日々の呟き。

日々の呟き。

春色心。　　　　　2004年03月29日(月)

春色に染まった吉祥寺をあるく。井の頭公園に行こうかと思ったけれど人の多さにしりごみしてやめてしまったけれど、街のなかでもたくさんの春を感じられたからそれでいい。

やさしく見ていてくれるその目を見つめ思う。
繋がれたこの手を、あたしは決して離さない。

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ひとりぐらしを始めて３度目の桜

思いがけないところで思いがけないひとの名前を聞いた。動揺しなかったって言ったら嘘になるけれど心はおだやかだった。今幸せだからこそそう言えるんだと思う。

もうあのときのことを夢に見ることもフラッシュバックを起こすこともほとんどなくなった。そろそろ解放されるべきだと思う、お互いに。

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忘れられない想い出。　　　　　2004年03月24日(水)

学外展は無事に終わり、想い出に残る１週間になりました。天気が良くない日が多かったけれど予想以上の人が来てくれて感動。たくさんの声を聞けて本当によかった。この体験は忘れられないよ。

アンケートの集計をしたり意見や感想を読んで、反省したり喜んだり。映像作家さんや写真家さんや美術関係の人が結構たくさん来ていてその人たちの話は貴重だったなあって。
ふらっと来てくれたひとが好きな作品に自分の作品をあげてくれたりしているのを見てうれしくなったり。

一段落ついておもいだす。胸がいっぱい。
みんなで精一杯やり遂げることが出来てよかったよ。

昨日は先輩の卒業式。夜は追いコンで少し飲みすぎちゃったよ。楽しさのなか、確実に世界は時間は動いていることを実感してすこし寂しくなった。(このままがいいなんて甘ったれたことは言わないけれど。)

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学外展前夜、おもうこと。　　　　　2004年03月15日(月)

明日からいよいよ学外展。やれることはやったと思うから悔いはないよ。

みんなでひとつのことをやるってすごく楽しい。だけどこれが終わったら後輩への引継ぎになるだろうからなんだかさみしい。就職活動とか忙しくなってこうして大きなことができなくなるんだろうなあって。(あたしは休学してた期間があるからみんなより卒業が後になるからまだできるけれど。やっぱりこのメンバーが一番だと思うから。)

おもうことはいろいろあるけれど今は精一杯やり遂げたいな。

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切ないホワイトデー。　　　　　2004年03月14日(日)

昨日は念願の球体関節人形展に、大好きなおんなのこと行ってきました。たくさんの素敵な人形を見れて感動。とくに三浦悦子さんの花嫁の人形が素敵だった。

ほんわかいい気分だったのだけれど、悲しいことがひとつ、とてもとても悲しいことがひとつ起きちゃいました。
ホワイトデーにって彼からもらったばっかりの指輪の花細工がいつの間にか壊れてしまって、真ん中についてた石がなくなってた。

かなしくてかなしくて帰ってからひとり部屋で泣いた。なかなか彼に言うことができなくて、(なんて言おうって考えるだけで涙が溢れた。)日がのぼるまで泣いてた。

ようやく彼に電話をしたのはいいけれど、嗚咽で自分でも何を言ってるのか分からないのだから彼にも伝わらなくて、何度も悲しい出来事を受話器ごしに話さなきゃいけなかった。

何度めかの説明で事態を把握した彼はやさしくなぐさめてくれたけれど、そのやさしさが痛いくらい切なかった。

すこし眠ってから吉祥寺に買出しへ。休日のユザワヤは予想以上に混んでいてびっくり。学外展に必要なものを買い足して、あと、ブライスをお迎えしました。[あのねのね。]に写真を載せたのでよければ見てやってください。(親ばか)

ようやく作品が形になったよ。明日は学外展の準備日。
遊びに来てくれるっていうメールや頑張ってねっていうメールをもらって元気が出たの。

泣いてばかりはいられないから、今考えるべきことを考えて、やるべきことをやるよ。

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あたしにだけできること。　　　　　2004年03月11日(木)

彼にあった途端、何かがぷつりと切れた、気がした。

彼のまえで泣くときあたしは背を向けて声を押し殺してしまうことがほとんど。今日もそうだった。

けれど、「こっちを向きなよ。何のためにこの胸はあると思ってるの？そりゃあ太っちゃったから脂肪はついてるけどさ。ね。こっち向いて。」冗談交じりにそう言ってあたしのからだをひょいと抱えなおし、ぎゅっと抱きしめてくれた彼にとても感謝。今あたしはとても救われている。ありがとう。

あたしは彼に何をしてあげられるだろうか。

今あたしが出来ることはひとつ。彼を愛してあげること。
だけど、たったひとつ胸を張って言えること。

そう、あたしは彼を愛してる。

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angoisse　　　　　2004年03月10日(水)

