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2006年02月14日(火) ひと仕事終えて。

■正月明けからの仕事は厳しかった。心も体も酷使した。2月頭にひと仕事終えたときには、すべての疲れが胃と腸に集まって、水も飲めなくなり2日ほど点滴暮らし。
 でも、自分が現在出来ることが極限状態で分かったし、結果にも満足。たくさんの他者と仕事をする、たくさんの他者を率いてまとめるっていう難局を、今まででいちばんうまく乗り切れたような気もする。欲しかった眼が増えてきた感じ。少しでも他者を痛めたり傷つけたりしないで仕事するには、想像力を育てることだ。そして、たくさんの眼で世界を見ること。
 追い込みの5日間、午前5時まで仕事して午前9時には仕事始めてるっていう、睡眠不足がいちばんこたえた。食事を摂ると眠くなる体質なので、ついユンケルでお茶を濁してたから、胃腸がやられたんだな。……少し前まではそんなこと平気だったような気もする。年齢とうまくつきあっていかなければなあ。仕事する人間、ものを創る人間としてはようやく入り口にさしかかっているのだから。

■次の仕事まで、自分の仕事の準備をして暮らす。毎日、勉強勉強。その生活が、今は楽しい。
 30代に入ったばかりの恋人は、仕事帰り、毎日友人と飲み歩いている。かつては自分もそうだったなあ、と、ほほえましく懐かしく見守りながら、わたしは今、自己実現への勉強が、何より楽しい。それぞれの現在。


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