毎週恒例ブログ更新、ザックラパートです。
「あと少し二人が出会うのが遅ければ、最凶最悪の魔王が誕生してました」 という話でした。
・・・実は本当はもうちょっと違う話にしようと思ってたんですよ。 もっと気楽に読めるギャグ的なお話にしようと思ってました。 それがあれよあれよというまにシリアス&えぐい話になっちゃって、 書いた本人すらまさに「どうしてこうなった」状態。
手あかのついた王道展開ではあるんですが、 お題という縛りを越えて非常に好き勝手に動いてくれた話です。
設定
今回の『魔女』は、VIIIのような人が力を継承するタイプではなく、 魔女という種族扱いになってます。
魔女の子。 魔女の子供は、まるで鏡に映したかのように母親そっくりになる。 99%以上が女の子で、母親からの資質のみを受け継ぎ、必ず魔女となる。 つまりクローンみたいな感じ。
これは、魔女が(当たり前だが)女しかいないので、他種族から婿を取るしかなく、 しかしそれを繰り返すと血が薄れて最終的に魔女という種がいなくなってしまうので、 胎児の段階で母体が男側の遺伝子をふるいにかけて、落としてしまうため。
例外中の例外、1%未満の確立で生まれる男の子は、この「ふるい」のエラーが起きた状態。 母親だけでなく、父親の資質もしっかりと受け継ぐ。 父親の種族や資質によっては、反則レベルの強さを持った戦士として生まれる事も。 クラウドが魔法と剣、両方使えるのはこのため(お父さんはかなり強い剣士だった)
ただし寿命は普通の人間並み(魔女は数世紀生きる)で、生殖能力がない。 魔女の世界では「奇跡の子」と呼ばれるけど、 種の存続という意味ではあまり歓迎されない存在でもある。
クラウド
この小話のクラウドは、かなり暗黒面に落ちかけている状態。 ちょっときっかけがあったら、セフィロスも真っ青のラスボス化してたかも。
基本的に人間の命なんて道端の石ころと同レベルと思ってる。 面倒なので、自分に襲いかかってこない限りは手を出さないようにしている。 前述通りのチート戦士なので、今までクラウドに勝てる奴がいなかった。 初めて1対1の勝負で自分に勝った上にプロポーズまでかましてきたザックスに、 「なんだこいつ」と思ったのが、意識が変わるきっかけ。
自分とそっくり同じ顔だった母親の死に様が強烈すぎて、無意識に自己投影したことと、 その顔を数十人の大人たちに囲まれて一斉になじられた事によって、 一種の醜形恐怖症になった。 仮面は外すことにしたけれど、やっぱり顔を隠す癖はなかなか治らない模様。
ザックス
頭に花が咲いている・・・ように見えて結構いろいろ考えている男。 人助けのために黄門様ばりに諸国漫遊しており、流れ着いた国で聞いた、 「岩山に住む邪悪な魔法使い」の話を聞いて、退治に向かったのがきっかけ。 まさかこれが世界存亡をかけた出会いだったとは、誰が予想できただろうか。 クラウドが魔王化していたら、彼が魔王を倒す勇者になっていた。
クラウドのあんまりの美しさに一目惚れしたけれど、惚れた要因はその強さにもあるし、 後から知った彼の優しさと真面目さに惹かれたのもある。 「更生させたい」という考えは一切なく、ただ一緒にいてらぶらぶ(笑)したいな、 と思っているだけ。 けれどそれが、他者からの愛情を受けたことのないクラウドには新鮮で、 癒しにもなっている。
チビ
オス。外見は完璧にバハムート。でも普通の「生物」としてのドラゴン。 メガフレアは撃てません。 クラウドの事を母親のように慕ってるけど、同時に支えてあげたいとも思っている。 クラウドはチビにお嫁さんができたら離れようと思ってるけど、 同種のドラゴンが激減しているため、なかなかその機会は訪れない。
クラウド達が場所を変える度に追いかけるザックス。 一緒に旅をしたらいいじゃん、と思うんですが、 クラウドは人間嫌いだし、チビの餌探しとお嫁さん探しも兼ねているので、 なるべく人里から離れた場所に行こうとするし、 反対にザックスは「人助け」が目的で旅をしているから、 なるべく人里を目指して動こうとします。 お互い目的が違うので、同行することは今後もないでしょう。
チビにお嫁さんができてクラウドが一人になったら、 多分一緒に旅をすることになると思いますが、いつのことやら。
うちはやっぱりザックラなので王道ハッピーエンドになりましたが、 魔王化してバッドエンドってのも、ちょっと面白かったかもしれないと思ったり。 いや、絶対悲惨悲壮なエンドになるので、やらないけどね。 やったら大ダメージですよ。私が。
・・・でも、かっこいいと思いませんか魔王クラウド。 ゾーマばりの、震えが来るようなセリフを決めて欲しいですね。 「死にゆく者こそ美しい。 さあ我が腕の中で息絶えるがよい!」
おぉう、かっこいい・・・
ちなみに、開拓村の連中ですが・・・ 親友であるチビに怪我をさせた連中を、暗黒面入ったクラウドが見逃すはずありませんね。
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