| 2004年12月26日(日) |
野いちごがゆれるように |
今年最後のブレイド。ラストへ向けて今日もオモシロさ爆発でしたヨ!!
◆「カードが戻って来ました!!」。天王路によってケルベロスが封印されたあと、散らばっていたカードを拾う睦月が無邪気すぎ(笑)。
◆「…君たちは退職処分とさせてもらった」。いきなり天王路にクビを宣告された剣崎と橘。27円でどうやって暮らすんだ、剣崎!!
◆深夜。ジョーカーが横たわる小屋に帰って来たライダー3人。それまでの間、茣蓙を被らされたジョーカーのそばで虎太郎と栞はなにをしていたんだろう(笑)。
◆虎太郎宅に帰って来た一同。疲れ果てて眠っているとアンデッドサーチャーが反応。慌てて飛び起きた睦月、受話器を取って「…もしもし!?」。
◆ジョーカーを除けばラストアンデッドとなるギラファを退治に出掛けた橘&睦月コンビ。剣崎は未だ眠り続ける始のそばで心配そう。と、突然、目を覚まし、起き上がったと思ったらいきなり「皆さん、はじめまして」(笑)。
◆どこか様子がおかしい始。異変に気付いた剣崎の誰何に対し返って来た言葉は「私は相川始でも、ジョーカーでもありません。あなたたちのいうカテゴリー2…」。そう、彼こそは1万年前のバトルロワイヤルの勝利者にして、人類の祖たる不死生物のヒューマンアンデッド。ジョーカーに封印される際、とってもさわやかな笑顔を見せた、我々のご先祖様に在らせられるぞ。頭が高い(笑)。
◆天王路の企みに気付いたギラファ。ケルベロスのカードを奪うべく、天王路に迫るも、なんとそのケルベロスのカードを使って天王路自身がケルベロス�兇�!! 圧倒的なその強さはさすが元･恒点観測員340号といったところ(笑)。
◆「ジョーカーは自分が獣に戻ることを恐れました。そのため、自分が目覚めぬように、深く深く自己催眠をかけました」。始＝ジョーカーのこれまでの葛藤をお話になるご先祖様。そのご先祖様の協力もあって、今では他の生物を滅ぼすのではなく、人間になりたいと願っている、人間の中で生きて行こうと考えていると始＝ジョーカーの純粋な気持ちを代弁されます。
◆アンデッドが最後の一体になったとき、一体何が起こるのか――。ご先祖様によればバトルファイトに勝利すると、万能の力が与えられるらしい。何を望んだのかという剣崎の質問に対し、なぜかそれには答えないご先祖様。逆に君なら何を望むのかと問い掛け、そしてその答えを聞く間もなく再び眠りに落ちてしまいます。…逃げたな(笑)。
◆橘&睦月のヘタレコンビじゃ、ケルベロス�兇砲泙辰燭�歯が立ちません。ギラファを連れて逃げるのが精一杯。橘はほとんど使う機会のないジャックフォーム、弟子に至ってはフォームチェンジすらなし。……揃って使えない。
◆ヘタレコンビがギラファ＝金居を連れ帰ったことで一気に緊張感に包まれる白井家居間。どさくさに紛れて、橘、テーブルの牛乳を一気飲み。どうせなら「…これ、飲んでいいかな!?」とかいって欲しかったヨ(笑)。
◆ケルベロス�兇伐修靴薪群ο�のことを解説する金居。嫌みったらしくテーブルに足を投げ出したのは、アンデッドとしてのせめてものプライドの表れ、か(笑)。
◆天王路の目的はやはりバトルファイトの勝利者が得られる万能の力。始＝ジョーカーも目覚め、ライダー4人はラスボス(のハズなんだけど)の元へ向かいます。でも。カッコいいけど、道路いっぱいに4人が広がって走る様は倫理上、頂けません(笑)。
◆天王路の願いは平和。現代人のような邪悪な心を持った人類ではなく、互いに争ったりしない、平和な心を求める人類の誕生をさせること。そのためにこの時代を生きる人類は滅ぼす――。ボードを作ったのも、アンデッドを解放したのも、すべては天王路の欲望のためだったと知らされた、ダマされ人生一直線の橘、怒りの「変身!!」。
◆さすがに強い元･恒点観測員340号。レンゲルも軽く吹っ飛ばされます。それを助けたのは金居＝ギラファ。訝るケルベロス�兇鬚茲修剖盖錙瓮�ラファはレンゲルに語りかけます。「実現させようぜ、君の望んでいた平和ってヤツを」。
◆思わぬ協力に発奮したのか、レンゲルは3枚のカードをラウズ、初めての3コンボでケルベロス�兇鮃況癲�一気に形勢逆転。この隙にブレイドはキングフォームにチェンジ、カリスもワイルドになってフォロー、最後はブレイドとカリス、使えるコンビ(笑)のW必殺技で勝利します。
◆変身が解け、最後の悪あがきを剣崎たちの前でする天王路。今からでも遅くない、封印しろと金居＝ギラファに掴みかかるも、逆に攻撃を食らい、あえなく絶命します。
◆最後に勝ち残るのは俺だと不敵に言い残し、去ろうとするギラファ＝金居に、なぜ無駄に人の命を奪うんだ、平和を実現させようといったのは嘘だったのかと問い詰める睦月に嘘じゃないさ、と嘯くギラファ＝金居。「俺はジョーカーを封印し、万能の力を得る。俺の平和に、人類など不用だ!!」。やっぱりダマされていた睦月、思い切り殴られます。ダマされやすさは師匠譲りだな、オイ(笑)。
ヒーロータイム。今日はヘタレコンビ＋望美という組み合わせで睦月のクラブ活動にちなんだバスケット勝負。各々のゴールにボールを放るモノで、なんだか橘は気合い入りまくり。結果、入ったのは橘のみ。師匠の面目は保てたようです。それにしても、入った瞬間の喜びようはすごかったですヨ!?