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ゲランの香水はあたしにはすこし大人すぎると思うけれどその香りを身に纏いたいときだってある。たとえばそれは今日それは昨日。

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自分のことにばかり頭がいってしまって、かわいい同居人のアナとオットーにごはんをあげるのを忘れてたなんて本当にどうしようもない。ごめんね。　ごめんね。

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あたたかくなると春を感じるけれど同時に怖くもある。先のことを考えて不安がっていても仕方ないのだけれど、考えてしまう。

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あなたを呼ぶ声に気づいて。
あなたにしか聞こえないこの声に。
そして
どうか
手をとって。

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小春日和なのに、ね。　　　　　2004年03月09日(火)

起きた瞬間からだった。不安と切なさ。どうしてだろう、考えたってわからないから考えないようにする。ゆっくりと起きて今日の予定を頭のなかで考えてみた。
顔を洗ってそれからベランダに出てみる。小春日和の気持ちいい空気、今日は少し薄着でもだいじょぶかななんて思いながら洋服を選んで、お化粧。今日は思いっきり甘めにして、いつもと違う香水をつけて出かける。
そうすることで何かから身を守る。おんなのこでいることが強さになる。

自分でどうにかできそうだったらほとんど助けは求めない。(頼らなすぎって言われちゃうこともあるけど。)そんなあたしに時折り無理しすぎないでと言ってくれるひとたちがいて、あたしはそれだけで救われてる。

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ねぇ、気づいて。
あたしはここにいるの。
よそ見をしないで。
あたしはここにいるの。

ちゃんとたどりついてよ。
いつまでも待ってなんかいられないんだから。

ねぇ、どうして。
あたしはここにいるのに。

ああ、そうだったのね。

あたし気づかなかったよ。
置いてけぼりにされたのはあたしのほうだったなんて。

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泡沫。　　　　　2004年03月08日(月)

八百屋さんの向かいの病院の庭に咲いていたのは桜かなあ。散歩の帰りに花屋さんでスイートピーを買って帰った。そういえば久しぶりに部屋に花を飾る気がする。
部屋に色があるのはいいなあって改めておもう。遅いお昼を食べに入った近所の喫茶店のテーブルの切花といい、主張しているわけではなくてまるで前からそこにあったように風景に溶け込み空気に色をつける、そんな自然の色があたしは好き。

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パソコンをつけたまま眠ってしまった。話かけてくれたひとたちごめんなさい。
やっぱり眠りすぎてしまう。気合が足りないのかなあ。

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フランス語で太陽という意味のその喫茶店はあたしとあの子の思い出の場所。大好きなまちで思い出を少しずつふやしてゆきたい。

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ひとりの日曜日。　　　　　2004年03月07日(日)

久々にひとりで過ごす一日。
ひとりでいること、ひとりで過ごすことは嫌いじゃないけれど彼が帰るその瞬間がたまらなくつらい(付き合ってもうすぐ１年経つけれどいまだに慣れない。)からずっと一緒にいたいとおもう。
昨日友達と話したけれどあたしは、「このひととなら一緒に
暮らせるから」ずっと付き合いたいと思う。すこし大げさに
(だけど本当に思う、)このひとを離したら終わりだなあって。

一緒にいて自分の時間を大切にできる関係。変に気を張らないでいられる関係。いつまでもそんな関係でいたいと強くおもうよ。

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環境が変わっても決して変わらないものが欲しいと切に
願う。
それは可能ですか。それは求めてもいいものですか。
あたしは貪欲になってもいいですか。

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生まれ変わったら猫か狼になりたい。　　　　　2004年03月05日(金)

母親はこどもを舐めることで愛情を与えてるんだって。
あたしは人間だからあたまを撫でてもらう。小さい頃そんなことをしてもらった記憶はなくて、常にしっかりした子でいようと頑張ってた。だけど、きっと、よく頑張ったねってして欲しかったんだとおもう。
(ひとり暮らしをきっかけに両親とは少しずつ関係をいいほうに持ってゆけたことはよかった。)
すこしずつ甘えることを覚えたあたしはひとの体温を感じることにしあわせを感じる。大好きな友達と手をつないであるくこと。ハグをし合うこと。そして彼に頭を撫でてもらうこと。そう言う意味ではセックスもすきなほうだとおもうけれどベッドでは添い寝のほうがすき。(そしてきつく抱きしめてもらうの。)

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何にもとらわれずに自由に暮らせたらいいなあと思うけれど、とらわれているから自由に憧れるのかもしれない。自由ってなんだろうね。

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今日はサッカーを見て興奮したよ。ひさしぶりにテレビに向かって声をあげたもん。

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さくら、さくら、はもう少し。　　　　　2004年03月03日(水)

