隔週恒例ブログ小話、スコクラパートでございます。
お久しぶりのBoundary Line。 今回は脱出ゲームをちょっと意識した造りとなっております。 なので作業が多め。 そして今回設定もりもり。
・スコールの様子
導入がちょっと変だったのは、現実の世界じゃなかったからです。 しかもスコール自身が変な状況であることに気付いていません。
・自分の手に負えない事が起こったら、すぐさまクラウドに連絡を取るのに、 今回は全く思い浮かばなかった点 ・相続問題等、全くの無関係な状況なのに、積極的にかかわろうとしていった点 ・『ただのクラスメイト』のはずのシンディに妙に肩入れしていた点
その他、いつものスコールならちょっとあり得ない言動を取っています。 これらは全て、現実の家から異空間の家に魂が引っ張り込まれた際に、 思考誘導と記憶操作を受けていたからです。 かけていたのは、ローレイン氏。 都合よくシンディがスコールを引き込んでくれたので、 『家に起こった問題を解決する』という目的でやっちゃいました。 とはいえそれは非常に微弱なので、人格等にまで影響はありません。 それもクラウドが突入したおかげでいつもの調子を取り戻しましたが(笑)
シンディと友達になりたいと思ったのも、術の影響ではなくスコールの本心です。 なので、旅立っていった今でも彼女を友人として扱っています。
・ローレイン家
元々ローレインは非常に人間嫌いで、動物に癒しを求めるタイプの人でした。 魔道士になったのも、動物と仲良くしたかったからという、 ある意味微笑ましい望みから。
家には隔離、防御の結界のほかに、『動物に力を与える』結界もありました。 この領域の中にいると、ネズミもトカゲも猫も、一定以上の知能と力を得ます。 それを『魔道士の寵愛を受けている』と誤解してしまったのですが、 本当にローレインが溺愛していたのは、シンディと名付けた白い鳥だけです。 動物用の結界も、彼女のために張ったものでした。
人間嫌いですが、 シンディと友人になりたかったと言ってくれたスコールは気に入り、 彼女用の魔道具だった足輪を少し作り変え、スコールに渡す事を許しています。
・遺言?
『最も愛する者に私の持つ全てを託す。』は、遺言ではありません。 かなり昔に書いたものな上に、いくつか言葉が抜けています。
本来は、 『(私を)最も愛する者に私の持つ全て(の魔力と財産)を託す。』でした。
ローレインを最も愛していたのはシンディです。 実は当初は彼女を人間に変えた上で、家も財産も何もかもをあげるつもりでした。 ところが彼女はそれを望まず、『お父さんとずっと一緒にいたい』と願ったため、 路線変更して家を異空間化させて現世から切り離す事にしたのです。 死後ひょっこり発見された、所謂ローレイン的黒歴史(笑)
・シンディ
モデルはタイハクオウムです。 コンパニオンバードとして有名で、非常に明るく遊び好き。 そして人間大好きです。
普段、ローレインの寝室で基本的に放し飼いにされていた彼女。 外の世界は怖いけど、窓から外を見るのは大好きでした。 その中でも時折家の前を通りかかる人間(スコール)はお気に入りで、 彼が来るのを楽しみにしていました。 (お気に入りの理由は、彼女がイケメン大好き面食いだからです/笑)
ローレインが事故で亡くなり、突然一人ぼっちになった上、 訳の分からん異空間の家に閉じ込められるわ、変な3匹が押し掛けるわで、 彼女の頭は大混乱になります。 無意識に助けを求めたのは、外の世界で唯一知っている人であるスコール。 人とは違う感覚を備えていた彼はそれに見事に反応してしまい、 今回の事件となりました。
彼女が息を引き取ったのは、ローレインが最終結界を起動させたと同時です。 それまでスコール同様、昏睡状態でした。
・3匹 全員それなりに事情があったし、悪意はありません。ただ愛されたかったんです。 けれど、彼らが抱いていたのは『自分にとって都合のいい愛』でした。
・ライトニング
実は観葉植物は『お姉ちゃんの部屋、殺風景だからこういうの飾ってみたら?』 というセラからの贈り物でした。 こういうのを置くのも悪くないか、といざ植えようとするとすっからかん&硬直。 自分の身の回りで起こる不思議現象の99.5%は、 クラウドの仕業だと思ってる(大体あってる)ライトニングは激おこ。 事務所に乗り込んであわやぼこぼこにされるところだったのを、 スコールが必死に事情説明と謝罪をしたので、何とか納まりました。 間が悪いなんてもんじゃない。
ちなみにクラウドは地獄行きを免れた魔道士を見逃したことで、 後に妹にも激おこされました(笑) 多方面を怒らせる男。その尻拭いはスコール。
スコールが明確に『友達』を失った回でした。 出会いがあれば別れもあるさ。苦い体験も、彼の成長の糧となる、 といった具合でクラウドは見守りの姿勢。
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