師の言霊
J.O.



 スタートライン/海援隊

夜明け前の薄暗い道を
誰かがもう走っている
拾った小石で誰かが書いた
アスファルト道のスタートライン

寒い身体を言い訳にして
町は眠ってる曇り空の朝に
自分の汗で自分を暖めて
寂しさ目指して走る人がいる

今 私達に大切なものは
恋や夢を語りあう事じゃなく
一人ぼっちになる為のスタートライン

雨が降ってる町の公園で
誰かが一人濡れている
待たせてばかりの恋する人に
靴のかかとで描いたピリオド
素直な奴ほど傷ついてしまう
みんな上手にふざけて生きるのに
たったひとつの別れの為に
真っ直ぐ涙を流す人がいる

今 私達に大切なものは
恋や夢を語りあう事じゃなく
一人ぼっちになる為のスタートライン

夜の川原の長い一本道を
誰かがまだ走っている
星を見上げて走り続ける
誰かが書いたスタートライン
向こうの岸辺はあんなに明るく
町の灯が夜を焦がすのに
微かな星の光を探して
闇を選んで走る人がいる

私達に必要なものは
光り溢れる明るい場所じゃなく
闇に向かって走り出す為のスタートライン


この歌。いいなあ。
この時期改めて良さを確認。
金八先生主題歌マニアなのはご周知かと存じますが。
この歌は優しく厳しく最高です。
卒業というのはお目出度いけれども。
これから向かう未知の世界へのスタートラインへ立つことであり。
過去の栄光。勿論挫折も。全部捨て。
頼れるのは自分の力。
がんばれよ。
そんな歌。

ご卒業,ご栄転おめでとうございます。
自分は環境は変わりませんが,こういう気持ちで頑張ります。

2005年03月20日(日)
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