ノンフィクションですよ - 2004年07月01日(木) 今日はちょっと怖い話を よく霊を見る先輩がいるわけですよ 「最近また夜中に子供が部屋を走ってるんだよなー」 なんて平気で言う人です 当然ながらこの人は結婚もしてなければ子供もいない独り暮らし 以下はめんどいので先輩をTさんとします その先輩が「昨日のはビックリした」って言うほどの出来事 その日、Tさんが寝ていると金縛りにあってしまったそうです Tさんはそんなこともしょっちゅうらしいので特に気にしていませんでした でも、どうやらいつもと様子が違うことに気がついたのです いつもだったら子供が走るとか子供が自分の顔を覗き込むくらいなのが その日は足元で子供がジッとしているだけ 金縛りにあっているので当然ながら体は動きません 金縛りにあったことのある人ならわかると思うのですが 体が動かないということは、もちろん目も開かないのですが、何故か周りは見えます 理解できると言ったほうがいいかも ニュータイプですね 俺も一回だけあったことあるんですよ。気持ち悪かったなぁ 話を戻します Tさんが足元でジッとしている子供を不思議に思っていると やがてその子供が音も無く近づいてきて・・ Tさんも今までで初めてのことらしいのですが 肩を叩いてTさんを起こそうとしたらしいです 本当に体に叩かれている衝撃は伝わってきて今まで一番気持ち悪かったとのこと それでもTさんは金縛り中なので動けません その子はしばらく肩を叩いていたようですが やがて叩くのをやめ、ずっと起きないでいるTさん(起きれないけど)の耳に近づき ボソッと一言 「しっぽ」 Tさんはかなりびっくりしたそうですが、その言葉に心当たりはないとのこと それでもTさんの金縛りはとけません すると再びTさんの肩が叩かれて・・・ 「しっぽ・・」 またしてもTさんの耳元で囁きが ただ、この二回目の言葉と一回目の言葉が決定的な違いがありました そのあまりの違いに幽霊では滅多に驚かないTさんも凍りついたそうです なんと二回目の言葉は・・・明らかに老人の声だったのです そこでTさんの金縛りは解け、ものすごい勢いでベッドから起き上がったそうです その後Tさんは「しっぽに気をつけるよ」って言ってましたけど どうやって気をつけるのかを知りたいです俺は いやぁ・・なんか書いてて怖いなぁ 今夜あたり、アナタの耳元にも声が届くかもしれませんね ...
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