。


お忙しいのは判るんですよ。指定した日時に出なかった自分も悪いと思います。これについては微妙な言い分もありますが。
しかしあんまりにそっけない宅急便の方は苦情の電話を入れてやりたくなります。勿論嫌がらせデス☆
そもいなかった訳ではないのだから完全にこっちの過失でも無いんじゃ。嗚呼はい、こういうのを屁理屈だの悪足掻きというんですね。


なんでだか、重くてグロイ話しか考え付かない。
おいおい出出しから何ぶっちゃけてるんだこいつは。参ってるんだよ許してやんな。
実際参ってるのはマイ脳みそです。なんかもう、腐れているんじゃないかと。あ、今更か!(明るさを装っても微妙な話題である事に変わりは無いぞ)
キャラが一定していないのは多分事前に読んだモトレンジャーが原因です。なんだあの完全破滅的でもなければ況して決して道徳的でもないギャグ漫画は。でもちょっとスキな自分もいたりする。
完全な一致じゃないけれど各所のずれで喜んでいるところが今の微妙な状態に落ち着く訳ですな。読んだり見たりやったりした漫画やアニメやゲームに惑わされるのはこれも一つの性格かもしれませんが。

さて措き本題。なんかですね。無用に長くて無用に残虐で無用に暗くて無用に血みどろな、そんな話しか浮かばない訳ですよ。まぁそういうところも今更、バレバレではあるんですが。陰鬱スキー。
既に多くを放置してはおりますが取り敢えずキリ番こなす気はあるんだよという事で奮闘してみる訳ですよ。二次創作に関してはピンとこないと(ネタが降りないとともいう)書き出せないのでいきなり最新のから取り組んでみるとかこれも一つの天邪鬼精神なのか。いい度胸です。
そりゃ一次だってピンとこないと書けないモンは書けないんですが脳内に数多溢れるものから抽出すればよかろうもんと甘く見たのがまずかった。そうだよおれの中に渦巻くのは邪悪の星からの電波だけだった!!
そういう訳で何度意識を変えてみても結末やら内容やらがやたらとどろどろしていて、お前それキリ番で出すなら流石にまずかろうよという品々ばかりが中途半端に練りこまれています。差し上げる、って前提ですよ? 判ってますかお前様。
主人公が邪悪でなく、世界観が汚れておらず、人が死なず、ハッピーエンド。
たったそれだけを求めているのに何故だか行き着く先は正反対のお社です。全て自己完結自己妄想で楽しむならいざ知らず腐っても、腐ってもキリ番て人様に捧げるものですから! 残念!(微妙に旬を外れたネタ使うの好きです)(堂々失礼な事を言ってみせたぜこいつ)
うーぬうーむ、いっそキャピキャピのギャルばかりを取り揃えたハーレム状態にして否が応にも変な方向へ転ばないようにしてみようか(死語オンパレードの理由はなんだ)(既に発言から変な方向言ってますよ)。
取り敢えず日々くだらない努力はしているので矢張りあまり期待せず生冷たい目で見てやって下さい。死語の次は新造語かよ。



2007年06月02日(土)
眠れない夜に微睡みの昼を。


うっかり鰻に山椒ではなくホワイトペッパーを入れそうになった八兵衛です。違う! 誰かの入れ忘れが目の前にあったんだ! そして恐らくそれはきっと先刻ゲッティーを食していた兄上様に違いないんだ! 罠だ!

もうどうしようもない睡魔が襲ってきたんです。いつも訪れない事を嘆いているのに、あの日は突然に。
プライバシー保護の為の音声変換は無意味なので行なっていませんよ風味。
すべらない話をがっつり見たくて、めちゃイケを潰して眠ったのに結果としては微睡みの中かっくんかっくんしてばっかりで少しもまともに見れませんでした。後半三十分だけ見た。
……笑えねぇぇぇぇええ!! おいちゃん傷心のあまり風邪引きかけてますがライアーゲームは頭冴えてきたのでちゃんと見ました。寧ろその後こそ頭冴えてきてど畜生です。
ライアーゲームといえば書店はおろかネットでも最新刊が買えなくてげんなりです。みんなぁ、買うのはいいけど俺の分は取っておこうぜ?(一体何処のジャイアン気取りだ)(しかもちょっと気弱だ)
あっ! しかしですね、予告にて白髪が嘘じゃない夢じゃない僕現実がちゃんと見れてるよ証明が出来ましたよ! よかったー、このまま無かったら白昼夢患者として黄色い救急車に乗せられるところでした。そこまで重症なのか白昼夢。

夜の敗因の一端でもある昼寝出来なかった理由は宅配便待ちで、頼んだのはいいんですが、いつまで経ってもこない。不審に思い新聞受けを調べたら家に居るのに不在票を入れられました。箪笥から薬草よりは有り。何より自分ちのだから気兼ねなく持っていける!(お前ドラクエに喧嘩売ってんのか)
一度人が訪ねては来たものの、その方、応対する前に鍵を開けて堂々中に入ってきたので、不自然とは思いつつもそのままオートロックの玄関との交信は断ち切られたしまぁいいやと。
なんだろう、宅配便の人が来たまさにその時に住人が帰ってきたというのが多分アンサーなんでしょうが、だったらもう一度やり直してくれてもいいんじゃなかろうか鳥便の方。
そんな訳で今日も今日とて宅配を待つ身です。



2007年06月01日(金)
そうしている間だけ心が落ち着く。


五月病の理由が彼女と喧嘩していたからというなんとも能天気な兄上様ですが関係修復を図れた証なのかその方から借りたぬ〜べ〜があったので取り敢えず読む。彼の知り合いは漫画との出会いだ!(人として見れ)
妖狐があんまり出てこないよりも序盤で一話キャラとして雪女が出ていた事に意外と吃驚。もっと根強いインパクトかと思いきやなんだろう若しかして連載続けながら律子先生フラグが終わったんだろうか。だとしたらちょっくらかわいそうである。
いやでも結構、ぬ〜べ〜はあちこちにフラグが立っているんですよこれが。律子先生、雪女を初めとして美奈子先生(いきなり故人かよ)、速女(人魚の娘)、座敷童もありかと思うんですが。
イタコの子もいたし、なんだかんだもててるんだ。頭の中に残っているのは童貞という事ぐらいで(酷)それも小学生の女子に言われているんだからたまったもんじゃないだろうなぁ。今読み返すと中々エグいんです。色んな意味で。
ところで幼い頃漫画にラクガキをしたくなる心というのは共通なのか、人魚の速女が二回目に登場する際に出てきた八百比丘尼の口が小さなコマだろうが至る所まで緑色のペンで中を塗られている。嗚呼、この本には誰かの思い出があるんだなと思いつつ、なんだろうこの地味な嫌がらせ(笑)。よきかな幼気。

まだまだエリィが仲間にならない状況ですが、なんかそれも、ありかもとかちょっと思った。
だってゲブラーの部下達とも仲睦まじげだったんだもん! ストラッキィとかフランツとか手懐けててかわゆいとか思っちゃったんだもん! いいよな、あそこはなんかこう、二次創作のしがいがありそうだ。所詮はそういう視点なんですか。
いやだって、二次創作のしがいがあるという事はつまり、キャラクタ達に好感が持て関係性が気に入りつつも、それが長くは続かないっていうのも一つじゃないですか。そうだよ、長くは続かないんだよ……
いや別に長く続いているのがすきでその間を想像抜粋というのも一つですが。


原初 羅列