工場の小口現金管理を長年勤めております。 本社の口座から必要に応じたお金を引き出すのも、私の役目なんですが……
今日、現金が必要になったのでATMに引き出しに行くと、 なんと機械が入れ替えられて新しくなってました。
へ〜、これ相当ボロかったし、やっと新しいのを入れたのか〜と思いつつ、 カードを突っ込んで暗証番号を入力しようとした、ところで……
……あれ。暗証番号、何番だっけ。
おかしい。 工場の事務員になってから○年、ず〜っと口座から引き出してきたのに、 いきなり突然番号が分からなくなった!?
原因は何となく分かる。 それは、ATMが新しい機種に入れ替わってしまった事です。
古い機械の方だとテンキーが左側で、低い位置にあった。 私はそれを『番号』としてではなく、身体で覚えて無意識に打ち込んでいたんですね。 それが今回新しい機械になり、テンキーが右側でしかもかなり高い位置に変更になった。 いつもの習慣通りにテンキーを押せなくて、一気に頭がパニックになったんだと思う。
あれ? あれ!? と焦ってこれかなと思う番号を入力するけど、 番号が違いますで受け付けられず。 3回間違うとロックが掛かるので、その時はすごすご引き下がって会社に戻り、 本社の総務に連絡して番号を聞いてみました。
珊瑚「暗証番号が分からなくなりました。教えてください……」 総務「え、え〜っと、確か○×△□だったと思います。」 珊瑚「分かりました、すみません……」
やれやれ、○年勤めてる癖にここに来て大ボケかますなんて恥ずかしい。 でもこれで現金引き出せる、と安堵しながらATMにとんぼ返り。 カードを突っ込んで聞いた番号を入力する、が。
『暗証番号が違います。このカードはロックされました』
ぴぴーぴぴーぴぴーという警告音を鳴らしながら吐き出されるカード……
ト ド メ 刺 し ち ゃ っ た … …
総務!? 総務〜!?!? 一瞬何が起こったか分からんかったよ!! まさか総務が間違えると思わなかったよ〜!!
慌ててまた工場に帰って総務に電話。
珊瑚「番号違いましたよ、ロック掛かっちゃいましたよ!!」 総務「えっ、えーとえーと……今日、丁度銀行の人が来られるので、聞いてみます……」
銀行の人に確認した結果。 カードロックを外すのは出来るけど、それは元の番号を覚えている事が前提。 完全に番号を忘れているなら、新しく番号を発行しないといけません。 しかしそのためには、契約者である社長が直々に銀行に行かないといけない……
総務「で、社長は今出張中で木曜まで不在なんです。 それまで待ってもらっていいですか?」 珊瑚「お金は大丈夫だけど、社長にご迷惑がぁぁぁぁぁ……」orz
ただでさえ忙しい社長に余計な仕事を増やすハメになってしまった。 事務員やってきて、最大級のミスじゃないだろうかこれ。 もう身もだえするくらい恥ずかしい。 今度社長に会ったら土下座もんだわ……
……でも、トドメ刺したのはわたしじゃないよ(ぼそ)
|