おひさまの日記
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2010年02月17日(水) 悲しいよ

アンナとお風呂に入っていた時のこと。

ばあちゃんはママに対して当たりがキツいと思うって、アンナが言った。
パパやアンナにはにこにこしてやさしいのに、
ママにはムッとした顔してキツいこと言うよね、って。
ダイニングから私がいなくなると、よく母が吐き捨てるように言うそうだ。

「ケチ」

とか、

「感じ悪い」

とか、

「なによ、あの子、イヤねぇ」

とか、

「ママがあんなふうでアンナはかわいそう。
 よくガマンしてるね、えらいね」

とか、色々。

まぁ、しゃーないよなぁ、私うるさいから。
スイッチ切りまくりの「でんこ」だし。

でも、ショックだった。
激しく落ち込んだのだった。
自分に原因があるし、そう思われても仕方ないとは思う。
反省もしてる。
でも、なんと言うか、悲しかったよ。

孫に娘の悪口言うなよなぁ…

大事に思ってもらってると思う。
色々なことしてもらってると思う。
心配してくれてると思う。
実際そう感じてるし、本当に助けてもらってる。

そう理解はできても、心では処理できない。
少なくとも今は。
私は言いたかった。

お母さん、子供の頃、私にひどいこといっぱいしたよね。

私のパンツを私の顔の前に突き出して、
こんな汚して!誰が洗うと思ってんの!って言ったよね。
思春期でおりものが下着に付き始めた頃だったから、
本当に悲しかったんだよ。

お母さんの意見と違う私の意見を言うと、
子供のくせにうるさい!って言ったよね。
話そうとしてもさえぎって、最後までしゃべらせてくれなかったよね。
言いたいことがたくさんあったんだよ。
感じてることがたくさんあったんだよ。

おっぱいが大きくなってきた頃、
お気に入りのクリーム色のセーターを着たら、
膨張色なので余計に胸のふくらみが目立ったんだろう、
そんないやらしいカッコして男に媚び売って、って言ったよね。
無理矢理着替えさせられたね。
私はただ大好きなセーターを着ただけだったんだよ。
そして、私は明るい色の服が嫌いになったんだ。
着ると落ち着かなくてね、イヤな気持ちになってね、
それからは黒い服が好きになったんだよ。

私の友達が来ると、
○○ちゃんはかわいくていいね、ウチの子はしょうもないから、って言ったよね。
友達が帰ってから、ああいうのは悲しいから言わないで、って言ったら、
しょうがないでしょう!って怒られたよね。
しょうがなくないよね。

そう、私が何かを訴えると、必ず言ったよね。
しょうがないでしょう!って。
私の大切なものを壊したお母さんにショックだと訴えると、
わざとじゃないんだからしょうがないでしょう!って怒られたよね。
私はただ「ごめんね」って言ってほしかったんだ。

私にはほとんど笑顔を見せてくれなかった。

そして、それは今もそうだよね。

ねぇ、お母さん、お母さんの言葉や態度で、
私の大切な心が壊れた時にも言うの?

「しょうがないでしょう!
 わざとじゃないんだから」

って。

悲しいよ。
そんな時、たったひとこと「ごめんね」って言ってほしいだけなんだよ。
お母さんの笑顔が見たいだけなんだよ。


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