珊瑚の日記

2018年10月01日(月) ギャップのかたまり

金曜日、会社帰りに釣り行ってまいりました。
以前の会社は内陸にあったんですけど、今回引っ越した先は海に近いので、
その気になったらいつでも釣りに行けるんですよ。

で。
今回は時期が時期なので、タチウオを狙ってみました。
家からワインド(タチウオ用に開発されたソフトジグ)用ロッドを持って、
仕掛けその他は通販で会社に届くように設定。
(こういう私物の受け取りはOKが出ている)
終業の合図が鳴ったと同時に、着替えて道具ひっつかんで突撃しました。


で、初めての釣り場に到着したわけです。
海を覗き込んでみたら、うん、日本海と比べたらあかん。

適当に様子を見て、さて竿を広げますか〜と準備に取り掛かろうとした時、
何故か私の真横で仕掛けを広げだすおっさんが一人・・・

釣りというのは一人の世界……と見せかけて、
実際はかなり空気を読む能力を必要とされます。
互いのパーソナルスペースをある程度把握した上で、適度に距離を取らないと、
仕掛け次第ではお祭り(互いの糸が絡み合う)になったり、最悪喧嘩になったりします。

にもかかわらず、なんでこのおっさんは私のすぐ隣に・・・っ!!
と、非常にイラッとさせられたんですが。
後々考えてみると、おっさんの行動は当たり前のことでした。

まず、この時の私はどう頑張っても釣り人に見えなかったのです。

そらそうよね。
会社帰りのスタイル(この時は黒のシャツにアイボリーのパンツスーツ)の上、
バッカンはもちろん、クーラーボックスすら持ってなかったんだから。
唯一外から見える釣り竿も、なんかかわいい布で自作した釣り袋に入ってるし・・・


おっさんから適度に距離を取り、
かわいい竿袋からソルパラ(初心者向けだけどコスパ良)を取り出し組み立て、
弁当用のかわいい小ぶり手提げ袋から2000リール(PE)を出して装着。
糸を通して、これまた手提げからセッティング済みのワインドを取り出して、
糸の先にワイヤーと共にぶら下げ。
おもむろに竿を振り上げるとともに、数メートル沖へキャスト。
女故に腕力がないので、脇で支えつつも適当にアクション。

んっん〜、4〜5年ぶりだが、腕はなまってないな〜と一人悦に浸ってると。
なんか両隣から視線を感じる・・・

左隣からはさっきのおっさんがウキ釣りの仕掛けを作りつつ( ゚д゚)
右隣はファミリー3人ででサビキをしてたんですが( ゚д゚) ゚д゚) ゚д゚)


極めつけ。
4投目くらいでアタリが来たので、「お? お?」と期待しつつ、
一定速度でリールを巻いて、近場に来たら一気に引き上げ!
うぉっしゃー念願のタチウオ、ゲットだぜ〜!!

「やったやった〜」なんて鼻歌歌いつつ、おもむろにタチウオの首をボキィッ!!
(タチウオの締め方)

何らためらう事なくタチウオを締め、持参してきた氷入りの袋に入れて、
そのまま弁当用の保温袋に突っ込む私。


後から気づいたんですけどこれ、どう見てもおかしいよね。
絶対釣りするスタイルじゃないし、
装備も満足に持ってきてないように見えるのに、
手際だけはやたら良い上に、タチウオの首へし折って保温袋に入れてるんだもん。


ここで「あ、こいつ釣り経験ありだ」と察したらしいさっきのおっちゃんが、
L○NE中(母への自慢)に声をかけてきました。


おっちゃん「釣れましたか〜。どないですか?」
珊瑚「ん〜・・・(指を胴体に重ねて)3本・・・は、ないですねぇ」
おっちゃん「あー、2本半くらいかな? ほなやっぱりまだ早いかな?」
珊瑚「でも、来てる事は来てるみたいですねぇ」


タチウオの太さを指で測るのは、釣り人の常識です。
どう見ても素人じゃありません、本当にありがとうございました。

右隣の家族連れなんてもう私の事を、目ぇ見開いて凝視してましたからね。
(;゚д゚);゚д゚);゚д゚)
まじでこんな顔。



その後、日が完全に暮れてしまったので、引き上げ。
ワインドは日が暮れるとほぼ引っかからない、時間制限アリの仕掛けなんです。
もっと長いことやろうと思うなら、ケミホタルとか装備が必要ですが、
そこまで持ってなかったので、一匹釣果で満足することにしました。

持って帰ったタチウオは、母に頼んで天ぷらにしてもらいました。
甘々、うま〜(*゚д゚)


いや〜、久々ですが、タチウオやっぱり楽しいですわ!
仕掛けを増やして、今度は引き釣りもしてみようかな!!






どうでもいいけど、「爆釣」という漢字を、
「ばくつり」と読ませるのはどうにも解せぬ珊瑚でした。


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珊瑚