水戸へ

ちょっとばかりの遠出で水戸に行ってきました。
家と仕事場と新宿の行ったり来たりの代わり映えのない日々で、
正直を言うと少しくたびれていたのです。
気分転換も兼ねて、大好きな後輩の仕事ぶりを見てきました。

ところで、水戸までの道のりは、

1.上野駅からフレッシュひたち
2.東京駅から高速バス

というのが常道だと思うのですが、ことりっぷ感を出したい私は
あえての常磐線普通列車延々コースにしました。
北千住から2時間乗り続けました。
道中、周りの人は総入れ替えです。

うれしい誤算は、その列車が偕楽園駅に臨時停車したこと。
元旦の原宿駅もそうですが、臨時停車の特別感たるや、なんとうれしいことでしょう。
駅員さんが話しているのが聞こえて気づいたんですが、
偕楽園駅はホームが一つだけで、いわき方面の列車しか止まらないんです。
小さな駅だから自動改札機もなし。
テンションが上がって、明らかに鉄の青年と一緒になって駅や電車の写真を撮りました。
駅では水戸の梅大使からパンフレットをもらいました。かわいかった。

偕楽園は梅まつり。
人はたくさんいるし、出店は出ているし、大賑わい。
空腹の私は出店でおやきを買ってもぐもぐ。
境内で猿回しをやっていたので、ちょっと覗いてみました。
地域のおまつりという雰囲気で楽しい。

そして、梅。
ウェブサイトに五分咲きってあった通りでした。
でも、五分咲きでもきれいです!
もう少ししたら、もっともっとすごいんだろうなー。
青空に梅の匂いがほのかにして、気持ちよかった。

偕楽園には竹林もあって、それはまた素敵でした。
梅よりも竹の方が好みかも。
(松じゃないのかっていう…)

水戸までは一駅。
水戸に着いたら、すかさず水郡線のホームへ。
ちょうど列車が来たところで写真を撮りました。
車体がカラフルでかわいい。

水戸の市内はそんなに見て回らず。
お約束の弘道館、それから県立図書館に行き、水戸二高の前を通って、水戸芸術館へ。
芸術館の不安定なタワー、市内からとても目立ちます。

まずは、現代美術ギャラリーへ。
「クワイエット・アテンションズ 彼女からの出発」という展示。
よくわかりませんでした。
ギャラリートークまでに行けば理解できたのかな。
ちなみに、客はほとんどいませんでした。

もし、行くのなら、イベントのある日に行くのがいいと思います。
ゲストがいちいち豪華です。また行きたくなります。
川上未映子のポエトリーリーディングなんかもう、本当いいな。

そして、ACM劇場。
お目当て、チェルフィッチュのゾウガメのソニックライフ。

俳優の言葉によって頭の中に組み立てられる風景と
目の前に広がる俳優の身体が織りなす風景とのせめぎあいだと思いました。
しかも、言葉はひらりひらりと翻ります。
発言したかと思えば、その発言を無効にする発言がおこなわれ、
観客は揺さぶられ続けます。
そして、最後に突きつけられる眼差しの問題に
観客である私は、はっとさせられて終わっていきました。

取り急ぎ、水戸の話。
2011年02月27日(日)

そらいろのねこ / コギト