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PC:続・バックライトの調節昨日の続きであるが、 答はこうである。 例えばバックライトの明るさを (パソコン起動時の明るさの) 10%にしたいなら、 以下のようにコマンドを打つ --一般ユーザでも可--。 xbacklight -set 10 そして、実際の数字を読み出すと、 こうなる。 xbacklight -get 9.999800 では10%よりわずかに少ない値をxbacklightで指定すると どうなるか? xbacklight -set 9.999800 xbacklight -get 8.999820 このことは、 xbacklightプログラムが実際に用いる、 明るさを示す値--パーセンテージ--は、 指定された値より(0.0002ほど)小さくなることと、 このプログラムが受け取った数字が整数で無い場合は、 切り捨てて取り込むことを示している。 だから、ハイバネーション、復帰させると、 ハイバネ前より画面がわずかに暗くなったのだ。 それなら、 ハイバネ前にxbacklightが返す明るさを表す数字を四捨五入してから パソコンを復帰させた直後に戻せば、 画面の明るさは元通りになるはずだ。 四捨五入を扱う最も手軽な方法として、 awk (gawk)の利用を思い付いた。 設定ファイル/etc/hibernate/common.confの"misclaunch"の項目を以下のように書き換えて、 バックライトの明るさの問題を解決できた。
四捨五入は処理したい数字--ここでは正の数-- に0.5を足した数を越えない最大の整数を取ることでできる。 小さな「道具」を組み合わせて自分のしたいことを実現させられる、 UnixライクOSのやり方を楽しめた。 手帳昨日初めてバインダー式--ミニ6--の手帳を購入、 今日は来月分に充てる用紙を購入して、 日付を書き込み、 新しい手帳を使い始める。 日記はパソコンでテキストファイルで付けることもあって、 紙の手帳はあまり頻繁には使わないけど、 (小型で通電してすぐ使えるHP200LXやりなざうよりも) 時間や場所をほとんど選ばないため、 やはり欠かせない。 ここ数年は主に ダイゴーの 「ニューアポイント」1週間見開きを使用していた。 バインダー式の長所は幾つかある。 1つはアドレス帳等の、年を越しても使い続ける部分を 難なく残せること。 他には、いつからでも使い始められること。 ページが固定された手帳は年の始めや学期の始め--4月--から 使わないとページを無駄にしてしまう。 他には用紙を自由に選べるので、 自分の好きなページレイアウトが作れる。 さらに、用紙の規格は --少なくともミニ6とバイブルサイズについては-- 決まっているようなので、 書き込んだりしょっちゅう見返すことの無くなった用紙は 保管用のバインダーを用意して、 それにまとめて一生分保存できるので、 便利なはず。 一方自分の人生を年単位で物語の本にしたい人には、 ページも表紙も固定された手帳や日記が向いているだろう。 ちなみに今回買ったミニ6手帳もダイゴー製で、 バインダーはベージュの合成皮革製で、 赤みを帯びたオレンジの光る糸で縫われている。 ダイゴーの手帳はページのレイアウトがすっきりしているので 私は好きだ。 新しい手帳では1週間見開きから2週間見開きのページに変更した。 これはある週と次の週とで、一方の予定を見ながら もう片方の予定を立てることが多いため。 |