「…ィヤッタァァァァァ〜!!!!! 入ったァ!!!!!」
…そんなに嬉しかったのか(笑)。後ろでうな垂れる高校生カップルとは対称的に実にさわやかな笑顔で「次回も見てね!!」。そこに被さる始の声。
「みんなのおかげでジョーカーを封じ込めた。ありがとう」
本当、最後の最後までオモシロさ爆発でした(笑)。
以前に母方の祖父にまつわるゴタゴタがあった横浜の家からなにやら荷物が届きました。確か去年も着たと思うのですが、今回も勤務先(貿易会社)の社内販売で買わせられた(笑)というアイテムが詰まっていましたヨ。
紅茶にうるさい方ならご存知のwedgwoodのカップ&ソーサーとお皿、その名も『Wild strawberry』(このタイプはピオニーというらしい)。カップ&ソーサーは2組ありました。市場では1組で4〜5000円ほどの品みたいです。あとはそれに合わせるように紅茶の詰め合わせや鳩サブレ(笑)、ボジョレー･ヌーボー(2本セット)までありました。我が家はワインのような洒落たモノ、誰も飲まないんだけどネ。そしてトドメは……
ルイ「……!!!!! むむむむむッ、これは!?」
タマエ「ベルギー王室御用達として有名な、高級チョコレートの雄、ゴディバだヨ。これはセレクトパッケージのMilk&Darkでいろんな味が楽しめる詰め合わせだヨ」
ルイ「…う〜ん、見た目だけじゃ、よく分からないけど」
タマエ「左のラケット模様のチョコがバニラ･フォンダン･クリーム入り、その次がチョコレートペーストとコニャックをミックスしたモノ、真ん中のハートは黒い方がガナッシュ入り、茶色の方がへーゼルナッツ入り、四角いのはご存知プラリネとヌガーを合わせたモノ…」
ルイ「!! …むむッ!? プラリネ!?」
タマエ「だヨ。そして右端の仰々しい紋章みたいなのがキャラメル入りとなっているヨ」
ルイ「…むぅ、お菓子の材料というか用語はややこしいネ!?」
タマエ「フォンダンは砂糖や水飴を煮詰めてペースト状にしたモノ、ガナッシュはチョコレートに生クリームやバター、牛乳等を混ぜ込んだモノ、ヌガーはフォンダン同様、砂糖を煮詰めてキャラメル状に仕上げた中にナッツ類を加えたモノだヨ。ちなみにガナッシュに手を加え、そのまま食べられるようにしたモノが生チョコといわれているらしいヨ」
ルイ「…ふ〜ん。ところで、この名前、ゴディバじゃなくて思わずディゴバっていっちゃいそうになるんだけど」
タマエ「それなら名探偵コナンの映画版『14番目の標的(ターゲット)』にジゴバという、ゴディバをもじったと思われる名前のチョコレートが出て来るヨ」
ルイ「…えっ、そうなの!?」
タマエ「ジゴバは小五郎の妻、妃英理の好物で、久しぶりに家族水入らずで食事をした際、昔、公園で一緒に食べたというエピソードが語られるんだヨ」
ルイ「ふむふむ」
タマエ「せっかくいいムードだったのに、小五郎の悪いクセ――顔見知りのクラブのママに気持ちが移ってしまい英理たちを無視――が出てしまい、英理は怒って帰ってしまうんだけど、次の日、勤務先にジゴバが届けられ……チョコ、食べてもいいヨ」
ルイ「…え、あ、うん。じゃ、遠慮なく頂きま〜ス」
タマエ「…どうぞ、だヨ」
ルイ「…もぐもぐ。うん、おいしい!! やっぱりプラリネは最高だネ」
タマエ「……それはフォンダン。プラリネじゃないヨ」
ルイ「…うんうん。それで話の続きは!?」
タマエ「………届けられたジゴバは小五郎がお詫びのつもりで持って来たモノだと信じ切っていた英理は躊躇することなく、チョコをポイッ。ところが!! だヨ」
ルイ「……………(ゴクリ)」
タマエ「異常を感じた英理はすぐさまチョコを吐き出し、そのまま昏睡。処置が早かったおかげで命に別状はなかったけれど、チョコレートから農薬系毒物が検出されるんだヨ」
ルイ「……………毒物」
タマエ「これは小五郎と英理のエピソードを知る犯人による仕業で、連続殺人を装うべく、英理はターゲットのひとりにされていたという筋書きだヨ」
ルイ「……………連続殺人」
タマエ「さァ、どんどん召し上がれ、だヨ」
ルイ「……………」
タマエ「さァさァ、どんどん!! どんどん!! だヨ」
ルイ「……………(絶対ワザとだ)」
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