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2003年04月07日(月) でーーと♪りりとでーと。 でも、諸般の問題があって昨日寝たのが遅くて、 前日の疲れもいい具合にマッチたので、起きたのは14時。 15時過ぎに家を出て、16時に待ち合わせ場所へ。 「戦場のピアニスト」を見に行くことになってた。その前に 軽くメシでも食おうということで、近くのデパートへ。 っつか、5年ぶりくらいの場所なんだけど、拓けてたわ〜。 二人ともあんま腹は減ってなくて、どうしよって感じやってんけど、 映画まで1時間半くらいあったのに、いつの間にかすんげー 語りに入っちゃって、気付けばあと映画開始まで30分そこそこ! しかも、注文が決まったらチャイムで呼ぶトコだったから、 店員も一向に私たちを意に介する様子もなく、延々お喋りしてた。 ほんと、時間を忘れて語ってたね(笑) ゴハン詰め込め!状態でかなり急ぎ足でメシを平らげて映画館へ。 ・・・2.5時間後。 いいーーーーーーーーーーーーー!!!!! いいです、この映画。ちと、重いけど。でも、いいよ、いい。 エンターテイメントな映画や、おもしろい映画ってのはいくつも 見たけど、久々に「いい映画」を見た気がする。しかも、実話。 すげー。 生きるってことや、戦争について、考えざるを得なかった。 死んでしまった方が楽なんじゃないかと思えるような状況でも、 どん底に近いトコまで落ちたら、やっぱり私も生にしがみつくの かな、とか。運命って皮肉だな、とか。 確かに、国際情勢を考慮した時に、戦争が起こってしまうことは、 どうしようもないコトなのかもしれない。でも、それらを踏まえて尚、 やっぱり、「戦争は良くない」と言いたい。 国際事情が分からないなら知ればいい。私だって、威張れないけど ほとんど分かってない。でも、国の事情をいくら知っても、やっぱり 戦争が起こることに対して、「仕方ないんだ」とか、「どうしようも ないんだ」という結論は出したくない、やっぱり、「良くない」。 一番ムカつくのは、「戦争反対なんて偽善」とか言ってるヤツ。 じゃ、オマエの家族が、愛する人が、殺されてみろ。 明らかに標的になってみろ。 それならまだしも、偶然に偶然が重なって殺されてみろ。 それでも、「しょうがない」とか「どうしようもない」とか 言ってられんのか。 ある意味自分に無関係だから、そういうこと言えるんだ。 そういうヤツに限って、自分が犠牲者の立場になったときは 戦争の不条理さをぎゃーぎゃー喚きたてるような気がしてならん。 ま、それはともかく。 いい映画でした。 でも、決して、清々しい映画ってワケじゃなく、 ロコツな描写に、何度も目を背けたくなりました。 でも、こういう事実があったことや、戦争というものを リアルに感じることって、必要なことだと思う。 殴られれば、その痛みは分かるし、 経験すれば、それなりに得るものはある。 戦争なんて、決して体験したくないけど、 こういうリアルな映画を見ることによって、 人が戦争で死ぬってどういうことなのか少しはわかるし、 少なくとも戦争をすることがいいことなのかどうかは、わかる。 いろんな意味で、オススメです。 りりとも、いっぱいいっぱい話せて、ほんと良かった。 楽しくて、ステキな時間を一緒に過ごせたこと、嬉しかった。 時間が経つの、ほんとにほんとに早かった。 また、あそぼー。えへ☆ |