| 2005年11月20日(日) |
映画・ダークウォーター |
ダークウォーター見てきました。原作・鈴木光司の映画「仄暗い水の底から」のアメリカ版リメイクなホラーです。 日本版映画も見てないし、原作も未読なのですが・・・どうも最近、この手のホラー中毒になりかかってます。前は他のジャンルの方が見てたのに。
でもこの映画は、どうも今一でしたね・・・好きな人もいるかもしれませんが。 鈴木光司っぽい嫌ーな不快な感じを恐怖につなげるというのは良いと思うのですけど。 元の「仄暗い〜」はもう一つヒットしなかったみたいなので、この映画もそんな感じ、という事ですかね。 怖いエピソードがあまり徹底して無くて、「あれ?それで終わりなの?」という気分。ラストに一応どんでん返しはあるのですが、それに通じる伏線もなかったのであまり怖くはならないです。 『悪い結果になった』からといって、『怖い』とは限らないんですよね。物語の中の恐怖というのは、意外と複雑なものなのではないかと思うのです。
ただ、この映画は日本人にはわかりにくい『アメリカならでの怖さ』があったのではないかと思いますが。 例えば幽霊の女の子はロシア人の父親を持つ「ナターシャ」。両親に捨てられた彼女は、多分移民ですよね。 こういう家庭や不良少年達が住むぼろアパートに越してきた白人の母子。 なんだか、「都市伝説に潜む裏返った差別感情」とか、そういう構図を思い出します。 そうやって考えると、アメリカ版呪怨の「日本に越してきたアメリカ人が恐怖に巻き込まれる」というのも同じ構図のような気がしてきます。
そういえば、「越してきた」って、越境なんですね・・・
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