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2008年07月17日(木) 市町の境界散策
市町の境界を散策

体調と気分を保つため、 連日蒸し暑いのだけど、最近は積極的に昼間散策 --こちらの言葉で「さるく」--している。

今日は長崎市と時津町の境を歩いて来た。 理由は大したものではなく、 小学生のときから気になっていたことであるが、 時津川はどこへ遡るのかずっと気になっていたからだ (私は子供の頃時津町に住んでいた)。 地図を見ると、この川は遡ると時津町元村郷で南北から流れを東西に変え、 長崎市横尾を横断、時津町佐底郷辺りを源にしているように見える。

他の理由は、 比較的最近できたバスルートのおかげで、 今実家のある長与町から横尾までバス1本で行けるようになったこと。 それに伴いそのバスの終点まで一度行ってみたかったこと。

午前中にバス --みかんの絵の付いたこぎれいなマイクロバス--に乗って 初めて終点まで行く。 途中通った時津町は区画整理、道路拡張と宅地の拡大のため、 たたずまいがすっかり変ってしまっていて、 私は浦島太郎状態。

終点から川沿いに上って下って、 市町の境を通る。 川は御世辞にもきれいとは言えないけど、 元村に入ると周りに比べ川面が深くなり、 川岸にネムノキ等の雑木が繁って川面が隠されるので、 所々少々趣があるとは言える。 道の尾まで歩いて散策を終える。 ブックオフで欲しかった村上春樹の文庫本5冊を 各105円でゲットできて嬉しい。

多くの他の市町村の境とは異なり、 今回訪れた長崎市と時津町の境は、 比較的見た目で分かるのが印象的だった。 横尾全体が住宅地であるのに対し、 元村郷は集落が雑木林や空き地に隔たれているし、 横尾の隣にある、こちらも全体が住宅地の長崎市滑石(なめし)は崖の上にあって、 その崖の下に元村郷があるからだ。


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