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３月１日の日記に書いたお気に入りの雑貨屋さんにそのお店のなかでは少しだけ値段が高くて、だけどとても気に入った指輪があったのです。花のモチーフの真ん中にはアメジストがちょこんとついているシルバーリング。
買おうかどうかすごく迷って結局買わなかったんだけれど、彼がバレンタインのお返しにって買ってくれていた。きれいにラッピングされたそれを貰ったあたしの顔はゆるみっぱなし。ありがとう。本当にありがとう。

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今日は朝から活動してとても疲れてしまって日が暮れてすぐに夢のなか。おかげで早すぎるほどの早起き。
起きたら足が筋肉痛。なんでだろう？思い当たることはたったひとつ、午前中の散歩。普段運動しないのがいけないんだよね。(笑

散歩ではたくさんの色を見ることができたよ。春はもう近くに来てるんだなあって実感。早く桜の花が見たいよ。だけど梅と桜の区別がつかなくて、ある家の塀から見えた花を桜だって思ってたらちょうど玄関から出てきたおばあさんにそれは梅なのよ、って言われちゃった。

今年も桜の時期に京都に行こうと思っていたけれど、思ったよりも予定が入っていて(しかもまばらにだから余計に予定がつかなくて)あきらめることにした。残念。

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あたたかい気持ちが大きくなればなるほど、あなたに嫌われやしないかおびえてしまう。

こころにひそむ黒い感情は桜の木の下に埋めてしまおう。
そしてあたしは色鮮やかな桜を咲かそう。

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とぎれとぎれに夢を見た。　　　　　2004年03月02日(火)

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今日は久しぶりにまた、眠いいちにち。
ここ数日の不規則な生活のせいでもあるけれど、やっぱり春の空気に騙されてしまう。

まどろんでしまうっていうとなんかきれいすぎて違う感じ。気持ちよさとくやしさが入り混じってなんだかとても不安になる。前にも書いたけれど目を閉じてしまうとこのまま開かないんじゃないか、って。

ほんの少し前までは眠ることが出来なかった(何年も自分の力じゃ眠れなかった。)のに、本当に不思議で仕方ない。
まるでからだの中身がそっくり取り替えられた気分。

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「花とアリス」が早く観たい。撮影でつかわれた吉祥寺のカフェの前を通るたびにおもう。その前に「解夏」を観に行かなきゃ。(上映期間もうすぐ終わっちゃうんじゃないかなあ？)
たぶんひとりで行く。彼とは映画の好みは大抵違うから一緒には観に行けないし、映画って読書と一緒でひとそれぞれ好みがあるから友達を誘うのってなかなかできなかったり。

彼とは「ゼブラ―マン」を観に行く予定。あと「イノセンス」も観たいね、って話してる。球体関節人形展にも行きたいなあ。あれって「イノセンス」と関連してるんだね。

「真珠の首飾りの少女」も気になる。これも観るとしたらひとりでかな。

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こころに浸蝕してゆく夢、夢、夢。断続的に続くそれはどれも傷口をえぐる。ときに感じる心地よさもすぐに不安へと一変する。
あたしは眠ることが怖くて仕方ない。

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コートのなかは春色、寒空。　　　　　2004年03月01日(月)

お気に入りの雑貨屋さんでかわいいかばんを発見。そこはだいすきなおんなのこに教えてもらったの。今度彼女と一緒に行きたいなあ。
いろんなテイストのアクセサリーとかくつとかかばんとか、色々あって自分好みのものをじっくりさがすのが楽しくてしかたないよ。

数あるなかから見つけた一品。だけどすこしもの足りないなあって思ってチェーンをつけてみたらなかなかいい感じになったよ。

今日出かけた一番の目的だったゲランの限定発売の香水。(雑誌を見て狙ってたの。)チェリーブロッサムってかわいい名前とは違って少し大人っぽい香り。
いつもはベビードールの甘い香りを身に纏っているけれど、たまには違うあたしになってみたいとも思うのです。

帰るまえに立ち寄った青山ブックセンターで見つけたホルガの３５ＭＦ。たくさん使ってあげたいな。明日も晴れたら写真を撮りに出かけるつもり。

だいすきなまちを歩いてファインダーに閉じこめてる。あまりに好きすぎて住んでしまったまち。(おかげで通学に１時間すこしかかるという不便さもなんのその。)
学外展ではこのまちを見てもらおうと思ってる。ＨＰでの作品とは違う感じだけど何か感じてもらえたらいいなあ。

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実はね、写真も撮っているけれど、みじかい物語りも書いてたりするんだけどお披露目するのはもうすこし先。

すこしずつ、ゆっくりと、(ときに洪水のように一気に溢れる)言葉がイメージが浮かんでは消え、また浮かぶ。

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