最近、半身浴にこってます。
38度のお湯にみぞおちまで浸かって、のんびり10〜15分。 冷房などでおかしくなった体温を元に戻してくれるような、 そんな心地よさがあるんですよね。汗も結構かくし。
浸かってる時間があまりに暇なので、防滴ラジオを持ち込んで聞いております。 いろいろな番組があって面白いね。この前ベルばらの番組やってた(笑)
で、さっきは宮沢賢治の番組やってたんだけど・・・ なんかもうすっげぇ懐かしくて、思わず聞き入ってしまった。
小学校の頃からずっと読みふけってました。 当時は図書室は上級生、下級生エリアに分かれてて、 上から下は行けるけど、下から上には立入禁止というルールがあって。 私は3〜4年生の頃から下級生エリアの本にどうしても馴染めず、 先生に許可貰って上級生エリアの本を、特別に読ませてもらってました。
当時は難しい表現が多くて意味がわからなかったけど、 でもなんていうか・・・ふわっとした文体がなんか、 薄いペールトーンの色がついた真綿みたいに感じられて、 そのイメージが今でも残ってます。
で、学年が上がって難しい単語も理解できるようになって、 改めて読みなおして「ああ、こういう意味か・・・」と。
ラジオでやってたのは『永訣の朝』でした。 これも初めて読んだ時は意味がわからなかったのですが、 改めて読み直すとなんていうか、美しい。
優しい優しい、でも優しさだけじゃなくて寂しさとか切なさとか、温かい寒さ? あーもう難しいな。とにかく他の作家さんの本を読んでも体験できない世界を感じられて、 宮沢賢治は別格ですね。
極限まで律した美しさ。 うーん、なんか改めて読みなおしたくなってきた。 思い出しちゃったよ、あの頃の気持ちを。
文庫、買おうかな・・・
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