金曜日、会社帰りに釣り行ってまいりました。 以前の会社は内陸にあったんですけど、今回引っ越した先は海に近いので、 その気になったらいつでも釣りに行けるんですよ。
で。 今回は時期が時期なので、タチウオを狙ってみました。 家からワインド(タチウオ用に開発されたソフトジグ)用ロッドを持って、 仕掛けその他は通販で会社に届くように設定。 (こういう私物の受け取りはOKが出ている) 終業の合図が鳴ったと同時に、着替えて道具ひっつかんで突撃しました。
で、初めての釣り場に到着したわけです。 海を覗き込んでみたら、うん、日本海と比べたらあかん。
適当に様子を見て、さて竿を広げますか〜と準備に取り掛かろうとした時、 何故か私の真横で仕掛けを広げだすおっさんが一人・・・
釣りというのは一人の世界……と見せかけて、 実際はかなり空気を読む能力を必要とされます。 互いのパーソナルスペースをある程度把握した上で、適度に距離を取らないと、 仕掛け次第ではお祭り(互いの糸が絡み合う)になったり、最悪喧嘩になったりします。
にもかかわらず、なんでこのおっさんは私のすぐ隣に・・・っ!! と、非常にイラッとさせられたんですが。 後々考えてみると、おっさんの行動は当たり前のことでした。
まず、この時の私はどう頑張っても釣り人に見えなかったのです。
そらそうよね。 会社帰りのスタイル(この時は黒のシャツにアイボリーのパンツスーツ)の上、 バッカンはもちろん、クーラーボックスすら持ってなかったんだから。 唯一外から見える釣り竿も、なんかかわいい布で自作した釣り袋に入ってるし・・・
おっさんから適度に距離を取り、 かわいい竿袋からソルパラ(初心者向けだけどコスパ良)を取り出し組み立て、 弁当用のかわいい小ぶり手提げ袋から2000リール(PE)を出して装着。 糸を通して、これまた手提げからセッティング済みのワインドを取り出して、 糸の先にワイヤーと共にぶら下げ。 おもむろに竿を振り上げるとともに、数メートル沖へキャスト。 女故に腕力がないので、脇で支えつつも適当にアクション。
んっん〜、4〜5年ぶりだが、腕はなまってないな〜と一人悦に浸ってると。 なんか両隣から視線を感じる・・・
左隣からはさっきのおっさんがウキ釣りの仕掛けを作りつつ( ゚д゚) 右隣はファミリー3人ででサビキをしてたんですが( ゚д゚) ゚д゚) ゚д゚)
極めつけ。 4投目くらいでアタリが来たので、「お? お?」と期待しつつ、 一定速度でリールを巻いて、近場に来たら一気に引き上げ! うぉっしゃー念願のタチウオ、ゲットだぜ〜!!
「やったやった〜」なんて鼻歌歌いつつ、おもむろにタチウオの首をボキィッ!! (タチウオの締め方)
何らためらう事なくタチウオを締め、持参してきた氷入りの袋に入れて、 そのまま弁当用の保温袋に突っ込む私。
後から気づいたんですけどこれ、どう見てもおかしいよね。 絶対釣りするスタイルじゃないし、 装備も満足に持ってきてないように見えるのに、 手際だけはやたら良い上に、タチウオの首へし折って保温袋に入れてるんだもん。
ここで「あ、こいつ釣り経験ありだ」と察したらしいさっきのおっちゃんが、 L○NE中(母への自慢)に声をかけてきました。
おっちゃん「釣れましたか〜。どないですか?」 珊瑚「ん〜・・・(指を胴体に重ねて)3本・・・は、ないですねぇ」 おっちゃん「あー、2本半くらいかな? ほなやっぱりまだ早いかな?」 珊瑚「でも、来てる事は来てるみたいですねぇ」
タチウオの太さを指で測るのは、釣り人の常識です。 どう見ても素人じゃありません、本当にありがとうございました。
右隣の家族連れなんてもう私の事を、目ぇ見開いて凝視してましたからね。 (;゚д゚);゚д゚);゚д゚) まじでこんな顔。
その後、日が完全に暮れてしまったので、引き上げ。 ワインドは日が暮れるとほぼ引っかからない、時間制限アリの仕掛けなんです。 もっと長いことやろうと思うなら、ケミホタルとか装備が必要ですが、 そこまで持ってなかったので、一匹釣果で満足することにしました。
持って帰ったタチウオは、母に頼んで天ぷらにしてもらいました。 甘々、うま〜(*゚д゚)
いや〜、久々ですが、タチウオやっぱり楽しいですわ! 仕掛けを増やして、今度は引き釣りもしてみようかな!!
どうでもいいけど、「爆釣」という漢字を、 「ばくつり」と読ませるのはどうにも解せぬ珊瑚でした。
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