珊瑚の日記

2008年04月26日(土) やり方の問題

ヘルパー資格試験勉強のために専門学校に通ってます。母が。
あ、私は基本的にあんまり優しくないのでヘルパーなんて出来ません(汗)

え〜っと、すでにヘルパー資格は持ってる母ですが、(でなきゃヘルパーできません)
法改正で今より更に上の資格がないとヘルパーできなくなるそうな。
そのための対策らしいです。

またその講師の先生がかなり面白い人だそうな。
福祉関係の勉強でノルウェーまで行ったツワモノらしい。


ノルウェーってのは福祉関係の法がかなり整っていて、
歳を取って働けなくなった人、身体的に難があって働けない人などに対しては、
国をあげて全面的にバックアップしてくれる。
例えば病院代はタダになったり、赤ちゃん用品ぷれぜんと〜だったり、
男の人でも育児休暇が取れたり。とにかく生活に関わる全般を完璧に支援してくれるらしい。

なんて素敵な! ・・・と言いたいですが、実際は結構厳しい。
なんせ現役で働ける社会人が支払う税金は収入の50%ですから。
給料の半分を支払わないといけない。故に夫婦は高確率で共働きだとか。

若い時は馬車馬のように働いて、歳を取ったらラクチン生活。
アメリカの場合は、税率が低い代わりに歳取っても自力で生きていけよ〜
な、放任(?)主義らしいので、どっちがいいかだよね。




で。その先生に話は戻るけれども。
福祉関係に関わる仕事だから、やっぱり福祉施設や設備なんかに自然と目がいくらしい。

けど、何か違和感を発見・・・そういえば駅とか公共施設で点字ブロックありませんよ?

日本では当たり前に設置されてる点字ブロックが、ノルウェーでは一切見当たらない。
何でかな〜? と思って、バスに乗った時にたまたま隣の人に聞いてみたそうな。(英語で)

しかし、尋ねられたその人。「はぁ?」と首を傾げるばっかりだった。
んで逆にこう聞かれたらしい。


「日本にはそんなに人がいないんですか?」


はぁ? と思った先生。
頭に「?」を乗せたままバスを降りると、
たまたま白杖を持った人を横断歩道の向こうに発見。
注意深く観察する。

杖を持った人の隣にすすす・・・と男の人が寄ってきて、
信号が青に変わった瞬間に「GO!」と指示を出した。
歩道を渡り終わった杖の人、またしても信号に差し掛かると今度は女の人がすすす・・・
と寄ってきて何事か話しかけてる。

あ〜こういうことか、と。
身障の人がいると、周りの人が必ず一人寄ってきて協力してるんです。
それが違和感なく出来てしまうんだから、さすが福祉の国。

日本とはえらい違いだ!! と感激しまくった先生。
さっそく日本でも実践しよう! と意気込んだそうな。

駅でたまたま白杖の人発見! 
先生、すすす・・・と寄って行って


先生「何か、私にできることはありますか?」
杖の人「ひぇぇぇええ!!」


絶叫と共にすごい勢いで逃げられたらしい。

うん、心意気は立派だと思うけど、その聞き方はまずいと思う。
それじゃあ「あなたの幸せを祈らせてください」系と取られても仕方ないよ・・・
しかも会う人会う人に逃げられるっていうし・・・だから聞き方がまずいって。


先生「でも、私はめげません!」


心意気は立派だけど、根本的問題に気付くべきだと思う。


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珊瑚