世界お遍路 千夜一夜旅日記

2006年02月23日(木) ウナギのふるさと

ウナギは謎の多い生物だと聞いていたが。
今日一番興味がわいた記事であった。

以下、朝日新聞コムより
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ニホンウナギは一生の間に数千キロの大回遊をする。南の海で生まれた幼生は、北赤道海流で西に流された後、黒潮に乗って北上し、3カ月〜半年かけて日本や中国など東アジア沿岸にたどり着く。その間に、幼生からシラスウナギへと姿を変える。
 親ウナギが集まる産卵場は、マリアナ諸島西方沖のどこかにあると推測されていたが、具体的な場所は分かっていなかった。
 研究グループは昨年6月、海洋研究開発機構の学術研究船・白鳳丸(3991トン)で現場海域を航行し、独自に開発した大型プランクトンネットを海面から水深500メートルにかけて引いた。
 その結果、スルガ海山の西約70〜100キロの地点で孵化(ふか)後2〜5日の幼生を捕獲することに成功した。いずれもDNA鑑定でニホンウナギと判明した。「プレ・レプトセファルス」と呼ばれる誕生直後の幼生で、全長は4.2〜6.5ミリ。今回の調査で、計約400匹が捕獲された。
 ニホンウナギの卵は、受精から1日半で孵化することがわかっている。現場海域では時速1キロ前後の海流が西向きに流れており、捕獲した幼生の日齢から逆算すると、産卵場はスルガ海山であることが確定的となった。
 スルガ海山は、北緯約14度、東経約143度にある。周辺は水深3000メートル前後の海底が広がり、海山の頂上は水深約40メートル。広大な海の中で、親ウナギが集まる目印となっているらしい。
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どこだったろう、確か、ウナギを神さまと崇めて絶対食べない地域があった。
「ブリキの太鼓」の映画で、ウナギ(日本ウナギよりでかい)の薄気味悪さが効果的に使われていた。
肉食なんで、いわゆる水死体のあちこち(穴・・目とか鼻とか、口とか・・)にもぐり込んで食べ尽くすと聞いたこともある。
そんなこんなで私にはウナギって気になる生き物であったのだが。
謎が一つなくなったのは、少しサビシイ。

数日前に詩人の茨木のり子さんが亡くなった。
自宅で、一人で亡くなっているのを発見された。
いい亡くなり方だ。
「倚(よ)りかからず」(詩集)で、「もはや できあいの思想には倚りかかりたくない」と歌い上げた方。
自立自尊。
まさに、自分の作品のように目を閉じられた。
うらやましくも、すごい。
と思う。
死に方は念じてイメージしていたら、そのようになりそうな気がする。

多分、もう雪は降らない、と感じる今日この頃。。


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