おひさまの日記
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私達の現実は、例外なく自分が望んで体験しているもの。
そう言うと、驚く人もいる。
そりゃそうだ。 苦しい現実が目の前にある時、 「それはあなたが望んでいるんです」 と言われても信じ難いし、 そんなことない!こんなに苦しくて抜け出したいのに! そう思うはずだ。
私達の現実は、例外なく自分が望んで体験しているもの。 それを正確に言うと、 「無意識の中の自分が望んで体験してる」ということだ。
無意識は「無」がつくくらいだから自分では意識できない部分の意識。 その意識できない部分、つまり自分ではわからない部分で、 目の前の苦しい現実を望んで引き寄せている。
では、なぜ無意識は、そんな苦しい現実をわざわざ自分に引き寄せるのか。
それは、無意識が何かを伝えたいからだ。 現実に起こっていることには無意識からのメッセージが含まれている。
無意識の中の自分は、 自分でも気付いていない本当の自分。 過ぎ去った時間の中に切り離して置いてきてしまった本当の自分。
その気付いていない本当の自分には何かの目的や想いがあって、 表面の自分は望んでもいない現実をあてがってくる。 その現実を通して何かを訴えようとしている。
逆に言うと、自分の現実を見た時、 自分の無意識が何を望んでいるのかがわかる。
そう考えると、今まで、 なぜこんなふうに? どうしてこんな目に? と思っていたものの謎が見えてくる。
そう、無意識が望んでいたからなのだ。 望んでいた、と言うよりも、そうせざるを得ない、 そんな表現の方が的確である場合もある。
そして、その無意識の中の自分とコミュニケーションを始める時、 私達の「本当の自分と出会う旅」が始まる。
この旅を始めると、人は後戻りできなくなる。 なぜなら、自分本来の姿、つまり人間の普遍の真実を知ると、 自分本来の姿以外でいることがこの世で最も苦しいこととなるからだ。
自分本来の姿を取り戻す過程で、 私達は気付きや学びや癒しを体験すし、成長する。
無意識の中のもうひとりの自分は私達をいざなう。
こっちを向いて。 私を見て。 私の声を聞いて。 私の想いを知って。 本当の私がここにいる。 私をあなたに連れ戻して。
私達の現実は、無意識からの招待状みたいなものかもしれない。 ここにあるものに触れて、って、 いつもメッセージを受け取っているのかもしれない。
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