2004年12月09日(木)  ウェブログの著作権(おしまい)


これは常日頃から思っていることだが、日本人に限らず特にアジアの人間は「著作権」に対する意識が薄い。
オリジナルを尊重することも少ないし、コピーも簡単にしていいものだと思ってる人が多い。「海賊版」なんてものが作られているのがアジアに多いのは今さら言うまでもないだろう。

これは「個人」の意識が少ないアジアならではの行為なのだが、欧米ではどうかといえば、やっぱり、人の物を勝手にコピーしたり真似したりすることもあるだろうと思う。ただそれが極端に少ないような気がする。
わたしの知っている限りでは、彼らはいつも人と違うことをしようとするし、人の真似をするのは恥ずかしいことだと思ってるし、自分だけができることを求めているような気がする。だから人一倍オリジナルに対する意識が強い。

対して、アジアの人間はオリジナルの意識が薄いものだから、いざ無断使用されたとわかったときに強気に出ることが少ない。それどころか泣き寝入り(大袈裟?)している人も多いのでは?
ウェブ上のコンテンツを勝手に使用されたら、知人であっても堂々と言えばいいのだ。言わないから、相手に伝わらない。伝わらないから、「わかってない人」はまたどんどん無断使用を繰り返す。ウェブ上では無断使用が容易にできるから、注意されたらいったんやめといて新しくサイト立ち上げてまた使用することもできちゃう。だから言って損することもないだろう。心のなかにもやもやを抱えているよりは、言ってすっきりした方がいい。

わたしのサイトでもいちおう「Copyright 2000-2004 nekotama All rights reserved.」なる但し書きを載せてはいるが、こんなもの、建前みたいなもので、持ってかれても仕方ないかなと思っている。“気持ち”的にいやなので、いちおうこんなもの載せてはいるが、基本的には「ご自由に」な感覚なので、無断使用されてもきっと、わたしは何も言わないだろうと思う。
というのも、わたしの場合むしろ、オリジナルの誇りというより、人の物を勝手にコピーしたり使ったりするような人は、もうそこまでだと思っているからだ。
コピー人間がオリジナルを越えることはできないし、オリジナルにはたくさんのアイデアが詰まっているが、コピー人間には何もないからだ。
たとえコピーしたものが儲かったとしても、そんなものぜったい身に付く金じゃない。また長い目で見てみれば、人間なんてたかが80年90年しか生きられないし、そんな短い間に取った取られたでもめるより、アイデアや独自の意見なりをどんどん発信していった方がずっと体にヨイ◎


ということで、いちおう書きたいことはぜんぶ書いたかな。
ここまでずっと読んでくれた方、どうもありがとうございました☆
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