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2005年09月29日(木) 喜び、ひとしお。

■事故の翌日、一日穴を開けたものの、仕事に復帰して、生きてるぞ生きてるぞの実感、しきり。いやあ、ほんとに死ななくってよかった。死んでてもおかしくなかったものなあ。
仕事場では事故を伏せておいたので、何気なく日常に戻っていた。もちろん、「頭の中大丈夫か?」という不安は依然あったのだが、ひとつひとつ「大丈夫、大丈夫」と、自分を確認しながら一日を送った。
一日を終えても、眠ったらもう起きないなんてことがあるのでは?といった一抹の不安も残っていたのだが、しっかり目覚ましで目覚めた。外傷の血も止まって、かさぶたができはじめている。……どうやら悪運強きわたしは、生き残れたようだ。

■今日、復帰二日目で、ほぼ不安は消えた。明日から心も体も日常に戻るだろう。戻るわけなんだけど、頭のうちどころがよかったのか、本を読むときの集中度が事故前よりあがってる気がする。文章の理解が事故前よりスムーズなのだ。でも、これって、生きててまた本を読めるっていう喜びの表れなのかもしれないな。

■わたしみたいな馬鹿な人間は、いつなんどきまた危険な目に会うかわからない。恐れないで思いっきり生きてかないと後悔するぞと、自分と対話する夜。


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