ぶつぶつたいしたコト語ってませんデス・・
いんでっくすまえつぎ


2007年11月17日(土) 【忘れられない人】観劇

思い出すと今でも涙が滲んできます…。ラチは、てぃみデス^^

良い舞台だった。映画版【忘れられない人】を観れてなかったのは「この舞台を観た後で」と、天使が魔法をかけてくれていたのかも…と思いたい(^^)


幕開け、キャロラインとアダムの孤児院のシスターの会話からでアダムが亡くなったことがわかる。
アダム(相葉ちゃん)は死ぬんだ、恋人を残して…。と最初からせつない話だという事はわかったのだけど、観劇後せつないのにそれ以上に心が温かい。陽の光が差すような温かさが宿る舞台だった。

 幕開けから長い時間アダムは言葉を発しないのだけど、アダムのカフェでの働く姿、キャロラインを見つめる姿がアダムを物語っていて、せつなかったり微笑ましかったりした。
 キャロラインと心を言葉を通わせるようになってからのアダムには、天使のような笑顔と人に触れる温かさを感じているようで、心が温かくなった。
 キャロラインの家にクリスマスツリーをこっそりと飾ったであろう、アダムの姿を想像するとなんだか微笑んでしまう。
 友達の付き合いで男の人と一緒にいるキャロラインを見て嫉妬するアダムを見て、感情を押さえられなくゴミ箱を蹴り、大声を出すアダムを見てやるせない気もちになった。
 心臓移植の話に「この心臓を失ったら君を愛せない。君を失う!!」のアダムの言葉に、アダムと同じように心が痛んだ。 
 自分のお誕生日の日に以前約束していたアイスホッケーを観戦、初めてみる姿がワクワクしていて、「またこようね」とキャロラインに言って頷くと「いつ?」と子供のような表情のアダムを見て愛おしくなり
 休憩時間に「眠たくなった」と、ずっと眠ることが出来ないアダムが眠りにつき、そのまま帰らぬ人となった姿を見て悲しくて仕方なかった。
 全てを知って、幕開けのキャロラインとシスターの会話は、キャロラインの行動が泣けて仕方なかった。
 キャロラインにあてたアダムの手紙に涙が出て仕方がなかった。
 最後に天使となって、キャロラインを見守っているであろうアダムが本当に天使だった。

こんな風に、アダムが話さなくても、最後に天に召された後もずっとアダムの気持ちが伝わってきて、心があたたかく優しくなれた時間だった。
せつないのに悲しいのに、心があったかいお話だった。




アダム相葉ちゃんにピッタリな役だった。
前作は「相葉ちゃんが頑張っている!」感じたのも事実だけど今回は相葉ちゃんと感じる事は最後のカーテンコールまでなかった。
演出家の方が前作と同じ方で相葉ちゃんの事をよく解って下さっている方なんだというのが、舞台を観ていて感じる事が出来た。

キャロライン役の加藤夏季ちゃんはモデルさんだけあってたち振る舞いが綺麗だった。なのでキャロラインの友達役の岩佐真悠子ちゃんの歩き方が気になったなぁ〜。なんだか喋り方も自然というより吹き替えの女優さんのようだった(友達が友近か…と言ったのがわかった気がした^^;)


そして劇中歌がもう私の好きな洋楽70年代の曲がずらりと…。
ビリージョエル・キャロルキング・カーペンターズetc.
 ビリージョエルの「ピアノマン」は、ちょうどこの間良知くんがピアノの前で写真を撮られている(正確には撮ってと言ったと書いてたけど/笑)ブログを見て咄嗟に思い出したので、なんだか一気に嬉しくなってしまってた(笑)

そして、場面チェンジの為暗転が多い。
これが私にはよかった、少しの間でも心の中でアダムの気持ちが少しづつ染み込んでいっているような時間だったから。

今月はこの舞台以外の観劇がない。良かったと改めて。

終わってMAさんと京橋でケーキ食べて、梅田で豚のお店に行って…といつもどおりだったけど、この舞台を観て心に感じたものは相当大きい。

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○年前の今日はこんな1日でした☆
2006年11月17日(金) Mステ
2005年11月17日(木) 頭の中は
2004年11月17日(水) 今日は
2003年11月17日(月) 心からアタフタしたい(苦笑)
2002年11月17日(日) 散財
2001年11月17日(土) PC壊れる><
2000年11月17日(金) 仕事場→帝劇


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