今日、トイレの掃除をしてたんですよ。会社のね。 便器拭いて磨いて洗面台磨いて、棚の上も拭いて、切れてた芳香剤捨てて新しいの置いて。 タオル交換して、床も掃いて磨いて〜っと。 洗面台下のスペースにストックしてあるトイレットペーパーを引っ張り出して、 カラになってた個室の棚の上にぽぽんと置いて、 さて残った分を元の洗面台下に戻して・・・の段階で。
手の平大のでっかいクモがこんにちはv
いや〜、人間本気でびっくりすると動けなくなるものです。 ペーパー戻そうとしたその体勢のままビキッと硬直。
<約5秒間の葛藤>
おぉぉぉこの大きさ、この姿、そして足の長さ。これは間違いなくアシダカグモだ。通称ゴキハンターだ。 しかしうちの会社、建てたばっかでゴキいないぜ? しかもかなり密閉性の高いはずのトイレで何してんだ、こやつ。 噛まないし毒もないおとなしいやつだけど、動きが俊敏だし何より怖ぇ。何が怖いって姿が怖ぇ。 どうするよ。ほっとくか? しかしトイレで用足してる時にこいつに遭遇したら逃げられないじゃん。 気がついたら足元にいました、とか上から落ちてきました、とかあったら確実に泣く。叫ぶ。飛び上がる。 じゃあ殺すか? いやしかし朝グモを殺すのは縁起が悪すぎるし第一益虫だし。 えーとえーとうーんと・・・
</約5秒間の葛藤>
「・・・倉庫の掃き掃除、しよっと。」(←結論)
そのままトイレの扉全開で倉庫の掃き掃除開始。 何度かちらちらトイレを確認したら、相変わらず居ますよ不法侵入者。 どうしようかな〜、勝手に外出てくんないかな〜とか思いながら掃除してたら、 T先輩登場。
Tさん「珊瑚さ〜ん、トイレ掃除終わった? 使ってもいい?」 珊瑚 「あ〜・・・先輩、クモ平気ですか?」 Tさん「へ? クモ?」
トイレを覗き込むTさん。そして約5秒間硬直。
Tさん「・・・2階のトイレ行こうかな〜」 珊瑚 「いやいやいや、何とかしてくださいよ。掃除はもう終わってるんですよ。」 Tさん「いやでもワシ、クモ苦手やし!!」
そうこうしてる内に工場長(会長の娘婿)登場。
工場長「何騒いどるん?」 珊瑚 「あ、工場長、クモ得意ですか?」 工場長「は? クモ?」
覗き込む工場長。そして硬直・・・しなかった。
工場長 「なんや、可愛いもんやんか〜」(超笑顔) 私&Tさん「は!? 可愛い!? 今可愛い言いましたか!!?」 工場長 「うん、可愛い可愛い。あれは襲ってこないし。ちょっとホウキ貸して」
そして工場長、クモをホウキにしがみつかせると、 さっさと窓を開けてそこから逃がしてくれました。 すげぇ、あの恐怖しか生まないフォルムの虫を可愛いと言い切った上に、 手際よく逃がすなんて。 タダモンじゃねぇな、(あの)会長の娘婿!!
しかし初めて身近で見ましたが、超怖ぇっすね、アシダカグモ。 益虫と言われながら恐れられる理由がよ〜っく分かりましたよ。 あれ、なんの前触れなく遭遇したら確実に絶叫モンだ。
もう絶対戻ってくんなよ・・・マジで。
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