サミー前田 ●心の窓に灯火を●

2009年06月27日(土) アメリカンロック

ここんところ70年代のリンダ・ロンシュタッド熱が再燃して、ブートDVDやCDまで購入して愉しんでいる。
 アメリカが建国200年で浮かれていた余波が日本にもおよんでいた時代、俺は洋楽の主流だったアメリカン・ロック(イーグルスとか)の中で最もというかかなり聴いていたのがリンダだったという変な中学生だった。中3の時、セックス・ピストルズのアルバムとクラッシュのセカンドに夢中になっていたにもかかわらず、リンダの来日公演@武道館にも行っている。70年代初頭のカントリーロック時代も好きだが、やはりピーター・アッシャーがプロデュースするようになってからのアルバム群ではまってしまったのだと思う。カバーのセンスが素晴らしく、バディ・ホリーとかストーンズとかジミークリフとかモータウンとか・・・。ワディ・ワクテルをはじめとするバックバンドもいい。
 どんな音楽が一番好きか?とか、普段は何を聴いているのか?とかよく訊かれるのだが、うまく答えられず、最近仕事以外ではよく聴いている音楽は「リンダ・ロンシュタッド」と「ポール・マッカートニー」と答えておく。ああ、すごい普通だ。MORだよな。

 しかしマイケル・ジャクソンが急死とは・・・。レコード屋でアルバイトしていた時、出たばかりの『スリラー』ってすごい売れていた。サーファーのファッションの大学生たちがよく買っていったような記憶がある。同じ日に初期の「チャーリーズ・エンジェル」で知られるファラ・フォーセット・メジャースも癌でなくなっているけど、この人は70年代のアメリカを象徴する女優の一人でしょう。彼女の髪型は日本でも流行したし、なんといっても街中に溢れたセクシーなポスター。思春期の男にはじゅうぶんに刺激的だった。マイケルの死の影に隠れてしまったのは非常に残念である。


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サミー前田 [MAIL]

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