「ガリバー&スウィフト」

パパ・タラフマラの「ガリバー&スウィフト」観劇。
劇場は新大久保にある東京グローブ座。
ここには高校生のときに一度だけ行ったことがある。

大学受験を終えて自分への褒美として
当時としてはちょっと奮発して、
というよりも思い切って冒険をして、
阿佐ヶ谷スパイダースの「十字架」を観に行ったのだ。

奮発と冒険について少し説明をしておくと、
高校生の時、演劇に興味はあったものの
今みたいに足繁く劇場通いしていたわけではないから
初めての阿佐ヶ谷スパイダースにわくわくしていたのである。
そんな懐かしのグローブ座も随分と前に買収され
二度と行くことはないものかと思っていたけれど、
できるものなんだね、機会って。

雰囲気は好みかも、と昔から思っていたが、
パパ・タラフマラを観るのは初めて。
今までにないものを観たという感じ。
音楽、美術、文学が融合された壮大な芸術作品として
目の前に「演劇」があった。
ひとつひとつが目新しいわけでは決してない。
だが、劇場空間においてそれぞれがぶつかり合う時
もしくは、とけあう時、それ(「演劇」)は生成される。
各領域を繋ぐものとしてその中心に
「身体」があることは言うまでもない。

観ている時はわからなかったのだが
劇場を出て、電車に乗って、家に帰って、
落ち着いて考えると、面白かったような気がする。
2008年10月10日(金)

そらいろのねこ / コギト