| 2002年05月14日(火) |
★熊野古道 本宮から湯峯まで★ |
今日もいい天気。 小口自然の家、7時25分発。 玄関先で友人のTさんから電話、びっくりした。 今朝はワン切りの携帯の音で4時半すぎに目が覚めたんだけど・・結構すっきりだ。 できたばかりの赤木橋をわたりすぐに登り、それも急坂。またかよ・・状態。 それでも今日のコースが楽だ、といわれているのだが・・。確かに今日のピークは桜峠の460メートルだ。ということでゆっくり歩いてゆっくり休み、地元の人にあった、9時10分、桜茶屋跡で休。景色がいい。この近辺に数軒の茶屋があったというが、今は昔、だ。 今日はTさんの足の調子がよくない。下りが痛むという。 M氏は登りがだめ。で、二人は二人で一人前だ、請川までついてらバスにするという。それもいい、無理せず、だ。 石堂茶屋10時20分、一番若いS氏も右膝がよくないとかで、下の水場までほんの少し下りと登りなのにだれも降りず。私だけが見てくる。「元気だなあ」の声がかかるが・・みんなそんなにゆとりないの?・・・だ。大丈夫か?
石堂茶屋の先、道路と交わるところでトイレを期待していたのだがない。セミ天ちゃんがここまで来ているんだけど、この先までいってくれていたら、ここはトイレ休憩で、「浩の宮王子」とかって新王子ができていたのになあ・・とS氏とばかな冗談を言いながらいく。
結局、M氏とTさんは、待たないでいい、先にいっていいという声がかかり、S氏と請川までいく。今度は標準コースタイムより約10分早くつく。下りだったが、昨日の道とは大違いだ。地道の楽ちん道。好きな道・・しかし蛇がいて、またまた叫んでしまったが、蛇は私の声のバイブレーションで、びっくりして逃げるみたい。 S氏、何でそんなに怖いの、ときく。本能的に、よ、前世、ネズミか蛙で飲み込まれたんだよ、と私。猫は怖いかと、彼。怖くない、すき、といったら、じゃ蛙だなと大まじめにいわれてしまった。そうか、蛙だったのか、私・・・。
請川には、自販機も水洗トイレもあって、「なんか文明の地に帰ってきたね」と二人してしみじみ。S氏「これ、文明の味がする」と冷たいカルピスウオーターを飲んで喜んでいる。そうか、昼は酒、飲まないのね。 私が3個のおにぎりのお弁当を食べるわきで彼は水とカルピスとたばこのお昼? 荷物へらしに甘夏を進呈。
待てど、2人はこない。 私たちがすぎ越してきた何とか茶屋あとで彼らはご飯をとっているんじゃないかとS氏。 それじゃこない、と集合場所の大斎原(おおゆのはら)へ。ここは本宮の旧社地、すごく気の強いところだ。私の好きなところ。 2時半まで待つがやっぱりこない。 S氏と二人して、すごい話(ヤク・・麻薬ってヤツ)をして待つが、来ないので仕方なく、本宮まで行くことにした、もしかして向こうで待っているかも、ということで。 途中で役場により、王子スタンプ帳を4冊もらう。 さて、本宮の前。私は郵便局により、お金をおろし、はがきを買い、ドコモショップがあるかときき(ない、といわれてがっくり)で、行ったらいた、いた2人、本宮のいりくち。 なんと2時過ぎのバスで来てもうお参りをすましたという。 喫茶店で待っているから、という。 ということでS氏とお参りに。 熊野本宮大社、社殿に「癒やしの何とか・・・日本」みたいスローガンをつけていて何だか下品、「右翼みたい、やだ」といったらS氏もうなずく。 「前はなかった」。 そうです。そうでしたよ、わたしが来たのはかなり大昔だけど。 お参りを済ませてから、S氏にテレカを借りて104番へ電話。ドコモのサポートセンターに電話。するするとつながってなんとシグマリオン、無事に復旧。やれやれ。 本当は湯峯まで大日越えで山越えするはずだったが、足が痛いS氏、なんかいやそうで、M氏ももちろんパス。Tさんもとんでもない状態で、蛇よけになってくれる人がいなくて私も断念。
結局、車で湯峯。宿着17時。 温泉、ご飯、私はまた温泉で、すっかり元気。2日分の日記アップで今22時50分。明日は雨予報。早出、といっても6時50分。車で湯峯まで帰り、ここから中辺路本道に戻って歩く。9時間の行程とか。 ではお休み、です。 今日も元気でした、シグマリオンも直ったし、感謝。
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