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■ I Still ...
「必要だ。きみがすきだ」 「……だから」
第一声がそれで。なにを考えているのか、わかりかねる、そんな顔をしていうのだから、奴が。そんな顔をしたいのはこっちだ。だから横目で問い返すと奴は憮然として、「すきだって」、と言ってきた。likeとloveの違いほども奴は考えていない、ただフツーに"すき"だと。
その日、朝方降り続いていた雨が止んだが、相変らず空天は分厚い雲が流れていた。軽く体を動かそうと丘に出てくると、まるで昼と夜が引っくり返ったような天気に二人で空天を仰いだ。そしてだだっ広い草原にぽつんと存在する石造りの家を見る。ひどく心細く、掲げた指でつまむと崩れてしまいそうな感じがした。
――まるで、旅をする巨大な化け物のようだ。 そんな言葉を呟くものだから、思わず目を張って奴を見た。どこかくたびれた老人のような表情だった。降り余った雨が、――…ツ、と引っ掻き傷のように奴の頬を流れた。
「いつかここを出よう、共に。行くさきなら、いくらでもある」 「小母様が残したこの家を捨てて、他の地へは俺はいけない。いかない」 「だけど、いつまでもここにいるわけにはいかない、と思う。小母様もそれを望んだ筈だ。今まで出発が遅れたぐらいさ」 「……」 「また戻ってくればいい、この家はいつまでもここにあるさ」 「なら君がひとりでいくがいいよ。俺は、残る」
終わりの無い会話。どうして奴は頑なにこの地に残る事を望むのだろう。この地と恩人と暮らした家に未練がない筈はない。だが、いつまでも思い出に巻かれてくすぶっていては、いけない。腐っていくだけだ。思い出に浸る時間はたっぷり過ごした、もう旅立つ時期だ。いままで、長く過ごしすぎた。
「必要だ。きみがすきだ」 「…だから」
「だから、いこう。ここを出よう。小母様と暮らしたこの家を出て、外へ行くんだ。きみは賢いから、きっと今に言ったことを理解してくれるはずだ」 「……たとえこの世界から、この守られた箱庭から、出たときにヒトが俺らだけでもきみは行くんだな。意味の無い旅でも。」 「意味というのは常に転がっているものだ。それを見つけるのが前進、だよ」
backstreetboysのnever goneの中からセレクト★のんびりしっとりステキ。DVDが付いている方を買ったのですが、ちょい高めだったけど…も(フツーのアルバムだったら同じぐらいかぁ)正解でした。ああいうの好きだ〜。
延々と回りくどい事を書いて、結局あたまにあったのは、「きみがすきだ」のヒトコトだけ。軽そうで、重たい言葉。こころを完全に開いて、言える言葉だと思うんです。――なんとなく、ね。
久々にガッコでお世話になった先生とあって話をしてきました。どっちかというとサイトのお勉強を。でもどーだか、70%ぐらいは話した。あとは色々将来とか近況?とか。がんばるなぁ。応援してるー、私はもっとだめな人間で、がんばったり自分のしたい道をもっと学んだり知っておいた方がいいと思う、と思い知らされた。ん?なんか文法変だ。
今日は半日出勤で、子どもたちと遊んできました。たのしーかったけど、疲れがたまってて(お泊り保育もあったしネ)くたくたな日でした。ホントは仕事終わったら一番の電車に乗って帰ろうと思ったのに、買い物したかったり、先生に会ったりして、結局家に着いたのが八時でした。アホだ。お金も金欠だって言うのにつかってしまいました。あーあー。もうすぐ給料日だ。ふー。早い。
short trip.
2005年07月16日(土)
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