という公開講座を新潟大学医学部まで聞きに行ってきた。 人間と鳥のみ、前頭前野と小脳が発達している。 小脳の発達で、人間は二足歩行を獲得し、鳥は飛行をえた。 さらに、ことばと言語も。 人間の言語とことばが鳥とちがう(質的に高い)のは、前頭葉前野の発達のお陰だ。
心=脳の機能 と科学者は定義する。 脳は情報を扱う。→脳の高次機能→心 脳とは情報の塊 脳は複雑系のダイヒョウである。 複雑系の法則 非線形 動態系 自己形成(例として、雪の結晶、フラクタル) ↓ いわゆるパターン化する→しかし、自然に壊れる 心とは 非線形、情報集合体の動態的活動のことである。 前頭前野で、高度に集まった情報をコントロール。 高度化することの弊害 ↓ だます 感情の鬱積(うつ、切れる)自己の複数化(総合失調症) 人間のみ もっとも、小脳がある、ないしは発達している動物は必ず心を持つ。 ネコは小さいのでささやかだが、犬などはかなりの「心」を持つはず 発達した前頭葉の前頭前野のお陰で、人間は自分自身の経験だけでなく、他人の経験を時空を越えて体験することができる。 それが心の継承。 人は人生の最初に影響を受けやすいが、それは人類規模でも同じ。 文明の初期にそれが顕著に見られる。 シュメール文明、エジプト文明、中国文明・・・・日本
心の継承とは一言にしていえば、やさしさ・・・人を思いやる心(他人の経験を追体験し、時空を越えた体験をすることができるというところに結びつく) 人は前頭前野を使って、心を育て使い続けることで、心の老化を防ぐことができる。 人の一生は2歳までで決まる。2歳までに、優しさを育て(つまり、前頭葉前野をそだてる)されていると実感するような育て方をすればその子はまちがいなく道を過たないで育つだろう。 脳は老化しない。 老化するのは、脳を支援する器官(血管など)である。 若さを忘れたときから、心の老化が始まる。 ↓ 開かれた複雑系としての脳の働きを維持すること。そうすれば、心は老化しない。 (閉じてはいけない) ・・・ 進化は多様性に可能性がある。 進化は、DNAによる自己形成である。自己形成したものは壊れる。 人類は、火を自分のものにしたときから、構造的には変わってはいない。 しかし、心の育て方は変わった。 ↓ 心は脳の機能・・・脳は情報の塊・・・脳が受け取る情報が変わった
気をつけよう 「脳科学」をかたる商売にだまされないように。 なんます計算とか音読で認知症予防をするなんとか・・というヤツのことらしい。 認知症は病気であって、脳そのものは年を取らないことを考えれば、これは商売だということがすぐにわかるはず。 今は、大学教授も金で買える。 「寄付講座」の教授は、企業がカネでつくった(企業に金で買われた)といってもいいらしい。 なんていうきわどい話もありましたが、大変刺激的でワクワクの大学講座でありました。 あと4回、毎金曜の夜に新潟大学まで通います。 お楽しみ。 若狭を失ってはならぬ、好奇心を失ってはならぬ。 ということでありますね、きっと。
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