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今日もKさんと一緒で朝からげんなり。あちらもそんな風に見えた。彼女相変わらず。他の人もなんとなく敬遠しているような気がする。自分を客観的に見ることができないのだろう。かわいそうだがこれは遺伝によるものなので、一生そのままで生きていくしかない。
私が発達障害に興味を持つのはほんとに運命で仕方ない。子供の頃からおかしな父親が大嫌いだった。父の妹弟たちも強烈に変わっていて嫌われている。10年ほど前、アスペルガー症候群を知り「これは父のことだ」と気づき、遺伝のせいで本人もある意味被害者なのだとわかっても、許すことはできなかった。
かくいう私も、保健士から「軽い発達障害」と言われたことがある。とてもショックを受けて、そんなことを平然と言う保健士の方が無神経で発達障害よりタチが悪いのではないかと思った。でも確かに。他人が何を言っているのかわからなくて適当に返事をしていることは多く、事務職だったころは電話応対に難儀した。相手の言っていることが半分ぐらいしか理解できなかった。人付き合いも苦手だし。あの父から生まれたんだから、障害が遺伝していたとしてもおかしくない。
Kさんは拒絶されることに敏感になっている気がする。これまでもそんなことの繰り返しだったのではないかと思う。私も他人の顔色をつい見てしまう。もしかしたら彼女への気持ちは、近親憎悪といえるのかもしれない。
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