全てはあの日から始まった ―――。
剣崎一真たち、仮面ライダーの戦いは熾烈を極めた。
疑惑、怒り、迷い、悲しみ、別れ、裏切り……。
数々の運命のカードが彼らに配られた。
幾つかの出会いがあった。
それを上回る、数え切れない争いがあった。
そういった試練を全て乗り越え、しかし今、彼らは信じていた。
戦いの終わりは近い。
残る1体のアンデッドを封印すれば全ては終わる、と――。
だが、彼らの知らないところで最大の試練が目覚めつつあった。
切り札はどこだ? 切り札は誰だ? この世界はやはり滅びに向かうのか?
戦いは、終わらない。
運命のうねりは今、クライマックスへと加速していく!!

今日のブレイド。アバンタイトルでいきなり初代OP曲が流れ、ナレーション付きのダイジェストが始まったときはなにごとかとビックリしましたヨ。OPが終って提供に入る前にも番組を見ていないと分からない4週連続となるクイズの予告があったりといつもとは違っていました。…どうしたんだろ!? そんな最終回まで残り5話となったブレイドのまとめ。

◆ダイジェストでのナレーションにあった「裏切り」の部分で被った映像がなぜかシュルトケスナー藻(実はもずくらしい。DVD特典映像で橘&小夜子が明かしていました)に浸かる橘。…なぜ(笑)。

◆強そうだったのに、所詮はジャックフォームお披露目の噛ませ犬だったエレファントアンデッド。その象を封印したカード(クラブのJ)を睦月に渡す剣崎。なんて律儀。

◆出掛ける剣崎を呼び止めた栞。振り返った剣崎、「はいはい、気をつけます」と肩を叩くのだけど、一瞬、お出かけのキスするのかと思ってドキがムネムネ状態に(笑)。

◆天音に虎姉さんとの仲を突っ込まれてたじろぐ睦月。

◆剣崎の出掛けた先は銀行。ところが給料は振り込まれておらず、何度確かめるも結果は同じで、いつしか出来る長蛇の列。一旦、後ろへ戻るのがマナーだぞ、剣崎。

◆ついに動き出した人造アンデッド、ケルベロスと対峙した始。炎の攻撃を避けつつ、繰り出したごくごく普通のキックがなんだかとてもかっこよく見えましたヨ!?

◆敵にカードをすべて奪われて、本来の姿＝ジョーカーに戻らされた始。携帯アンデッドサーチャーでそれを見付けたのは橘。…そんな便利なモノ、いつの間に。

◆結局、ジョーカー(始)を保護した橘。剣崎は横たわるジョーカーの傍で心配そう。一方、初めて見るジョーカーに驚く虎太郎。剣崎たちがケルベロスの元へ向かったあと、こわごわジョーカーに茣蓙を被せます。……水死体かヨ(笑)。

◆封印したアンデッドたちが戦いを止めろ、そういっていると金居＝ギラファアンデッドに説得を試みる睦月。しかし彼は「戦いを止めて…それでどうする!? 仲間のクワガタムシたちと森に暮らせっていうのかい!?」。想像すると……(笑)。

◆次にケルベロスと戦うことになったのはレンゲル。剣崎に貰った象のカードをさっそくリモート、アンデッドと一緒に戦います。過去にロクな使われ方をしなかったリモートもやっとヒーローらしい使われ方をされ、ひと安心。その調子で虎姉さんや嶋もリモートしてヨ(しないんだろうな…)。

◆始、睦月、そして橘からカードを奪ったケルベロス。残されたのは預金残高27円の男、剣崎のみ。最終手段のキングフォームになろうとするもジョーカーとシンクロ中の今は暴走の恐れがあると橘が制止。しかし。

◆「始の…睦月のカードを返してもらう!!」。負けるワケにはいなかい27円男・剣崎、決死のフォームチェンジ!! ……先輩の橘もカードを奪われているのに(笑)。

◆ところが必殺のロイヤル･ストレート･フラッシュを繰り出す前にやられてしまいます。ついでに吹っ飛んだブレイドの股の辺りにひびというか裂け目を発見。最終回間近だし、さすがにライダースーツもくたびれて来たようです。

◆ケルベロスに苦戦する剣崎。その背後で天王路は「(ケルベロスの力は)ジョーカーさえも凌ぐ。すぐに封印してやる。ジョーカーもな!」と余裕をかまします。ところが。

◆愛の力かジョーカーという言葉が出た途端、「そんなことは…そんなことはさせない!!」と発奮する剣崎。理事長、口は災いの元です!! ブレイラウザーとキングラウザーの二刀流で攻撃、攻撃!! ブレイラウザーを敵に向かって適当に放り(そう見えた)、もう一度ロイヤル･ストレート･フラッシュを発動、タメにタメた超絶の光線をケルベロスに向かって撃ち込み、撃破します。最後は根性で勝利。少年漫画の王道です。ドラゴンボールでいうところの「クリリンのことかー!!」に相当する名シーンでしょう(笑)。

ところで次回作である和風テイストの仮面ライダー、響鬼。ふたつの公式サイト、テレビ朝日、東映ともどもひっそりオープンしていました。正式なライダー画像をやっと拝見したのですが……う〜む、う〜む(笑)。ところで驚いたのが主役。今までの新人(あるいは駆け出し)路線ではなくすでに活躍中の細川茂樹じゃないですか。以前は伸びそうな俳優だと思っていたけど、まさか特撮方面に来るとは。…なんだか別の意味で面白そうな予感(笑)。



終ったハズの特命リサーチ200Xが今夜限りで復活していました。パート2からあまり見なくなったのですが、たまたましていたのでちょっとだけ視聴。この特番は大掛かりな検証ではなく、細かい噂話の特集。最初にあったのがアメリカで起こったという、おばあさんが濡れた飼い猫をレンジで乾かそうとしてチンしたら…というヤツ。この話には続きがあって、おばあさんが猫を乾かすなという注意書きがなかったとメーカーを訴えた結果、勝訴したという有名な、そしてとても歪んだ話ですが、もちろんデタラメ。ある家に忍び込もうとした泥棒が屋根から落ちて怪我をしたのは家主の責任だと訴え、勝訴したことがあったという実話(いつ聞いてもクダラナイ!!)があるアメリカならでは都市伝説だそうです。私は焼きたて!! ジャぱんで知りました(笑)。なんでも行き過ぎたPL法を笑った、イッツ･アメリカンジョークとのことです。