2006年11月21日(火) |
熊はクマッとなく!? |
図書館で、見かけてあまりにおもしろいタイトルだったので借りた本。 著者は学習漫画家で自然保護運動図画工作執筆家、日本野生動物観察指導員。(スゲー漢字の行列だ) まずは、ほんとにクマってなくのか、と。 結論からいえば、なくのを著者は聞いている。 したがってなく。 状況としては、栃木県足尾町の林道をとろとろと走っていた著者は木に子熊を発見。 で、母熊の襲撃に供えて、車のエンジンをかけたまま(いつでも逃げ出せるよう)カメラを構えておいかけると、子グマは気がついて、大急ぎで木から下りると母グマをよんだ。 その声が、「クマッ クマッ」だった! なんだそうだ。 KMACK! で、kの音が小さい感じらしい。 要するに、自分に危害を加えそうなニンゲンに対する威嚇音であり、母を呼ぶ警戒音であったのだろうが、とにかくないた!らしい。 へえ・・・・! じゃ、クマって、文字通りの命名なんだねえ。 ちなみに英語の BEAR も、ベアァーベアァとなく声がもとになってできた単語らしい。 そっか・・・ あと、山のたぬきと里のたぬきは人相ならぬたぬき相がちがう、その理由は里のたぬきはニンゲンの残飯とか柔らかい物ばかりを食べているから、ほっそりしたとか。 おもしろし。 この類の自然本、私、大好きなんですわ。
今日は曇の予報だったのに、実にいい天気だった。 さっき すてきな夕日を窓からながめた。 眠る山 夕日あたりて われ笑う
蛇足 山笑うという語(春の季語)がありまして、それにかけて「我笑う」。冬支度が終わって眠っているように静かになってしまった山の代わりに我笑う・・・でございました。 お粗末さまでした。
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