世界お遍路 千夜一夜旅日記

2005年06月18日(土) 昨日は、ブナの原生林への旅

昨日はインターネット休業日だった。
で、越後湯沢のブナ原生林を4,5時間歩いた。

朝6時33分・・JR長岡駅発水上行
同7時47分・・越後湯沢着
越後湯沢に下りたのは初めてだ。
いい駅、町も立派だが、人気は少なし。
まあ、スキーの時期しか生き生きしなのかも知れぬ。
8時20分・・・苗場プリンス行きのバス乗車
8時40分、八木沢下車。
さあ、ここからが「駅からトレッキング トレッキング湯沢1」の始点だ。
この道は険しいし、体力がない人はいけない、などとやたら書いてあって、私、やや不安になるが・・・まあ、体力はフツーだし。行くか・・・
一応、ネット上にはトレッキングと書いてあったので、靴は、軽登山靴、おズボンも山用のもの、登山ストックも持ってきた。さらには、雨具も山用を用意。
自然をなめてはいけない、自然への敬意という意味での用意をしてきた。
登山口でも、ネットでとった入山書を入れた。
初めは草こぎ、藪こぎの道、印もろくにないので不安になったら、地元の人にあった。
「草刈りはするんだけど、ここはまだなんだ。雪で崩れたところは直し終わったばかりだから、歩ける、まだ山の上は雪がある、気をつけて行け」
といわれた。
一人で行くのか、と言われるかと思ったが、私の身仕度がきちんと山行きになっていたせいだろうか、それは言われなかった。

初めは杉林だ。
だんだん森はブナ林へ、つかず離れず流れるのは、清津峡だ。
清流として名高い。
ブナの森は、熊さんもいそうなので、時々、ヤッホーと大声を出したり、お遍路用の鈴をチャカチャカとならしたり・・・でも、新緑の下を歩くのはホントに気持ちいい。
来てよかった・・いつか、こんな森の中ですみたいなあ・・と思ってしまう。
途中、「大峰の原水」なる、美味しい水に出会った。
いや、鮮烈で甘くて、実にうまい水。感動・・・
道の両脇の森には、ひと抱きほどもあるブナの木々が目立つ。
10時10分  榮太郎峠登り口
ここからがすごい急坂。
焼山寺への、最後の1時間、熊野古道の草鞋峠あたりの急坂・・などを想像していただきたい。
おまけに時々沢渡りがあって、これが恐い、だって橋が落ちそうなんだもん。
ストックを持ってきてよかったと思った。
悪路である。まあ、山の道ってこんなもんだけど。
入り口で軽い気持ちで行くな、としつこく書いてあったのはうなずける。
コース半ば、ブナ姫なる巨木あり。大人3人ほどが手をつないでやっと、かな。
ぼちぼちお腹が空いてきて、力がでなくなってきたので小休止。
身体は正直で、水分補給とおにぎり1個を食べたら、またまたバリバリと登れるようになった。
峠への最後の急坂「麗人の森」は、名のごとく実に美しい森であった。
峠着11時45分
ホントは、湯沢の町、越後連山が一望のハズだけど、ガスってペケ。
5分ばかり、林道を歩く。
で、ビックリしたのは、私が下りる予定のコースがダメな場合の迂回ルートが「大峰山ルート」だって。何で大峰山?なつかしいというか、忘れるなよと言われているような。大峰奥駆け完結してないもん。
この林道、まだ雪があって、ふきのとうがやっと芽を出していた。
下りの山道へはいる前に、10分休。
残りのおにぎり1つとトマトを食す。
メチャウマ、途中で汲んできたブナのしずくのような水もめちゃめちゃウマ。
やっぱり、山はいいわ。
12時、下りはじめる。
ここも、なおしてはあるものの、かなりの急勾配、気をつけないと危ない。
おまけに雪はあるし。
こぶしの花が咲いていて、春が来たばかりだった。
12時40分、アルプの里なる、植物園に下山。
アルプの里から、このルートにはいる道にはまだ閉鎖の看板がでていた。
まあ、正解でしょう。
ここ、ネパールのブルーポピーが咲くらしいのだが、今年は、まだらしい。
「寒いし、いつもより2週間ほど遅れている」とか。
地元のおじさんも、例年より1ヶ月遅れているといっていたしなあ。
今年は、そういう年らしい。

ロープウエイで下りて「ゆざわ健康ランド」へ。
あちこちに温泉、日帰り湯がある湯沢だが、便利になった分、町は寂れた感じではある。

2時健康ランド着。
お風呂に入って、昼寝して、本を1冊読んで・・・極楽極楽。
清潔な女性専用仮眠室があるので、ついでに「健康ランドお泊まり体験」して、5時に朝風呂に入って、6時半の電車で帰宅。
実家に温泉饅頭を届けてさっき帰りましたわ。

いや、よきネット休業日でした。
ブナにエネルギーをもらいました。
いつか、ブナの森に住みたいなあ。
 



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