世界お遍路 千夜一夜旅日記

2006年05月03日(水) 4巡目結願

朝4時起き。
5時に宿をでた。
やっと空の色が変わってきた中を横峰山湯浪登山口に向かう。
だれもいないと思いきや、前にご老体風の男性お遍路さん。
最後で私が追い越したが、登山口でトイレ休憩と水汲みをしているうちにまた追い越されて、ついに追いつけなかった。
登山口発6時50分。
仮の鉄製の階段を上って山へはいる。
荒れようはネットで拝見したりしていたが、確かに・・・木の仮橋で水が増水したら危ないところが2カ所あった。それでも、よくぞここまで歩けるようにして下さったモノよと、感謝しつつ歩く。
横峰寺山門、8時10分。
ウーム、以前より20分もよけいにかかっているぞ・・・これも寄る年波のせい、それとも肥満体のせい?けっこうショックだ。
シャクナゲはまだはやく、八重咲きの桜が咲いていた。
帰り道、通行止めのひもを跨いで歩きの遍路道へはいる。
歩けるが、時々展望が開けると、山のあちこちに土砂が流れ出ていて山が満身創痍なのがよく分かる。
この山道で、8人もの歩き遍路さんにあった。
みなさんよいお顔であったのが印象的。
香園寺奥の院近く危ないところもあるけど、通り過ぎれば大丈夫、問題無しとのこと。
私は小松駅にでたいので「岡村」採石場への道をとる。
駅着11時過ぎ。
12時02分で松山へ。
松山着13時57分。
即タクシーで西林寺へ。ここを打って、初夏の日差しの中を浄土寺、さらには繁多寺。
ここで結願。時計を見れば、4時45分。
おめでとう。
納経所で「お陰様でこちらで、4巡目結願させていただきました」といったら、無愛想だった顔がゆるんで、「それはおめでとうございます」と笑顔と共にいっていただいてありがたかった。

さてこのあと大問題勃発。
宿がない。
松山然り、明日お礼参りに行く徳島の宿然り。
満員御礼。
経済うわむきだなあ、と喜んだのはいいが、しかし、私は困るのだ・・・
で助け船、松山在住の友人Hさん宅で善根のお宿を戴く。
ありがとうでした。
それにしても、この夜、宿がなかったお遍路さんがいたんじゃなかろうか、と思う。

4巡目は、電車にのったり、あるいたり、乗せていただいたり、みなさんとお参りしたり・・・いい経験だった。
しかし、妙絹尼がいわれるように、遍路を行ずるとは「単独行」か、な。私にはそれがいちばん性に逢うようにも思う。
次回はまた、一人歩きで自分なりのペースで進みたいと思う。



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