すばらしくない日々
〜惰性な日々からどうしても抜け出せないももんがのオタクな記録〜

2005年03月31日(木) ジャズやるべ♪

コロンボの視聴を一旦止めて、SWING GIRLSを観ることにしました。

こっがら、ネタバレだづ(笑)。鈴木友子たち補習組は、野球部の応援中に食中毒になった吹奏楽部部員の代わりに、食中毒の原因を作った責任から楽器を手にすることになるのですが、補習から逃げる口実で始めたやっつけ作業ゆえ、練習態度はグダグダ。同様にストーリーの進み具合もグダグダ。それが肺活量のなさから始まった体力作りを通じて、演奏の楽しさが次第に分かりかけた本番前日、部員が復活したために即席バンドはあえなく御役後免、メンバーの中に喪失感が生まれた頃から俄然、面白くなっていくのですヨ。夏休み明け、友子と良江が廊下でぎこちなく会釈し合うシーン(ここは秀逸。特に良江が眼帯を捨てるところがいい!!)で漂う寂寥感やそれと反比例する、堤防でアイスを食べていた直美が立ち上がった瞬間、スカートがずり落ち、通りかかった中学生が驚いて転げ落ちるギャグシーンなどを挟み、友子はねだるだけねだってマッタク使っていないパソコンや妹のプレステを勝手に売り飛ばし、ついに念願だった中古のサックスを入手します。他のメンバーも楽器購入のためにスーパーでバイトを始めるものの、騒ぎを起こした友子たちはクビ、これがキッカケで友子たちはバンドに興味を失った挙句、勝手にブランドモノを買い始めた派手グループと一旦決別することになります。このあと資金稼ぎのための松茸狩り(このとき、イノシシから逃げる場面でかかったこの素晴らしき世界との対比に爆笑)を経て、やっと5人でバンドを結成するものの、ジャズ特有のリズム感、スウィングが理解出来ていないので、演奏は全く上達せず、メンバーは苦しみます。そこにジャズマニアの数学教師、小澤からスウィングのコツを叩き込まれ、日常生活でコツコツとリズム感を養い、人前で演奏を披露出来まで上達してゆく過程は最高。信号でかかる故郷の空を聴いた関口がそのメロディにスウィングを見出すところやクビになったスーパーの前でその故郷の空をジャズ風にアレンジしたバージョンを披露、続いてメイク・ハー・マインの演奏中にバイトを終えた派手グループがその演奏に触発されてブランドモノを叩き売って楽器を入手、一気にビッグバンド化するシーンは素晴らしいのひとこと!! クライマックスの演奏会。せっかく作った、背中に久保産婦人科のロゴが入ったジャケット(笑)を忘れ、制服で演奏することになったメンバーは寒さと緊張で全員、文字通りガチガチ。関口が音叉を取り出し、チューニングをはじめたおかげでその緊張は取れ、ムーンライト・セレナーデでガールズの演奏は幕を開けます(中古をリペアした友子たちとブランドモノを売って新品を手にした派手グループの楽器の対比が絶妙)。2曲目のメキシカン・フライヤーとオーラスのシング・シング・シングの合間にある直美のドラムソロを筆頭に、関口、良江、拓雄、そして友子のソロがあるけど、やはり、最高なのはトロンボーン担当の関口によるソロ。

それはもう、神がかったようなカッコよさ!!!

トランペット隊がくるりとトランペットを回すシーンともども、萌える燃えるシーンです。…眼鏡っ娘フェチでなくとも(笑)。

そのまま再生すると日本語字幕で始まるんですが、観終わったあと英語字幕表記にして途中から再び視聴、さらにコメンタリー、音声解説の巻き込む人々巻き込まれる人々もそれぞれ再生、なんどもなんども観てしまいましたヨ。大満足、すごく面白い作品でした。





夕方、ふらりと買い物へ。閉店間近のジャスコでディスクアニマルのニビイロヘビとDESTINY用のガンダムマーカー、前回購入した箸はちょっと短かったので、もう一回、箸を買いましタ。さらに立ち寄ったローソンでSEED THE HYPERのソードインパルスとフォースインパルスも購入。



ガンダムマーカーなんて初めて買いましたヨ。SEED THE HYPERの出来のよさと大きさは噂に聞いていたのですが、確かに大きい!! ザクウォーリアも出ないかなァ…。ところでローソンの食玩コーナーに『警察に通報します』という、なんとも物々しい張り紙があり、驚きました。箱を開ける輩=普通に考えて子供、が多いらしい。でも、あの高さじゃ、子供には見えないヨね。


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