| 2019年02月26日(火) |
ザ・ノンフィクション「わかりあえない食卓」の感想 |
柴谷宗叔・・7年前に命がけで性転換した63歳(今は65歳?)の女性(元男性)のお坊さん。 古くから知り合いである。(であった、といった方がいいかな。最近は音信不通)
彼・・間違えました・・彼女と彼女の母親87歳になる柴谷良子さんのドキュメンタリを昨夜YouTubeで視聴した。
母は「男として産んだんだから」と何度も言った。 今も「男として産んだ我が子が女性である(になった)事」を認めていない。 だから何度もカメラに向かって言う「男として産んだんだから」 そんな母の介護をしながら、柴谷は「性的マイノリティのための駆け込み寺建立」を実行に移そうとしている。
そんな訳で、母子2人の食卓はケンカばかりで、それもお金の話、親にひどい目に遭った……。 (しかし、私たちの世代で親にきちんと教育をしてもらい、つまり仕送りを受けて大学を出してもらいという意味だが、家に寄りつかなかったという柴谷はは早稲田卒。酒場に通ったり、女らしい身支度の衣装代は、工場を経営していたお父さんが稼いだお金でないの? それとも、自分でアルバイトとかして工面したのかな。十分ではないか、後は自分が解消することでないか) 柴谷はアダルトチルドレンか。 と見ながら思った。 87歳の親が子育てしていた時代にフツーなことをつらかったとせめる柴谷。 お寺を建立するために奔走する柴谷を母は,もちろん応援はしない。 お寺を自分の家の車庫に作ろうとするけれど、それにしても、1400万円(確か)もかかるモノをほとんど寄付でまかなおうって,母に言われなくても無理でしょって分かることだけどね。 で、思ったようにお金が集まらない柴谷に母が「金はあるのか?こんな金がかかることは自分が死んでからしろ」と。 そこで柴谷・・「早く死ね」と。 ここは、本人も反省していたが、口にしてはねえ・・・だわ。 しかし、母のこの言葉って自分が死んだら、このうちも土地(大きなお屋敷です)もお前のもの、そうしたらできるだろ」ということでしょう?ってことで、つまりは、男で産んだ我が子が女性になったをこういう形で受け入れて認めているってことだと思ったのだが。 柴谷にはそれがわかんなかった? のか認めたくなかったのか。
今彼女は、別の地にお寺を居抜き?で取得して始めるようだが。 夢は叶った・・・なのかも知れない。 性的マイノリティのための駆け込み寺。 どこにも相談できず、悩みを抱えている人たちが気楽に相談できる場所。 力になりたい、当事者の自分だからこそ、できる事。 って何度も言って、実際にその方向でやっているようだけど・・・大丈夫かな。 見ていて、些細なことだけど優しくないわ。200グラム6500円の牛肉(私、こんなお肉は人生で1回か2回しか口にしたことありませんぞ、まあなんちゃってベジタリアンなんで)を買ってきて退院した母の食卓に出すのはいいけど、歯の少ない母に小さく切って食べやすくとかしようよ。 人徳もねえ・・番組見ている限りでは不足気味。(ごめん、柴谷) 2日にわたって和歌山城のイベントに行って募金を募り、それが6千数百円しか。といった柴谷。 しか、ですか。 募金ではなくて、托鉢しましょ。 それが僧侶の基本ですぞ。 柴谷、あなたは、この僧侶としての基本、1度でもおやりになったの?
この番組の感想をいくつかよんだが、危惧している人は多い。
本当に人の苦しみや悩みを受け止められるのか? 自分のようにオペをして変わる選択をする人には体験者として適切な助言をあげられるだろうけど・・・ 見えない奥の深いモノを受け止めきれるのか? 柴谷、頭がとてもいいし、私は遍路や巡礼研究の学者のほうが向くと個人的には思っていたのだが。
母の良子さん、魅力的だ。 実況速報(2CH)で、このばあちゃんが寺にいたら人は来る、って書いている人がいたけど、私もそう思う。 アタマも口も確か。 我が子への返しが的確ではやい。 切ないユーモアさえ感じる。 感心してみていた。 この母の存在がなければ、番組はつまんなかったかも。 おしゃれで、アタマ飾りも洋服も毎回違っている。 ジブリに定番のおばあちゃんの風貌。
でもね、何だかんだといってもこの2名は親子。 わかり合えなくても話し合っているではないか。
ところで 柴谷の本当の修行は、これから始まる!! のだと思うわ。 険しい道だ・・・ がんばれ!柴谷!! といって本日は筆を置く。
私事私用で忙しやなのだが、けっこう本気で書いた、です。
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