「生まれ変われるとしたら、私は島耕作に生まれ変わりたい」
なーんて、全国の生ける屍、サラリーマンの願望みたいな事を考える夏の夜。みなさん、いかがお過ごしですか?
「課長島耕作」を友人から借りて読書中のぷちぷち…島耕作という男を多分に誤解していたことを、今、ヒシヒシと感じている。
私的「課長島耕作」はこれだ。
……… 生き馬の目を抜くサラリーマン社会において、誰の干渉も受けず、時に人の誹りを受け、時に人の優しさに触れ、雨にも負けず、風にも負けず、雪にも、窓の寒さにも耐える丈夫な神経を持つ「窓際族」な男の物語… ………
だと思っていたので、あらビックリ。 エリート?モテモテ?っつか、お前、一体どれだけのいい女といい思いしてんだよってね。
これが所謂一般的おじさんの描く理想の人生…そしていつまでも捨てきれない、「もしかしたら…あの時、ああしていれば…俺にもこんな人生を歩めたかもしれない…」なんてセピア色の願望なんだろうな…。
実にファンタジっくだね! 30、40男の織り成す幻想曲だよ…島耕作…。
色んな意味で涙無しには語れない物語だ。
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