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2011年12月12日(月) バブルについての他愛ない考察
バブルについての他愛ない考察

三橋貴明氏のブログを毎日読んでいるのだが、 数日前の「バブル」についての日記は興味深かった。

バブルの始まりは企業の貸借対照表(バランスシート)で土地や株式等の資産が黙っていても増えて営業以外の儲けも無視できないほど増えるときのようだ。 そうなると銀行等から借金して土地や株式等の資産を追加購入、 儲けがますます増え、 この繰り返しが続く、これがバブル。 でも土地や株式にも額の上限が現実にはあるので、 どこかで資産価値が下がり始める、これがバブル崩壊。

バブル崩壊後は企業は資産が減って損失が増える。 負債は残るのでこれを減らすので精一杯。 不況になるので政府が景気を良くしなければならない。

バブルが防げない原因は2つ。 1つは企業は利潤を追求するものだからバブル期に資産の増加を止められないこと。 もう1つはいつどの地域でバブルが「弾ける」のがリアルタイムで分からないこと。

では、もし各地域でバブルが弾ける時期がリアルタイムで確実に予測できるほど十分な情報が、 個々の企業にももたらされたらどうなるのだろう… 政府はずっと小さくなるのかな… 世の中は今は想像できない大きな変化を遂げるのかな…


ハッピーパイパー
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